六月の強い日差しに 薄目を開けると
あの頃のままの 君のやさしい笑顔
ビーチで僕は寝そべり まどろんでいたようだ
当たり前のように 両手で君を抱き寄せた
君がいつも嫌うから やめて ...
コツコツと先を急ぐ女のひと
両かかととも赤く腫れあがっていて何だか痛々しい
足に合わない靴だったのかな
駅前広場は折からの霙混じりで
軒際で立ち止まっては、いちいち傘を開くのも鬱陶しく ...
君の割り切れない想いを空に放った
ほら 雪になった
君の涙を含んだ想いは
白い結晶になって飛んでゆく
なにもわからない
ただ消えるだけの雪も
きっと役にたっている
そう言 ...
つま先をカドにぶつけたような痛みの中
俺は何もかも忘れるようにベッドに深くもぐり込む
自分一人の暮らしにさえ責任を取れない俺が
他人の生活を背負えるわけがなかった
ただ一つの真実だ ...
ブラックサンダーを買った
丁度予鈴が鳴る時間だ、と
デジタルはぶっきらぼうに言い放つ
運悪く遮断機が寝そべる
そういえば、彼は息災に過ごしているだろうか
雑音の迫るなか髪をといた
...
すべての
きみへ
とじた
おさなさ
るりいろ
こわした
えいえん
なしくずし
できあい
てのなるほうへ
大空を羽ばたこうとしても
大きなスクリューに巻き込まれ
身を落とす者も少なからず
ターミナルの待ち人は露知らず
搭乗機のディレィにイラつく
大海を泳ごうとしても
大 ...
降りしきる雪が街を隠す
遠景を有耶無耶にする
私に残されたのは
鉄塔の太い骨組みと
幾筋かの高圧電線
切れ目も曖昧に天国へと続く
薄墨に浸された無数の紙吹雪
街の汚れを清める事もでき ...
自分だけ息止めながら
握った拳を
目の前で開いてみるの
お下劣な
あなたのその行為
訳もなく
懐かしいのよ
青春のにぎりっぺを
ひとはみな
忘れてしまう
あの頃の
あなたに戻って ...
みなさま、こんにちは。相田九龍と申します。
私は【批評祭】というお祭りを過去に3度、現代詩フォーラムで主催させていただきました。
このお祭りではその名の通り、沢山の批評を読むことが出来ます。
...
雨がおちていた
//空白に文字化ets
「鉛筆
大学ノート
きりたんぽ 」
ずっと「詩のなかを歩いてきた
」否 「ちがう 詩を引きずったまま
夢のなか」
夕立/
...
目覚め
長針が4回まわる
淀みから助けられた
目を見開く
気になる
気になる
ただそれだけ
そんな中でも幾らかは
生活を繰り広げる
労働
長針が5回まわる
疲労感から助け ...
花巻から一時間半。単線列車にゆられて、彼のふるさとへいった。
空気がつめたく、おりたった駅からはおおきな山と、大きな工場がみえた。
祝日。人はまばらで、商店街のシャッターは七割がた閉まっている ...
猛烈は
空に土足であがりこむ
闘牛の息猛々しいありさまを差しむける
裸(モーレツ)にすれば
コミック漫画のはみ出しイラストにひっぱりだこになる
それほどの猛烈たちがなんども呼びだされて
い ...
{引用=
稲荷山浄妙寺
鎌倉五山第五位の寺格
足利義兼の創建で
月峯了然(げっぽうりょうねん)から臨済宗
足利尊氏の父
足利貞氏が中興の開基
創建時の住職
行勇律師は後に栄西の弟子
...
月から吐き出される
柔らかな光の束さえ
拒絶して佇む暗闇の中
ぼくときみは息を押し殺して
その場にじっとうずくまる
暗闇というからには
ふたの開いた墨汁を
半紙にぶちまけたくらい ...
ねえ、君は誰かの
類似品になろうとしてるだけなんだね
安全地帯で
セオリーに従ってね
革新的だと君は言う
アヴァンギャルドで
他にないものだって
でも君は
...
気がつくと
インスタントラーメンを食べている
雪で 食材が底をついた
はい ラーメン
昼食 何にしよう
はい ラーメン
ちょっと 小腹が空いた
はい ラーメン ...
あく
音は
男の
懐を
つんざいた
鳥は
はばたいた
女は
終わってる
息を
閉じる
見える
邪魔な
ものが
見える
いく
音は
男の
懐を
つんざい ...
何かを変えようと
新しいものをみようと
キッカケを全てのものに求めていたって
嫌悪しているもの
それですら受け容れた時
結局 それは
僕が選んだもの なんだよな
完璧に完 ...
加湿器のスイッチを
入れ忘れ
起きたときの
喉のカラカラと
鼻の奥のイガイガが
なんとなく
こころのササクレに
似ているような
気がした
今朝
人のいない思い出ばかりが鮮明であるのは何故なんだろうと気になっている…
信じていたはずの… 連休の終わりに笑い転げている ドキュメンタリー番組の最後のコメントで
いつの間にか下に住んでいたはず ...
地図が
好きなのだ
まだ訪れたことのない
地名が記された
世界の縮図が
明日もまた
その一部分を
行き来するとしても
好きなのだ
どこまでも
行けそうな気が ...
歌を歌い
心の掃除をして
大きな声で
心を正す。
楽しいな
愉快だな
嬉しいな
気持ちが良い
笑って
泣いて
楽しんで
生きている
義理の弟に
息子が弟みたいに
かわいいのだと言った
ほんとうは
君が弟みたいに
かわいいと
言えばよかったのに
私になろうとする
君を遠くから
見ていた
息 ...
澄んだ心
混じりけのない
気持ち
素直な気持ち
意地を通し
足を踏ん張って
敵に応対して
平和を取り返す。
美しいものを
美しいと言う気持ち
美味しいものを
美味いと言う ...
何もいらない
愛だけが欲しい。
何もいらない
お金もいらない。
傷つく事には
慣れたはず
失うものなど
なにもない
綺麗な瞳の裏側には
大きなダイヤが
光っている。
ピュ ...
脚立の上から見下ろしている
もぎ取った橙を
放って
妻が受け取る
段ボール箱に黄色い香が詰まる
橙は枝から離れた瞬間から香りが立つのだ
春が近い
そうだ
今晩は鍋にしよう
橙の汁を搾 ...
おまえらの心が傾くところに
どんな花が咲くか見てやろう
それがこわいって言うのか
種も蒔いてないくせに
魂も 涙と一緒に溢れ出て ワタシが消えてしまえばいいのに
歴代の別れの傷が開ききる 最後の恋が散ったサヨナラ
胸刺して ココロが消えるわけじゃない
えぐり取っても 残る哀しみ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春の終わり〜summer has come〜
洋輔
自由詩
0*
11/2/14 20:00
雨音のひと
恋月 ぴの
自由詩
21*
11/2/14 19:56
明日に伸びる影
朧月
自由詩
2
11/2/14 19:52
Farewell
洋輔
自由詩
0*
11/2/14 19:45
黒き稲妻
モリー
自由詩
9*
11/2/14 19:42
今際
杳
自由詩
0
11/2/14 19:09
少なからず、擦れ違う
subaru...
自由詩
3*
11/2/14 19:04
雪が隠す
和田カマリ
自由詩
8*
11/2/14 19:03
あの屁を嗅ぎたい
花形新次
自由詩
0*
11/2/14 18:54
「批評祭。」「批評祭?」「批評祭!!」
相田 九龍
散文(批評...
2*
11/2/14 17:11
空文字
アラガイs
自由詩
4*
11/2/14 16:08
サングラスが欲しい
小川麻由美
自由詩
2*
11/2/14 15:21
置物のこと
はるな
散文(批評...
0
11/2/14 14:41
猛烈 (想起させるものに、忠実に)
乾 加津也
自由詩
12*
11/2/14 14:06
浄妙寺日記
……とある蛙
自由詩
7*
11/2/14 9:56
暗闇の中
寒雪
自由詩
0
11/2/14 8:49
醜悪
ホロウ・シカ...
自由詩
0*
11/2/14 6:52
コイケさんに、なった気分
森の猫
自由詩
11*
11/2/14 4:24
(Ⅱ).
はるな
自由詩
0
11/2/14 3:48
選べない自由
甲斐シンイチ
自由詩
1
11/2/14 3:30
ササクレ
こころゆくま...
自由詩
2
11/2/14 2:05
ジョー
番田
自由詩
1
11/2/14 1:49
地図
小川 葉
自由詩
1
11/2/14 1:40
Let's sing songs
ペポパンプ
自由詩
5*
11/2/14 1:19
弟
小川 葉
自由詩
0
11/2/14 1:18
パピオン
ペポパンプ
自由詩
5*
11/2/14 0:57
ただただ
〃
自由詩
4*
11/2/14 0:57
春が近いけれど今晩は鍋だ
曲がり屋レオ...
自由詩
2
11/2/14 0:13
音楽
はるな
自由詩
4
11/2/13 23:13
さよならフラッシュバック
北大路京介
短歌
6*
11/2/13 22:59
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
3609
3610
3611
3612
3613
3614
3615
3616
3617
5.36sec.