こんなに悲しい帰り道が
蛇行しながら現実までのびている

黒く長いそれを
私は切なくなりながら
ひたすら歩く
歩く

白銀の丘陵に連れていってくれた
未完成な公園に踏み固められ出来た ...
誰の言葉もなかったとき
思う私の心は 何だろうと
思いの中で 交錯する
考えている 私は
漆黒の 暗闇の中だった


はき出す思いは 無だ
虹を見たのは いつのことだったか
鎧を ...
{引用=
個人的な話だが。
あまりにも呆然としてしまったのと、書くことが弔いになるかと思って。



Iさんが亡くなってしまった。
昨日、数人で一緒にバーで飲んでいて、気分が悪くなった ...
波が打ち寄せる
冬の海岸では、夏の抜け殻が永遠のようだ
水平線の彼方に摩天楼が広がる
闇夜を切り裂くネオンの宝石箱だ

名も知らぬ一輪の花に
そよ風が吹いている
揺れるその余韻に ...
灰は「降り出す」と私を脅した
薄く淡くガーゼのように
「口を窒息させる」と私を脅した
溶け出せば
雪解け水のようになり
末端までも「窒息させる」と脅した
そんな
脅しも注意深く見れば
...
こんなにも多量の糞が出るのなら
 俺は当分死にそうにない

食当たり何を食っても粘土味
 油あげ一枚で死ぬかと思った

自転車のオカンがスロープ落ちてきて
 駐輪場で死ぬかと思った

...
一つ

 私からの 最初で最後のプレゼント

 覚えておいてよ   お願いだから



 あなたは とても  不自由だった

 あなたは 全てを   嘆いていた

 あなた ...
空は空と関係されている
分かつことのできない関係を
散り散りにして何がしたいのだか
青と紫と赤にわけたりなぞして

アフリカの太陽が
インドの太陽が
モンゴル平原の太陽が
太陽は太陽と ...
  部屋で
  死ぬ
  小さな
  しろい雨のあと



  音、
  壁を打ち
  忘れ
  透明に腐ってゆく



  君が
  待っていた
  空椅子に ...
私の 両手の平だけの
大きさでいいのです
少しわけてください
星のあたたかさを

池にうつりこんだ私の
姿なんてみたくない
後ろ影でいいから
そっと押してください

昨日が終わって ...
ほたる

記憶の町にはもう 僕の痕跡はなくなっていた
見慣れた風景を あたかも初めて見るフリをして歩いた
何を思えば良いんだろう 埋もれた記憶の中で
迷子になって歩いていた 歌でも歌いながら ...
今、話題の「声を出して読む」
大幅に脳力がUPするそうです
ひとり、ひとり、人、人
ひとりーと street
straightに日常茶飯事
街中で擦れ違う人々にもっと
もっと、呼び掛けて行けばいい
...
               110111



300万円でお願いします
お金のことしか考えない
あと何日でデキルのですか
走り出した電気機関車が
警笛を鳴らす
突然の出来事にも動 ...
様式美とはこんなことを言うのか
西洋の美と江戸の美が混然となった舞台

何処にも属さない世界を現出する
その舞台装置の中で演じなければならない
役者の苦労は如何ばかりだろう

半端な存在 ...
ねえ お願いだから
一輪の花を私に頂戴
のび太くんに会いたい

ぼくはのび太くんに会いたい

漫画の空のしたでやわらかな描線で

10才の小学生のころのじぶんに

ぼくはのび太くんに会いたい


土管の公園にゆけば会え ...
「愛」

空気のよう
つかめない
だけど大切
生きる為に

まるでとくとくと
鼓動が脈打つように
生まれ生きる その身に
宿したの

貴方を感じて
貴方を聞いて
貴方を見て ...
あなたは激しい加速をとり違えた氷のように歩いていた
わたしの喪失は人混みにもまれていよいよ遠のいていた
あなたの鈴のような耳のひらき
わたしはわたしのせいで気がふれてしまいたかった

“わた ...
待ち合わせた駅

一緒にのった電車

降りたったホーム

愛するひとのいない

降りたったホーム

一緒にのった電車

待ち合わせた駅


風景は灰いろ

くちのなか ...
近所の魚屋で
タコが売っていた
三匹くらいいたと思うけど
どこからどこまでが
ひとつひとつの体なのか
その数は定かではない

きっと海の中では
ひとつひとつだったのだ
ひ ...
客「足ばさみ〜♪」

店員「お客さま…素足でされたら、尚、格別かと…」
今日作る予定だった
食材とアイデアは死んだ
なんて気まぐれな、人達
冷たい部屋で冷たいジュースを飲んで
好きな音楽も細々と聞こえて
ビタミン不足の目ん玉が痛い
そう告げるお腹の唇は
声を ...
闇の中の寝息
甘やかな寝息
それは全てを癒す月光の香り

腕の中の光輝
小さく強い光輝
それは純真たる魂の輝き

暖かい君を優しく抱きしめ
ゆっくりと眠りに付こう

美と愛に感謝 ...
夕暮れは音階を待ち
染められるべき旋律は藍にて



焔は色をひそめ

少しばかり
せつなく風が抜けて




境界を曖昧なままに




ひと息の独唱は
明日へと続いている








...
白い水鳥が冷たい水面に一羽

力なくさす夕陽に照らされる

白い水鳥がもう一羽飛んできた

翼を休めるため

それとも

ひとりぼっちで飛ぶのに

疲れたから

冷たい水面 ...
海を渡ってやってきた鹿子さんは

真理さんのいとこだ

鹿子さんの瞳は太陽にぬれてて

それは曇りの日でさえそうだった


祈りだけそこに残った

未来はとおくむこう

扇型 ...
あのこじきのうたったうたは

どのようなうただったのだろう

ふとおもう

かなしみばかりではないだろう

だがよろこびばかりでもないだろう

わずかなこぜにをかせぐため ...
糞を拭く手

飯を喰う手

子を撫でる手

水を掬う手

土を掘り起こす手

倒れ行く者を支える手

人と人、握手をする手

何かを摑む手
...
人生って基本的に無差別級じゃないですか
ボクシング並みに階級を分けてくれとは言わないけど
せめて柔道くらいには分けて欲しいなぁと思うんです
人生の60kg超級とかそういう感じで
そうしたらきっ ...
天井もゆかもない ゆったりと耳へちかづけて
つむる 彼女はなにを伝えたいんだろう
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
帰路モリー自由詩5*11/1/12 6:04
わが国番田 自由詩011/1/12 2:26
寝言は役に立たなかった。真島正人散文(批評...5*11/1/12 1:35
海岸線、野道、ベッド、夢、都会の早朝うめぜき自由詩1*11/1/12 1:22
ゴースト(無...自由詩1*11/1/12 1:05
デっど ・オあ・あらいヴ大村 浩一短歌8*11/1/12 0:54
あああああ222自由詩011/1/12 0:18
関・係 まきび自由詩011/1/12 0:14
静謐草野春心自由詩311/1/12 0:12
ひとり朧月自由詩311/1/11 23:45
ほたるitukam...自由詩111/1/11 23:12
流離いの旅人TASKE携帯写真+...111/1/11 22:33
蛸にイヤホンあおば自由詩3*11/1/11 22:21
劇を見ながら流れ出た戯言kauzak自由詩6*11/1/11 22:16
願いれもん自由詩111/1/11 22:16
のび太くんに会いたい吉岡ペペロ自由詩711/1/11 21:58
チョコレート同盟連詩 「愛」 ペポパンプ&愛心愛心自由詩2+11/1/11 21:36
あなたは激しい加速を乾 加津也自由詩17*11/1/11 21:10
こんな道いや吉岡ペペロ自由詩111/1/11 20:47
タコ小川 葉自由詩511/1/11 20:18
うさぎカフェ続き阿ト理恵携帯写真+...2*11/1/11 20:11
何か妖怪からくり自由詩011/1/11 16:25
甘やかな閨<ねや>一 二自由詩111/1/11 16:08
電線状のアリアオリーヴ携帯写真+...911/1/11 15:33
水面橘祐介自由詩211/1/11 14:58
時をゆく吉岡ペペロ自由詩311/1/11 14:26
あのこじきのうたったうたは(2010.12)田園自由詩211/1/11 13:42
蒲生万寿自由詩0*11/1/11 11:22
無差別虹村 凌自由詩3*11/1/11 11:05
ふたつ。十二支蝶自由詩111/1/11 10:39

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加筆訂正:
与太郎の空/……とある蛙[11/1/11 16:00]
少し推敲
5.22sec.