なんというげんかくな
しよくたくだったのだろう
ははなどは
あんなにきのつよい
おんなだったのに
よくうらぐちからでていって
ないてかえってきたっけ
そのことをは ...
{ルビ一昨日=おととい}が日蝕でした今日細い月を探すと見えていました
カラス座が見える春には懐かしく地平線下の星々を思う
花たちの静まる気配に何事かと思えば空に月浮かび来る
向こうか ...
「俺の前世は十字軍戦士だったんだよ」
ろれつの回らないボビーはアスファルトに倒れ込むが
その目は始発に向かう群れをまだ狙っている
“Are you OK,Bobby?”
“Don't sa ...
柔らかな
君の輪郭に
そっと 手を添え
抱き寄せる
君は 両手を
空中に 投げ出し
僕では
ない 何かに
身を委ねる
乾いた 埃っぽい
アスファルトに
二つの影が
しっ ...
からっぽの心にトクトクいれる
もっといれなきゃ優しくなれない
からからからの心のままじゃ
とげとげしすぎて痛くなる
甘くてあたたかなまるで愛のよな
飲み物いれる自分にも
あなたに届けら ...
トントントントン
包丁の音がする
君は手際よくテーブルの上に出来あがった料理を並べていく
いめぇじの世界で
ダンスを踊る人たちが
手を繋いでは千切れて
あら、忘 ...
たとえば今
こうして
文字を売ったり
しているうちに
カラオケにいったり
たべほうだいしている
そうだから
きっと
てにはいらない
あと
きもちわるいと
いわれる
...
結婚は人生の墓所でありますが、時々墓場から出てくる人がいます
彼らの活動内容には個体差がありますが、多くは異性の肉体を求めます
活動時間にも個体差がありますが、週に数回から長くて一日数時間程度です ...
紙に押した自分の指紋で
迷路をしなければならない
広い会場のような所にわたし
そして試験監督みたいな格好をした人
二人だけで向かい合って着席している
何度やっても
わたしの指紋 ...
夜明け。夜明け前。真夜中。
真っ暗な夜。エンジンが切られる。
歩道橋の上、電灯はぼやけている。
でも光っている。霧雨。雨が細切れにされて、漂っている。
飛んでいる矢は止まっている。
...
まだ春が来ない山
夜が明けた静かな土を霜が押し上げる
傍らで小鳥が動き始め
冬枯れの落ち葉をひっくり返す
左手は日の光に溢れ
右手は陰に沈み黙す
私はその中の尾根を行く
...
のびをしたら
雲に手が触れたので
そのまま引きちぎってみた
それはいつかのきみの
涙が蒸発したものだって
知ってた
でなきゃ
あんなに高い雲に
のびをしたくらいで
この小さな ...
さいしょにたべたのだれ?
さいごにたべたのなに?
ぼくをぼくあつかいする、ひとびとはてなれてる。
すとろべりーはすきじゃないといったらおこられる。うそはよくないと。
だからぼくはおれん ...
刃をもって地図を刻んでみる
道を失った時はいつもこうする
するとそこに印しは現れ
私はようやく安心する
悩みなどない
刻まれて山となった老廃物のベッドで眠る
それは悩みではなく
夢
...
ヒト
今日も朝目が覚めたら ちゃんと僕は僕だった
素敵な夢を見た気がするけど すっかり全部忘れた
僕に何の関係もない 悲しい事件をニュースが伝える
少し嫌な気分にはなったけど 寝ぼけた顔で ...
ガラパゴス諸島に行かなくてはならない。
彼が生きている間に。
彼はきっと、清潔なゲージの中でキャベツを食べている。
その眼が私を映してくれる間に、私は彼に会いに行かねばならない。
聞か ...
さびついた さびしい夕暮れの街並み
今日の仕事に疲れきって
しびれたこの胸の奥の
音色に重なり合う
そっと心を開いて 家路を辿る
「おかえり」の顔に会えるなら
悪くはないね
...
罪もなく幸せを奪われる者たち
いったい誰を憎めばいい?
終わらない争いを生むくらいなら
神なんて一人もいないほうがいい
何度も刻み込んだはずの傷跡も
癒えれば忘れてしまうのか
...
木枯らしが吹いている
僕の身体は冷え切っている
ため息は明日の存在にかき消され
落ち葉の下 日常は{ルビ埋=うず}もれてゆく
誰よりも ぬくもりを求めている冬
だけれどそれは最も ...
ふたりを妖しげなライトが
包むこのベッドルームに
今夜も素晴らしい
快楽が訪れるだろう
君のアソコはヌラリと輝き
興奮した僕は
おもいっきり
むしゃぶりつく
絶頂を迎えて
くすぐ ...
言葉足らずの季節がやってきて
降り注ぐ涙も白い息を吐く
部屋の暖炉で暖まっていたのは
自分一人だけ
棚に飾ってある詩集が
染みで黄ばんでいくのにも気がつかず
突然起きた表層 ...
とうとうお亡くなりに。
ヤクセキコウなく
お亡くなりになりました。
薬石効なく
の意味を急いで調べた。
治療や薬の意味もなく
とゆう ...
夜闇の階段に
小さく影を落とす
重力を蹴り上げ
人工灯を背負ったまま
漆黒の空を駆けた
夢を語りかけるのは
にじんだ紅い満月
せわしなく吹きつける時間が
足元を撫でては転がった
...
産まれてきてくれてありがとう/十分なはずそれでもう
膨らんでいくおなかを見て/子供の将来を夢見て
想像する育児の時間/楽しみに待つ成長の期間
でもいざ産まれると悩み増え/夫は何かと理由付け
手 ...
いちっ、1回でも妊娠
にっ、結婚2ヶ月でも冷めてる
さんっ、詐欺にあっても幸せ
しっ、失敗したらごめんなさい
ごっ、誤解されても無視
ろくっ、ろくでなしはなんて酷い言い方
しちっ、質屋のバ ...
君がいないのは何故だろう
鏡を いつも そこで 見ていた気がした
一体 何なのだろう 私とは
唇だけが とても 愛しい
君から 馬鹿にされているように思えた
こんな時代に 男であ ...
封筒に花をつめて贈る
もう届くはずのない海の底
砂とコンクリートで満たされた場所で
白骨化した魚類たちと眠っている
赤いポストに届けたい
気取るつもりはないけれど
想いを物に変えて何か ...
立体的な音の表現は、聴覚の、というよりはむしろ触覚の芸術に近づく。
『映画:ホラーハウス(Horror House:The Movie)』の冒頭、生き物の気配が充ち満ちた廃屋から鳩が飛び出し ...
サミーとやすこさんはクラブやってて仲良し
そこで木曜に回してるDJの妹は新聞社でバイト
名刺もらったけどどっかにいってしまった
名前も忘れた
「NIGHT AVENUE」でフライヤーや ...
この糸のさきを
だれもが放してしまった
糸のかわりに
だれもは棒で突いてきた
棒を糸だとつかんでみても
からだは痣だらけになるばかり
この糸に風が吹くのを
じ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
厳格な食卓
小川 葉
自由詩
0
11/3/3 1:09
生えて来ていた弥生
小池房枝
短歌
2*
11/3/2 23:57
Crusader's loneliness
いとう
自由詩
1*
11/3/2 23:56
影
花形新次
自由詩
1
11/3/2 22:09
乾杯
朧月
自由詩
5
11/3/2 21:51
じゃあ
相田 九龍
自由詩
7
11/3/2 21:48
低橋名人
6
自由詩
0
11/3/2 21:25
近年におけるゾンビの特色と傾向
只野亜峰
自由詩
2
11/3/2 21:14
空咳
たもつ
自由詩
4
11/3/2 21:10
今日、歩道橋と、かつて…
ブライアン
自由詩
1
11/3/2 21:08
尾根歩き
蒲生万寿
自由詩
1*
11/3/2 21:07
きみの雲
小原あき
自由詩
4*
11/3/2 20:45
さいしょでさいごの晩餐で
ゆうと
自由詩
1
11/3/2 20:33
カムフラージュ
瑠王
自由詩
7
11/3/2 20:29
ヒト
itukam...
自由詩
0
11/3/2 20:05
ガラパゴス諸島に行かなくてはならない
亜樹
自由詩
5
11/3/2 20:04
ペンギンが飛び立つ日
洋輔
自由詩
1*
11/3/2 19:54
You may hate me
〃
自由詩
0*
11/3/2 19:45
冬
〃
自由詩
0*
11/3/2 19:39
君の蜜までも
花形新次
自由詩
4*
11/3/2 18:07
待つ
乱太郎
自由詩
18
11/3/2 17:52
さよならゆうな
サワメ
自由詩
4
11/3/2 16:58
のぼる
向 奨吾
自由詩
2
11/3/2 16:17
虐待する奴を迫害する (ラップ詩です)
SEKAI ...
自由詩
2*
11/3/2 10:59
1回でも妊娠
花形新次
自由詩
2*
11/3/2 8:16
3月 南北線
番田
自由詩
3
11/3/2 2:36
なんという幸運
木屋 亞万
自由詩
4*
11/3/2 2:30
映画:ホラーハウス
ああああ
散文(批評...
2*
11/3/2 2:19
六本木のお友達
いとう
自由詩
3*
11/3/2 1:50
この糸のさきを
吉岡ペペロ
自由詩
7
11/3/2 0:44
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
3595
3596
3597
3598
5.71sec.