しっかり生きていこうと思ってはいたが、

うっかり長生きしすぎてしまったものだから
がっかりするようなことを沢山見てしまった。

うっかり長生きしすぎてしまったので
しっかりすることなく生 ...
私を中止
銀行も郵便局も宅配便も
逃げたりなんかしないはず

私を中止
いくらか家事をしなくたって
後ですれば済むこと
そういえば子供の頃
一生家事をすると思うと
気が遠くなった
...
テストがおわる
テスト返し始まる









親子はおしまい
オレタチしすたーず









冬のおわり
もーすぐ春が始まる

...
全力で頑張ったかい?
あの頃の君と僕は
何も見えずに
ただひたすらに想い続けてた

夢を1つだけ持って飛び出した
それがあれば何にだってなれるんだよ
口癖だったよね

君の目指す頂上 ...
{引用=
僕が中学生だった頃
ボブ・ディランを聴いていると
笑われたことがある
ビートルズでさえも
ダサかった
でも
今は
時が流れて
ボブ・ディランはとっても
かっこいいといわれ ...
今日は予定がある 友達とでかける
久しぶりに街へいくんだ
そう言って、ドアを開ける。

低いままの血圧
声にならない声あげ揺らめく
視界が白くなり手を伸ばす

「たすけて」

掴ん ...
唇はめくれて少し開かれている
樹液のように滲みでてくる声
膨らんだ身体 去勢された歌い手が
硝子玉のような瞳で 君を連れていく
震える 震えた心臓に銃器をあてがい
解放されたはずの わたしは ...
歯が折れた

親から
もらった歯だ

わたしは
気づかれないように
ちり紙にくるんで
ごみ箱に捨てた

まだ丈夫な歯だった
なぜ折れてしまったのだろう
歯だけなら
...
今日も人間の不在である街角で、笛を吹いたら竜巻がまきおこる可能性を判断できるだろうか。
1.平和であるということは、何も起こらないということそれ自体の感覚を指す。
2.平穏ではないのは、わから ...
むかし
世界はぜんぶさわれるとこにあって
世界がぜんぶ自分のものだった
いつからそうじゃなくなったんだろう
手に負えなくて
おそろしくて
おおきくて
でも
確実にうつくしい
いつ ...
たいして可愛くもない子が
短いスカートを履いて
とても楽しそうに
グッチをぶら下げて歩く
そちらのお嬢さんは
何色のガムを食べているの

夢がある場所は池袋
杉並で子供を産んで
...
花が枯れたから
僕はここにいるね
花が枯れたから
僕はここにいるね

咲いたらよぶから
咲いたらいくから
花が枯れてるうちは
僕はここにいるね
季節はずれの立ち枯れの薔薇の木と 似た者どうしで冬の日に二人

日が落ちて からむ寒さにあわす両手のひびわれがいつもより深い

何もなければよかったね なにひとつ持たずにここにいられたら
...
この場所は
なんてところだ
けったいなところだ
この場所は
なんてところだ
けったくそ悪いところだ

この場所は
なんてところだ
狭いところだ
この場所は
狭くて深いところだ ...
水にとける傷
とくとくと
しるしのように
書き換わる


何ものもなく何ものもなく
気付くと在った手のなかの音
微塵につづく
こがねの拍手


鳴りひびくの ...
なんども抱き合っているはずなのに

抱き合うと

懐かしくなるのはなぜだろう

清いものはふつうつめたいものであるはずなのに

抱き合うと

清らかであたたかな気持ちになれるのはな ...
休日の昼下がり散歩道
いつも見てた筈なのに
見えてなかった景色達

空き地の小さな畑や
柱の影に隠れた古看板

見える物は 見る者の
速度で変わるのだろう

速く動けば彼方の物を
...
深い森の中に鉄路が走り
群青色の電車が
静かに進んでゆきます
鳥のさえずりを
消さないように

私は食堂車にいて
甘い紅茶をすすりながら
ゆっくりと流れてゆく
外の景色を見て
鳥た ...
 ヒューストン ヒューストン 聞こえるか
 君がどこかでこの声を聞いていることを信じて電波をとばしている
 あと2時間で金星の長い夜があける
 ただし30分後から 強い雨がふりはじめる 間違いな ...
言葉も理解できない筈の犬達

言葉を発することも出来ない彼らに
心を見透せられたかのように
ハッとしたことが幾度もある

彼らは私のことも知らないし
難しい言葉も知らない
...
青空
飛行機雲

直線

青空
白く伸びる

飛行機雲


ねぇ、見て。




隣に
言える人は
無し

この気持ち
伝える人も
隣に無し

は ...
流された涙で時を洗えば
ひりひりと痛むでしょう/むねのおくが

だれひとり間違いたくない
みちのりは蒼いでしょう/どこまでも

じょうずではないから
みぎ ひだり
踏みつける地に生まれ ...
人生なんて冗談でしかないって
お偉い先生が言っていますが、
そんなことは地平線まで見える丘に立ちすくんでいる下々の者である僕らにはとんと実感がありません。
大きく言えば人生って今生きていることな ...
凍ったまま
凍ったままで
夏を待て
降りたシャッターの前に
右手をかざし
瞑目の、水晶の立像となって

冬はお前を追憶の塔にした
透明なお前の体を通して
青い青い海原が見える
光の ...
地図上の大部分はおだやかな晴れ
真ん中に私のこどもが立っている
雪が降って嬉しい、と言う

もやしを育てる
かびくさいキッチンは粘土のようにつめたい
つまり
息はしていなかったとおもう
...
サクサクに ふんわりかけて うむ パクり 聡明な魚みたいならいいけど
きちんと泳げれば綺麗だけど

くたっとした雲が
山をなめるようだと
ちょっとかっこわるい

下からならなんとでも言えるでしょ
口パクしてれば終わるでしょ
...
私は元来馬鹿だから、訥々と話すことしかできないのだ。
言葉を知らないのに、詩に惚れた。
ゲーテを現地の言葉で読むことはないのに。

恨み、を込めたり、
感謝、を込めたり、
愛、を ...
私がよく行くインポート専門のブティックがある。
ショップ名は「armoire caprice」
(アーモワール・カプリス)
もしかしたら御記憶の方もいらっしゃるかもしれないが、
以前この現代詩 ...
2人きりの映画館
ポップコーン食べて
笑いあり
涙あり

君は寝てしまった。
手をにぎり
時間を共有する
肩にもたれる

終わりは
ハッピーエンドにしてね
泣いていると
恥ず ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
惚け……とある蛙自由詩1311/2/16 9:47
中止小川麻由美自由詩3*11/2/16 7:56
おしまいサワメ自由詩111/2/16 5:58
挫折と安息逆鱗社長自由詩111/2/16 3:46
みんなとってもかっこいい真島正人自由詩10*11/2/16 3:11
Salty Solitude相羽 柚希自由詩1*11/2/16 2:26
_nia自由詩111/2/16 2:10
小川 葉自由詩311/2/16 1:53
Q番田 自由詩111/2/16 1:46
世界はるな自由詩211/2/16 1:21
空中庭園中山 マキ自由詩311/2/16 1:20
はるな自由詩111/2/16 1:19
立ち枯れ短歌111/2/16 1:13
ジレンマシホ.N自由詩1*11/2/16 1:08
朝へ 傷へ木立 悟自由詩511/2/16 0:40
たましいの調べ吉岡ペペロ自由詩311/2/16 0:35
立ち止まる佐倉 潮自由詩211/2/16 0:24
薬が効かない三条麗菜自由詩4*11/2/15 23:54
金星応答せよああああ自由詩5*11/2/15 23:41
分かっていないのは・・・subaru...自由詩1*11/2/15 23:23
飛行機雲こころゆくま...自由詩211/2/15 23:19
うたう朧月自由詩111/2/15 22:59
丘から地平線が見えるのですが……とある蛙自由詩5*11/2/15 22:28
雪夜の試みsalco自由詩5*11/2/15 22:09
コンプレックスアオゾラ誤爆自由詩811/2/15 22:00
あまあい一酸化炭素川柳011/2/15 21:40
魚類の娘朧月自由詩411/2/15 21:27
求道と呼べますか!田園自由詩011/2/15 19:35
クローゼットの秘密渡 ひろこ自由詩16*11/2/15 19:19
シアターペポパンプ自由詩5*11/2/15 18:51

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