神様がいるかどうかなんてわからない。
祈りの意味なんてわからない。
だけど、全ての人が豊かな心を持てれば良いのにな。
設えるより
解きほぐすようにして
わたしたちの地平は瓦解する
いたたまれない
この指先の感触
いまも憶いだせない
まっすぐな壁をつくり
(腕が通るほどの位置に)
すんだ窓 ...
北の国の鉛色の空に
貴方の奏でた虹色の音色が泣いている。
それは今も遥か遠い極東の空まで響いているよ。
そしてその響きは、僕の心に深く染み込んで、僕の魂を優しくさすってくれるんだ。
...
語れ無きあなた
あなたは見えないものを見
聞えないものを聞き
それで得たもので
この世の音では無い声で
嬉しそうに笑う
あなたは
人の行けないところへ行き
人の成せないこと ...
いつか、遠い未来に
いや、もしかしたら明日かな
人間じゃない生き物みんなが
人間に総攻撃をしてきても
人間は助かろうとしてはいけないんだ
人間はそれを受け入れなきゃいけな ...
恋してない
ときめかない
最近、ずっと
”きゅん”ってなんだったかしら・・・・
それは、とても遠い昔のことだったような気がして
恋の落ち方がわからない
最近、ずっと
電気をつけなくても明るい部屋に
慰められても暗い私がいる
朝の庭に
知らない鳥とカラスがいる
春の鳥じゃないカラスは
なじみのない春の鳥と
並ばず探し物をしている
こんにちは と ...
無責任な白い雲が
好き勝手に形を変えて
地表で緩やかに流れる風の上に
身を任せて漂うのを見て
雲の背中に跨ろうと
飛び出してしまいそうになる
ぼくの気持ちが
遊び飽きてぼくの体へ ...
会社の昼休みに手短に食事を済ませ
近所のコンビニで立ち読みをする
フリータイムは必ず外に出る
バスに乗って少し離れた街に出かける
発達した交通機関と安全な空間
携帯をみたり窓の外に思いを ...
月の現われはあたかも
暗転した舞台の酔っ払いだ。
うすぼんやりとして赤い。
街の光を受けているのか。月よ。
今日の色はいやに人工的である。
お前の眼下には今夜も多くの酔っ払いが
笑った ...
何もかもを、置き去りにして、今、旅立つことが、できるだろうか
異国に旅立つひとよ
あなたたちは、光輝いていることに、気づかないだろう
何もかもできる気がするし、何も出来ない気もする
でも
い ...
ふくざつな夜に藪酔いできなくて
ただひたすらにチロルチョコ食す
ほんとうの
愛の大きさ
見えねども
自由にさせる
待つ身 気遣い
ほんとうの
愛の深さは
計れねど
許せるこころ
戒めるこころ
風邪の花なにか英語の飲みものを
導管へ真っすぐ落ちよ寒の水
しもやけの痕にやさしき指ずもう
冬雲やはっかの味のするたばこ
汽車を待つ人の隣で汽車を待つ
お父さん好きな言葉 ...
私はもう一度自省する
この不安に辿り着いたなら、そこから逸脱するのではなく
きっと留まる やっと訪れた静寂 わたし以外のあらゆるものが
思考し、私を通して思考してる
ほら あな ...
何でもない毎日を また流れ出ていく
思う 何かをしようとしているとき
おもしろい それは
楽しいのだろうと 私は 思っている
楽しくないことは 霧の向こうにある
今日は 何もかもが綺麗に ...
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
ホストの言う台詞を間に受ける程に
楽しく酔っ払ってしまえていた彼女を
心底 羨ましいと思った。
どうしても 他人の台 ...
待ってはくれない同調圧力の中でいつも
立ち止まっている石頭は
役割も忘れて反射だけを覚えている
"リセット!"
旅したり、叫んだり、たくさん食べたり
...
面白い 気になる
そんな興味の対象――というより「餌食」になったら
意見という名の圧力pressureに食い潰されていく
遠ざかることで自己防衛
そんな眼で見ないで
優しさなんかじゃない ...
すべてのものに
名まえはあるが
すべてのものに
固定した特性はなく
すべてのものに
名まえはあるが
すべてのものに
ことばはない
すべてのものから
ぼくたちは
なにをよりす ...
「泣かないで」
と、電話がくる
夕方の間違い電話で
迷惑ですよ
「泣きません」
と、電話をして
間違い電話よ
そういう暗号で
命令を下すのですか
ひがしずむ
から、つちにしずむ ...
ようやく
兆しを掴んだ
痛みはない
あるのは右膝だけ
空を切るダリア
沈み損ねた
視線と
回路
人差指の腹を噛む
ある痛みを他の痛みに置き換えるのは
人が持つ特技なのかもしれない
レモンをかじる
酸っぱくて涙がこぼれてくる
その涙は瞳から流れてきているのに
何となく軽 ...
あら、雪ね。今年最初のヒヤシンス
この道のトップノートは沈丁花
ふんわりとパニエのおしりカイツブリ
自販機の青を覆うほどミモザの黄
ヒメコブシそろそろ秘めきれなくなった?
...
初めてあいさつに行ったあの日
「箸にも棒にも引っ掛からん奴だ!」
と言われ互いにテーブルを平手で叩いた
嫁さんの父さんが
同居を始めて数日後
仕事から帰り
下の階で勉強する僕 ...
10年前に比べりゃちったぁマシになったかと思うが
別に強くなった訳でもねぇし
弱くなくなった訳でもねぇ
セコくなってズルくなっただけ
常に逃げを打ちながら
ヘラヘラ笑いながら
命からがら逃 ...
{引用=主にフリップ殿下に捧ぐ}
玩具の電車を片手にドテドテと
今年3才の子供が走り回っている
「キングコングだど!」
世界中に宣言すると
最寄りのエムパイア・
ステヱト・ビルヂング ...
タスケテクダサイ
水槽のイルカは言わない
こっち側の私の心の声が言った
見つめてください
演技中のイルカは確かに言った
こっち側の私は瞳でこたえる
投げた浮輪が宙を舞ってなにかをえ ...
思春期みたいに
涙がでる
そんな夜は必ず
魔女が腰掛けそうな月
−−−−−−−
03/9
自戒として、あるいは、第「二者」の言葉として〜
「お前の言葉とやり方は、
以前からわたしに吐気を催させている。
なぜお前はいつまでも沼地に住んでいて、
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人間
ヒヤシンス
自由詩
3*
11/2/8 16:16
地平にのこる感触
乾 加津也
自由詩
17*
11/2/8 16:08
孤高の人へ
ヒヤシンス
自由詩
4*
11/2/8 16:00
どこにいる?どこへいく?
一 二
自由詩
3
11/2/8 14:42
生き物
くろきた
自由詩
1*
11/2/8 13:39
how?
〃
自由詩
1*
11/2/8 13:33
知らない鳥
朧月
自由詩
2
11/2/8 12:40
気持ちの行く先
寒雪
自由詩
0
11/2/8 10:40
へらへらと息を継ぐ
プル式
自由詩
2
11/2/8 10:27
月光譚
非在の虹
自由詩
2
11/2/8 8:17
飛行機雲
風音
携帯写真+...
2
11/2/8 7:01
ノンアルコール
結川菜青
短歌
2
11/2/8 5:37
愛の表側
〃
短歌
2
11/2/8 5:13
思い出した句集
ああああ
俳句
3*
11/2/8 3:54
_
nia
自由詩
1
11/2/8 2:32
トレイン
番田
自由詩
2
11/2/8 2:07
* ハブラシ
藤鈴呼
自由詩
1*
11/2/8 1:52
傷つけてやる
甲斐シンイチ
自由詩
1
11/2/8 1:24
好奇心という怪物
れもん
自由詩
2
11/2/8 0:28
名まえ
シホ.N
自由詩
2
11/2/8 0:14
埋葬地
ズー
自由詩
3*
11/2/8 0:10
錯綜
杳
自由詩
0
11/2/8 0:10
「レモン」
ベンジャミン
自由詩
4*
11/2/7 23:51
あらうんど如月サウンド
小池房枝
俳句
2*
11/2/7 23:50
甘酒の味
服部 剛
自由詩
4
11/2/7 23:32
おやすみベイビー
虹村 凌
自由詩
0
11/2/7 23:15
金玉あるいは男根の家政学的考察
salco
自由詩
5*
11/2/7 22:43
イルカショー
朧月
自由詩
2
11/2/7 22:20
さらさらと
こころゆくま...
自由詩
1
11/2/7 21:46
詩、薬、病のこと等、ノートより寄稿
小野 一縷
散文(批評...
3*
11/2/7 21:37
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
3609
3610
4.61sec.