僕より年上の君は、あの日
(つきあっちゃいけない・・・)
と複雑な女心を語ったけれど
一年ほど前に君は
仕事帰りに待ち合わせた
神保町の珈琲店「さぼうる」の
向かいの席に煌く ...
あたまのよさげなやつが
きらいだから
けっしてちかづくな
という
はりがみを
せなかにつけて
まいにち
せいかつすることにより
クオリティーオブライフが
あがる
金銭面での
...
四十にして惑わず
孔子だって思うように
いかないのに
うちらにできるはずがない。
四十にして物事が分る様になった
人の心も読めるし、
物事も理解できる。
自分で考えられる。
回 ...
車に乗って
通勤をしていて
最近は下半身を
意識する事が
少なくなってきた
歩くとか走るとか
多く、なかったのに
下半身が家出しました
お風呂に入っていて
何かの昆虫のような足を ...
隣のおじさんが亡くなった。
野球でボールを膝で止めるのを
教えてくれた。
皆を可愛がってくれた。
私が調子悪い時も
いつも声をかけてくれた
庭掃除も一緒にした。
大切な人だった。
...
守ってやるお前の幸せ
守ってやるお前の身を
守ってやるお前の命を
守ってやるお前の子供
俺について来い
悪いようにはしない。
じわじわえんえんと
幸せを感じさせてやる。
来るも ...
アリ
何かの雑誌で見た 星座占いによると
今月の僕の運勢は 良くも悪くも5位らしい
何だって気の持ちよう 何を信じるかは
自分で決めて良いんだ 自己責任だけどね
ラッキーワ ...
コンクリートで作られたドーム型のベンチがぽつり
中に入りしばしの休息を…
見渡せば 無数の言葉
思い浮かんだのは ネット世界
見慣れた言葉の羅列
ほかに や ...
おかあさんのような雨がふる
おとうさんのような手のひらで
覆われたい
こどもの私として
覆われたい
雨の夜に
いくつもの中のたった
ひとつの家族として
覆われたい
めんどうく ...
みんなごめんね
おれしあわせになる
春の切実
夏の切実
秋の切実
冬の切実
宇宙のものまね
なんのものまね
もの ...
在り得ぬ場所を記述するために
一本の樹木のてっぺんにのぼり
上昇するもの 落下するもの を
確認しなければならない。
(ときに鷹は天に向かって堕ちるから)より多くの
生物の鼓動を 聞き耳 ...
目をとじたまま夜を織っていく
書き損ねた昨日の日記を
改竄する
遊びつかれてもまだ泳いだ
つめたい壁にぶちあたるまで
嘘も真実もこの手にあった
そして飽きもせず
わらった
ひか ...
取り返しのつかない失敗をしてしまった時
他人に迷惑をかけなければ
生きていけない自分を恨んだりしながら
それでも誰かが“お前はよくやったよ”と
言ってくれるのを待っている
そんな自分 ...
君の指が震えてた
胸をつかむ手が痛々しかった
君はすべてに疲れてた
瞳は外の雨をうつしていた
忘れないで生きることの意味は
涙を数えることじゃない
忘れないで生きることの意味を ...
いいかげん汚くなったこの部屋に
掃除機をかけたら
大切なものがひとつひとつ
すいこまれていった気がした
僕はまちがっていたのだろうか
映画のシーンのようには
僕はできなかったよ ...
「Project Eternity」は
あらゆる幼子との
真実
善
美
を求道し
私の意志を幼子への愛に賭し
一つの魂
我等一人一人の運命を
生産による理性的な隷属からも
過去 ...
自分の為に
詩を書こう
可愛そうな
自分の為に
とか
思った事もあったけど
やっぱ俺
疲れてしまって
しんどそうな
そんな人達のことを
クスッと
小さく笑わせたい
それ ...
なにひとつ問題ない日なんてないことを知らない人を知らない
探偵になってみるのもいいだろう春は失踪するのにちょうどいい
僕たちがアベルを継いだはずもない きっと今でも愛は足りない
もう ...
きな粉を
グランドの砂粒の中に
一粒落としたら
ありんこしか
気づかなかった
わたしは
わたしで生きてきて
せわしなく動く背景のことなど
ひとつも考えなかった
ありんこよ
...
清濁両方住んでいる長屋
取り壊して
畑にして
食い物作りたい
ンなもんねぇよ、
と笑ってやりたい
ここは白菜の漬物で
黒く輝く夜
遠く白亜の列柱が順次砂時計の白い砂のように崩れ流れる
流れる白い粉
その冷たさに打たれる 雪遊び
子供たちの数え歌が懐かしく頭から湧いて口先に零れる
まるで童心だ しかし
氷山 ...
目の前には、豪華な食事が食べきれない程並んでいた。けれども、それらを存分に味わう事など、私にはできなかった。今この場でどんなに腹を膨らませようと、明日になればまた腹が減る。そんな風に考えてしまっては ...
今日あなたが辛そうな顔をしていた
そんなに頑張らないでとわたしが言っても
あなたは頑張ってしまうし
無理やり休ませても
頑張らなかった自分に、余計辛くなってしまう人なんだろうと思う
あなたは ...
ぐるぐる回転するジェットコースターに乗るデブに
かかる力をFとすると
F=mv2/r−μN−f
(m:デブの質量、v:ジェットコースターの回転速度、r:ジェットコースターの回転半径、μ:デブ ...
空は忘れている。
堕ちていく海鳥がいることを。
海は忘れている。
昔むかしの船の事故を。
空の驕りはあの夕日。
逆巻く紅と紫の雲は大げさな身振りで
容赦なく人の目を射る太陽を抱えて ...
○が□に惚れたのは
とても嵐の午後でした。
大きな嵐が横切った
山を越えて谷を越え
川を跨いで横切った。
嵐は朝から走っていたが
なぜか□は電車に乗って
○のいる図書館に
ビニール ...
降り積もる今日
雨だって重なるのです
水面に映す
顔は/私の
薄くなってゆく
だれかの想いを
雨は吸収しているから
伝えようとするのです
こんな私にも
とんとん窓を叩く
...
深夜の地球はよく見えるから
光の一筋で弧を描いて
じっと待ってる
ここへ降りておいでよ
見知らぬ神様
真昼の地球はキラキラし過ぎて
僕の居場所が紛れちゃうけど
ひとりぼっ ...
不気味な嘔吐に ばっこの火
ぬくもりの器に膜の壁を劈く
なめてくれい のうみそを
自由の上 画面の裏
髪が抜けてゆく
恙無いとろりとしたのどを
刺していくのは吐く息の熟み
ナ ...
西を潰した広い生き光と なにも残した途中と
耳をそばかす二人となる
いっぱき 流れ流れまなこで留まれ
悪を吸って時となれ
芝は裾痲雑 光にひかり
鳴く子を抱え 普通になる
石を使っ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
忠犬のように
服部 剛
自由詩
2
11/2/9 23:30
Solstice
6
自由詩
1
11/2/9 22:51
子曰く
ペポパンプ
自由詩
4*
11/2/9 22:45
福寿草が咲いていた頃に
ズー
自由詩
4*
11/2/9 22:45
隣のおじさん
ペポパンプ
自由詩
2*
11/2/9 22:44
幸福の条件
〃
自由詩
2*
11/2/9 22:44
アリ
itukam...
自由詩
0
11/2/9 22:21
公園の孤独
ポー
自由詩
2*
11/2/9 22:14
かぞく
朧月
自由詩
4
11/2/9 21:46
春の切実
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/2/9 21:28
記述するための準備
非在の虹
自由詩
2
11/2/9 21:06
秘密
アオゾラ誤爆
自由詩
5
11/2/9 20:55
もう考えるのはよそう
洋輔
自由詩
0*
11/2/9 19:37
Pallette
〃
自由詩
0*
11/2/9 19:21
スコッチ
〃
自由詩
3*
11/2/9 19:13
幼子主義振興プロジェクト Project Eternity
一 二
自由詩
2
11/2/9 19:06
自分の為に
和田カマリ
自由詩
4*
11/2/9 18:30
春空サヴァン
きらく
短歌
1
11/2/9 17:19
ありんこ
マフラーマン
自由詩
1*
11/2/9 16:51
日本的価値観てやつだいな
田園
自由詩
0
11/2/9 16:45
フェリー埠頭にて / ****`04
小野 一縷
自由詩
3*
11/2/9 13:31
高級弁当という収穫
光井 新
散文(批評...
1
11/2/9 13:12
応援歌
とんぼ
自由詩
0
11/2/9 13:02
僕はジェットコースターに乗らない
花形新次
自由詩
2*
11/2/9 12:54
赤い靴
非在の虹
自由詩
0
11/2/9 10:41
恋に落ちて
……とある蛙
自由詩
7*
11/2/9 10:04
雨はいう
朧月
自由詩
2
11/2/9 10:02
ひとりぼっち
折口也
自由詩
2
11/2/9 8:34
自分の声
十二支蝶
自由詩
2
11/2/9 7:02
蛾図
〃
自由詩
0
11/2/9 6:42
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
加筆訂正:
昔むかし浦島は
/
……とある蛙
[11/2/9 15:46]
少し脚注を加えました。
4.83sec.