埠頭から埠頭へとコンクリートと鋼鉄の道を手わたす
 橋の下で
 アキ缶を叩きつぶしながら
 男たちがラアラア話をしていた
 母音/子音
 混ぜあわせたコトバが
 まったく意味 ...
塩辛と奴さんが笑っているから
嬉しくなる夜
君のマスク嗅ぎたい
ちんすこうって言ってみて
恥ずかしくなったら
教えてほしい

丁寧に歯を磨き
髪を整え
一帳羅に身を包んだ
格好よく ...
がんばろう日本!
ひとつになろう日本!

ひとつになった一匹の巨大なナメクジが
瓦礫の上をピチピチと飛び跳ねている
 ひとから相談をされたりすることはめったにないぼくですが、さっき後輩からこんな電話がかかってきた 。

「あ、ぼくですー。こんにちは。ぼくきのう推薦で大学きまったんですよー。
 あ、はい。あ ...
寒い時 防寒着をかしてくれた人が居た
都会の職場へ戻る夜行列車の戸口で
切符の予約をとらなかった甘い自分を悔い
朝まで立つ気で汽車に揺られるさなか
途中の まだ雪の見える駅から乗り込み
戸口 ...
古くなったクリアファイルは
表に細かな傷がついていた
ひとつ拾い上げて、爪の先で
かたかたと光の溝をなぞる
そこに流れていたものを確認したかった
旋律に音がないなら
ゆっくりと ...
あたしが電脳世界に溺れていって
あなたが現実世界に浮いていって
同じ進数を歩めなくても

構わないよ
ないよ

あたしが積み上げたブロックに
あなたは別の意味を見いだして
同じ遊びを ...
オールライトユーメイゴー
東京ドーム!盛り上がっているかい!

チューリップの花が
咲いていました。
毎日花びらは大きく育ち
大きすぎたら落ちてしまいました。

猫が日向ぼっこして
...
全てが壊れてゆく
全てが崩壊する。
人の為に
家族の為に

苦しみを押し通し
ただ進むだけ
新しいものと引き換えに
古いものが壊れてゆく

雑多な考えが脳裏によぎる
考えが分散し ...
待ちぼうけのカフェで
冷めかけた紅茶をもてあそぶ
スプーンのあてどなさ

間延びしたリビングで
戴き物のゼリーをふるわせる
スプーンの退屈

行きつけのファミレスで
カツとカレー ...
古いTVの中に
唄子と啓助がいっぱい
カッパのような髪型の
「鳳啓助でございやす」

夫婦は無限のつながりで
番組は終わりそうもなくて
日曜の夜の最後を締めるのは
いつも二人だった
...
俺は光と色彩の内に花火を見た。光?だがそれは・・・誰も黙らせることはできない。
 光と影の分身だと罵った奴が今や俺の下僕だ。それでも・・・乾いた舌の根を光らせていつも遠くの彼方を狙っているあいつは ...
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はっとして
涙が頬を伝い落ちる時、
私は独りで夜中に起きている。
何も言葉を語ることはできないし、
何をしていいのか、
何が正しくて、
...
「探さないでください」

そんな手紙を残して
君がいなくなってしまったから

僕はちまなこになって探したんだ

押入れ、風呂場、トイレ
良く行くレストラン、レンタルビデオ屋

何処 ...
ビーチボーイズのペットサウンズ、
UKオリジナルのモノラル盤は、
たしか7800円くらいで買った。
USオリジナル盤も欲しいなあ。

ペットサウンズについて、
語ろうと思えば、
語り ...
英語を話すあのひとが気に入らない
白人美女とささやき合う
その言語


わからなさがもどかしくて
イライラしている自分に
歯がゆい語学力
一体なにをくっついてふたり微笑んでいるの

...


湿気

ききすぎの暖房

足もとがすべる

音のない洞窟はどこにあるのか


無理をして

若者たちはいつどこで

なにに傷ついたのか




湿気
...
日本国の総理大臣よ
国民を守ろうと
本当に
肚の底から思っていますか
思っているなら
めいっぱい頑張っている人たちに
頑張れと言うよりも
ごめんなさいと言うよりも
やるべきことをやって ...
桜舞い散り
盃に落ち
染み入る情緒に
重く沈んで
一口、二口
しょっぱい味よ
痛むってことは
あるんじゃない心

心無い言葉って
言葉にも
あるんじゃない心

言葉に心があるから
しみるんだね
不適合だっておきるんだね

かたち違っても
あうといいな
...
すっかり散ってしまった桜を悼むように
さらさらと春の雨が風景を切り取っていく
いつまでも途切れることない透明の線
どこまでも終わることない静かな調べ

その中で独り まどろむのだ。
ぬるめの
無色透明の
温泉は

肌をもちっと
つるつるに
してくれる

湯に入っては
地酒飲み
浜を歩いては
湯に入り

湯治の旅は
ゆったりと
君がもし快感だけを
求めているなら
それを見つけることは
難しいことじゃない
君は自分のお気に入りの快感を
街で手に入れることが出来るはずさ
でも君が
その快感を孤独のうちに
味わおう ...
今日は歓迎会だったので
先輩が顔のきくバーというところに行ってきました
古典的というかなんというか
カウンターとボックスと通信カラオケ
カラオケは得点制 まあ
それはいいんだけど
得点に応 ...
見えたすべてがうれしいと思った
聞こえた その 街じゅうの音楽を
今日も そこで 眠るときに
目覚めた 私は 聞き間違えた いつも
ぎゅうにゅうを
のめないこどもが

まさか
うしだったとは

なかなくていい
きみのめは

うしのように
うつくしい
汚れた手で 目が合わないように 隠して
どこもみないように 精一杯に目をまるくしてつむる
まちがえて
ほたるにうまれてしまった

ゆうじんが
みつからない

わたしといえば
ひとにうまれたはずなのに

なぜほたるが
ゆうじんなのかわからない

そうか
...
誰の目にも今日を呟きたいことがある
俺の首は重たくて太陽を見上げられないけれど
誰の心にもものはあふれてかたまったまま
思いは届かぬと信じている
 最初はまだ
 AVじゃなかったのかも
 少女本番タレ流し
 タレ流し
 って言ったって
 浣腸とかじゃなかったから
 もっとソフトな
 放尿とか
 だったから
 ビニ本でもなくて自 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
橋は、スイッチである石川敬大自由詩10*11/4/23 23:19
希望skc自由詩111/4/23 23:01
がんばろう日本!佐藤伊織自由詩2+11/4/23 22:42
人生相談(10月の日記から)ああああ散文(批評...4*11/4/23 22:32
正月休みの列車で砂木自由詩9*11/4/23 22:04
fragmental tapestryねことら自由詩411/4/23 21:44
[二進法]東雲 李葉自由詩1*11/4/23 21:22
その日は来るペポパンプ自由詩1*11/4/23 20:52
わかつ事はできない自由詩2*11/4/23 20:51
スプーンnonya自由詩15*11/4/23 20:32
おもろいがいっぱい花形新次自由詩1*11/4/23 19:35
光は・・・yamada...自由詩011/4/23 18:45
迷子にbeebee自由詩12*11/4/23 18:11
グラタンと君とベンジャミン自由詩811/4/23 17:19
歌好きな女はだいろ自由詩111/4/23 16:51
らくだいせい佐和自由詩611/4/23 14:55
音のない洞窟吉岡ペペロ自由詩111/4/23 12:31
地位と責任眠り羊自由詩011/4/23 11:59
青桜太陽の獣自由詩011/4/23 11:24
心あるある朧月自由詩111/4/23 10:53
雨にまどろむれもん自由詩2*11/4/23 10:22
潮風温泉森の猫携帯写真+...5*11/4/23 10:16
オナニスト花形新次自由詩111/4/23 6:56
ラブあんピース、なんだよなあuminek...自由詩9*11/4/23 6:34
スリープ番田 自由詩211/4/23 3:16
牛乳を飲めない子供小川 葉自由詩411/4/23 2:37
まる十二支蝶自由詩211/4/23 2:11
小川 葉自由詩211/4/23 2:08
十二支蝶自由詩111/4/23 2:06
舞姫たち藪木二郎自由詩1*11/4/23 1:11

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