さいころを振って
一の目が出たら
一歩踏み出そう
どこかに残っている筈の
希望の欠片を探して
僕に見つけ出せるだろうか
それは分からないけど
いつまでもぼーっとして
手をこまねいて ...
時がうごいているんかな
時ってたんなる単位なんかな
かたちやいろが
季節を見せてくれているんかな
それともそれってその逆なんかな
街道の木々が
あたらしい緑をふさふ ...
俺はある夜、見知らぬ男に叩き起こされた。
俺は西荻窪の10階建てマンションの8階に住んでいる。
気休めではあるがマンションはオートロックだし、
玄関の鍵はもちろん掛けてあった筈だ。
し ...
どうにも出来ない事があるとすれば
“時”が駆け抜けるのを 追いかけて捕まえるのは
勝負にならない
だから次の“時”を 待ち伏せて
罠にかける事を考える
卑怯者だと言われるのだろう ...
今日も何も知らない 私は… 遠い街の中で
その 夜の とても 長すぎる… 暗い街のどこかで
私は 遠い記憶を… いつもたどっているのだと思った
あの頃 私は
一人で 今を生きることに… 精 ...
人を信じて
人に裏切られ
心を痛める
人を許すだけ
どうしようもないくらい
馬鹿なお人好し
ポイントを押えて
要領良く働く
どんなに勉強できても
意味が無い!
どんなに金が ...
全ては愛の為に
全ては人の為に
全ては己の為に
全ては神の為に
病を診て、人を診ろ!
ストレスの軽減をしろ!
なるほどと思う。
診療報酬にならない。
金にならない気持ちが
大 ...
リサイクルショップで
古くなって
注意事項らしき説明書きも読めなくなった
免罪符を買って
飲んでみた
思い出したくもない
あれやこれやが
極めて適当な頃合に
立ちかわり
入れかわ ...
僕らはひどく現実的で
それでいて少しロマンチストなものだから
二人 約束したよね
そうだね 僕らは二人で
苦しまずに死ねるくらい
ああ 70くらいでしにたいね
...
- マルガレーテへ -
懐かしい旋律よ 黒髪が黒い鍵盤を浸す時
古い一族と共に お前は 滅びる
彼女が今 白い鍵盤を 血の赤で汚している
彼女の唇が ...
碧か、群青か、言いようのない空を背にして
影になった桜の木が現れた
白いはずの満開の花は淡い紫色に霞む
手前の細いガードレールも同様に染まっている
運転手が鼻声のビートルズを披露する
あ ...
眩暈 渦巻く
撹拌される大気 跳ね返る陽射 大地の熱気
沸騰する 頭痛
体温の上昇 雲までは遠い 空を睨む
地図上の 南風 吐息 突き吹いて
一項目 捲られる
山脈を覆う オ ...
これからの僕は
嫌な上司のみみちい小言を、撥ね返す。
これからの僕は
苦手な注射も唇結んで、ぐっと耐える。
どうやら親父になるらしい
僕は自分の弱さを抱き締めながら
日常の ...
青空に大きなマルを書いてみた。
その中心に自分がいて
その周辺に家族がいて
ぽっかりとした雲には願いが乗って
ふわりふわりと流れて行く
野原に寝転び
雲を眺めていたら
悲しいことや
...
落合選手は、凄い。
原選手の引退試合でしっかりと
糸を引くようなセンター前ヒットを、打った。
(そのバットは刀の光で、瞬いた)
王選手は、凄い。
刀で宙吊りの紙を
切り裂 ...
いつもきらきらしていたくて
ラメをかぶってみました。
目に入って
涙がいっぱいでてきました。
みんなは笑ってた
もっともっと笑ってほしいな
このまま東北の方へいこう ...
半月の間に二度の葬儀あり一人は身内一人は知り合い
葬礼の献花を貰い帰った日花瓶にはまだ先日の献花
二度の香二辺の念仏沁みたまま一張羅の喪服洗濯屋に出す
念仏も御香も花も間に合わぬ世界 ...
蝶の羽根を持つ馬の
たてがみは 毛糸で編まれている
影絵の後ろ 電池の照らす
いななきが 廊下の溝土を蹴る
さなぎに 芽生えてしまった馬は
何もかもが理不尽で
本当の蝶より 大きく美し ...
特に悲しいわけでもない
何があったわけでもない
だけど何だか泣きたくて
誰にも心配されずに済むこの部屋で独り
何処で間違ったんだろう
ううん、どれも正しかったんだろう
歪んだ愛の記憶さ ...
調子に乗っている女の子に
ゴリラみたいだねといいたい
あと
ねずみみたいだね
といいたい
そのあとドレッシングをあたまからかけて
たべる
海老を
アゲハの幼虫を飼ってたら
蜂が出 ...
O の彼女に子供が生まれたよ
その頃 みんなは相変わらず
Y はバイパスの車間を260km/hで走り抜けていた
K は休憩中にメル友名義のやれる女を探していた
S ...
あなたが大きくなったなら
楽器のできない私のかわりに
ギターをきかせてちょうだいな
聴きたい歌なら沢山あるけど
あなたの好きな歌でいいよ
あなたと ...
馬鹿みたいだから、
そんな事より自分には重要な事が有ったから、
都知事選挙に行かなかった。
どうせあのバカだろ。
ところで家、今月中に引っ越さなきゃならないんだけど、まだ引っ越す家 ...
ニキビ薬のかおり 通りすがり
名も知らぬ君だけど
成長のにおいは
知っている
かなしみを束ねたように咲く春と 曇天に鳴るあさましい胸
振り向けば 散りながら咲く優しさを 知っているから前しか見れない
長いうでに春風をからませて
すいすいとあるいていく
かび臭いまちを泳ぐように
恋はもう
ずいぶんまえに終わっているのに
曇天に胸が鳴る
彼がふりむいたら
また恋がはじまってしまう
...
あれはもう 海などではありません
すべてを喪失させる
漆黒の 巨きな悪魔の使い
瓦礫のやまの影に
行き場をうしない
銀鱗をわずかにみせる潮溜まり
確かにあのとき あたしは泳いでい ...
地面が腫れるから
迷子になって
肝心な時に尻込みするから
奇妙な洋服を着ていても
目立てない
いつもの と片手を挙げる
少しだけ非日常の感覚も
見慣れた頃には ...
苦しい位が丁度好いの
息ができないギリギリの瞬間が
危うくて甘美で素敵
深く愛して
深く傷つけられたい
消えない痛みを残して
水に流れない塵が
水のなかから夜を見ている
水と 水ではないものの影
常の渦 常の渦
遅れる光
手になじみ
音の背の丘
曇と息は見つめあう
痛みの矢 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕の一歩と一緒に地球と天球は回転する
ジム・プリマ...
自由詩
4*
11/4/11 6:03
あれあのしろは
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/4/11 6:00
D.A.Harold's brain
田無
自由詩
3
11/4/11 4:37
上手くいかない事を悲観してはいけない
酸素の枷
自由詩
1
11/4/11 4:01
回想
番田
自由詩
1
11/4/11 3:19
泣かないで
ペポパンプ
自由詩
2*
11/4/11 1:09
Love is all!
〃
自由詩
4*
11/4/11 1:08
免罪符
北村 守通
自由詩
1
11/4/11 0:40
相対性理論
一酸化炭素
自由詩
0*
11/4/11 0:36
銃声 / ****'04
小野 一縷
自由詩
6*
11/4/11 0:18
出郷
モリー
自由詩
7
11/4/11 0:06
虚ろな数 / ****'04
小野 一縷
自由詩
5*
11/4/10 23:49
新米親父の詩 ー胎児の合図ー
服部 剛
自由詩
6
11/4/10 23:38
深呼吸
……とある蛙
自由詩
9*
11/4/10 23:27
背番号「8」
服部 剛
自由詩
2
11/4/10 23:08
わたしにできること
あきひめ
自由詩
1*
11/4/10 22:49
式
茶釜
短歌
2*
11/4/10 22:38
春野
砂木
自由詩
7*
11/4/10 22:31
わけもなく涙
れもん
自由詩
1
11/4/10 22:12
めいれいがじがばちをやしなうがごとし
6
自由詩
2
11/4/10 20:45
世代 / 仙台での思い出
小野 一縷
自由詩
4*
11/4/10 19:53
笑顔
草野春心
自由詩
5*
11/4/10 18:40
綺麗な言葉を。
菊池ナントカ
自由詩
3
11/4/10 18:30
こうして大人になる
マフラーマン
自由詩
2*
11/4/10 16:12
ふりむく
はるな
短歌
1
11/4/10 15:27
曇天に魚
〃
自由詩
5
11/4/10 15:16
泥のなか
月乃助
自由詩
9*
11/4/10 14:47
ちょうどいいものを知っている
中山 マキ
自由詩
2
11/4/10 14:39
ドM
れもん
自由詩
1*
11/4/10 12:46
降り来る言葉 L
木立 悟
自由詩
4
11/4/10 12:04
3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
加筆訂正:
世代 / 仙台での思い出
/
小野 一縷
[11/4/10 19:57]
タイトル変更午後八時
5.43sec.