狂人の如く踊れよあしたには踏まれ汚さる白き言霊
雪あかり足音迫り我を抜きドッペルゲンガー玄関を開く
灰色の身篭った天空の核に
ぼんやりと繭を透かして
眠れる生命の淡い黄金が
そこだけ温度を伝えている
しかし雪は後から後から降っている
無心な子供のダンスのように
無数の白で地を照らしながら ...
涙が出た
涙が止らない
心の叫び
寂しくて
確証が欲しくて
もがいていた。
勉強と結婚した。
知を愛した。
足る事を知らない。
貪欲な行為
彼は疲れ果て
地に倒れた! ...
ある日僕の腕にぽこっとしこりが、出来た。
ある日身籠った妻は産婦人科で、検査をした。
この腕のできものは、何だろうか?
赤ちゃんは無事、生まれるだろうか?
人間の手はあまりに小 ...
すしを
いっしょに
たべにいく
かれしが
いるという
ことすら
あきらかになり
もはや
むりだと
わかった
100円寿司を
たべにいったり
するらしい
むり
もはや
...
黄昏の陽は降りそそぎ
無数の葉群が{ルビ煌々=きらきら}踊る
避暑地の村で
透きとほった風は吹き抜け
木々の囁く歌に囲まれ
立ち尽くす彼は
いつも、夢に視ていた
...
目を閉じて
果実たちの歌をうっとりと聴いている君の午後
に あたり前の登場人物のようにとどまっていたいのに
何故だろう砂のようにこぼれてゆく僕の輪郭
すっかりこぼれてしまう前に
君に気づいて ...
神武天皇がフィクションだなんて皆が知ってるよ
けれども今日この日を迎えられてとってもハッピーさ
反日主義者が息をしてるのも天皇のおかげさ
右翼も左翼も共産主義者もみんなで歌いましょう
天皇 ...
しっかりと背筋の伸びた
背中を想い出す
負けず嫌いで前のめりな
背中を想い出す
スーツの ジャンパーの
似合わないポロシャツの
背中を想い出す
ブレない 振り向かない
...
*
ケータイてふしぎ。緑やら黒やらちいさくひかる固まりを手にとりそれぞれの速度でひとは文字をなだれこむ。きみの分身をうすくふりつもらせる。地上絵はモザイクのこうずいみたいで。 ...
ゆうべはねむれないまま舟を漕いだ
ねむれないまま舟を操り蘆を払って湖沼をすすんだ
朦朧とねむれないままもとの舟着場にもどる
と、先がみえない霧のなかを漂流していたことがわ ...
覆水盆に返らず
一度信頼を失うと
二度と元通りに
戻らない。
師匠は初めから
反対していた。
「距離をとった方が良さそう」
「やめたほうが良いでしょう」
と言われた。
今とな ...
おでんの中を艦船が航行する
デッキから若い水兵が
手を振ってくれる
大根とはんぺんが好き
牛スジは入れる習慣がない
ガンモは好んで食べないが
無ければ無いで淋しい
こ ...
しずく落ち、揺れる花びらおもたげで母の手のひら思い出すとき
110211
逆上がり
冷たい夏の
夾竹桃
今日は雪だ!
子供たちは喜んでいる
大人達は渋い顔
老人どもは諦めて
猫の炬燵を用意する
第2国道 ...
スヌーピーは
チャーリーが手をうてば
しげみを嗅いで飛びこえる
チャーリーがものを書けば
悩ましそうに眉をよせる
チャーリーがひざまずいたら
しろめを剥いてだかれる
消毒液のにおいた ...
怒りよ
悔しさよ
あたしの中に
ぐすぐすとくすぶっている
未開なるチカラに
火を点けよ
生まれたときからそうだった
双子は片割れと
比較される
両親の愛を
奪い合う
...
雪を知らない彼のかわりに 雪とりをしているあいだに 彼は夢の国へ ひとりで行ってしまいました 夢の国へ 彼はでかけてしまったのだから もう髪を切ってもいいんだよ 影に言われても 髪を切 ...
ちょっと期待しすぎだようだ
土足で己の心を蹴る
しっかりしろ
しっかりしろ
しっかりしろ
しっかりしろ
のしかかります重力(じゅうりょく!)
からみつきます孤独(こどく ...
一年間で十万キロもの距離を走る男の寝息はエンジンそのもの。
サウナの仮眠室で眠る上司と二人、低く唸るモーター音は、
薄っぺらなガウンや毛布では遮れない。妻は、子供はいるのか?
寝言は聞きとれない ...
せんにゅう そうさ かいし しね
女の子の地図
間延びする学校のチャイムとともに無愛想なその表情は変色し、細い腰はイスに自由落下、草臥れた制服のスカートが息 ...
ぜんぶたべきれない
なんでも
半分くらい
黄色い壁伝い 石畳の路地
幅一メートルほどの狭い路地を歩き続ける。
どこまで行っても路地
何時になったら この路地抜けられるのか
少し、焦りながら歩いて行く
突然視界が開け
突然光が戻 ...
この感情は
なにで出来てるんだろう
シンとした夜の真ん中は
何かと考えることが多くて
でも
気づいたら
思考は動かなくなって
感情がゆらりとぶら下がる
何にもない日 ...
おいてけぼりにされたみたい
誰も好きじゃないので
誰も嫌いじゃないのだ
細かいタイルの敷き詰められた風呂釜から
いつ落ちるか落ちるかと恐れて
ろくに暖まりもしないまま風呂場を出てしまう
...
誰もいないのなら眠りに落ちればいいだろう。何もないのなら風がそこにあるだけ。風はぼんやりと流れる。夢の中をぼんやりと何かを探し求めるようにー、それは夢なのかも知れないのである。そうではないのかもしれ ...
女子供は綺麗な心をしているのかもしれない。夢も素敵な色に満ちている。私はどこで何をするのかすら知らない。君たちがどこで何をするのかさえ、私にとっては単なる幻だよ。光が溢れているー、夢はそこにある。世界 ...
蹴り上げて時間が回っても
世界が始まるリズムしか
いつも聞こえやしないから
戦争が始まる前日は
どんな色をしていたかなんて
誰も気にも留めずに
今思うことを明日も思った ...
ずっと抱え込んでいた
薔薇の香りの生ごみを
思い切って 捨てましょうや
上空の毛細血管が
寒いよって 痺れてて
まだまだ痛々しいけれど
見えない未来に 泣いたっていい ...
ぼくの友人K君は隔週水曜日の資源ゴミの日に古本古雑誌の束を拾ってくるのが得意な男で、切り貼りしてノートにコレクションしている。しかし、K君は活字を読むことには興味がないみたいだ、ぼくは思う。刻まれて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪
salco
短歌
3*
11/2/11 21:58
雪の日
〃
自由詩
5*
11/2/11 21:53
蟻地獄
ペポパンプ
自由詩
1*
11/2/11 21:44
空の産声
服部 剛
自由詩
1
11/2/11 21:18
無理
6
自由詩
2
11/2/11 20:58
涙の遺言 ー野村英夫への手紙ー
服部 剛
自由詩
5
11/2/11 20:12
君の午後
塔野夏子
自由詩
7*
11/2/11 20:02
建国記念の日のうた
只野亜峰
自由詩
0
11/2/11 19:47
背中
nonya
自由詩
16*
11/2/11 19:11
1ビットにもみたない手紙
ねことら
散文(批評...
4
11/2/11 18:58
舟を漕ぎおわって陸地にたつと
石川敬大
自由詩
18*
11/2/11 18:26
お言葉
ペポパンプ
自由詩
2*
11/2/11 16:49
帰還
たもつ
自由詩
7
11/2/11 16:48
手をにぎる
かんな
短歌
2*
11/2/11 16:39
さかあがり
あおば
自由詩
7*
11/2/11 16:17
スヌーピーのおもいで
soft_m...
自由詩
8*
11/2/11 15:47
怒りよ!
森の猫
自由詩
5*
11/2/11 14:02
軽蔑
永島大輔
自由詩
0
11/2/11 14:02
アホウ
田園
自由詩
2
11/2/11 13:53
狼煙
プテラノドン
自由詩
2
11/2/11 13:12
翼エマージェンシー
ayano
自由詩
6
11/2/11 12:58
うわき
はるな
自由詩
2
11/2/11 12:00
路地2
……とある蛙
自由詩
9*
11/2/11 11:52
空の真似
もずず
自由詩
1
11/2/11 11:09
着地点
ヒト科
自由詩
1
11/2/11 10:58
メモ
番田
携帯写真+...
2
11/2/11 9:40
〃
〃
携帯写真+...
2
11/2/11 8:51
その晴れない空に
中山 マキ
自由詩
2
11/2/11 7:51
『決別のとき』
座一
自由詩
6
11/2/11 7:07
読書ノート
ああああ
散文(批評...
4*
11/2/11 4:18
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
3599
3600
3601
3602
3603
3604
3605
3606
3607
3608
3609
3610
3611
3612
3613
3614
3615
3616
3617
3618
3619
3620
3621
5.9sec.