サンロードの安い中華飯屋で「かけラーメン」と言う素ラーメンを見た
(奥田民生の「ラーメン食べたい」を思い出した)
斬新だけど別に食べたいと思わない
そんな事より寿司を食べたい
回ってて ...
遠い鉄道の摩擦音
ラジオのノイズ
盛りのついた猫の声
緊急車輌の走るサイレン
夜に含まれる
小さな発声

真夜中の覚醒に
耳をすます
かすかな音が
言葉を紡ぐ
消え入るような ...
地球はまるで
純粋な子供のようだ

大人が叩いても
子供は叩き返さない

大人が騙しても
子供は騙し返さない

大人が虐待しても
子供は黙ってる

いつか、生まれ変わってくれる ...
上を見れば
どこにも同じ青空がある。
下を見れば
どこにも黒い地面がある。

僕は一人で無いんだ
世の中は一つに繋がる
飢えと凍えと
放射能

天国なんて無い
地獄なんて無い
...
困っている時はお互い様
悪い事をしたら
居場所がなくなる。
皆良い人ばかり

地上の楽園
命が軽いけど
心は重い
温かい気持ち

「愛。」なんて心地の
良い言葉
泣いたらいかん ...
ぼくをなんて呼ぶ
ぼくをなんて呼ぶ
かなしいと呼ぶ
うれしいと呼ぶ

ぼくを嫌いになってくれていいよ、なんて
ぜったいに言わない
思ってもないこと言うなんてダサい
大事なところでう ...
日本人の
 物と人とを
   大切に



自衛官
  お国の為に
    行ってくる



原発は
  禁じ手なりて
    死の物質  
知人から
活力が出ると
勧められ
ニガヨモギの葉を
試しはじめた

遠い昔
食アタリをしてから
ずっと固辞してたが
安全なレシピが
出来たとの事

なるほどなるほど
簡単に容 ...
  きみの
  女性器のまえに屈んで
  カリリと酸の肉を噛んだ。



  淫れ髪から香るは春、
  その物語をそっと吸うと
  ぼくらの時間はふいに、
  反復横跳をはじ ...
泥沼 
暗い泥の中 うずくまる 
わたくしの想いは 気泡になって
ゆっくりと のろのろと 浮き上がる
底のない 沼から ゆっくりと 浮上する
ドロドロの水圧に 耐えられるように 螺旋に
...
女は立っているだけ
明けてしまった

そして、待っていただけ
雲は切れて流れる


{引用=言葉に疲れた頃
ようやく、ひとは
「簡単」に気付くのだそうだ}


悩みを使 ...
ふたりでどこかに行かないか
夏のプールで見た底の方の傷に僕ら
惚れ込んだら
もうすぐ息継ぎのいらない世界へ

ふたりで見つけにいこう
夏のプールに浮かんだ小さな虫
助けたら
神様がきっ ...
跡形もなく過ぎ去った過去は
過去の栄光ではなく日常のホームドラマで
思いやりのある家族とお節介な隣人
歴史好きの親父とミーハーな娘
東京に行きたくて
髪の毛を染めたキャサリン
着ている ...
     二本の指で
     煙草の先端を揉み消して
     どこか遠い空に
     未明から鳴り止まない
     海鳴りのような響きに
     耳は ひらいて

     放 ...
きのう遺書を書いて警視庁に集まった僕らは

福島で集結した自衛隊の方々といまそこを出発した

現着し東電社員から教えて貰った知識と図面を目で確かめてゆく

そして爆発の影響を図面に書き込ん ...
涙の筋 渇ききるまで隣に居て
赤いブランコ 後ろ向きの君
軋む金具を見やる
明日に僕等を描くのはもうやめよう
笑いあった毎日に寄り添わず
二人の距離 さめてゆくだけなら
引きとめはしないか ...
ココア/あったかい
メイプルシロップ/甘い
制服の頃のみんなの笑顔

優しい言葉に浸っていたい
少し触れて
指でなぞって
傷をその光りで癒すよに

頭でわかってる
入り口でとまって ...
災難に立ち向かっている人たちに
現場で戦っている人たちに
感謝します

日本のあるべき姿について
いつも声高に語っていた知り合いは
十分離れたところに住んでいながら
この国の西の端まで逃 ...
小さな傷には小さなばんそうこうを
大きな傷には大きなばんそうこうを
深い傷には情けないほど無力だけれど
ポケットに入れておいても邪魔にはならないはずさ
自分に使ってもいいさ
誰かにあげてもい ...
未来を糧に過去を生き
今を夢見た人がいる

花の大地に足を沈めて
鳥の大樹に手を掛けて
風の時間に心は駈ける
朝が時折に月を鎮める

複雑に偶然を重ねて重ねて
今を夢見た命の流れ ...
どんなに嘆いてもかなしんでも
そのかなしみはどうやったっておいつかないさ
だって地面は割れたし津波は来て奪っていった
そのときわたしはドーナツ食べてコーヒーのんでた
わたしはそこにいなかった
...
あなたの
真っ暗闇を
一瞬でも、
一時間でも、
一日だけでも
遠ざけたくて
お互いの命が
寿命を迎えるまでの間
支えたかった
それがあたしを唯一
ひとにした
お願い
見えなくな ...
街が見えた
そんな気がした
今日も何も見えない
私は どこに 立っていたのだろう
時計の中で 確かめた
そこにあるのは 全てが幻
だけど 正しいものは いつも否定されてきた
テレビを ...
 α

 身長は確かに
 平均身長より低めなんですが
 それは人間の
 平均身長の場合なんでありまして
 たとえば犬なんて
 大型犬とかって言ったって
 ほらっ
 僕よりもほらっ
...
午後、
いきものの焼けるにおい、
かなしい出来事のように、
くつ紐がほどけ、
まちがいをただすように、
は、結ばれなかった、
海鳥なのか、
サイレンはあおく、
句点を打つように、
銃 ...
「貴方が苦しんでいるときに、
私は貴方の肉片片手に居間に転がってテレビを見ていました。
真に貴方の為になるのなら、私は喜んで筆を取りましょう。
しかし私はただ、貴方を食い物にしているだけなのです ...
寂びれたジャングルジムの
緩やかな回転

両手から垂れる、紙袋の重に
あれこれと理由をつけて
過ぎるのは、老舗の薬屋前


橙とオレンジの区別で
夕闇を匂わせられる今でも
...
彼らはひたいに手をやる
私は左目をおさえる
彼らは両目でしっかりと見ている
私は{ルビ右目=ききめ}を凝らしている
{引用=左目は未だ微睡んでいる}

彼らは叫んでいる
声が脈をうち
...
カルアミルクな夕暮れを見送って
無傷の身体を預けるベッド
バラエティ・ショーの間にもそそくさと流れる速報が
「恐れることをやめるな」と警報を発する


「もうすぐ来る」「も ...
エムステの
タモリがあの日
あの歌を
俺に示した
随分前さ






















...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
僕らの日常(=非日常)虹村 凌自由詩2*11/3/18 22:25
シホ.N自由詩011/3/18 21:07
奇跡の星JUZAN自由詩011/3/18 21:02
一人でないペポパンプ自由詩2*11/3/18 20:53
互いに愛しましょう自由詩2*11/3/18 20:38
星のなまえゆうと自由詩111/3/18 20:14
死への収束ペポパンプ自由詩4*11/3/18 19:02
ニガヨモギ和田カマリ自由詩2*11/3/18 18:10
嘔吐草野春心自由詩2*11/3/18 17:59
言二葉 / ****'04小野 一縷自由詩5*11/3/18 17:28
リプレイ山中 烏流自由詩1*11/3/18 17:26
夏のプールでマフラーマン自由詩3*11/3/18 16:57
DESOLATION ROW(廃墟の街角)……とある蛙自由詩8*11/3/18 16:54
消灯のためにるか自由詩411/3/18 14:16
1935吉岡ペペロ自由詩311/3/18 13:38
お元気でモリー自由詩4*11/3/18 12:59
抱えたままで朧月自由詩211/3/18 10:05
闇からの出口眠り羊自由詩111/3/18 10:04
茶釜自由詩4*11/3/18 9:27
讃聞録夜恋自由詩111/3/18 4:15
460円はるな自由詩811/3/18 2:34
療法自由詩111/3/18 2:22
毎日番田 自由詩211/3/18 1:53
お見合い藪木二郎自由詩011/3/18 1:35
mugi自由詩6*11/3/18 0:31
主観のありか水瀬游自由詩211/3/18 0:20
エントランス山中 烏流自由詩4*11/3/17 23:52
左目瑠王自由詩311/3/17 23:40
Bad Moon Risingホロウ・シカ...自由詩2*11/3/17 23:27
ボイジーTAT短歌111/3/17 23:26

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