拒絶したいものが
多すぎたのです
もはや茎は弱り
棘は何をも
突き刺すことが
できないのです
それでも薔薇は咲いています
誰もその手に触れられないという
誇りの欠片を最後まで持って ...
ひりひりするまで
愛を交わして
僕は君を 見失う
君は僕を 見失う
そして
鼓動
僕が君を見つける
君が僕を見つける
もう
離れられっこないだろう
い ろ コンベア―に運ばれて
く も 詩 隠れている ね
ふ え キスの 唇から風
さかな 海の音符
とうめい ...
久しぶりに訪れたここは、私がいなくなる前と変わらずにゆっくり年月重ねてた。
でも、私が居ても居なくても、なんにも変わらないんだということに気づいたら一抹の不安とそれに勝る安堵感があります。
ただい ...
ご無沙汰しております。ぺぽです。
ずっと思っていました。
これ生チョコです。なるべく早く食べて下さい。
それと詩も書きました。受け取ってください。
T先輩へ
いつもかっこいい先 ...
バスは砂の街を過ぎた。
撒き上がる砂埃に、窓の外側がざらついている。広い道路が先細って、地平線へ続くのが見える。
小さな土煉瓦の集落が、前に現れる。薄汚れた数頭の羊が、崩れ落ちた土壁に囲まれ、 ...
父と母が愛しあって
墓まで一緒なのか
私にはわからない
あいしあう、
響きだけで、どこか
あたたかな国で
糸や針を使い、あいと
しあうは繋がれて
いるのかしら
抜糸、される事はなく
...
貴方が私に向けたその可愛らしい笑顔の奥に
どれだけの諦観が潜んでいるか 私は知っている
濁りの無いその瞳の 幾重にも重ねられた群青の奥に
どれだけの凶暴が潜んでいるかも
貴方の中に匿わ ...
飯も女も喰わねぇで
生きているのは何でだ?って
...
駘蕩暮色
百年が行き交うカーブ清水坂
対岸に獅子の吼声鷗外荘
少壮の{ルビ精鋭=エリート}双眸ナカータ似
嫡子あげ「不器量」{ルビ御姫=おひい}返納す
くちなしの哀れ ...
不気味な月のすまし顔が
何とも憎らしい
汚らしく黒ずんだ空は
それが闇だなんて
都合よく解釈されたがる
ハートは煮えたぎってるわ
赤くて熱いの
ねえ早くあなたが握ってよ
少しで ...
都合のイイ人間関係を繰り返して
殺してきたのはなんだったのか
誰かが嘆きに嘆き悲しんで
声も上げずに死んでった
誰も傲慢にして臆病で
自己陶酔癖に自己嫌悪
あなたを選びとらなかった ...
書こうとしてごめんね
そのときにはもう 文字がみえていた
探そうとして疲れた
そこにあるものを
手に取れないから残そうとしたんだね
連絡船のよに返事がほしかった
届いているのか不安でし ...
相も変わらず
寂しさは私の身体を硬くし
時折に溢れる愛情は
それを許さない
狭間という地点で
一呼吸つけたらいいけれど
見つからない
まだ
僕は詩人になりたいのです
春なのに溶けるほどない雪や
夏の蒸しタオルのような暑さを
東京の君に伝えるだけの
詩人になりたいのです
谷川さんや吉野さんの詩には憧れますが
僕にはそれほどの ...
何が楽しいの 何が正しいの
そんな正義が必要なのかね
かわいそうだね 君たちは
薄っぺらい汚れた小さな世界の片隅で善人面して媚をうる
現実逃避した小さな世界の片隅で ...
通り雨に濡れたふたり今同じ
痛み疲れ感じて寄り添い歩く
とめどなく流れる人波の中に
つながりを求めた君は乾いていた
“寂しいからずっと離れないでいてね”
うつむく君の肩がそっとふ ...
「お兄ちゃん助けて」って声が、聴こえるんだよ、妹の声が。こんな事は初めてだ。俺がこの世界に生まれ堕ちてから、俺には妹なんていなかった。だから今、生まれて初めて耳にした妹の声だ。それが助けを求めているん ...
いいから自分を可愛がりなさい
いいからジブンで自分をカワイがりなさい
言い訳なんていいから
理由なんて要らないから
そっと ずっと もっと
じぶんを愛してあげなさい
ゆっくり ふれて ...
整形外科で溺れた
子どもの頃から登り棒は得意だった
誰よりも早く天辺に登れる自信があった
それなのに整形外科で溺れてしまった
むしろ言葉の綾、
と言った方が正確なようにも思えるけ ...
喜怒哀楽全てを共有し 将来を約束し合ったって
たった一通の「別れよう」 それだけで全部壊れた
いろんな要素が絡み合って 上手く出来てたはずなのに
たった一言の「別れよう」 それだけで全部壊れた
...
鍵盤の隙間
忍ばす剃刀
赤い雨だれ
にわかに注ぐ
私の中では
ただ一つだけ
美しいもの
赤い雨だれ
叔母の形見の
白いブラウス
パラリパラリと
野薔薇を咲かす
手首 ...
「 」
無言が心地いい
こんな雨の夜には
余計な音はいらない
閉ざされた部屋は
雨に流動されながら
箱舟のように
境を揺らぐ
だんまりと
時はつらなる
記憶が ...
もうじき40
そうか、あたしはおばさんか
誰かを
うらやましく思うのは
面倒だよな
ひがみっぽいのは
つまらんな
しけたポテトチップみたい
だから漕ぐんだ
ママチャリ ...
奇行師
彼が死後名を残すだって?
ハハ、あの奇行師が。
彼の語るのは夢物語。
浮き世にたゆたう慰み物さ。
世界に変革を?
どうやってするんだい。
この鈍色の世界 ...
郊外電車の車窓から夕暮れの開発地が見える。電車はあるときは半地下に潜り、あるときは高架線となり、田園地帯を我が物顔に走る。路線の駅に会わせて区画整理された街並みは美しいが、ほんの数百メートル移動 ...
はりがねみたいな芯だから
ぐにゃり
朝の寒さに折れ曲がる
固いけっしんは
夕べの日記に書かれてる
ぐねぐねぐねぐね
短くなりながらためてためて
えい
と起き上がる
曲がりなり ...
面白いことを言うと部長はわらっていた
目をとじたままわらっていた
腹水がベッドのしたに溜まっていた
なにかの拍子に一部が床にこぼれていた
それはあざやかな黄色だった
ダン ...
私は嘘を着て暮らしている
一刻も早く脱ぎたいのですが
これがウエットスーツのように
へばり付いて難しいのです
私は嘘を着た魚
私は嘘を背負って生きている
...
{引用=
どぶ川に棄てられた
あの子はどこへ行ったかな
しろい柔肌を
葉っぱみたいな深緑色にして
ぷかぷか浮いて流れていった
幼い兄妹がそれを指差して口づさむ
(ごらんごらんあれ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
病んだ薔薇
三条麗菜
自由詩
7+*
11/2/3 1:12
忘却
風音
携帯写真+...
1*
11/2/3 1:03
ふ
ヨルノテガム
自由詩
2
11/2/3 0:41
いまかえる
つゆ
携帯写真+...
3*
11/2/3 0:07
チョコドー緊急企画【もしチョコを上げるとしたら】
ペポパンプ
自由詩
3*
11/2/2 23:58
羊・風車・深海魚
小林 柳
自由詩
5
11/2/2 23:55
南の挨拶
ズー
自由詩
4*
11/2/2 23:30
翳り
水瀬游
自由詩
0
11/2/2 23:17
飯も女も喰わねぇで
TAT
自由詩
3*
11/2/2 23:05
暮色界隈
salco
川柳
4*
11/2/2 22:57
夜はこれが最後でいい
青井とり
自由詩
0
11/2/2 22:29
狐と虎
222
自由詩
0
11/2/2 21:40
書き記す癖
朧月
自由詩
2
11/2/2 21:33
狭間
松本 涼
自由詩
2
11/2/2 21:02
詩人
kawaus...
自由詩
5
11/2/2 20:34
世界の片隅で
ポー
自由詩
2*
11/2/2 20:27
通り雨
洋輔
自由詩
0*
11/2/2 20:25
妹の声
光井 新
散文(批評...
1
11/2/2 20:17
基礎至福
佐和
自由詩
7+
11/2/2 19:27
エラ呼吸の仕組み
たもつ
自由詩
3
11/2/2 18:44
やんなっちゃった
SEKAI ...
自由詩
1*
11/2/2 18:22
グリッサンド
ハイドパーク
自由詩
3
11/2/2 18:20
UNTITLED#5
折口也
自由詩
2
11/2/2 16:57
てやんでぇ
うめバア
自由詩
2
11/2/2 14:59
奇行師
田園
自由詩
1
11/2/2 12:22
訃報ー通夜3ー
……とある蛙
自由詩
7
11/2/2 11:56
はりがねいり
朧月
自由詩
2
11/2/2 9:34
大好き
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/2/2 9:21
嘘
Seia
自由詩
0
11/2/2 8:13
魚の子
高梁サトル
自由詩
10*
11/2/2 3:59
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
3609
3610
3611
3612
3613
3614
3615
3616
3617
3618
3619
3620
3621
3622
3623
3624
3625
3626
3627
3628
3629
3630
3631
3632
加筆訂正:
烏賊は少女じゃない
/
ayano
[11/2/2 19:32]
2011/2/2 加筆
5.42sec.