スヌーピーは
チャーリーが手をうてば
しげみを嗅いで飛びこえる
チャーリーがものを書けば
悩ましそうに眉をよせる
チャーリーがひざまずいたら
しろめを剥いてだかれる
消毒液のにおいた ...
怒りよ
悔しさよ
あたしの中に
ぐすぐすとくすぶっている
未開なるチカラに
火を点けよ
生まれたときからそうだった
双子は片割れと
比較される
両親の愛を
奪い合う
...
雪を知らない彼のかわりに 雪とりをしているあいだに 彼は夢の国へ ひとりで行ってしまいました 夢の国へ 彼はでかけてしまったのだから もう髪を切ってもいいんだよ 影に言われても 髪を切 ...
ちょっと期待しすぎだようだ
土足で己の心を蹴る
しっかりしろ
しっかりしろ
しっかりしろ
しっかりしろ
のしかかります重力(じゅうりょく!)
からみつきます孤独(こどく ...
一年間で十万キロもの距離を走る男の寝息はエンジンそのもの。
サウナの仮眠室で眠る上司と二人、低く唸るモーター音は、
薄っぺらなガウンや毛布では遮れない。妻は、子供はいるのか?
寝言は聞きとれない ...
せんにゅう そうさ かいし しね
女の子の地図
間延びする学校のチャイムとともに無愛想なその表情は変色し、細い腰はイスに自由落下、草臥れた制服のスカートが息 ...
ぜんぶたべきれない
なんでも
半分くらい
黄色い壁伝い 石畳の路地
幅一メートルほどの狭い路地を歩き続ける。
どこまで行っても路地
何時になったら この路地抜けられるのか
少し、焦りながら歩いて行く
突然視界が開け
突然光が戻 ...
この感情は
なにで出来てるんだろう
シンとした夜の真ん中は
何かと考えることが多くて
でも
気づいたら
思考は動かなくなって
感情がゆらりとぶら下がる
何にもない日 ...
おいてけぼりにされたみたい
誰も好きじゃないので
誰も嫌いじゃないのだ
細かいタイルの敷き詰められた風呂釜から
いつ落ちるか落ちるかと恐れて
ろくに暖まりもしないまま風呂場を出てしまう
...
誰もいないのなら眠りに落ちればいいだろう。何もないのなら風がそこにあるだけ。風はぼんやりと流れる。夢の中をぼんやりと何かを探し求めるようにー、それは夢なのかも知れないのである。そうではないのかもしれ ...
女子供は綺麗な心をしているのかもしれない。夢も素敵な色に満ちている。私はどこで何をするのかすら知らない。君たちがどこで何をするのかさえ、私にとっては単なる幻だよ。光が溢れているー、夢はそこにある。世界 ...
蹴り上げて時間が回っても
世界が始まるリズムしか
いつも聞こえやしないから
戦争が始まる前日は
どんな色をしていたかなんて
誰も気にも留めずに
今思うことを明日も思った ...
ずっと抱え込んでいた
薔薇の香りの生ごみを
思い切って 捨てましょうや
上空の毛細血管が
寒いよって 痺れてて
まだまだ痛々しいけれど
見えない未来に 泣いたっていい ...
ぼくの友人K君は隔週水曜日の資源ゴミの日に古本古雑誌の束を拾ってくるのが得意な男で、切り貼りしてノートにコレクションしている。しかし、K君は活字を読むことには興味がないみたいだ、ぼくは思う。刻まれて ...
おひさまの光
たくさん 浴びて
今年もまた
たんぽぽの花が咲くよ
あげるものが何もなくて
慌てて摘んだ たんぽぽの花
最後にあたしがあげたもの
ねぇ
今年もたんぽぽが咲 ...
――誰といたの?
誰といるの?
薄い愛を囁く
熱い舌
哀れに自惚れる鼓動を
愚かだと嗤ってくださいませ
眼差し、温かく
増していく、黒
貴方のペースに引き込まれ ...
たしか死んだはずの父が
逆上がりをしている
たしかに死んだはずなのに
まるで昨日のことのように見える
うまくできないのだろう
年老いたからだでは
それでも負けず嫌いの父に
も ...
雷
晴れのそらから にわかに 降る 雨
グラデーションの雲 もくもく GRAY GRAY 風にとぶ
風に乗り 散って 湧きおこり 消えて あらわれる 雲
めまい。
...
3年越しに取った、1年目は筆記試験は受かったが、実技試験で落ちた。
試験中上がってしまい考えられなくなった。2年目は休みを取った。
3年目には筆記試験と、実技試験免除の講習を受け、合格した。
...
タコわさに出会うたび
タコつぼを思い出す
そんなとき
タコに来て
タコを抱いて欲しいと
タコ飯も
タコスもいらないさ
(タコスはタコ関係ねえだろうがあ!メキシコだろうがあ!)
...
交替する息
濡れた髪
血の涙
ある石が
ある石に
打ち付けられ
破損した
打ち付けられた石も
破損した
粉々に砕けた石片が
散らばり
何の営利も生まぬまま
それはただ垂れ流 ...
君恋し
思い煩い
一片の
たゆたう心
弄んでる
こっから先ニューヨークだから金を払え
こっから先は有料だから木戸銭を投げろ
こっから先宇宙だ ...
白々と
冷めるお前に
がむしゃらに
カラダ重ねる
惨めさが倍
...
正直に生きるなんて
そんな恐ろしいことできないよ
正直になんてずっと
幼いころからできなかったよ
右といえば左であったし
上といえば下であったし
どちらでもいいといえば
はっきりしな ...
だれかぼくに
長い手紙をくれまいか
すっぽり暗いすり鉢の空の底
吹雪のあけた だだっぴろい広場に
まんべんなく雪は敷き詰められて
だれかが夕暮れの紅いろうそくを吹き消す
すると
取り ...
両腕を失ってうしなうもの
ギターをかき鳴らすこと
新しい服にそでを通すこと
愛撫
両脚を失ってうしなうもの
休日の足の指の爪切り
じだんだを踏むこと
スキップ
手足を奪われ ...
あめはふる
行く手をさえぎる
空想とあらそい
足どりはおぼつかない
あめから目をそらす勇気はない
今はその一粒一粒を
しらみつぶしにはたくので精一杯だ
唇を重ねたように
息がつまりそうな真夜中
声を荒げて
逃げだしそうになる都会の真ん中で
小さな羽虫たちは
か細い灯りに寄り添い
汗臭い涎を垂れ流している
相槌のない会話が延々と続 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スヌーピーのおもいで
soft_m...
自由詩
8*
11/2/11 15:47
怒りよ!
森の猫
自由詩
5*
11/2/11 14:02
軽蔑
永島大輔
自由詩
0
11/2/11 14:02
アホウ
田園
自由詩
2
11/2/11 13:53
狼煙
プテラノドン
自由詩
2
11/2/11 13:12
翼エマージェンシー
ayano
自由詩
6
11/2/11 12:58
うわき
はるな
自由詩
2
11/2/11 12:00
路地2
……とある蛙
自由詩
9*
11/2/11 11:52
空の真似
もずず
自由詩
1
11/2/11 11:09
着地点
ヒト科
自由詩
1
11/2/11 10:58
メモ
番田
携帯写真+...
2
11/2/11 9:40
〃
〃
携帯写真+...
2
11/2/11 8:51
その晴れない空に
中山 マキ
自由詩
2
11/2/11 7:51
『決別のとき』
座一
自由詩
6
11/2/11 7:07
読書ノート
ああああ
散文(批評...
4*
11/2/11 4:18
はじめのたんぽぽ
山崎みふゆ
自由詩
5*
11/2/11 1:50
Instinct —紫陽花—
涼深
自由詩
3
11/2/11 1:05
さかあがり
小川 葉
自由詩
6*
11/2/11 1:04
眩暈
ゆびのおと
自由詩
1
11/2/11 0:08
介護福祉士を受かってから思うこと
ペポパンプ
散文(批評...
5*
11/2/10 23:57
タコ好き
花形新次
自由詩
2*
11/2/10 23:32
止む雨と煙
Oz
自由詩
0
11/2/10 23:16
あわいこい
そらの とこ
短歌
5
11/2/10 22:19
禁忌ってんなら禁じてみせろ
TAT
自由詩
2*
11/2/10 22:14
『二人でやる』と書いてセックス
〃
短歌
3*
11/2/10 22:00
波が洗う嘘
朧月
自由詩
3
11/2/10 21:58
ぼくに手紙を
オイタル
自由詩
11*
11/2/10 21:56
ジョニー
シホ.N
自由詩
3
11/2/10 21:43
あめ
ここ
自由詩
2
11/2/10 20:50
息遣い
乱太郎
自由詩
15*
11/2/10 19:12
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
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3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
4.68sec.