気付かぬことと
気付けぬことは
何が 違うのでしょう
見抜く瞳と
背徳の瞳と
見過ごす瞳
思いやりの脚が
長く伸びた椅子に
ゆっくりと座ると
幾つもの 針が見えて
仕方 ...
否定される人間がいたとして
それは
下司だからという理由と
屑だからという理由と
畜生だからという理由と
豚だからという理由がある
今回は
屑だからという理由
しんだらいいと
...
道は細く分かれていって
ボンネットの先には 蒼い夕まぐれ
あなたがもう故郷にいないのは知ってる
私がもう独りではないのを
あなたが知っているように
どの角で曲がるのか ふいに聞かれた
反対 ...
よるが青かった
星がすこし散らばっていた
このなんねんか
いつも腹が痛かった
死んだらこの青いよるに召されるのなら
こわくなかった
あそこにいけるのなら
こん ...
その褐色の巨人は
毛髪からエレキを放電し
異様な叫び声を上げたり
心を揺さぶる言葉を呟き
その褐色の巨人は
無骨な太い指で
楽器の喉元を押さえ
楽器の内臓を掻き毟って
悲鳴を上げさ ...
腕を見付けた石膏像たちが安堵して眠る夜に、うさぎのようなあなたはうさぎのよ
うにフェンスの向こうを見ている。時差の向こうでは冷たい水を飲む長髭の数学者、
僕たちは精密に一四四〇分を刻み終えようとす ...
落とされた 水の中に落とされた
炭酸水に落としたストローみたいに
体に付着した泡が昇っていく
キラキラと輝く水面に
青白い手が見えた
一匹だけ はぐれた回遊魚が迷い
かろうじて ...
coffee
JAZZ
h.i.s.t.o.r.y
word
fly away
作り物の言葉
深呼吸
頭の上には空
and more
...
それは惰性でした
半分嘘の悪い遊び
巻き込んで振り回して
喜怒哀楽を初めて学んだ
生傷は絶えませんでした
それでもホンモノというものを
少し背伸びして手に入れたら
ままごとは形になった
もたれかか ...
いっそ全て壊してしまおうか
生い立ちも
感性も
脳裏に浮かぶ顔も体も
景色も
音も
この声すらも
寄りかかる事は罪であると
植え付けたの ...
この命は
何度目の命だろう
輪廻を繰り返しているのなら
干からびた海馬を
海に帰せば
思い出せるだろうか…
あなたとの出会いは
何度目かの再会かもしれない
縁と言うものに繋 ...
空などもののたとえであった
ただ一点創源こそが
彼ら<十人に一人>が得た智慧であるのにちがいなかった
再逮捕されずにいるひとも含めれば
薬物に二度と手を出さずにおれるのは< ...
ひとつ
ふたつ
みっつ
ベッドで遊ぶ
光のダンスを
みつけた
ありがとうの
拍手を贈った
風が力強く吐き出した
産声が耳に痛い冬の午後
暖房のよく利いたカフェで
木目が美しいテーブルに
所在なさげに周囲を見回す
白いコーヒーカップ
黒い水面にゆらゆら映る
瞳の輪郭にな ...
ひと言の代わりに振った手のひらを降ろせずに一人振り続けている
わがままを言えば最後になるような気がして噛んだ唇から血
僕はまだひとりぼっちを探してる夕暮れ帰る道の途中で
一番星ジャングルジムのてっぺんで見上げた空はなんて大きい
懐かしいあの日のメロディくちずさむ二人の影が夕日に揺れて
黄昏はいつでも ...
「海をみに」 だからといってくちびるがこんなに冷えるわけないじゃない
将来の展望というものが、希薄だなと思う。それは他人と話していて、感じる。
思い出というものも、同じようにうすぼんやりしている。未来のことも、過去のことも、ぼんやりとしていて、遠い。
二年後とか ...
大丈夫かなあ
そうつぶやく君に
根拠なく言う 大丈夫だよ
心でつなぐ手の二人は
裸で歩いていた冬の光りの中を
反対側のホームの手前で
そっと切り離す私の
カラダから抜け出させたカ ...
おそろしくつめたいてとあしとことば。
わたしのすべてに染みるようだと思った。
あまいものばかりをたべた。なぐさめるみたいに
すぐに元気になる。
唇の色で血の味がするような泣き顔 ...
おぼえていられないのは
なぜだろうねえ
花をつみながら
そう言ったひと
なぜだろうねえ
そう言いながらも
ずっと一緒にいる
わたしはしらない
あのひとの
いまを
タイムカードに
しるされる
ときのおとも
風のない日に立ちつくしている
言葉を誰かの心で手に入れたような気になって
落ちていく彩りの 眠りに
私は誰だろうと思い浮かべる
人でも誰でもないままに
そこで 夢を見ているのかも ...
冬空の下で花の種をまく
乾燥して凍てついた大地に
ピリッとやぶいた袋の中には
同じように見えても違う一粒ずつの種が
寒さに震えるように寄り添っている
手のひらにひろげると
小さな風 ...
売られてる子をいじめる奴らをマシンガンで皆殺し
売られてる子たちが泣きついてきてマシンガンで皆殺し
あなたの声が
リフレインするようになったから
しばらく
電話はかけません
声は大事なの
カチンコが鳴ったみたいに
1シーン 1シーンが
動きだすから
思い出が
思 ...
君に呼ばれたから
きたんだ
ここにきたんだ きたんだ
君が生まれたから
きたんだ
それが理由だ 意味はないけど
錆びたステンレスの
暗い場所をなぞって
夢にまで見た
理想の世 ...
拒絶したいものが
多すぎたのです
もはや茎は弱り
棘は何をも
突き刺すことが
できないのです
それでも薔薇は咲いています
誰もその手に触れられないという
誇りの欠片を最後まで持って ...
ひりひりするまで
愛を交わして
僕は君を 見失う
君は僕を 見失う
そして
鼓動
僕が君を見つける
君が僕を見つける
もう
離れられっこないだろう
い ろ コンベア―に運ばれて
く も 詩 隠れている ね
ふ え キスの 唇から風
さかな 海の音符
とうめい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
納豆
藤鈴呼
自由詩
2*
11/2/3 21:00
555
6
自由詩
0
11/2/3 20:51
知らないことが
吉岡孝次
自由詩
1
11/2/3 20:23
冬の青いよる
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/2/3 19:11
JimiH 3
……とある蛙
自由詩
7*
11/2/3 16:44
ユートピア/うさぎのようにあなたは
茶殻
自由詩
2*
11/2/3 16:25
色の無いエビ
Seia
自由詩
0
11/2/3 15:24
君の髪が風に吹かれて顔にかかるから。
プル式
自由詩
4*
11/2/3 15:14
依存症
AquAri...
携帯写真+...
2
11/2/3 13:24
。。。
美音子
自由詩
0
11/2/3 12:17
UNTITLED#6
折口也
自由詩
0*
11/2/3 11:49
創源
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/2/3 11:05
生きていること
橘祐介
自由詩
2
11/2/3 10:47
珈琲
寒雪
自由詩
0
11/2/3 10:46
弱むし
はるな
短歌
3
11/2/3 9:45
黄昏遊戯Ⅲ
未有花
短歌
9*
11/2/3 9:42
どこへ行ってきたの
はるな
短歌
1
11/2/3 9:36
世界のこと
〃
散文(批評...
2
11/2/3 9:20
出勤
朧月
自由詩
7
11/2/3 8:16
いく
はるな
自由詩
1
11/2/3 8:16
休日
〃
自由詩
2
11/2/3 8:09
タイムカード
小川 葉
自由詩
1
11/2/3 3:16
コーラップ
番田
自由詩
4
11/2/3 2:27
「冬空の下で花の種をまく」
ベンジャミン
自由詩
3*
11/2/3 2:11
フェミニスト
カチキ
自由詩
1
11/2/3 1:37
リフレイン
森の猫
自由詩
3*
11/2/3 1:32
たった一晩のことだった
竜門勇気
自由詩
0
11/2/3 1:22
病んだ薔薇
三条麗菜
自由詩
7+*
11/2/3 1:12
忘却
風音
携帯写真+...
1*
11/2/3 1:03
ふ
ヨルノテガム
自由詩
2
11/2/3 0:41
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
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3629
3630
3631
5.66sec.