おじいちゃんの
笑顔が見たいから
おばあちゃんの
お礼を聞きたいから
辛い事でも
我慢する。

権利を主張すると
やりたくなくなる。
ありがとうと言われると
また次も良くしたくなる ...
温かい確かなものが欲しい。
安心したい。
心の隙間を埋めて欲しい。
信頼したい。

こぼれた涙を集めたら
池ができた。
そこには魚がすみ、
葦が生えた。

心の傷を癒して欲しい。
...
月が近すぎて

空が広すぎて

泣きそうになる

あなたに会いたくて
手を伸ばすのに

さみしいね

暗すぎて
見つけられないじゃない
白い庭,近くにある,すぐそこの,犬と,たべる実,無音と罵声,いつもより饒舌なきみ,少女の顔をして,次から次へと映像をみてゆく,退屈な冗談とたまにあるビビッド,こえてゆく壁と脳みそと値段,なくなった ... 竹内芳郎著「文化の理論のために(岩波書店、1981)」は、マクルーハンの「機械の花嫁」を読んだときに覚えた興奮以上のものを僕に与えてくれた。

しかし彼の唱える「カオスとコスモスの弁証法」は単なる ...
ありふれた朝の七時四十五分
海色のバスに飛び込む
朝は深海のように まだ肌寒い
青天井に吸い込まれそうだ

挨拶代わりに
春のオレンジが目にしみる

ターミナルまでは十五分 ...
男の子が欲しがる
それには
モザイクがかかってます

でも女の子には
ちゃんと見えてます
それを食べる
男の子の様子も

ほろ苦くて
とても甘い
それが心臓だったとは ...
ポコ ポコ…と湧きいでる水
サラ サラ…と靡く笹の和音

ポカポカの柔らかい 日だまりで 感じたい

水を掬い 触れてみたい
笹の葉を 触れてみたい

自然の柔らかさを ...
真夜中を
僕たちは泳いだ
振り返りながら
ぼやけた光じみた
明るいほうへ泳いだ

夜露の降りたガラスに
僕たちは映らない
もう考えるのはよそう
何であってもいい
誰でなくてもい ...
楽しいことがあると
「こんなことながくは続かないんだ」と
戒めのために
開くペラペラの表紙
集合写真のわたくしは
右上の丸のなか

人並みの生き方を
望んでいるけれど
なぜだか
い ...

野原を焼く火が胸にチリチリと燃え広がる

期末テスト
中学校を燃やしたくなる

表彰
自分がもらうときはそんなものかとおもう

面接
なんでこんなおもいをしなければならないのか ...
自分自身のことが見えなくなりそうだった。それはいったい何故なんだろう。よくわからないけれど、確かなことなのだと思っていた、嘘ではないのは自分のことだけだった。本当に疲れていた。疲れていないのは目に ... その小窓の外の風景に目を向けた

その小窓の外の風景は切り取られていた

その小窓の外の風景に対して額縁を認めた

その小窓の外の風景をコーヒーを飲みながら観賞した

その小窓の外の風 ...
行為がうつくしい

おんなじ感情がうつくしい

もっとあまえたい

おんなみたいに愛されたい


ちんちんが硬くなる

ちくびを見つめる

恋人のちくびにむしゃぶりつく

...
朝から競うように 文字を並べ
電波を頼りに 本日も 送信中
飲み込むように 本音は 暗号化

半端な答えは新たな問いを生むだけ
全部夢ならよかったと 嘆くだけ

時計回りの日常 反時計回 ...
きょうお通夜です

あしたの告別式では弔辞を読みます

とりが啼いています

ゆきがななめに降っています


おとがこだましています

車のなかで泣いています

ひとの前では ...
思うことが 壁になり
思われることが 圧になり

何も考えたくない 夜が増えていく

大人になれず 子供でもいられず
それでも人でいたい 闘う姿捨てたくない

誰かといたくて 僕を忘れ ...
南極 と 北極

空 と 海

月 と 太陽

男 と 女

好き と 嫌い

*
*
*
*



両極のようで
いて

みえない
磁気に

引かれ
...
愛しても
届かねぇなら
諦めな
ガラじゃねぇんだ
色恋沙汰は













デトロイト
シカゴテキサス
殷プラハ
...
誰かがさみしいと
しゃべって僕が聞く
体はこんなに生きたがってる
心は笑って首を吊る

散々詰め込まれて
伸ばされた個性ってのは
ひっつかまれて
地面に叩きつけられるために
ある ...
 以下、私の友人である故中川路良和君の処女作品集でもある『頭變木』所収の全詩篇です。
 初対面より間もないころ、人には見せたことがないのだが、と中高生時代に書き溜めた作品をなぜかひそかに読ませてくれ ...
「わたしのこころはサーモンピンク」

そのフレーズを見出したのは
確か「りぼん」誌上であった
もしかしたら「なかよし」だったかもしれないが
「少女コミック」や「プリンセス」や
「花とゆめ」 ...
ホイミをかけてくれ







...
 
 
亀のレストランに入った
亀たちが食事を楽しんでいた
メニューにあった
「亀肉のソテー○○○風」
(○○○が何であったかは失念)
を注文した
料理名の下には
不慮の事故で死んだ ...
随分とのんびりした赤ちゃんが生まれた
優しい木漏れ日の中で たったひとりだった
声が誰の耳にも届かないのを知ったら
泣くのをやめて誰にも知られずに眠った


首のない人形は歩いた
喫茶店 ...
人間を憎みました。
人間を殺しました。
人間を笑いました。

私の前世がそう叫んだ。
前世は困った顔をして、
私に「次は愛してください」と言ったから殴った。

愛していますよ。
無論 ...
自分の勘のよさにいらいらする

人と話すのがいやんなる

窓から雲を見る

布団の中に入る

このままいってしまおうか

お母さんの編んでくれたマフラーを触る

視界がにじむ
...
継ぎ目ひとつない皮膚が
どこまでも続いている

いくつか裂け目があるのは
わたしの内部への入口だった

君の裂け目が
わたしの裂け目を塞ぐ

そこを継ぎ目にして
皮膚は ...
君の涙が乾く前に
僕の想いを伝えておこう
愛しい分だけすれ違い
言葉が足りないままで
君を愛してると

僕を映したそのつぶは
君の頬を伝い落ちた
風がその痕を消してくれるさ
...
i am a key
because i'm flying the world

talk their justice
it's your fort
be their wish
it's ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
訪問介護をしてペポパンプ自由詩4+*11/2/15 18:50
確かなるもの自由詩3*11/2/15 18:50
かぐや姫愛心携帯写真+...511/2/15 18:24
Ennui/Filmゆうと自由詩2*11/2/15 17:41
美しいことばatsuch...散文(批評...8*11/2/15 16:04
ターミナルまでの15分subaru...自由詩2*11/2/15 12:47
「ぎぶみーちょこれいと」小川 葉自由詩4*11/2/15 10:21
たわむれポー自由詩2*11/2/15 10:20
swimmers小林 柳自由詩011/2/15 10:04
集合写真花形新次自由詩6*11/2/15 8:02
待つ殿岡秀秋自由詩311/2/15 6:21
ライト番田 自由詩111/2/15 1:35
風景小川麻由美自由詩2*11/2/15 1:08
ちくび吉岡ペペロ自由詩311/2/15 0:48
ロックンロール蒼穹自由詩311/2/15 0:10
許し吉岡ペペロ自由詩711/2/15 0:02
線上の人蒼穹自由詩211/2/14 23:56
極(きょく)森の猫自由詩7*11/2/14 23:54
ドーベルマン・ジャックポットTAT短歌1*11/2/14 23:32
崖は見えている竜門勇気自由詩2*11/2/14 23:13
故 中川路良和 詩作品よりまどろむ海月散文(批評...5*11/2/14 22:56
わたしのこころはサーモンピンク佐々宝砂自由詩6+11/2/14 22:52
じゃなきゃ死にそうだTAT自由詩6*11/2/14 22:50
○○○風たもつ自由詩411/2/14 22:30
必要相田 九龍自由詩8*11/2/14 21:29
人間を、田園自由詩111/2/14 21:14
ふとしたことくろきた自由詩6*11/2/14 20:51
継ぎ目小川 葉自由詩311/2/14 20:51
原色のシャワー洋輔自由詩0*11/2/14 20:10
no name宮岡絵美自由詩211/2/14 20:09

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