監獄の廊下を
誰かが
嗚咽ともとれる息をしながら走る
何度も何度も
部屋となにかを
往復している
私は
まだ暖かい
冬の布団のなかで
ゆっくりと
何事かと考える
エロ
エロいことする時
アハーン
それは今じゃない
エロ
パンツ脱ぐまえに
おれは狸寝入りする
イクッてことは
一夜限りじゃ
ダメなんでしょう?
年とともに衰える
俺のチンポ ...
おじさんが木にとまっている
電車に揺られて
散歩ではなく
捨てられなかったものへ戻る道だから
みんな
しずかにね
うすよごれた体液が入ったポットを
持ち帰るのね
まいにちまいに ...
それはもうどこまでもはてなく
雪の原なのか それとも 雲海なのか
もう わたしの目には、区別がなくて
光をもとめれば
中空にむかうほどに 罪をとう青天は
くるしいほどに ...
おとうさんの誕生日が知りたい
私の生まれた時間が知りたい
私が生まれたときの
父と母の顔がみたい
私が生まれたときの
家族の第一声がききたい
私は生まれたかったのだ
私の過去を想 ...
あなたとわたしが
ぶらぶらと
大都会コンクリートジャングルのなか
横断歩道を歩いていました
どこかへ急ぐ人並みに
飲み込まれそうになりながら
とぼとぼ歩くおばあさんに会いました
赤青黄色 ...
すべてが同じ
すべてが不変
変わることを恐れ
その場に立ち尽くす
それはただの臆病者
一度は夢見た理想に
叶いはしないと
諦めるやつらは
広い大空に憧れ ...
私には温かい詩はかけない
私には真っ透ぐな詩はかけない
私にはどろようなもやはかけない
私には私しかかけない
声を浴びた心臓は声を当てた
目を閉じると
透き通った風を
あの時のにおいを思い出す
悲しい笑顔を
思い出す
冬がうたた寝を始めて
目を閉じるたびに
春の匂いがする
生まれたての花弁の匂い
つめたい風に目を開けば
空はうすい水色で
か弱い雲が流れている
太陽は北風と仲たがい
春はすぐそ ...
よだれの涙が流れ出された
何も知らなかった 私は
醜く たぶん 何も理解できない
寂しさをひとりで理解した
私は 一体 何なんだろう
私は たぶん 何も知らない
理解しているも ...
こんやはなにもないのかな
と、きみはひとりごとをいった
ぜんぶあるよ
いましかないものが
こんやがこたえた
すうせんねんまえ
おなじしつもんをした
かいわのつづき ...
あの日の俺やお前みたいな童貞達がくり返している以前の光景と
あの日の君や彼女みたいな処女達がくり返している以前の光景が
面倒臭そうなカーブを描いて駅前で渦巻いている
そんな目で見るなよ
俺が何 ...
夜 眠る前に
街中でそっと
花火を打ち上げることにした
それは
音のない花火
暗闇の中に
現れては広がる
色とりどりの
懐かしいひかりだ
目を奪われるのも
...
暗
闇
の
中
を
降
り
て
く
る
糸のような雨は天国から地上に降ろされた蜘蛛の糸
かもしれない。白く刷毛ですりおろしたような雨た
ちは地面を捉えようとするのか、地の底の底 ...
告白は私から。
惚れたのも私から。
初誕生日プレゼントも私から。
日にちの問題という発言は受け付けません。
一緒に歩くときのカロリー消費量も私が上。
俺の速度に合わせて歩けという態度 ...
{引用=題名だけの詩のスレッドより、二○○三〜二○一○の師走、十二月分から百七十四ほど選抜。あ、何方か数え間違えてるのに気が付かれましたなら教えて下さい。言の葉の海から掬い上げた言葉たち、題名たち、再 ...
牡丹雪ふわり
君が舞う
見とれているうちに
悴んだ僕の手
のそりと進む冬の雲
微苦笑にはじまり
ひとりの陸橋では熱情も凍えた
たったひとつの決断に足元を掬われたまま
わたしの喉は脱落者たちの手であふれかえった
狂おしい
開放に訣別する自由を気取りはじめ ...
モーツァルトのレクイエムはモーツァルトっぽくない
湧きあがる足跡がきえてゆく
最初からあった宇宙を突然さしだす
そんなモーツァルトっぽさが
レクイエムでは
モーツァルトの ...
それはそれとしたばあい
どれをどうするのか
といったような
対応を
考えることで
10円が当たる
1時間につき
いかのないぞうを
はっこうさせて
調味料に
することで
醤油に ...
線路沿いの桜並木は君の町へと続くから、いつだって居心地が悪いんだ
ティッシュの山に埋もれた初恋を掘り返しては苦笑い
背の低い僕より背の低い君のことを誰より愛おしく思ってた
大好きな人にも必要とさ ...
それでも
改札口で契約締結の申込みをして,
契約書を債務者の管理権の入口に通し,
相手の債務履行に揺られて,
その履行が完了した先で,労務提供の履行に励む。
時間に合わせて生活圏 ...
おととしが、前厄で、
去年が、本厄で、
今年が、後厄なのだけれど、
そのおととしから、
先月までで、
のべ、
102人の、女と遊んだ。
みんな風俗だけど。
いや、
セクキャバの女 ...
近 々 戦 地 へ 発 つ と 聞 き 及 び ま し た
渡 し た い も の が あ っ た の で す が
間 に 合 い そ う に あ り ...
ATの仮免に落ちる
友達は受かる
ATの仮免に落ちる
S字の縁石に乗り上げる
ATの仮免に落ちた
みんな受かったのに
ATの仮免に落ちる自分は
荒涼とした大地に芽吹く
寒空の下に頬 ...
君と歩いた今日の日を
お母さんは忘れません
この次いつまた君が私と一緒にこの梅林を
訪れてくれるのかは
わかりません
来年も行ってくれるのかも知れないし、
もう嫌だと言われるかも知れません ...
桜の季節が近づくと
守れなかった約束に胸が痛む
一緒に見るはずだったのに
花咲く前に散った命
一人で見る桜には
儚さと憂いしか感じられず
ただ涙溢れるだけだった
あれから一年が過 ...
にょうさん
にょうさん
尿酸値が異常に高いのよ
そうよ
父さんも同じもの食べているから
高いのよ
にょうさん
にょうさん
何が好きなの
そうねえ
各種肉でしょ
あっ、モツが大 ...
棒のような
脚の少女が
ベージュのトレンカーの
足首だけ外して
モコモコのダウンで
着ぶくれて
私鉄電車のすみに
もたれている
春とは名ばかりで
今夜の風は冷たく
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬監
夜恋
自由詩
2
11/3/10 12:58
エロ
花形新次
自由詩
4*
11/3/10 12:45
ポット
昼寝ヒルズ
自由詩
3
11/3/10 12:38
光のなか
月乃助
自由詩
11*
11/3/10 9:57
はじまり
朧月
自由詩
1
11/3/10 8:42
ばあさんの転倒無視
花形新次
自由詩
3*
11/3/10 8:21
不変
とわ
自由詩
0
11/3/10 8:15
心臓
十二支蝶
自由詩
0
11/3/10 7:25
春の匂い
tenkai
自由詩
1
11/3/10 4:08
冬眠を憐れむためのうた
木屋 亞万
自由詩
1*
11/3/10 2:46
はさみこまれて
番田
自由詩
0
11/3/10 2:04
ひとりごと
小川 葉
自由詩
3
11/3/10 1:46
サヴァイヴ
虹村 凌
自由詩
2*
11/3/10 1:33
カーテンコール
s
自由詩
1
11/3/10 1:06
白い糸 / 蜘蛛の糸幻想
beebee
自由詩
5
11/3/10 0:54
恋の収支計算
電灯虫
自由詩
2*
11/3/10 0:33
弟月生まれの題名たち
小池房枝
散文(批評...
1*
11/3/9 23:55
冬景色
國朗
自由詩
2
11/3/9 23:27
Make up your sensation
乾 加津也
自由詩
7*
11/3/9 23:17
レクイエム
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/3/9 23:01
それをそれと
6
自由詩
1
11/3/9 22:58
春風
ボトルシップ
自由詩
1
11/3/9 22:50
それでも。
電灯虫
自由詩
1*
11/3/9 22:06
のべ102人の女
はだいろ
自由詩
0
11/3/9 21:37
卒業おめでとうございます。
かぜきり
自由詩
3
11/3/9 20:13
ATの仮免許に落ちる
skc
自由詩
3
11/3/9 19:58
小春日和
桜 歩美
自由詩
1*
11/3/9 19:45
桜
@ショコラ
自由詩
1
11/3/9 19:26
にょうさん
花形新次
自由詩
2*
11/3/9 19:20
まだ春は
森の猫
自由詩
4*
11/3/9 19:17
3616
3617
3618
3619
3620
3621
3622
3623
3624
3625
3626
3627
3628
3629
3630
3631
3632
3633
3634
3635
3636
3637
3638
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
3652
3653
3654
3655
3656
加筆訂正:
極彩色の靴買って家出
/
民次郎
[11/3/10 2:07]
修正 2回目
恋の収支計算
/
電灯虫
[11/3/10 0:33]
タイトルのつけ忘れを修正しました。
原風景11
/
日雇いくん◆hiyatQ6h0c
[11/3/10 0:02]
「嬌声」の使い方が間違っていたので「甲声」に直しました。
5.62sec.