ぼきぼきとつらら喰うたび牙となる



我が身から生まるる銃群我が身撃つ



ぐるぐると腕まわすたび獣降る



灯の羽や吹雪に径を曳いてゆく


...
社会に向いてる
窓を開け
ひとりで楽しむなら
いいけれど
誰かに見られていないと
つまらない
中年にありがちな
ちょっとした
変態ごころ
「ホレ〜ホレ〜ホレ〜ネエチャ〜ン」
あなた ...
波と墓どちらも頬に甘い冬



ロールには鮫のまばたき砕く笑み



羽の蓋まわる目の蜜くちづける



冬空を映す舌さき飴ひとつ



粉まぶし見 ...
出かけようとして出かけられなかった朝に
ひとりの女性の顛末を知る

喩えようのない過去の行状
足跡の是非はともかくとして
不治の病に長らく臥していたとのこと

病棟の小窓に映す時代の移ろ ...
ピリオドを
よぞらにうっていく

ひとつ、またひとつ
つぶやきながら

せかいがこどくで
みたされていく

ごらん
あれがあまのがわだ
ボツリヌス菌がポツリと呟いた。僕、ボツリヌス。ポツリじゃないもん。

白鳥の王子の翼を手まくらに金の梯子をほどく娘子

ビロードのつぼみは輝くモクレンの裸体のための毛布だそうです

その彼 ...
愛してるって言うたびにいつも怖くなる
二人にはいつか別々の旅に出る日が
きっと来てしまうから...
僕はみんなが思うほど強い男じゃないから
だけどこの偏頭痛止められるのも
おまえだけ ...
何もかもが0と1に置換されていく
ああ、言葉はまるでその体温を失い
意味だけがそこに取り残されるだろう
“何も覚えることはない”“何も忘れることはない”

僕にもシリアルナンバーがつ ...
そこに愛はあったのか
いまでも僕には分からないけど
あの群青の空に浮かぶ雲のように
僕らはすごく近くにいた、そう思う

“あなただけなの”なんて台詞が
やけに心に痛かったから
僕 ...
青い夕暮れ

か細いにっぽんの建物、電線、車の光沢

夕暮れの香

お寿司屋さん、お肉屋さん、お蕎麦屋さん

ふたりでそらが青くなるまで散歩をした

こんなことよりも大切なことなんて

ほんとうにある ...
あなたが悪いと
そう思うことで
自分は悪くないと
思うなんて
数式みたいね

コーヒーにミルクはとける
ミルクはコーヒーに消える

なんにせよ
今日は月曜の憂鬱
私だけ黒く塗り潰されている

一年に一度必ず首を吊る

残された片靴を取りに夏が来る

ただいまと片靴だけが帰りけり

敗残兵傷痍軍人蔵の中

夜中だけ奥の座敷は差し上げる

...
瞳が心の窓なら

声は心の 色
だろうか

その大きさで
ささやきで
吐息で

微妙なトーンで
心の位置が
感じとれる

かんちがいだった

わかっていないのは
あたし ...
日差しのない日に眠りに落ちていくのは何故だろう
一体 誰なのだろう 俺は
流れていく日の中で 風の流れる
そこで 様々なことを考えている


もみ消されていくものたちの中で
俺はいっ ...
全てを形作っている
枠組を外して
何もない状態で
もう一度
生まれた時の様に
世界を眺めてみる

人間と人形
太陽と蛍光灯
動物とぬいぐるみ
鏡の前と鏡の中

誰かの意見
違 ...
丹波 余社郡(よさのこおり)管川(つつかわ)の人
瑞の江の浦の島子は
釣り上げた亀を妻にして
蓬莱山へ出かけたみたが※1
絵にも描けないいやらしさ。

魚比目之興、鸞同心之遊

タイや ...
時間がわたしを撫でたので
わたしはおとなになった
なにかをきめるたびに
時間がわたしを撫でたので

でも
なぜだろう
男の手が撫でると
すこし
子どもに戻る
ありがとうございます
と自然に頭がさがるとき
心がかしこまっています
裸でいるようです
あなたに抱きつきたいです

うれしいの最上級の言葉を
早く知りたい
大人になってもまだわかってな ...
たまにお父さんの悪口言うと
お父さんはいつも決まって冗談で

「生意気なこと言いやがって。お前は俺の精子だったんだぞ」

って言ってくる


それを言われると「オエ〜」ってなって何も言 ...
「 素人の”限定”交尾/【秘蔵】誰にもいえない自身の事情!Vol.02」というアダルトビデオでミユキちゃんと言う女の子に出会い、そして恋をした。アダルトビデオ出演した素人の女の子に惚れることはあるが、 ... おかあさんはルンペン
おとうさんもルンペン

でもぼくら生きてるで
白いごはん食べてるで
なんとかお金稼いでるで

すごいやろ
日本やからやで

今日生きてるのが当たり前が当たり前 ...
ユートの父親は画家です。
何百枚も絵を描いてきて
売れたのはたったの一枚。

たったの一枚売れた絵の
モデルになった人こそが
ユートの母親なのでした。

モデルになったのが縁で
二人 ...
自己分析って本当に難しい。
自分の事よくわかんないまんま生きてきたし、
つらい経験を語る言葉を持ち合わせてない。
それどころかつらい経験なんてした覚えがない。

つらい経験なんてした覚えがな ...
のうのなかで
そんざいしてる
いきものの
なまえ

こどものこえに
はんのうしては
とけていく
けしきのなまえ
流れる時間の速度に
自らの老いを認め
周囲からの期待に
外れてしまった現在を責めた

灰色の羽を持ち
孤立した、湖の中
仕様も無い限界を決めつけ
人生における可能性を
徐々に破壊して ...
{引用=
「……十九世紀においては、詩人は文明からの逃避者として現われ、二十世紀にあっては文明の批判者として現われていることに注意しなければならない。イギリスのエリオット、オーデン、スペンダー、フラ ...
鈍器で殴打し続けて骨に空く孔のような
錆びた鋸で引き続けて引きちぎれながら切断された腕か脚の断面のような
嘔吐されたあと風に冷え道に汚れて黒く濁る動脈の血液のような
脳味噌は日常の ...
{引用=
夜は閉じちゃった

漆黒を
塗り上げて
本当の夜はもっと
隙間だらけだったのに

閉じた夜の向こう側に
隠れちゃったお姫様
キミにはきっともう会えないからね
キミの好き ...
言葉は頼りなくて
破って捨てた小説のページより
はらはらと毀れ落ちた


空は曇り
誰かの悲しみでいっぱい
膨らむ風船を
突き刺す
針の先ばかりを
持ち合わせて
優しく壊れないよ ...
I love you がいえない僕の
手を取り、散歩に出かけた
この花はヒヤシンス
この花は風船蔓

寿司を握ってあげたら
すごく喜んでくれた
カラオケでは87点を出し
ウィンドウショ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
菓子喰らう菓子(魔法)木立 悟俳句211/2/7 21:08
見せられて花形新次自由詩011/2/7 21:07
菓子喰らう菓子(魔女)木立 悟川柳111/2/7 21:05
顛末のひと恋月 ぴの自由詩22+*11/2/7 20:38
よるのひとりごと小川 葉自由詩3*11/2/7 20:36
時のこちら側のフェブラリー小池房枝短歌2*11/2/7 20:20
月のささやき洋輔自由詩0*11/2/7 19:57
雨と情と報い自由詩0*11/2/7 19:48
恋のGame自由詩0*11/2/7 19:37
青い夕暮れ吉岡ペペロ携帯写真+...411/2/7 18:30
月曜の憂鬱朧月自由詩211/2/7 18:02
蟻塚(習作十句)古月川柳0*11/2/7 17:22
森の猫自由詩8*11/2/7 16:54
マス番田 自由詩411/2/7 16:40
思い込みの枠美琴自由詩4+11/2/7 16:21
昔むかし浦島は……とある蛙自由詩5*11/2/7 12:41
はるな自由詩211/2/7 11:58
ありがと朧月自由詩311/2/7 10:17
SEX SHITAI馬鹿野郎自由詩511/2/7 7:02
君の笑顔vs俺のちんこ自由詩511/2/7 6:37
おとうさんとおかあさんカチキ自由詩3*11/2/7 4:20
画家とハンバーグブルース瀬戸...自由詩4*11/2/7 3:56
曲がり道相羽 柚希自由詩1*11/2/7 2:06
FUN竜門勇気自由詩011/2/7 1:48
灰鳥冥鈴自由詩011/2/7 1:41
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(4)藤原 実散文(批評...3*11/2/7 1:33
生まれたての詩人たちへホロウ・シカ...自由詩2*11/2/7 0:54
夜から髭が出るのを待っている真島正人自由詩311/2/7 0:49
裏切りさき自由詩211/2/7 0:01
そしてバラを持って立っていたペポパンプ自由詩3*11/2/6 23:56

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