ふいてもふいても
いっこうにひかない悲しみのなかで
笑わなければならない悲しみを
温めてなお笑っていることを
強さと呼ぼうか

明かりの絶えた街中で
星を見つめるまなざしを
つめた ...
泣く場所を選ばずはらり梅の花

沈丁花香りの先でしなやかに
つなみでうちあげられた
なもないさかなも
ひさいしゃの
ひとりなのだろう

なもない
さかなというなの
さかな

しかしそのさかなにも
ちゃんとなまえがあって
あのう ...
目の下が黒すぎる俺の
年齢をゲスしてみな、
ファッカー。

「よぉ、豚野郎、生きてたの?」

黙れー、殴るぞー、こらー、
俺の言葉を無視するなー、おいー、
ホトケしゃまぁー、ここですー ...
幸せ、不幸せ
善、悪
喜び、悲しみ
生、死

それは深い谷間に架けられた
蔓の一本橋のよう

渡るには十分に丈夫
切れてしまえば落ちる

確かに強いが
危うく ...
水は降る 冬は降る
銀と灰と
誉れなき晶
午後は降る 午後は降る


右手で右手をしぼり
流れ出るのは同じ色
痛みに混じる
あたたかさ


ななめうしろ つ ...
×月○日(月)
○○と遊んだ
×月△日(火)
・・・・・
書いてない・・・3日坊主とならず,2日坊主。
今まで5回は書いているが、必ず1日で終わる・・・
ほざけ、このビッチ、白痴。
マジキチ!

精子の香り漂う狭苦しい息苦しい鬱陶しい白黒の部屋で
そのキリン的首でも吊ってればいいのさ。

レッチリのフリーのサックマイキスのベースのリフのリズ ...
ぼくは誰からも
愛されていると感じたことが無い
付き合っていた人は何人かいる
好かれていたことはある
求められていたことはある
何人目かの君は 愛していると言ったけど
その意味 ...
海原をぎらつかせ 燃えている タンカー
空をぬるぬると鈍らせる 採掘場は炎の上
砂漠の皮膜を滑るように撫でるのは
水汲みの女 干乾びず 永い時間をかけて染み込む
水滴の艶 丸み なんて美しい女 ...
普段は感じることもないのに


きみが
はいつくばりながら
痛みに耐えて
立ち上がろうと
人々の冷酷さを映し出す
透き通った青空に向かって
手を伸ばした時
ぼくの心に潜む
奥底で ...
叔父がつくってくれた
平べったい玉子焼きをたべてから
小学校にでかける前に
ぼくは儀式をはじめる

父と母がまだ寝ている四畳半の寝室をすこしあけて
二人の寝姿を視野におさめる
それから目 ...
笹を切り ( 橋を渡る
)春過ぎて)風は方舟 )木漏れ日に(うねる瀑布の堰
それは、幾度か荒波を乗り越えてきた稜線
回顧する遠来の砂」
光、深く、奥へ、
奥へと足跡を辿れば
...
平成大地震
世は割れ
涙が何処でも見れる
素晴らしいぜ
ゴミだらけだ!
西日本中国地方
ここでは観客がいる
僕らの心は随意に揺れる

ショータイムだ
死と希望と金になる絶望
...
今日も秋葉原に立っていた
いつだって ひとりだった 私は
すべてを 情報の中で駆けめぐらされた
他愛の無いことを いつも 考えていた
ただの ちっぽけな 存在だった 


一体そこで何を ...
  だれかが死んだ
  数字に埋もれ
  僕はずっと
  血のにおいを忘れていた



  東京の蒼の下
  ふるえが止まらないよ
  明日を
  少しも疑えなくて

...
あふれるフォーティーン
光を追い越して
ただしいフォーティーン
笑顔を見せて

炉心溶融
水素爆発
避難
壊滅
弱者の視点

私たちは
文字を駆使して
文字にあらがい
文字 ...
ほんとうは
ほっとしたのである

ひさしぶりに
むすこをこうえんに
つれていった

そふとそぼがしんだときも
すきだけどきらいだった
ちちがしんだときも
ほっとしたので ...
せみのこわさは
からっぽのむね
とりわけ
大きな声で鳴く

私が
わんわん泣いているのは
私の
心がからっぽだから

あいたい
あいたい
あいたい
あいたい

私のこわさ ...
ほほえむ
ほほがふくらんで

ほっとゆるむ
おくちとめじり

ぽっとともる
こころのあかり

ほのおのように
あたたかい

ぼんやりとした
ちいさなあい

ほかのだれかの ...
政府に文句などない

最悪の事態なんて

タイムリーに通達されるわけない

四五時間後がいいとこだろう

それでも速いぐらいだろう

いま小田原の弟のところにいる

小田原から ...
私には、物事の正しさ、何かしらの真理、確信、誠を、得よう
それらに、近付こうという、考え、向上心が、ありません。
出世や裕福さ、社会的に、自らを高めようという、生活意欲が、ありません。
何一つ自 ...
人間は無力だ。

どんなに知恵を付けようと、自然には敵わない。

ただ、その代わりに人間は耐え忍ぶことを覚えた。

助け合う事を覚えた。

そして、覚えた事の上に今の生活がある。

...
青空ってさ
手の届きそうもない遠くにあるから
青空と言うのかな




何ができるのか考えてみる
誰かが
とかじゃなくて

わたし自身でできることを考えてみる



...
2日目を迎え
被災地の避難所では毛布の取り合いが始まりつつあると
世話役の青年が疲れ切った顔で
とりあえず粉ミルク、紙おむつが全く無いのだと話す
別の避難所ではミルクを溶かす湯も沸かせないと
...
何もできないと嘆くことや

不謹慎かもしれないと立ち止まることを



やめよう




いつも通りで行こう




一生懸命に働いて

できることはどんなに小さな ...
彼の手が
差し出され
その山は崩されたという

僕は君の
小指を掴んで離さなかった
小指だけが
手元に残った
そんな無力さを
誇れる気にはなれない

高慢にも
僕は彼を呪う
...
上に立つ人を選ぶなら

人に対して強く出る人よりも
人に対して愛情のある人を

計画を無理押しする人よりも
理に適った計画をする人を

選びたい

愛情があるというのは
甘いとい ...
破壊のあとの
試練は
おもい

とめどない
かなしみ

やり場のない
苦しみ

信じられるのは
生命の
回復する力

背中をさする手が
見えなくても

まっくらでも
...
僕の小さな手のひらじゃ
掴める物なんてたかが知れてるんだ
力を貸して
君の力を
手を貸して
どうかお願い
力が必要なのは
こう言うときであるが故

心を見せて
SHOW YOUR ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
波うち際ではるな自由詩411/3/15 19:35
咲く俳句011/3/15 19:05
名もない魚小川 葉自由詩411/3/15 19:05
ファック ミー 鮎島生人自由詩011/3/15 18:54
蔓(かずら)の橋蒲生万寿自由詩0*11/3/15 18:26
けもの森の囚人木立 悟自由詩411/3/15 17:13
日記メガネ自由詩011/3/15 17:00
自殺してぇ(2011年3月15日)鮎島生人自由詩011/3/15 14:50
笑い話 / ****年不明小野 一縷自由詩6*11/3/15 13:49
マーチ / ****年不明自由詩4*11/3/15 13:29
寒雪自由詩111/3/15 10:24
視界を選ぶ殿岡秀秋自由詩511/3/15 5:02
史跡を巡る ‥Ⅱアラガイs自由詩6*11/3/15 3:38
綺麗なチェーンメール竜門勇気自由詩2*11/3/15 2:16
メモリー番田 自由詩211/3/15 1:35
ジンジャーエール草野春心自由詩1*11/3/15 1:13
フォーティーンuminek...自由詩1*11/3/14 23:53
信念小川 葉自由詩211/3/14 23:51
カナリア・アイランドuminek...自由詩1*11/3/14 23:25
smile-スミレ-木屋 亞万自由詩2*11/3/14 22:55
小田原城にて吉岡ペペロ自由詩311/3/14 22:08
お前が死ぬべきだったのに。小野 一縷散文(批評...4*11/3/14 21:44
空を、ala自由詩1*11/3/14 21:21
たいせつなひと恋月 ぴの自由詩20*11/3/14 20:44
断層salco自由詩2*11/3/14 20:07
いつも通りで行こう未完自由詩1*11/3/14 19:07
線と点/高慢にもOz自由詩011/3/14 17:34
都の未来眠り羊自由詩011/3/14 17:25
破壊のあと自由詩011/3/14 16:50
SHOW YOUR HEART詩月自由詩0*11/3/14 15:48

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