かぜのうた あなたとあるく ふゆのまち せかいはこんなにも うつくしいのだ



どこにもない ここにしかない はじめてしった たったひとりの いまここあなた



とおいつき ゆめの ...
ゾロリ
色のない
貧血の頬を
滑るカミソリ

ピリリ
痛みのような
微弱電流

プクリ
鼻の左下
盛り上がる
赤い液体

チッ!
煩わしいだけの
日常茶飯

ゾ ...
命を失ったものが
石へと変わる年月は
とても長いのですが
でもいつまでも命を偲ぶ
姿ではいられないのです

時というものは
風に流される木の葉さえ
化石に変えてしまいます
波に打たれ ...
コロラドの鴉は『Shit!』って啼く














...
キレイ、と。
キミの呟く声


茜に染まっていく
青の下

僕の右隣
キミの笑顔も茜に染まる


揺れる緑の葉
浮かぶ月は白
雲に混ざりゆく灰


鮮やかなキオク

...
何処かに帰りたい。って思う。


楽しくたって楽しくないし
苦しくたって忘れるし
誰も彼もを羨ましく思い、別にそうでもないとも思う。

どこに居ても、ここじゃないって思うから。

帰 ...
もしも、もしものことだけれど
ぼくに彼女ができたら
ぼくは回転寿しで、
絵皿ばかり食べようと思う
お祝いに

ビートルズのUKオリジナル盤を、
まとめて買おうと思う
ラバーソールは ...
ほらっ、ジュン、早く!
運転手さんを待たせちゃ失礼だぞ
それじゃあ、よろしくたのみます

おにいちゃ〜ん
レイちゃんの居場所がわかったら
連絡するから〜

小さく頷いて、ジュンはトラッ ...
寝るとこが
無いんだけれど店員に
器片され
蛍の光
自分で考えた格言っぽい一言をテキトーにどんどん。
完全な真空はヒトの頭の中にある。っていうかヒトの頭の中にしかない。
頭の中で 鳴るんだ

音を飲み込む音 音を噛み砕く音
音を叩く音 音を破る音
音を切る音 音を捻る音
音を削る音 

それらが それぞれ七色に発光して
カウントダウンが始まる
サーカ ...
エリカの部屋へ電話をかけて
ハイパーメディアクリエイターの芝居
続けてみたけれど
あの娘ももはや
興味なさそうで
そうそう付き合ってももらえない

用事がなけりゃ
連絡するな
そもそ ...
ほんとはね
で始まる話しは
電車が通過する風にとぎれた

あれって枯れてるのかな
ホームの外側の木を指す

一瞬
春の景色がふたりを包むから
黙って乗り込む

同じむきにゆられて ...
バナナ羽ばたつかせおおそらに りんご静かに

さびしい時に、お友達から
手紙がとどく
さびしいんでしょう、
白い詩がすきなんでしょう
さびしい時に、お友達から
手紙がとどく
あけてみれば、
一枚の白い便箋。
あ ...
君を産んでよかったと思うけど、君を生んだことで君に終わりをつくってしまった



 母が言う
















...
あなたに会えて幸せです。

いいことも、嫌なことも、晴れの日も、雨の日もある毎日だけど、

いままで起こった出来事のどれが欠けてもダメだと思う
あなたに出会えなかったんじゃないかな

毎日を生きていく ...
たましいのかけらになったって

いつもいつまでもいまも

あなたのそばにいる

ふあんもかなしみもない

ハッピーエンドに

ふたりしてかならずゆけるから


十年まえ

...
二千円とタクシー代をもらったので
ガルネク最高!

テレビに顔が映るというので
ガルネク最高!

洗剤六箱とサランラップ五個で
ガルネク最高!

限定ものでお取り寄せなので
ガルネ ...
日差しのない日に どんなことをするべきなのか
私自身の体は 言葉も無くしている
見ていたのだろう 風の流れる様子を
人は ただ そこに流れているだけだった
色々な色の車を 見た
私は 涙 ...
真っ暗な闇なんてある筈もない
重しを引きずったまま眠りにつくということ
それは、直線的な光りをも閉じ込めてしまう
と、いうことだろう 。

マルタ島にはマヌエラという男がいて
野良猫 ...
荒く乱暴に削られた悲しくも不真面目な凹凸のある石畳は、煌めくルビーがさんざん泣いて叫んだあとのように、まだ温みのある紅い夜の涙でびっしょりと濡れていた。
蒼褪めた馬の首を被った人を殺したおまえたちが ...
死にたいと泣きながら繰り返す娘に
大丈夫大丈夫と優しく声を掛けながら


「でも今朝、君を殺す夢を見た」




言いたいのを抑えている
あたまが中途半端によくて
間抜けなところがすき
といって
みたが
あいさつを
かえしてくれなくなったことから
だめだとわかる
どのキーを押しても
同じ結果になるのだから
僕は選択しなかった

放課後の
誰もいない神社
君が迎えにくるまで

空はまだ青く
君の歌声のキーは
雲よりもっと高く
気 ...
ふと真夜中に鏡をのぞきこんだ。

眉間のしわは、わたしはそう思わないの勲章かな。

右にはずし、左へはずれて、ごろんごろん。

蛭にひるを吸われて夜を生きたしるしの肌はエノキダケみたいよれよれ白く ...
17年 生と死の間を行きかいしていた


広い川の岸辺に佇んでいた

花びらに埋もれていた本を手に取った


沈丁花の香りがする

自分という深い湖の底に沈んでいく花

そ ...
それは男が汚れた靴下を脱ぐ時
それは女がきついガードルを脱ぐ時
みじめに軋るベッドの上で
広い背中を白い手指が所在なげに抱く時
愛はそれぞれに
互いを壊し満たそうと足を引きずり
見栄えのし ...
 
 
小豆色のバスに乗る
車体の気配があまりしないバスだった
既に乗っていた人たちは
みんな別々な方向を見ているのに
誰なのかよくわからない
信号待ちをしている間に
道端の枯れた草花 ...
午前二時にだいたい起きてふらふらみんな大好きおまえも死んで。


死にたくて死にたくて忘れてる/髪切ったのに心臓が痛くて


太ももを見てるだけではなくたとえば死んで切って/花が咲き、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
冬(三)青色銀河団短歌111/2/22 23:49
nonya自由詩14*11/2/22 23:48
恋の化石三条麗菜自由詩2*11/2/22 23:45
王様の耳TAT自由詩4*11/2/22 22:35
茜空、通り雨涼深自由詩5*11/2/22 22:04
わからないこた自由詩011/2/22 21:41
彼女ができたらはだいろ自由詩211/2/22 21:29
泥の付いた・・・・花形新次自由詩2*11/2/22 21:27
モントゴメリーTAT短歌011/2/22 21:25
ことことひとこと過去ログ倉庫11/2/22 20:47
サーカスがやってきた / ****'04小野 一縷自由詩6*11/2/22 18:42
悪女ってほどでもない花形新次自由詩5*11/2/22 18:25
春行き列車朧月自由詩611/2/22 18:00
YELLOW WINGSm.qyi俳句211/2/22 17:53
りんご静かに自由詩511/2/22 17:49
無題#くろきた自由詩3*11/2/22 13:36
あなたに会えてつゆ携帯写真+...2*11/2/22 3:38
2月22日午前2時22分22秒吉岡ペペロ自由詩811/2/22 2:22
ガルネク最高!紀ノ川つかさ自由詩0+*11/2/22 1:38
今はもう、いない番田 自由詩111/2/22 1:01
マヌエラの猫たちアラガイs自由詩3*11/2/22 0:38
形骸 ★atsuch...自由詩8*11/2/22 0:22
やさしさ一尾自由詩211/2/21 23:49
86自由詩211/2/21 23:13
エニー・エンター・キー小川 葉自由詩011/2/21 22:43
かおの履歴阿ト理恵自由詩9*11/2/21 22:16
アヤメ自由詩211/2/21 22:00
合一salco自由詩15*11/2/21 21:55
産道たもつ自由詩311/2/21 21:52
花と嘔吐榊 慧短歌311/2/21 21:30

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加筆訂正:
雪夜の試み/salco[11/2/21 21:59]
誤字1字訂正
5.7sec.