でこぼこの
ガタゴトロード犬の道
道をあけろと
弾丸撃ち尽くす
...
しずかなよるはない
ほしもふらなかった
ただ
ゆきがふっていた
しらがになった
おじいちゃんとおばあちゃん
ふざけてあそぶ
わかいふたり
まどのそと
わた ...
したをむくことも
たいせつだ
うえをむいてわらえる
そのときのために
うえをむくことも
たいせつだ
したをむいてかなしんだ
そのときを
わすれないために
...
小さな悪事は重ねもしたが
大きく道をはずれもしない
心身少々病むことあったが
いま比較的に健全だ
そんな普通の生活も
生きてるだけで有難い
無理なくそつなく抜け目なく
ひとつの生 ...
みなさん、
花見へゆこうよ
夜桜を見に
ライトアップなんかいらないけれど
お酒もばか騒ぎもいらないけれど
今年の桜は
今年だけ
都知事の言う事をきくのはよそうよ
みんなでゆこうよ
...
うすあおい膜をつき破って
枕木の連なるほうへ舵を取る
砂のような雨が降りやんだとき
手に残ったほのかな苦みを
ずっと知っていた気がして
はす向かいの家の窓がひらいている
しめきったカー ...
兵隊さんは 戦った
鉄砲 シャベルに 持ち替えて
戦車を ユンボに 乗り換えて
瓦礫の山と 戦った
缶詰 乾パン かじりつつ
野戦テントで 仮眠して
泥深き野を 駆け回り
...
だだっぴろい教室で
子どもたちは
おもむろに武器をとった
守るためではない
苛むためであった
かれらは笑うだけだったけれど
かれは泣くだけであっ ...
自由をとんでいた翼が
はねをすぼめ
きゅうに
従順をはばたこうとするころ
鬼は
だれもいない
うす桃色の桜のかげで
ほねを囓っている
食い散らかされた青空のかなた
はらはらと ...
元気にしているの
へこたれているのなら
甘ったれているのなら
否定で遊んでいるのなら
ぼくとウマはあわない
これから
きみを殴りにいく
...
ジェット機に乗ってそれはやってくる
音に染まってくたびれたヒマワリ
ちぎったサルビア アリの巣の大洪水
限りない荒野に 軟禁されたことを知る
道端に命を落とした蝉の自由な羽 ...
寒さに震えているあなたに
あたたかい毛布をかけてあげることもできません
空腹を満たしてあげることも
乾いた喉を潤してあげることもできません
泣きたいのをグッと我慢して
みんな大変なときだ ...
津軽の地に生まれし者
幼少を経て、その地を後にした
夢と呼ぶにはお粗末な信念を
青年はひたすらに貫いて
意地という名の包丁片手に
立派な板前となり
同時に半人前な父親にもなった
...
欲しいものを集めて
並べてみたけど
全然楽しくないの。
ママが言ってた
お祈りしなさいって。
わたしは頭のいい女の子で
あなたのウソにはきづかないふりを ...
陽の傾きが一番いい頃合いを見計らって写真を一枚残して置こうと
額に収める程の物でもないけれど
人生の飾りにはなるだろう
きっといつの日にか微かに笑いながら眺める日が来ると
今の、 ...
外は夜
なのに
脳は昼間の路を
行きつ戻りつ
脳内から
如何にしても
己を削除出来ない
控えめを心掛けているクセに
なんて自己中心的
錆びた感情
湧かない言葉
苦 ...
ねてしまうおまえと話しした
かわいかった
新緑みたいやった
おまえがんばりすぎてへんか
果実達の饗宴
碧透明の瓶のsiesta
差し込む昼下がりの光に
穏やかに包まれて
疲れた時に疲れた事を疲れたと
言える場所が欲しい
嬉しい時に嬉しい事を嬉しいと
言える場所が欲しい
悲しい時に悲しい事を悲しいと
言える場所が欲しい
静かにしたい時に静かにしたい事を静かに ...
遠くへ出かける
としたら
薄いピンクの
窓一枚に
はさまれた陽による
それとも
奥へ奥へとこもるの
かしら
ガラガラあけた
かなたは透明
いきをひそめている
かしら
陽はそこを ...
おめでとう! 春になりましたよ!
何となく気持ちいいのはそのせい
雪もすっかりとけて
自転車もスイスイ
寝る前も少し暖かいんです!
目を閉じていると
暗い夜 ...
この風に
のって走るなら
きみの元に辿りつきたい
はかない
きぼうと花びら
めぐるきせつを一緒に
いたいだけ
いたいよ
きみからの電話
何もいえなくて
恋になった
呼び方ひ ...
西へ向かう電車に乗ると、すでにひとっこ一人いない電車に乗って風邪をひいてめんどくさい。
羽をすっかり伸ばしてしまうと残りは二人になった。
まつげの手入れに余念のないつり革の住人がソフトシンセサ ...
まだおさない はるが
ちいさくわらうたびに つぼみがひらく
そうやって くりかえされてきた おなじことが
まったくおなじでないことに きづく
それは まだおさない はるの
そんな おさなさの ...
俺の体に巣食う虚無
俺のなかに潜む胸像
俺という物体を交信しつづける魂
俺がいつ、いかなるときも削除しつづける事を願う
可能な限り俺は探し続けるだろう
可能な限り俺は探し続けるだろう
...
何処までも響いて鳴り止まない森の梢たち
降る雪が そうして白金の鈴を鳴らしている
耳の先の黒い兎が 雪原を駆ける
(優れた獣は所謂 「気配」を感じる
視聴覚と触覚、臭覚を統制する ...
寝過ごしたら
もう世界は無かった
残ったのは僕
そして硬いマットレス
それだけ
夢の中では
まだ彼らは笑ってる
消えたのは僕
そして安いマットレス
そう それだけ
黒い水晶の森を 黒曜石の渓谷を
吹き抜けて 暗がりの新緑を 震わす風
やがて透明に 純化されてしまう 花粉を
雪の結晶のように鋭利に 纏った有害な
棘ある風 絶えない夜
暖かくして ...
福島の原発は取り払われるべきだろう。世界はすでに外国の街並みのような悲しみをたたえている。私は誰かから呼ばれた時の声が聞こえたような気がした。
人は返事をすることなく歩き続ける。誰もいない朝 ...
一昨日 蒼が過ぎる空の下で
随分と酷く滑稽な光景
轢かれた猫の死体 朝の冷たい路上
それを拾い上げ 持ち去る精神異常者
・・丁度きっと何かを祈りたい気分だったのだろう
昨日 大空の下で ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
十九番ホール
TAT
短歌
1*
11/4/7 1:30
若人
小川 葉
自由詩
2
11/4/7 0:41
道程
〃
自由詩
4
11/4/6 23:54
人なりの道
シホ.N
自由詩
1
11/4/6 23:53
花見へゆこうよ
はだいろ
自由詩
1
11/4/6 23:11
予感
アオゾラ誤爆
自由詩
2*
11/4/6 23:01
兵隊さん
yumeky...
自由詩
2
11/4/6 22:58
沈黙
草野春心
自由詩
4*
11/4/6 22:58
青空のかなた
草野大悟
自由詩
8*
11/4/6 21:57
殴りにいく
草野春心
自由詩
1*
11/4/6 21:39
子どものレクイエム
アヤメ
自由詩
0
11/4/6 21:32
オロオロしながら泣きながら描く祈りの詩
涙(ルイ)
自由詩
2
11/4/6 21:06
叔父の一生
見崎 光
自由詩
1
11/4/6 20:45
からっぽ
あきひめ
自由詩
0
11/4/6 17:17
斜陽
A.Yusa
携帯写真+...
1
11/4/6 14:40
削除
もずず
自由詩
2
11/4/6 13:42
がんばりすぎてへんか
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/4/6 13:19
静物画
れもん
自由詩
1
11/4/6 10:31
空白 (未詩・独白)
プル式
自由詩
9*
11/4/6 10:31
カンバス
ふるみ
自由詩
2
11/4/6 6:42
祝! 春!
マリエ
自由詩
5
11/4/6 6:13
きみへ
かんな
携帯写真+...
5*
11/4/6 5:32
誰かぼくにファミコン買ってよ
竜門勇気
散文(批評...
0
11/4/6 5:09
「おさない はる」
ベンジャミン
自由詩
4*
11/4/6 3:32
fallen leaves
田無
自由詩
0
11/4/6 2:54
尖端 / ****'04
小野 一縷
自由詩
6*
11/4/6 2:47
それだけ
青井とり
自由詩
1
11/4/6 2:04
睡夢 / ****'04
小野 一縷
自由詩
5*
11/4/6 1:59
ライトレス
番田
自由詩
0
11/4/6 1:37
虹砕ける午後 / ****'04
小野 一縷
自由詩
5*
11/4/6 1:20
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
3609
加筆訂正:
まどろみ
/
乾 加津也
[11/4/6 22:48]
レンズを瞼に修正
9.77sec.