ラトビアにいきたい
という
やつの
たわごとを
まにうけて
空港に
寝具を持ち入って
行こうとする
とすれば
やつのいうことを
きいたことになる

ある角度からみると
みにく ...
わたしの背に
連綿とつづく原野
そこに暮らしていた
一匹の仔兎が
今夜
死にました

という
あざやかな寓話を
包帯にくるんで
玄関の扉に
吊るしておきます
けれども街には
...
いろいろなものを
誰よりも多く掴もうとして
硬くなってしまった
てのひらの
欲張りな力を
少しずつ緩めてみよう

うっかり掴み損ねたものは
そのまま放っておけばいい
本当に必要な ...
快感は
黙ってては来ない
だから自分でするんだよ
1日1こすり
3日で3こすり
3回こすって
2回出す
自慰行為は
パンツ脱いで
汗だくになって
こすろうよ
あなたが果てた
そ ...
ひとはみな
生きている
このいっしゅんを
生きている

けんめいに生きているから
ときどき
つかれてしまうけど

つかれたらいっかいやすも
いっしょにね

ひとはみな
おなじ ...
宇宙式の貨物船にのって
オールトの雲のなかを航海している
太陽から1.47光年離れても
まだお前の重力圏内にいる

まったく、すごいやつだよ
お前ってやつは

RC2052年18月03 ...
悔しさが
 肋間神経痛をも
乗り越え渡り
めざす道 照る



自転車で
通りすがりの若者ら
元気いっぱい
ヒット曲歌い



さらにまた
歌声 響く
散歩道
 日本 ...
しをかいてはいけない
おしりをかいてはいけないのと
いっしょで
かゆいからといって
かいてはいけない
そこにてが
とどいてはいけないのです。
咲き出でて心が弾むとりどりの色なして群るる妻の花壇よ

青空に風と雲との姿見て今日は一日幸せになれ
太陽に手をかざすと
真っ赤な血潮が見えるけど

月明かりの中に手をかざすと
真っ黒な宇宙が見える

わたしの手形の
小さな宇宙だ

そこには
何億光年も前に光った
名もない星が ...
たった一つの言葉が言いたくて
書き始めた詩が
僕の手を離れて宙に浮かぶ

こんな筈では無かったと
何回も書き足して
つなぎ止めようとしたが
ますます詩は僕の部屋中に拡散し
言いたかった ...
黄昏れた真夜中が
雲に紛れてついた
ため息の水蒸気に
ぼんやりと輪郭を滲ませた
水銀灯の下
ぽつんと佇んで
誰かが来るのを待ってる


寂しげで侘しい
心臓の奥底に潜む
...
誰かの誕生歌と
鎮魂歌が同時に流れる車中で
渇いた舌が沈黙で痺れる

硝子を打つ冷たい雨つぶ
凍結に感染したわたしの横顔は
雲の隙間から漏れる薄明かりの中で
蜻蛉のように
透明にしろく ...
正しくとはいわず、強くいきなければ
強くとはいわず、自分らしくいきなければ
腹を据えてあなたと語れない
早く破れ きたないことばが左右をむいている
私のまま私のまま

流れてくる音を軽々と好いてみせる
あなたの肌を流れる毒は誰のものだ
あなたのままあなたのあたま

心喋るぼたん 敵をうて
...
辿りついて
おもうことは
辿りつきたくなんてなかった
行きたい場所に
行きたいときに
自分で行きたかった
流れついて
おもうことは
流れつきたくなんてなかった
おおきなものが
...
むすびめを ほどいてむすび また解く 甲にうずまく 視線の熱よ

はじめては さいごのように あとをひき 最後のときにはしることもなく
風は蒼 夜が海なら君は白 どこへも行けない絵筆が僕だ

桃色の裏側に打つ純情を 絞りだしたら赤黒い澱
ゴジラかよ今後はご飯が放射能


映画みたいといって浴びる放射能


放射能ガンで死んじゃう放射能


原発は嫌いだけど電気は好き


テレビと電気に飼われ泣いたりしてる

...
君が腕を切った
赤く腫らして痛い痛いと振り回すので油をつけてやった
君が腕を切った
赤黒い血がほんの少しだけ滲んでいた

瓦礫の下からは
今日も顔のわからない人間が出てくる
積み重な ...
そざつな草むら駆けだしている

雨の窓辺にピアノをたたいている

薄曇りの鏡にあたしがうつっている


夕べは花芯をそよいだゆび

朝には枕にもたれているの

肉の夢をむさぼりみ ...
)たまには違う(世界)を見せてやろう‥と
いやがる(猫)を無理矢理車に連れ込んだ 。
ひとつ先の(公園)で放してやると
猫は一目散に逃げ出した 。
(犬)は主と旅をする
)猫は旅を ...
忘れた筈の歌を覚えていた
一斉に点滅を始める交差点の信号と
無表情なクラクション
一瞬の浮遊から引き戻されて
ステレオから流れる本当の

魅力なんてない
満たされているこの夜は


...
この場合 
祈り 
とは、どういった理学だろうか
願い?
決意?
誓い?
善意?
舌先で呟くマゴコロの言葉で何が動き
誰が癒され、どの患部が摘出されるのだ?
こうした言辞は心霊治療を ...
きっと風だけが流れていた
プールの彼方に
遠い空の向こう側に
多くのものは そこに 見えなかった
見ることができたのは
寂しさのようなものだけ
私は 夢だけを 思い浮かべていた
きっ ...
 きみを雨が縁取る
 ごめんなさい
物事には理由がない
セイレーン王は水柩から取り出す
私には理由がない
髪を乾かしながら水を飲む
物事はそんなに単純だろうか?
王と私は?
庭先に造花を植えている母は?

ずっと
...
 まつたけきのこ
 きのこはちんこ
 あのこはおぼこ
 ちがでたあそこ

 しいたけきのこ
 ちんこにまんこ
 うんこにしっこ
 ひらいたあそこ

 おおたけゆうこ
 きのこのう ...
どこにでも行けるんだよ
お金はあまりないけれど
どこにでも行けるんだよ
足はちゃんとついてんだ
どこにでも行けるんだよ
あんまりばかにするなよ
なんだって出来るんだよ
お金はあまりないけ ...
一歩一歩
今できることから着実に
積み重ねていく

いきなりてっぺんには辿り着けないから
まずは足元から

足場を固めよう

先が見えなくて途方に暮れる時もあるかもしれない

そ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
魔痢子6自由詩011/3/29 20:19
Land Scape Goat雛鳥むく自由詩10*11/3/29 20:03
てのひらnonya自由詩17*11/3/29 19:55
365こすりのマーチ花形新次自由詩2+*11/3/29 19:46
ひと桜 歩美自由詩1*11/3/29 19:08
オールトの雲をぬけてたま自由詩16*11/3/29 18:19
原動力佐和短歌211/3/29 16:31
かく。かんな自由詩15*11/3/29 16:01
昼時の花壇生田 稔短歌111/3/29 12:45
手をかざすと小原あき自由詩1*11/3/29 12:25
詩作を続けるために……とある蛙自由詩15*11/3/29 9:59
水銀灯の下寒雪自由詩211/3/29 7:29
春のせせらぎ高梁サトル自由詩411/3/29 7:15
たましい十二支蝶自由詩211/3/29 6:02
むしうし自由詩011/3/29 3:55
きしべはるな自由詩111/3/29 3:34
はじめて短歌111/3/29 3:24
カンバス短歌011/3/29 3:21
放射能kawa川柳411/3/29 3:10
君が腕を切ったはるな自由詩111/3/29 3:01
滴るゆびさき吉岡ペペロ自由詩911/3/29 2:31
旅をするにゃんアラガイs自由詩3*11/3/29 1:49
嘘だらけの夜に願うのはそれだけだ智鶴自由詩211/3/29 1:33
ポエト・サンフォニックsalco自由詩6*11/3/29 1:33
春のどこかで番田 自由詩111/3/29 1:26
quiet solitudemizuno...自由詩311/3/29 1:19
phenomena自由詩311/3/29 0:49
きのこ藪木二郎自由詩2*11/3/29 0:46
『愚か者』東雲 李葉自由詩3*11/3/28 23:57
今できることつゆ自由詩311/3/28 23:57

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