かさ重なった
野良犬のむくろに抱かれ、
牛乳を飲んだ。
嘘をつく唇は
ふる震えてる、
蛋白質。
汗が乾いたあとの
つめたさ ...
三月十一日・午後二時四十六分、彼はデイ
サービスの廊下でお婆さんと歩いていた。前
方の車椅子のお爺さんが「地震だ」と言った
次の瞬間、壁の絵は傾き、施設は揺さぶられ
る海上の船となっ ...
天の声 自分と人に
身の程で
芥川龍之介の『偸盗』に沙金という女が出てくる
俺の中ではそいつがナンバーワンだ
...
死は優しい
遠い夢も
夢は夢だから
遠いところから一瞬で届いた
一通のメール
ありがとう
心の中でしか泣かないから
今、こうしてあなたが
ディスプレイの前で真っ赤な海に ...
カセットコンロが 家族の顔を照らす
真っ暗闇 手さぐりで 求め合ったぬくもり
ただ いっしょに
居られるってことだけで
こんなにも 幸せ 感じられるんだね
私たちの すべてを ためし ...
何もかもが大嫌いな時と好きなものがいっそう愛おしくなる時の繰り返しを生きている
この苦しみの世界を生きてゆける心は強いのではないよだって苦痛と快楽は隣人だから
(でもね、この世界を ...
できることをする
誰がどうだとか
誰がどうしたとか
どうでもよいこと
それどころではなく
今
できることをする
機械どもの産声を聞いた
静電気の金切り声を聞いた
真空内部のわななき
コイルの唸り声
セロトニンのうねり
超伝導
磁性の旋律
粒子の加速音
思考は人間の内部的産物
そもそも ...
象牙色の季節
その風景画の中を 汽笛を燻らして
蒸気機関車が きみの笑顔を揺らして
ほら 行くよ
音もなく上昇してくる太陽に
映画のエンド・テロップのような終わりを感じた朝
...
雪が降る
音のない洞窟に
音楽を幻視する作業員たち
雪が降る
味の素みたいだ
時がゆっくりと崩れている
時が蝕まれることだけを数えている
これ以上なにかき ...
線路には
行くか、戻るか、停まるしかなかった
生きたい
生きて欲しいし生きてて欲しいのだ
死んだら
停まるしかなくなってしまう気がする
見せつけてやろうぜ
...
出会った日と
同じように
日差しが
春の近さを知らせる
静かな午前
会社を休み
買い物に出かける二人
人並みでごった返した
駅前の東急ストア
呆れた僕がふいに
目を離した
そ ...
*
まるで
僕たちのことのような
そんな歌を聴くと
嬉しくなったり
戸惑ったり
そして君に
ただ逢いたくなるんだ
無計画のまま
何を話すかなんて
何を食べるかなんて ...
うらぎりの雲がうかぶ
青空のした
ぼくは
ぼくを問いただしていた
オマエハ ナニヲ シテイルノカ
と。
おおきな地異が
おおきな波が
きみから
大 ...
夜の帳も落ちた頃
明日の朝も早いと言うのに
目が冴えてしまって仕方がないのは
来るはずの無い貴方を待ちわびて居るからだろう
私の居る場所も知らない貴方が
私の名前すら知らない貴方が
い ...
当の昔に枯れきった涙を
何時ぶりに流したのだろう
僕はただ人混みに巻き込まれるのが嫌いで
独りよがりだったのかもしれない
相手にされないのがやっぱりどこか寂しくて
アンダーグラウンドの世 ...
メトロノームがあっちこっちと反復するのは
規則的なリズムの繰り返しを目的としています
それをうまくたとえることは大変困難ですが
今日あなたと交わした会話を反復して思い出し
いつもきまっ ...
【批評祭参加作品】平川綾真智「胎児」について
黒崎立体
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=228731
それは雪の、あまりにも美しく、痛ましい照り返 ...
私はどこへ行けば良かったのだろう
芸術とは 一体 何なのだろう
今日もひとりで街をさまよっていた
何も 私は わからなかった だけど
いつもまがいものを掴まされていた
私は 食べるべきも ...
架線がきれて、
多くの花びらが散った、
林のなかを、象が、
ゆるやかに、
そのような足取りで、
椅子のない語彙が、
夏至のよるに、
たゆたう、
予測を許さない
千年に一度なる天災は縮尺を正常化し
次なる大災害が百年後とは誰も言えない
事態は悪化する
現状維持の喫水線を越えたら人為は
人智が利用する原理を制御できない
物資を ...
ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム <視点を変えてみました。>
http://www.1101.com/darling_column/2011-03-16.html
テレビや何 ...
放課後は
夕焼け空が
キツくって
ぜんぶ壊した
いつも悔やんだ
この陽だまりに
花は咲く
私は微笑(えま)う
日が差せば
誰もが等しく
享受出来る
何時でも
何処でも
この陽だまりに
悲しみはない
じしんも
つなみもないせかい
そこでも
きみはしんだのか
じしんと
つなみのだいしょうに
あいだけがある
そのせかいで
+
そっちにいくなと
...
透明な絵本を
じっと見ている子供がいて
クレヨンを持って
かがやいた笑顔をみせる
(これは何色なの?
としきりに尋ねてくるので
答えに困って
好きな色で塗ってごらんと
うなず ...
ここが有名な現代詩フォーラム/そんなとこでオナニーしてどうなる
どれを読んでもつまんねえのばかりで/そんなのにポイント入れる馬鹿みてぇ
どうせ理解なんてされないラップ詩/他は気持ちの悪い文章ばっか ...
夜の次には
朝が来ますように
春風が貴方のもとに
届きますように
空が晴れていますように
温もりが涙が笑顔が
貴方と共にありますように
そして何より
どくん ...
書き捨てられた詩の墓に
二人、
言葉にされてしまった実存の愛を
弔いに行く
手を繋ぐ
午前中
フードの影から人を舐めるように見る癖のある僕が
わずかにすれ違う人は
背負っていない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
新月
草野春心
自由詩
3
11/3/17 23:14
日の丸の旗 ーSAVE JAPANー
服部 剛
自由詩
4
11/3/17 22:41
身のふりは
ペポパンプ
川柳
2*
11/3/17 22:03
この壮大な地球で凸以外は全員凹な訳だけどさー
TAT
自由詩
1*
11/3/17 21:46
死
佐藤伊織
自由詩
0
11/3/17 21:02
『光よ届け』
座一
自由詩
10*
11/3/17 21:01
さんぎょうし
222
自由詩
0
11/3/17 20:55
粛々と
未完
自由詩
2*
11/3/17 17:45
経過 / ****'99
小野 一縷
自由詩
4*
11/3/17 17:15
ポエティックコラージュ 〜スロウモーション / ****'9 ...
〃
自由詩
4*
11/3/17 16:44
雪が降る
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/3/17 15:18
行くか、戻るか
〃
自由詩
3
11/3/17 14:51
買いしめたい
花形新次
自由詩
3+*
11/3/17 13:16
無題
ミサイル・ク...
自由詩
1
11/3/17 12:12
きみに寄り添う
石川敬大
自由詩
11*
11/3/17 10:06
思慕
水瀬游
自由詩
0
11/3/17 5:50
アンダーグラウンド
相羽 柚希
自由詩
1*
11/3/17 2:59
「メトロノーム」
ベンジャミン
自由詩
1*
11/3/17 2:32
雪の照り返すこと———黒崎立体 “平川綾真智「胎児」について ...
葉月二兎
散文(批評...
2*
11/3/17 2:12
メトロ
番田
自由詩
0
11/3/17 1:53
5日目
mugi
自由詩
3*
11/3/17 0:21
マザー・ネイチャー/マンメイド・ベイビーズ
salco
自由詩
7*
11/3/17 0:14
【リンク】東京から避難した方がいいのか迷ってる方へ
相田 九龍
おすすめリ...
1+
11/3/17 0:01
ホノルル
TAT
短歌
2
11/3/16 23:13
陽だまり
蒲生万寿
自由詩
1*
11/3/16 21:43
愛
小川 葉
自由詩
1
11/3/16 21:33
透明な絵本
かんな
自由詩
33*
11/3/16 20:06
Dis is
SEKAI ...
自由詩
3*
11/3/16 19:44
願いゴト
三奈
自由詩
12
11/3/16 17:51
アフター
茶殻
自由詩
0
11/3/16 16:40
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
3609
3610
3611
3612
3613
3614
3615
3616
3617
3618
3619
3620
3621
3622
3623
3624
3625
3626
3627
3628
3629
3630
3631
3632
3633
3634
8.36sec.