心にできた傷は
直らない
体にできた傷は
跡形もなく直る
暴言を吐かないで
下さい。
暴力も振るわないで
下さい。
人を愛してください。
人を傷つけないでください。
気持ち ...
芝浜は、
有名な噺だけれど、
甘いし、
先がわかるから、
あまり、
面白くないなあ、
と、
初心者のぼくは、
思ったのだけれど、
今日、
志らくの、
芝浜を聞いて、
なんか ...
爪を切る
快い音が響くたびに
日常の縁から否応なく
寸断されていく記憶
苛立ちの16ビートのリズムを
机の上に刻み続けた爪
つまらない照れ隠しに
痒くもない頭を掻いた爪
...
はずれるかい
かんの虫
くすりは西から
うたがいたい喉
ころがして
(2010・12・09mixi)
橋田壽賀子
予定調和のオーソリティー。文学にアンチテーゼを投げかけてやまない脚本家。
どこにでもあるような設定は一見想像力の欠如を想わせるが、考えてみるとあり得な
い現象※や葛藤を次々 ...
帰ったら初雪で
ウチは ...
元帥は負ける
スパイに
そんな簡単な程度の
原則すら理解していないから
微分積分ができない
たいへんなむずかしさを
あしたがともなうため
薬剤で
なんとかする
どくだみ茶 ...
.
私は荒れ野を歩いていた
石ころだらけの荒れ野に路は
無いようだったが私は行く先を
見失なうことはなかった
.
そして私に預言者が出会った
預言者は乞食の服をまとっていた
私 ...
たばこを吹かして、アイスクリームをなめて、
男の子の女の子の、女の子の男の子の、
死んでいるハムレットの記録を見る。
目に見る結果で死なないから、
空腹に困らない。
淑女や紳士が、大 ...
また新たなる旅立ち
脱皮は必要だ
蝶になる
自由への解放
人の心を大切にしない
強引に引っ張ってゆく
金を無駄に使う
愛情がない
上司には愛がないと
人は着いて来ない。
こ ...
生きてるんだ。ただ、生きてるんだ。
強いとか、弱いとか、運とか、不運とか、
どうでもいいんだ。生きてるんだ。
生きたいんだ。ただ、ただ、生きたいんだ。
あなたと、生きたいん ...
構図がよくないままに言ってしまった
緊張のそのすき間に上手い具合すべり込んだらいい
血の巡りの悪い手は今だけ温まって
漢方薬もいらないくらい
はじめの人間が白い道路を急いでいる
毛皮を巻 ...
顧みられない壁の横で生まれ
白も黒も知らずに白と黒になり
街を隠す羽を動かしている
冷たいにおい
曇を遠ざけ
冷たいにおい
手の甲を踏む
街に沈む街
...
舌を外して
額につけて
すぎる光 すぎる光
ああ本日も
さわやかな曇天なり
最初の一歩は
小学校の
とっても古い校門へ
向かう小さな坂道に
桜の花びらが一片(ひとひら)
二片ひらひらと
ピンクの風が吹く中を
母親の片手を握り締め
木造校舎の仮講堂
校長先 ...
一年まえとおなじように、さるすべりの木がアパートのしろい壁に影を落とす。葉のおちた、やせた、冬のさるすべり。
はれて、あたたかい夕方は清潔なにおいがする。角のスーパーマーケットのほうから、圧倒的 ...
通過列車の引力に従った。
女はただの肉塊と化す。
小指ちぎって約束したのに。
薬指から抜ける白銀の輪。
鐘が鳴るよ白い教会。
列を成すよ同色の背。
「いやあね」「こわいわねぇ」
烏が鳴く ...
キラキラキラ
あれは夢の数なの?
ちがいますよ
赤い歩道が光る
止まらない
光さえ当たれば
怠惰に光るだけ
あれは裏切りの数
そうと知れども愛する愚か者 ...
あなたと出会う前にも
僕の人生はありました。
同じくあなたにも
僕の見たことのない生活がありました。
その頃のあなたを いろんなところで垣間見るたび
僕はあた ...
群雄割拠の戦国時代、尾張の国に出現した天才
日本史上 1、2の人気を誇る有名人・織田信長
信長が本能寺に散り、伝説の大返しで秀吉は山崎にて明智光秀を撃破。
天下統一へ走り始めた秀吉。
歴史 ...
雲を問う風のゆびさき振り向いて頬をかすめる秋はひそかに
かなしみもよろこびもただ共にあれいとしいといってまだ青い林檎
まなざしに目を手のひらに指かさね日々を夢みる風さえつれて
...
人は悲しさをばねにするのですか。
そう女子型ロボットの峰子さんに言われたので、いいえ、と答えた、
峰子さんは不思議そうに、じゃあ何をばねにするの、と理由を求められたので、
悔しさです、と答えた。 ...
自転車を猛スピードでこいでしまう
毎日の生活がある
自転車をゆっくりゆったりと漕ぐ
あきらめとゆとりの生活がある
ぼんやりと歩く散歩の中で
見えてくる気づきがある
気づいてしまう
...
きみと
いっしょ
たのしい
はず
なのに
いることが
とても
くるしい
きみの
わらいごえが
ぼくの
こまくを
やぶる
きみの
しせんが
ぼくの
りょうめを
...
むつかしーこたぁわかんねー
ときたら
むつかしくねーことも大体わかってねーもんさ
傷ついてへこたれて
頑張れやれそれとあんたらはいうが
富豪に便所紙の心配されてるよなもんだ
不足の根源 ...
そんで二人してどっかの遠くまで歩こうぜ
寒いのも我慢して
眠いのも知らんふりさ
彼女の手を引いて
一人ぼっちで伸びていく
一人ぼっちで干からびていく
河川敷でむつかしい顔して
ち ...
いざかこうとしてもなにも思いうかばない
やっとかきおえてはしたをむくだけ
なにもできない なにもやりたくはない
自分のために泣いてはだめだ 今日はどうこらえてやろう そればかり
いつだっ ...
ぼくらは
いちども
愛してるよ
好きだよ
と
言い合ったり
していない
多分
私の片思いだから
ぼくらは
いちど
またねという
さよならをした
だ ...
君の手のひらの
大きさと
あたたかさと
少しの戸惑いが
わたしを少しだけ
女の子に
してくれたよ
君と会うため
黒服を着た 男たちをさけて
繁華街をライブバーへ向かう
半年ぶりに会う君は
また ひと回り細くなっていた
バーへ入り君を目にして
ハグし合う
いつもと同じ
申 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Don't hurt me
ペポパンプ
自由詩
3*
10/12/9 23:19
芝浜
はだいろ
自由詩
1
10/12/9 22:41
爪
nonya
自由詩
15*
10/12/9 22:38
うたいたい
阿ト理恵
携帯写真+...
3*
10/12/9 22:21
サから始まる語義凡例 番外編・ハ〜モ
salco
散文(批評...
2*
10/12/9 21:40
初雪
TAT
自由詩
3*
10/12/9 21:33
元帥
a
自由詩
0
10/12/9 21:26
荒れ野
Giton
自由詩
0*
10/12/9 20:57
うそでも見る
クマクマ
自由詩
0+
10/12/9 20:51
自由への解放
ペポパンプ
自由詩
2+*
10/12/9 20:46
EVERYDAY。
狠志
自由詩
2
10/12/9 20:42
君に話したい沢山の事
粉末
自由詩
1+*
10/12/9 20:40
ひとつ こがね
木立 悟
自由詩
5
10/12/9 19:19
ノート(47Y.12・8)
〃
自由詩
3+
10/12/9 19:16
気づいてみれば一二月−道5
……とある蛙
自由詩
8*
10/12/9 16:23
さるすべりの影
はるな
散文(批評...
1
10/12/9 16:07
『通過列車の万有引力』
東雲 李葉
自由詩
1*
10/12/9 16:05
偽光路
marica...
自由詩
2
10/12/9 16:01
感情の名前
短角牛
自由詩
0
10/12/9 15:04
本能寺の変の そのあとで 〜 After the inci ...
北大路京介
自由詩
5*
10/12/9 14:06
風のゆびさき
石瀬琳々
短歌
5*
10/12/9 13:40
峰子さん
モチヅキゼロ
自由詩
3
10/12/9 12:08
が ある
結川菜青
自由詩
11
10/12/9 12:01
きみといっしょ
寒雪
自由詩
0
10/12/9 9:36
どのみち
竜門勇気
自由詩
2*
10/12/9 6:58
過去 未来 河川敷 黒くて寒いでたらめ
〃
自由詩
1*
10/12/9 6:31
_
十二支蝶
自由詩
0
10/12/9 5:10
アカイイト?
こころゆくま...
自由詩
7
10/12/9 3:18
手のひら
〃
自由詩
11*
10/12/9 3:02
壊れているのは僕だ
森の猫
自由詩
20*
10/12/9 3:00
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
3652
3653
3654
3655
3656
3657
3658
3659
3660
3661
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
3680
3681
加筆訂正:
壊れているのは僕だ
/
森の猫
[10/12/9 20:48]
「僕たちは ずっと 」の最終連を加筆しました
が ある
/
結川菜青
[10/12/9 16:44]
追加しました。
本能寺の変の そのあとで 〜 After the incident at Honnoji Temp...
/
北大路京介
[10/12/9 14:08]
ルビの中括弧を使用しました
5.23sec.