遠花火 君が誰かも 知らないで 手を握っていた 君とは知らずに
らんるを
ぼろと
よぶことすら知らず
無知のままにあって
自己顕示欲はつよいという
おんなが
しきんきょりにいると
めいわく
ちきゅうかんきょうにとって
めいわく
CO2とかだすか ...
こどもたちと
お母さんは
羽を伸ばして
ゆったりと幸せな気分で
一日を過ごしている
その姿は
昨日までとは
明らかに違う一家団欒
あなたが
この指の届かないところにいるから
...
背中に張り付く魔物が
肢体を麻痺させて 気怠く愛してく
顎に伝う流せなかった涙
痺れたまま息苦しさを主張して
取り戻せなくなる方か
後悔のこの字はこういう時
それでも衰えな ...
でっきゃな海の荒波にね
ちっこな鋼鉄の船一隻放り投げるね
きゃんきゃん
きゃきゃん
女の子の鳴き声ね
犬と間違え大家さんも半狂乱のね
動物園アパートでね
よよよよヨットが5,6お出迎えか ...
家族写真骨の髄だけ冷えている
黒白衣在在所所のひとごろし
赤札が死に筋を売る唐人街
髪結いの指の股が梳く指の股
せせらぎに溶けてなくなる黒い髪
三叉路と三のつく日の遠回り ...
同じ根で咲けば同じ朝に腐る
昼は壁の女夜は窓の女
自ずから喚んだものにこそ招ばれる
巷間を低く流れる旧い唄
油絵に塗り込めた壁を塗り込める
金魚鉢の中で猫は水になる
...
仕出し屋の裏でぎやんぎやんと何が啼く
夕暮れをぬるりと翳す魚影かな
野良犬と飼い犬と死んだ犬とあの犬
白百合を手折る手つきに憧れる
人形に宿れば鬼も可愛かろ
春が来れば私 ...
ここには海がないのです
人をあざける海鳥たちの鳴き声のかわりに
杉森をこごえさす雪の白さが
躊躇いもせずに町をみたしている
知らないもの同士が連れ添うような
紅茶のカップを二つ温めながら ...
神様がいるかどうかなんてわからない。
祈りの意味なんてわからない。
だけど、全ての人が豊かな心を持てれば良いのにな。
設えるより
解きほぐすようにして
わたしたちの地平は瓦解する
いたたまれない
この指先の感触
いまも憶いだせない
まっすぐな壁をつくり
(腕が通るほどの位置に)
すんだ窓 ...
北の国の鉛色の空に
貴方の奏でた虹色の音色が泣いている。
それは今も遥か遠い極東の空まで響いているよ。
そしてその響きは、僕の心に深く染み込んで、僕の魂を優しくさすってくれるんだ。
...
語れ無きあなた
あなたは見えないものを見
聞えないものを聞き
それで得たもので
この世の音では無い声で
嬉しそうに笑う
あなたは
人の行けないところへ行き
人の成せないこと ...
いつか、遠い未来に
いや、もしかしたら明日かな
人間じゃない生き物みんなが
人間に総攻撃をしてきても
人間は助かろうとしてはいけないんだ
人間はそれを受け入れなきゃいけな ...
恋してない
ときめかない
最近、ずっと
”きゅん”ってなんだったかしら・・・・
それは、とても遠い昔のことだったような気がして
恋の落ち方がわからない
最近、ずっと
電気をつけなくても明るい部屋に
慰められても暗い私がいる
朝の庭に
知らない鳥とカラスがいる
春の鳥じゃないカラスは
なじみのない春の鳥と
並ばず探し物をしている
こんにちは と ...
無責任な白い雲が
好き勝手に形を変えて
地表で緩やかに流れる風の上に
身を任せて漂うのを見て
雲の背中に跨ろうと
飛び出してしまいそうになる
ぼくの気持ちが
遊び飽きてぼくの体へ ...
会社の昼休みに手短に食事を済ませ
近所のコンビニで立ち読みをする
フリータイムは必ず外に出る
バスに乗って少し離れた街に出かける
発達した交通機関と安全な空間
携帯をみたり窓の外に思いを ...
月の現われはあたかも
暗転した舞台の酔っ払いだ。
うすぼんやりとして赤い。
街の光を受けているのか。月よ。
今日の色はいやに人工的である。
お前の眼下には今夜も多くの酔っ払いが
笑った ...
何もかもを、置き去りにして、今、旅立つことが、できるだろうか
異国に旅立つひとよ
あなたたちは、光輝いていることに、気づかないだろう
何もかもできる気がするし、何も出来ない気もする
でも
い ...
ふくざつな夜に藪酔いできなくて
ただひたすらにチロルチョコ食す
ほんとうの
愛の大きさ
見えねども
自由にさせる
待つ身 気遣い
ほんとうの
愛の深さは
計れねど
許せるこころ
戒めるこころ
風邪の花なにか英語の飲みものを
導管へ真っすぐ落ちよ寒の水
しもやけの痕にやさしき指ずもう
冬雲やはっかの味のするたばこ
汽車を待つ人の隣で汽車を待つ
お父さん好きな言葉 ...
私はもう一度自省する
この不安に辿り着いたなら、そこから逸脱するのではなく
きっと留まる やっと訪れた静寂 わたし以外のあらゆるものが
思考し、私を通して思考してる
ほら あな ...
何でもない毎日を また流れ出ていく
思う 何かをしようとしているとき
おもしろい それは
楽しいのだろうと 私は 思っている
楽しくないことは 霧の向こうにある
今日は 何もかもが綺麗に ...
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
ホストの言う台詞を間に受ける程に
楽しく酔っ払ってしまえていた彼女を
心底 羨ましいと思った。
どうしても 他人の台 ...
待ってはくれない同調圧力の中でいつも
立ち止まっている石頭は
役割も忘れて反射だけを覚えている
"リセット!"
旅したり、叫んだり、たくさん食べたり
...
面白い 気になる
そんな興味の対象――というより「餌食」になったら
意見という名の圧力pressureに食い潰されていく
遠ざかることで自己防衛
そんな眼で見ないで
優しさなんかじゃない ...
すべてのものに
名まえはあるが
すべてのものに
固定した特性はなく
すべてのものに
名まえはあるが
すべてのものに
ことばはない
すべてのものから
ぼくたちは
なにをよりす ...
「泣かないで」
と、電話がくる
夕方の間違い電話で
迷惑ですよ
「泣きません」
と、電話をして
間違い電話よ
そういう暗号で
命令を下すのですか
ひがしずむ
から、つちにしずむ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠花火
小川 葉
短歌
1
11/2/8 20:55
ラトイクアッタ カンダメー襤褸
6
自由詩
3
11/2/8 20:28
お父さん
花形新次
自由詩
6*
11/2/8 19:49
霧ヶ丘
黒乃 桜
自由詩
0
11/2/8 18:38
街に現れる5分前の、カオス
がぱ
自由詩
1
11/2/8 18:16
家族写真(習作十句)
古月
川柳
1*
11/2/8 18:09
野晒し(習作十句)
〃
川柳
0*
11/2/8 18:09
あの犬(習作十句)
〃
川柳
1*
11/2/8 18:09
水仙の惑い
月乃助
自由詩
23*
11/2/8 16:43
人間
ヒヤシンス
自由詩
3*
11/2/8 16:16
地平にのこる感触
乾 加津也
自由詩
17*
11/2/8 16:08
孤高の人へ
ヒヤシンス
自由詩
4*
11/2/8 16:00
どこにいる?どこへいく?
一 二
自由詩
3
11/2/8 14:42
生き物
くろきた
自由詩
1*
11/2/8 13:39
how?
〃
自由詩
1*
11/2/8 13:33
知らない鳥
朧月
自由詩
2
11/2/8 12:40
気持ちの行く先
寒雪
自由詩
0
11/2/8 10:40
へらへらと息を継ぐ
プル式
自由詩
2
11/2/8 10:27
月光譚
非在の虹
自由詩
2
11/2/8 8:17
飛行機雲
風音
携帯写真+...
2
11/2/8 7:01
ノンアルコール
佐和
短歌
2
11/2/8 5:37
愛の表側
〃
短歌
2
11/2/8 5:13
思い出した句集
ああああ
俳句
3*
11/2/8 3:54
_
nia
自由詩
1
11/2/8 2:32
トレイン
番田
自由詩
2
11/2/8 2:07
* ハブラシ
藤鈴呼
自由詩
1*
11/2/8 1:52
傷つけてやる
甲斐シンイチ
自由詩
1
11/2/8 1:24
好奇心という怪物
れもん
自由詩
2
11/2/8 0:28
名まえ
シホ.N
自由詩
2
11/2/8 0:14
埋葬地
ズー
自由詩
3*
11/2/8 0:10
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
3609
3610
3611
3612
3613
3614
3615
3616
3617
3618
3619
3620
3621
3622
3623
3624
3625
5.42sec.