女
野原を焼く火が胸にチリチリと燃え広がる
期末テスト
中学校を燃やしたくなる
表彰
自分がもらうときはそんなものかとおもう
面接
なんでこんなおもいをしなければならないのか ...
自分自身のことが見えなくなりそうだった。それはいったい何故なんだろう。よくわからないけれど、確かなことなのだと思っていた、嘘ではないのは自分のことだけだった。本当に疲れていた。疲れていないのは目に ...
その小窓の外の風景に目を向けた
その小窓の外の風景は切り取られていた
その小窓の外の風景に対して額縁を認めた
その小窓の外の風景をコーヒーを飲みながら観賞した
その小窓の外の風 ...
行為がうつくしい
おんなじ感情がうつくしい
もっとあまえたい
おんなみたいに愛されたい
ちんちんが硬くなる
ちくびを見つめる
恋人のちくびにむしゃぶりつく
...
朝から競うように 文字を並べ
電波を頼りに 本日も 送信中
飲み込むように 本音は 暗号化
半端な答えは新たな問いを生むだけ
全部夢ならよかったと 嘆くだけ
時計回りの日常 反時計回 ...
きょうお通夜です
あしたの告別式では弔辞を読みます
とりが啼いています
ゆきがななめに降っています
おとがこだましています
車のなかで泣いています
ひとの前では ...
思うことが 壁になり
思われることが 圧になり
何も考えたくない 夜が増えていく
大人になれず 子供でもいられず
それでも人でいたい 闘う姿捨てたくない
誰かといたくて 僕を忘れ ...
南極 と 北極
空 と 海
月 と 太陽
男 と 女
好き と 嫌い
*
*
*
*
皆
両極のようで
いて
みえない
磁気に
引かれ
...
愛しても
届かねぇなら
諦めな
ガラじゃねぇんだ
色恋沙汰は
デトロイト
シカゴテキサス
殷プラハ
...
誰かがさみしいと
しゃべって僕が聞く
体はこんなに生きたがってる
心は笑って首を吊る
散々詰め込まれて
伸ばされた個性ってのは
ひっつかまれて
地面に叩きつけられるために
ある ...
以下、私の友人である故中川路良和君の処女作品集でもある『頭變木』所収の全詩篇です。
初対面より間もないころ、人には見せたことがないのだが、と中高生時代に書き溜めた作品をなぜかひそかに読ませてくれ ...
「わたしのこころはサーモンピンク」
そのフレーズを見出したのは
確か「りぼん」誌上であった
もしかしたら「なかよし」だったかもしれないが
「少女コミック」や「プリンセス」や
「花とゆめ」 ...
ホイミをかけてくれ
...
亀のレストランに入った
亀たちが食事を楽しんでいた
メニューにあった
「亀肉のソテー○○○風」
(○○○が何であったかは失念)
を注文した
料理名の下には
不慮の事故で死んだ ...
随分とのんびりした赤ちゃんが生まれた
優しい木漏れ日の中で たったひとりだった
声が誰の耳にも届かないのを知ったら
泣くのをやめて誰にも知られずに眠った
首のない人形は歩いた
喫茶店 ...
人間を憎みました。
人間を殺しました。
人間を笑いました。
私の前世がそう叫んだ。
前世は困った顔をして、
私に「次は愛してください」と言ったから殴った。
愛していますよ。
無論 ...
自分の勘のよさにいらいらする
人と話すのがいやんなる
窓から雲を見る
布団の中に入る
このままいってしまおうか
お母さんの編んでくれたマフラーを触る
視界がにじむ
...
継ぎ目ひとつない皮膚が
どこまでも続いている
いくつか裂け目があるのは
わたしの内部への入口だった
君の裂け目が
わたしの裂け目を塞ぐ
そこを継ぎ目にして
皮膚は ...
君の涙が乾く前に
僕の想いを伝えておこう
愛しい分だけすれ違い
言葉が足りないままで
君を愛してると
僕を映したそのつぶは
君の頬を伝い落ちた
風がその痕を消してくれるさ
...
i am a key
because i'm flying the world
talk their justice
it's your fort
be their wish
it's ...
六月の強い日差しに 薄目を開けると
あの頃のままの 君のやさしい笑顔
ビーチで僕は寝そべり まどろんでいたようだ
当たり前のように 両手で君を抱き寄せた
君がいつも嫌うから やめて ...
コツコツと先を急ぐ女のひと
両かかととも赤く腫れあがっていて何だか痛々しい
足に合わない靴だったのかな
駅前広場は折からの霙混じりで
軒際で立ち止まっては、いちいち傘を開くのも鬱陶しく ...
君の割り切れない想いを空に放った
ほら 雪になった
君の涙を含んだ想いは
白い結晶になって飛んでゆく
なにもわからない
ただ消えるだけの雪も
きっと役にたっている
そう言 ...
つま先をカドにぶつけたような痛みの中
俺は何もかも忘れるようにベッドに深くもぐり込む
自分一人の暮らしにさえ責任を取れない俺が
他人の生活を背負えるわけがなかった
ただ一つの真実だ ...
ブラックサンダーを買った
丁度予鈴が鳴る時間だ、と
デジタルはぶっきらぼうに言い放つ
運悪く遮断機が寝そべる
そういえば、彼は息災に過ごしているだろうか
雑音の迫るなか髪をといた
...
すべての
きみへ
とじた
おさなさ
るりいろ
こわした
えいえん
なしくずし
できあい
てのなるほうへ
大空を羽ばたこうとしても
大きなスクリューに巻き込まれ
身を落とす者も少なからず
ターミナルの待ち人は露知らず
搭乗機のディレィにイラつく
大海を泳ごうとしても
大 ...
降りしきる雪が街を隠す
遠景を有耶無耶にする
私に残されたのは
鉄塔の太い骨組みと
幾筋かの高圧電線
切れ目も曖昧に天国へと続く
薄墨に浸された無数の紙吹雪
街の汚れを清める事もでき ...
自分だけ息止めながら
握った拳を
目の前で開いてみるの
お下劣な
あなたのその行為
訳もなく
懐かしいのよ
青春のにぎりっぺを
ひとはみな
忘れてしまう
あの頃の
あなたに戻って ...
みなさま、こんにちは。相田九龍と申します。
私は【批評祭】というお祭りを過去に3度、現代詩フォーラムで主催させていただきました。
このお祭りではその名の通り、沢山の批評を読むことが出来ます。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
待つ
殿岡秀秋
自由詩
3
11/2/15 6:21
ライト
番田
自由詩
1
11/2/15 1:35
風景
小川麻由美
自由詩
2*
11/2/15 1:08
ちくび
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/2/15 0:48
ロックンロール
蒼穹
自由詩
3
11/2/15 0:10
許し
吉岡ペペロ
自由詩
7
11/2/15 0:02
線上の人
蒼穹
自由詩
2
11/2/14 23:56
極(きょく)
森の猫
自由詩
7*
11/2/14 23:54
ドーベルマン・ジャックポット
TAT
短歌
1*
11/2/14 23:32
崖は見えている
竜門勇気
自由詩
2*
11/2/14 23:13
故 中川路良和 詩作品より
まどろむ海月
散文(批評...
5*
11/2/14 22:56
わたしのこころはサーモンピンク
佐々宝砂
自由詩
6+
11/2/14 22:52
じゃなきゃ死にそうだ
TAT
自由詩
6*
11/2/14 22:50
○○○風
たもつ
自由詩
4
11/2/14 22:30
必要
相田 九龍
自由詩
8*
11/2/14 21:29
人間を、
田園
自由詩
1
11/2/14 21:14
ふとしたこと
くろきた
自由詩
6*
11/2/14 20:51
継ぎ目
小川 葉
自由詩
3
11/2/14 20:51
原色のシャワー
洋輔
自由詩
0*
11/2/14 20:10
no name
宮岡絵美
自由詩
2
11/2/14 20:09
春の終わり〜summer has come〜
洋輔
自由詩
0*
11/2/14 20:00
雨音のひと
恋月 ぴの
自由詩
21*
11/2/14 19:56
明日に伸びる影
朧月
自由詩
2
11/2/14 19:52
Farewell
洋輔
自由詩
0*
11/2/14 19:45
黒き稲妻
モリー
自由詩
9*
11/2/14 19:42
今際
杳
自由詩
0
11/2/14 19:09
少なからず、擦れ違う
subaru...
自由詩
3*
11/2/14 19:04
雪が隠す
和田カマリ
自由詩
8*
11/2/14 19:03
あの屁を嗅ぎたい
花形新次
自由詩
0*
11/2/14 18:54
「批評祭。」「批評祭?」「批評祭!!」
相田 九龍
散文(批評...
2*
11/2/14 17:11
3561
3562
3563
3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
5.57sec.