結局
私にとって重すぎたものを
引き取ってはくれなかった
調整された視覚の後ろから
脳内に浸透してくる
調整された台詞の数々を
より吸収しようと
頭を揺らし
脳内をかくはんしながら
...
ことしもはるがきて
はながさいている

はなはたのまれて
さいたのではなく

はなになりたくて
さいたわけでもない

はなは
はなにしかできない
さくことで

せ ...
{画像=110410104219.jpg}


缶を足で押え込む感覚を覚えている
コテンと倒すとオニは
諦めの表情になる
体育座りしていた捕虜がはじかれたように走り出す
街の神社の境内は ...
ありがとうと
いう気持ちになって
流れる涙は自分の
汚れをとる
空気に蒸発して
生命をけずる
それが宿命ならかまわない
どんなことをいったって
突然わかるの
ありがとうといいたくなる ...
ハイネケン飲みながらストライクとばす。
ストライク、ストライク、ストライク、ガーター、ターキー、ターキー、ストライク。

祖母の七回忌の知らせを知って、
自分が引きこもり始めて七年経つ事を ...
 
 
魚屋の片隅にあった目薬を買う
お店の人と角膜や水晶体等について
少しだけ話した
すぐ側で魚介類はそれぞれに
幸せそうな形で整然と並んでいた
それから帰りの駅ではお腹が痛くて
膝 ...
うちの近所に
知的障害者の施設ができるときいて
みんな反対した
知的障害の姉をもつ私は怒った

うちの近所に
性犯罪の過去をもつ人がもどってくるときいて
私はいやだとおもった

抱き ...
桜よ 桜

無言にさらされている春の
中に命を芽吹かせる木々たちよ

人の驕りの根はいつの
どこから生まれてきたものなのか

知らない時代の
知らないこころの
中に繰り返される盲目 ...
この世で楽しむ

それが生きている本質であることは

間違いなさそうだ

では

なにを楽しむ?

楽しむとはなにか?

この問い掛けに

ぼくらは日々打ちのめされている
...
長い鈍痛が
背中に続いていた
ダラダラ脂汗が
額にうかぶ
誰も、妻さえも気づかず
ただ一人
わたしは苦しんでいた
わけがわからない
きっと大病

ちょっと待てよ・・・
この痛み
...
おとこはよるに
ねむれぬよるに
ひとつ便器を
みがくのです


まあるいおんなを抱くように
できそこないの陶器を愛でるように
裸電球のよる
おとこは奉仕するのです


そうして ...
>夜がわたしに降り注いだ。

それは思念として漂うわたしを取り巻き、大きな渦になったかと思いきや
急速に血肉をつけ、むくむくと膨らんでいった。
くるり、ころがる。ころがれば、すべてが曖昧に都合 ...
 先日アップした、「がんばるな、ひとよ」への補足です。

 表現者が、パフォーマンスをする、文章を書く、絵を描く、そのような行為に、自己満足や自慰の要素がないことがあるだろうか。人を傷つける可能性 ...
誰もいないのなら
いつも扉の鍵をかけておけばいい
そして 疲れた
私は夢をそこで見ていた
いつも 何なのだろうと 考えながら


そこにまた 見えた
夢が一つ 辺りに散らばった
...
天を仰いで閉じた瞼に残る残滓が強くて
走り出してすぐにできる野球帽のシミ

着替えた服が重くて,着替えたての服は気持ちよすぎで
この時期だけ毎日顔をあわせる氷の工場で
冷やしてもらったミルク ...
想い出はきらきら光る宝石箱に
そっとしまっておくの
誰にも穢されないように
誰にも奪われないように

時々独り宝石箱を開けると
昔と変わらず想い出はあたたかい
何時だって戻れるから
あ ...
堅い道の上に立っていた

見上げれば星 その天の高さに

あらためて距離を感じた午前零時

二つの足は正しく進み

携帯が照らす夜道を急ぐ

オリオンは見つからなかった

...
陸沿いに敷かれた海上の線路をはしる列車はやがて大きく迂回して切り立った崖に囲まれた入江の駅に到着する。この駅の正式名称は「切り立った崖に囲まれた入江の駅」であるがわたしたちは秘かに青い預言者の駅と ... 人間は過ちを犯す動物である、と以前、職場の先輩から教わったことがある。
人間が人間である以上、それはかなしいことに避けられないのだ、と。
過ちを可能な限り取り戻す努力をすること、同じ過ちを繰り返さ ...
準オープンの常連から出世した馬として、関西の競馬ファンは、ダイタクヤマトや(少し格は落ちるが)エムアイブランの名前を挙げるだろうが、関東では何といっても彼であった。
4歳緒戦に準オープン入りしてから ...
あなたの中では
わたしは未だ幼児の姿を保っている
わたしは最近化粧を覚えた
今から本を読むため
返信はそのあとで
それから、
お腹が痛いから
出発は明日にします
盗作だというはなしがあって
他の作品が凡庸なところから
おそらく
盗作
だろうと
おもう
テキスト解析とか
あてにならないし
盗作
だと思う

開かれなかった処女地
開かれなか ...
エモーション、融和する
エーテルが溢れ出す
環境がスリップして
僕たちはあられもなく呼吸する


全てが存在する底で
私は何に為れただろう
少しの愛も云えないのに
どうして君は僕を見 ...
正しく降る音
包まれてゆく
あなたとはまるで違う
まだ完璧じゃない
この体は溶け合えない

美しいものは
統べて正しく
忘れ去られるだけ
遠ざかる
雨音のように
雨が降ったら雨を憎め












...
どうして涙がでるのだろう

水に戻ると書くように
海から生まれた僕たちの
からだの中の塩分が
外へゆこうとするからなのか

どうして涙がでるのだろう

広い世界のかたすみで
こんな ...
... あの空の向こうに飛んでゆきたいな
あなたのもとへ

些細なこともくっつけたがる
あなたがいつもあたしのそばに居てほしいから

見上げるとほら
あなたの声が聞こえる気がするよ

あたし ...
頭のなか 頭のおく
何かの空 なにかをいえ
愛だ人だというつもりはない
消えていった文字と書き綴っていく文字の変らない暗さに
頭のなか頭のおく
何かの空 なにかをいえ
愛だ平和だいうつもり ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
津波北村 守通自由詩211/4/10 11:19
生きる証小川 葉自由詩511/4/10 10:42
缶蹴りbeebee自由詩3*11/4/10 10:38
素直になれるとき朧月自由詩311/4/10 10:26
ストライケン。菊池ナントカ自由詩211/4/10 10:09
目薬たもつ自由詩1011/4/10 10:00
抱き続けるということ朧月自由詩211/4/10 8:48
桜よsya自由詩111/4/10 8:39
いのち吉岡ペペロ自由詩311/4/10 7:37
泌尿器科かも花形新次自由詩3*11/4/10 7:15
おとこはよるにかいぶつ自由詩511/4/10 2:45
生まれる。ゆるこ自由詩411/4/10 2:22
売名上等白糸雅樹散文(批評...311/4/10 1:23
ドリーマー番田 自由詩111/4/10 1:20
大好きな季節電灯虫自由詩0*11/4/10 1:20
想い出宝石箱れもん自由詩211/4/10 0:58
Orionsyuon自由詩411/4/10 0:54
青い預言者(マリーノ超特急)角田寿星自由詩1*11/4/9 23:51
「名」馬列伝(16) サイコーキララ散文(批評...2*11/4/9 23:44
「名」馬列伝(20) グルメフロンティア散文(批評...2*11/4/9 23:42
進む退化マフラーマン自由詩3*11/4/9 23:01
延期はやき自由詩211/4/9 22:58
開かれなかった処女地6自由詩111/4/9 22:25
Emotion Etherネハン・フラ...自由詩111/4/9 22:25
正統自由詩011/4/9 22:22
【急募!】モラリスト【時給・応相談】TAT自由詩2*11/4/9 22:07
どうして涙がでるのだろうベンジャミン自由詩611/4/9 22:00
ボストンTAT短歌011/4/9 21:33
あの空の向こうあすか自由詩511/4/9 21:21
いる。十二支蝶自由詩111/4/9 19:53

Home 戻る 最新へ 次へ
3565 3566 3567 3568 3569 3570 3571 3572 3573 3574 3575 3576 3577 3578 3579 3580 3581 3582 3583 3584 3585 3586 3587 3588 3589 3590 3591 3592 3593 3594 3595 3596 3597 3598 3599 3600 3601 3602 3603 3604 3605 
加筆訂正:
売名上等/白糸雅樹[11/4/10 2:19]
誤字修正
6.09sec.