農業をする蟻ハキリアリをみていた
 福山雅治が
 素っ頓狂な声をあげた
 列をなして葉っぱを運んでいる
 きりとった葉っぱをミドリの帆にして巣穴に運んでいる


 蟻の道が ...
すがりつく わずかな鎖に
おちたくないおちたくない

がんばってるでしょって
きいたら うんっていうしかないよね
人の優しさを利用して立ち上がりたくなる

みんなだれでもずるいよね?
...
「なんでくやしかろ」
早朝の庭で蛙が聞く
「お前はのんきだ」
私が答える
ひとのもんじゃ
もともとじゃ
愛しただけでいいじゃあないか
蛙が言う

夢をみたのだ
ひさしぶりに
その ...
何度も悩んだ

何度も諦めようとした

あなたをこの世に誕生させること



私はあなたを生むべき体ではないと

薬を治療のためとはいえ

飲み続けなければいけない体で

...
お肉は脂多めの
ロースがいい
揚げ油は
ラードがいい
玉ねぎは
やわらかめのほうがいい
タマゴはとろ〜り
半熟がいい
(そうそう、三つ葉も忘れずにね!)
女房には無口でいて欲しい
...
ああああああああ!俺は変態なんだ!
知らなかったちーとも知らなかった!
空想の中で俺はずっとしゃべってた!
そしたら声が現実世界に出てたんだ!
俺ってば即日変態の烙印をおされた!
裁判をおこ ...
ダム好きが高じて
ダムとセックスした
ダム山ダム十郎さん
ダム十郎さんて名前
突発的に考えたわりに
結構うまいねなんて
思ってる僕は
これから痔の薬を
肛門に塗布するんだぜ
鏡にアヌ ...
饅頭を焼いて俺は売る
巨大市場でビジネスだ
億万長者に俺がなったら
お前らに2万円を進呈する
お前らは2万円握りしめて
俺の饅頭を買いまくる
これが永久機関である
たまに自分の一生を考えてみたりする
もう人生の何割を終えたんだろうか
この先になにか良いことはあるのかってね
でも未来なんて考えても仕方ない
今何をするかで変わっていくからね
それなりに楽し ...
そう、俺の首筋に鉛の様に染みついた痛み、叫び声を半分殺すような鈍重な…俺は真夜中の暗闇に隠匿された性質を探し出そうとしている、いまひととき心を納得させるような理由が多分その中にある…水溜り ... 女すらいない盛り場で
意味もなく 黙りこくる
君は 誰だろう
何をしているのだろう
こんな 枯れ果てたような 街で
誰かに 何かを 言うわけでもなく
時だけが 流れていくようだった
...
眠り続ける カタチあるものへ
昨日の喧騒も 明日の安らぎも
今は分からない

心がなくなって 魂を感じて
純化された気体が 目の前にあって

流れゆく生命の川が 薄れた景色となり
消え ...
やわらかい足音と聴く春の海


春の海ねことバンビの二重奏


波間から星は見えるかアカヒトデ


アカヒトデ浜で乾いて仰ぐ星


解答が分からず描いたスナフキン


ス ...
ふっと
名前を消失してしまっていた
空の真ん中に視線を
漂わせていると
風が舞い上がる一瞬の間に


重力に括り繋がれていると
名前さえ肩に重い日がある
真っさらな空への
ひとひら ...
北東の隅にある茶色いシミは
無鉄砲で幼いエネルギーが
やるせなくせり上げた僕の山脈

山肌に滲んだ汗と涙は
入り組んだ等高線に弄ばれながら
諦めに良く似た水色の帯となり
...
丘の上から遥か水平線を眺める。
ゆき過ぎる冷たい風に新しい季節の到来を知る。
あらゆる概念は偉大な自然に包み込まれ消滅する。
嘘も無く、虚勢もはらず、諍いも無い。

生きていていいんだよ。
...
あふれかえってる
私の身の回り
触れないままで今日も終わる
愛おしむなんて言葉を
飾っているくせにね

捨てることも苦手で
活かすこともできないで
まるで自身のよな
部屋 モノ すべ ...
ちゃんこ屋の暖簾をくぐりぬけ
見上げる両国の空に
誰が疑うのか
ガチンコを
わたしの大相撲

年6場所もあるから
助け合いは大切よ
見に来る人に
何故か目を伏せながら
土俵は燃えて ...
羽を広げて歌ったり
髪を下ろして眠ったり
きみを観察して飽きることがない
しなやかな人形のようだ

内側にめくれて行く海の
遠い波音を聴くころには
月が高いところまで上り
僕はいつまで ...
部屋ごねん

ごねん

まるごねんの日は金曜日

ろくねんめの朝

立春のつぎの日

ありがとう

窓辺のみどりたち

ふくらむ鳥たち

空と木々のあわい

月光や ...
むかーし、むかし
あるところに
人間はいませんでした。
どこにも
いませんでした。
めでたし、めでたし
熱くたぎらせる
これは俺自身の血脈だ
俺の心臓が打ち続けるかぎり
飾り付けのない
これは俺自身の塊だ
俺が俺に偽っていないかぎり
風よ
俺がお前に愛されているのなら
雲を運んで太陽を覆い隠してくれないか
太陽は俺の目には眩しすぎるから

風よ
俺がお前に愛されているのなら
雨雲をどこかに吹き飛ばしてくれない ...
商店街の真ん中にあるラブホテルだった
アンドレと言う名前のプロレスラーがいる事を思い出した
自主制作の映画の主人公も同じ名前だった
そんな事を考えながら
「アンドレ」
と俺が呟いた瞬間に
...
ことばは目に見えない
たとえ文字となって
見えていたとしても
ことばは目に見えない

ことばは私を包む衣服
私はときどきパジャマ姿で
デパートに出かけたり
悪気の無い人を相手に
鎧を ...
容姿の優れた男が
すべてをうばうとともに
軽蔑の視線をなげつけてくるので
やりのちがいを
おしえて
そんけいを
かちとる
ことは
ふかのう

あした
いわれる
しねと

と ...
イタリアあたりの城のまち

銀杏並木のまっすぐみちを

ピンクのバイシクルゆくよ

恋してるたぶんこれが恋だから


自転車なのにてくてくてくと

髪そめあげにゆくだけなのに
...
それは
冬 限定の屋台

あたしの
生まれた
県北の街
深谷市西島の
母の実家の前に
現れる

夕食前の
薄腹の空いた時間

銭湯のまん前の
母の実家は
タバコ屋さん
...
紙が束ねられる、糸によって
太陽によって、色褪せない先駆に
色褪せた紙は糸によって束ねられ
紙は束ねられ、匿名によって
木綿によって、埋葬されない化石に

紙は一人がいる閉ざされた一室で
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ハキリアリにおもう石川敬大自由詩24*11/2/6 10:57
ずるい人朧月自由詩111/2/6 10:49
つらい夢非在の虹自由詩311/2/6 8:56
会いたかったから桜 歩美自由詩3*11/2/6 7:40
カツ丼唄花形新次自由詩3*11/2/6 6:53
控訴セガール、ご...自由詩311/2/6 3:16
菊花賞自由詩111/2/6 3:15
出世自由詩011/2/6 3:15
選択肢SEKAI ...自由詩1*11/2/6 1:34
道標はなるべく愉快にホロウ・シカ...自由詩011/2/6 1:26
バー番田 自由詩311/2/6 1:22
家族、あの頃甲斐シンイチ自由詩311/2/6 0:56
echoeskawa川柳111/2/6 0:46
折口也自由詩3*11/2/5 23:38
ボンヌ図法としての僕nonya自由詩16+*11/2/5 23:03
胎動ヒヤシンス自由詩1*11/2/5 22:27
雲間の月朧月自由詩311/2/5 22:20
わたしの大相撲花形新次自由詩2*11/2/5 22:03
Balance瀬崎 虎彦自由詩411/2/5 21:57
部屋ごねん吉岡ペペロ自由詩211/2/5 21:50
昔話をしてあげよう太陽の獣自由詩111/2/5 20:40
旋律洋輔自由詩0*11/2/5 20:09
自由詩1*11/2/5 20:08
風よ自由詩1*11/2/5 20:06
中央線虹村 凌自由詩111/2/5 19:54
言葉(Ⅱ)佐倉 潮自由詩011/2/5 19:29
ランス ジャベリン トライデント6自由詩011/2/5 19:28
星が澄む吉岡ペペロ自由詩111/2/5 18:33
屋台森の猫自由詩18*11/2/5 17:22
_ehanov自由詩411/2/5 16:56

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