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原野は朝露ぬれている
心もすっかりぬれている
さて旅の始まりだ
風が吹いたら始まりだ
トコトコトコ
歩けば荷物が揺れる
荷物なんてのは名ばかりだ
揺れる心が分かれ道
...
{引用=一名、『飛び出せ!自殺衝動。』}
教室ににわとりが入ってきたことがある。クラスのみんなはちょっとしたパニックになった。先生は「大丈夫だから、気にしないで」というような言葉をくり返して ...
女の
懐かしい油ののった肌
まあるく膨らんだ乳房
あなた、と呼ぶその声のエロチシズム
僕はまた、君に戻ってきたよ
ほうぼうへ旅したのだ
旅賃はなかったから点々と野宿で
そうしたらば、 ...
ねぇ、母さん、パンちゃんって覚えてる? 幼稚園の遠足で、動物園に行った時、母さんが買ってくれたジャイアントパンダのぬいぐるみ。そういえば耳の所をかじったりして、母さんにはよく叱られたっけ。どこに行く ...
手元にある本を手に取り
173ページを読みましょう
一番難解な言葉について
頭をフル稼働して
考えに考えて下さい
見つけた何かは元々
あなたに備わっていたものです
その何かを生かしま ...
木はすごいよ
雨にぬれても生きている
腐らない
生きているから腐らない
木はひとりぼっちで立っている
鳥が安心してとまっている
木は鳥に安心している
いのちとはなんだろう
いのちには ...
クラシックを聴いている
クルマのなかで聴いている
どこかでだれかが謝っている
正しいことは絶対ではないから
戦争だって正しいことのぶつかり合いだから
クラシックを聴い ...
{引用=
古びたクローゼットを
覗き込むことは
できません
その代わりに
レコードで
ラブミーテンダーを聴きながら
君の過去を想っています
思い出は増やすものなのか
減らすものな ...
産んで下さい
増やして下さい
出生率は1%
私達は足りていません
後継ぎがいないと困ります
産めよ増やせよ
富国強兵
お国の為に尽くして下さい
...
どこに行ったって どこで 何をしてみたって
毎日 きっと たかが知れているわけだよ
どこに行くべきだろう いったい 私は
何もかもを 裏道で 完全に忘れてしまった
山並みが どこま ...
私だけ迷子になったあの夜があった
酔った手でしっかりと駅までの地図を描いてくれた人は、おうちに帰っていった
私はとり残されたマックシェークのストローに巻かれていた紙を剥がして、Gパンのおし ...
もう共感しなくなった年月が
物干し台にほされてる
夜になれなかったやみが
陽だまりで喘いでる
でも生きる方法なんて
なくならないのだと
笑ってる
昔言ったことのある言 ...
退院してからというもの、自分でも呆れるほど堕落した生活をしている。
今朝にはもう、痛みは殆ど消えた。
我慢できないようならと、処方された痛み止めは一度も飲んでいない。
それでも、左手に大袈 ...
この世でいい思いをしてもらいたい
この世で積んだあなたの徳
その果をこの世で味わってもらいたい
たとえ味わえなくっても
あなたには味わってもらいたいのだ
物質も心も性質は空なのかも知れない
...
ひとりは慣れているけど
人の中は疲れる
知らん顔できない中では
自分がすり減る気がする
優しさに
優しさでこたえることが
こんなにむずかしい
だれも振り向かないなら
前だけをみてい ...
手に取った朝が するりと零れ落ち
それでも私は翌日に居た
あっけなく終わりは来るが
待っているとやって来ないものなのだと
終わる前の彼女が言った
その言葉を
水面に浮かべて ...
大きなハサミで
ばっさりと切りたいいやなこと
多少の血は
涙より苦くはないよ
羽を継ぎ足して飛びたい
冬の凍った空を
あたたかい方へ
方へ
あなたとの距離が
うまく 計れない
ついこの前は
あんなにちかくに
感じたのに
今夜は
あなたの胸に
指先が触れない
寒すぎるからかな
忙しいからかな
あたしの
...
岡村がめちゃイケに復帰した俺は最近酒でごまかして目をつぶらねぇと夜を渡れねぇからペットとか飼う方が長生き出来るんかもしん ...
グレッチに生った林檎の実、ひとつ私に下さいな
丸の内に響き渡る歌声を肺の奥まで吸い込んで
ついでに何もかもをも飲み込んで
全部吐き出してしまえれば素敵だね
グレッチに生った林檎の実、ひとつ ...
珈琲が好きなひとは多い
煙草やスポーツ新聞がなくてもスタバは満席だ
珈琲の匂いに包まれるのが心地いい
森のなかをゆく昂揚とおんなじだ
このことはいったい
宇宙のなんのもの ...
傷ついた身体を引きずりながら
女達は歩いている。
時が過ぎ、いつかは存在すらも
見知らぬ人々の波に、埋もれて行くのだろう。。。
百年先も/千年先も
残るモノはあるのだろう ...
安心できる場所をさがしていたんだ、きっと
安心できる場所をさがしているんだ、きっと
それが戦場であろうと
それが景色であろうと
それが人間であろうと
安心できる場所をさが ...
掌に雨が降る
小さな水溜りができて
魚たちが泳ぎ始める
両方の手で精一杯の
くぼみをつくる
それでも水や魚は
溢れ出してしまう
途方に暮れているうちに
いつしか雨は ...
新しい朝
お日さまにおはようを言おう
瞳もきらきら
目玉焼きもきらきら
新しい光
新しい朝
わたしがつけたTVに
たまたま映っていた
あいつは何処にいるのか
よく知らないから
調べてみよう(Wikiでね!)
ウォンバット!
ウォンバット!
オーストラリアの低木林や草原に
...
木曜日に、
職場のとなりの派遣の女の人とご飯に行き、
十勝平野で採れた野菜やチーズをたっぷりと食べ、
ぼくは急におなかが痛くなって、
帰り際に上司にいやな態度をされ、
相変わらず気がすす ...
ある三人兄弟は、みんなそろって大金持ちだった。
あるとき一番上のお兄さんが子どもを三人もらってきたので、きいてみた。
「三人の子どもをどうするんですか?」
「子どものうちから楽器を教えて、楽 ...
うつつをぬかすなかで
うつつならぬ「ねいろ」におどろく
おゝ くろめにしずみこむ
にびいろの「時」ょ
よくきいてごらん
「風」が ...
“さみしくなるな…”ときっとお前たちは
言ってくれるだろう
だから俺は本当は誰とも
会いたくなかったんだ
オレンジの空に
心まで染められてしまうから
昔のいろんな思い出をお前た ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
トコ(気軽な旅人の小歌)
非在の虹
自由詩
2*
11/2/13 9:36
気球
ああああ
自由詩
3*
11/2/13 9:16
無題
田園
自由詩
2
11/2/13 8:01
着信履歴とパンダ
光井 新
散文(批評...
1
11/2/13 4:29
取り扱い注意
小川麻由美
自由詩
1*
11/2/13 4:28
木は
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
11/2/13 3:42
信じるこころ
〃
自由詩
1
11/2/13 2:12
古びたクローゼット
真島正人
自由詩
5
11/2/13 2:10
解散総選挙
山崎みふゆ
自由詩
2
11/2/13 2:03
渡航地で
番田
自由詩
1
11/2/13 1:41
ストロー
猫のひたい撫...
自由詩
1
11/2/13 1:24
雪
真島正人
自由詩
5
11/2/13 1:22
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」
アマメ庵
散文(批評...
3
11/2/13 0:38
宇宙の意思
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
11/2/12 23:41
かんけい
朧月
自由詩
3
11/2/12 23:29
それでも私は翌日に居た
健
自由詩
2*
11/2/12 23:24
切る
朧月
自由詩
3
11/2/12 23:19
距離
森の猫
自由詩
3*
11/2/12 23:10
Lucky Luciano
TAT
自由詩
0
11/2/12 23:04
#6119
只野亜峰
自由詩
1
11/2/12 23:00
珈琲の匂い
吉岡ペペロ
自由詩
5+
11/2/12 23:00
慟哭
梓ゆい
自由詩
4
11/2/12 22:49
安心できる場所
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/2/12 22:46
水溜り
たもつ
自由詩
6
11/2/12 22:28
おはよう
風音
携帯写真+...
2
11/2/12 22:05
ウォンバット
花形新次
自由詩
2*
11/2/12 21:49
ヴァレンタイン・キャンペーンの女
はだいろ
自由詩
3
11/2/12 21:23
三幕
ああああ
自由詩
3*
11/2/12 21:06
トルソの青息(三)
信天翁
自由詩
1
11/2/12 20:04
俺
洋輔
自由詩
1*
11/2/12 19:59
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
3609
3610
3611
3612
3613
3614
3615
3616
3617
3618
3619
5.92sec.