線路沿いの桜並木は君の町へと続くから、いつだって居心地が悪いんだ
ティッシュの山に埋もれた初恋を掘り返しては苦笑い
背の低い僕より背の低い君のことを誰より愛おしく思ってた
大好きな人にも必要とさ ...
それでも
改札口で契約締結の申込みをして,
契約書を債務者の管理権の入口に通し,
相手の債務履行に揺られて,
その履行が完了した先で,労務提供の履行に励む。
時間に合わせて生活圏 ...
おととしが、前厄で、
去年が、本厄で、
今年が、後厄なのだけれど、
そのおととしから、
先月までで、
のべ、
102人の、女と遊んだ。
みんな風俗だけど。
いや、
セクキャバの女 ...
近 々 戦 地 へ 発 つ と 聞 き 及 び ま し た
渡 し た い も の が あ っ た の で す が
間 に 合 い そ う に あ り ...
ATの仮免に落ちる
友達は受かる
ATの仮免に落ちる
S字の縁石に乗り上げる
ATの仮免に落ちた
みんな受かったのに
ATの仮免に落ちる自分は
荒涼とした大地に芽吹く
寒空の下に頬 ...
ちょ〜眠たい 春ですから
お腹すいた 春ですから
恋がしたい 春ですから
出世したい 春ですから
旅に出たい 春ですから
ですから ですから
も〜っ、春ですから
...
君と歩いた今日の日を
お母さんは忘れません
この次いつまた君が私と一緒にこの梅林を
訪れてくれるのかは
わかりません
来年も行ってくれるのかも知れないし、
もう嫌だと言われるかも知れません ...
桜の季節が近づくと
守れなかった約束に胸が痛む
一緒に見るはずだったのに
花咲く前に散った命
一人で見る桜には
儚さと憂いしか感じられず
ただ涙溢れるだけだった
あれから一年が過 ...
にょうさん
にょうさん
尿酸値が異常に高いのよ
そうよ
父さんも同じもの食べているから
高いのよ
にょうさん
にょうさん
何が好きなの
そうねえ
各種肉でしょ
あっ、モツが大 ...
棒のような
脚の少女が
ベージュのトレンカーの
足首だけ外して
モコモコのダウンで
着ぶくれて
私鉄電車のすみに
もたれている
春とは名ばかりで
今夜の風は冷たく
...
明日に明日は明日でまた明日のめしの心配するのが嫌だ
君からの手紙
鉛筆書きの文字
少し踊っているけど
温か味がある
手書きっていいね
何回も消した跡
少し力の入った筆圧
便箋を太陽と重ね合い
君の面影が映しだされる
eメ ...
あなたのことを
許せない
許せない
許せないと私は泣いた
肩を震わせるあなたと私は
どこが違うの
なぜ という言葉の答えを
見つけられずに泣くふたりの
影はヒトという形にみえた ...
いのちの綱を両手で握り、彼は崖を登る。
時に静かな装いで彼は足場に佇む。ふいに
見下ろす下界の村はもう、{ルビ生=なま}の地図になっ
ていた(少年の日「夢」という文字を刻ん
だ丸石が背後の ...
世界は落ちると 勘違いしている人がいる
日を吹く電気の中を砂利に映る食べ物へと
浮かぶめも ひっぱるくころの子も ここを
血の汗のある眺めに
愛のある無に
なみかぜ え そう
外れうく ...
犬はもう誰にも
愛されないの
自由を求める
詩人には猫好きが多いから
ところが私は
一見すると
セントバーナードに
そっくりな
典型的な犬顔だから
今はもう誰にも
愛されないの
...
カーボン紙に
まるめた銀色を
叩きつけたような
激しい空の下で
ぼくたちは
15回めの
約束のしかたを確認した
あれは
冬の日だった
たしか
冬の
寒い夜おそくだった ...
今日は母の誕生日。
夫がチューリップをかってきてくれて
写真のまえにかざってくれた
赤、黄色、紫、ピンクと
カラフルな春の花たちは
花瓶に入れた時はまだ蕾だったのに
室内のあたたかい温 ...
悲しけりゃここでお泣きよ
涙拭くハンカチもあるし
ねぇ、マスタァ。
ラストオーダーは…。
失恋した人々が集う、そんなレストラン。
恋愛中の愚痴をぽろりと零す、そんな空間。
涙が ...
聞こえて来るものがある。遠い過去から聞こえて来るものがある。それでもそれは今ぼくの耳元で鳴っている。ノイズ。新宿のエスカレーターを下っていく友人を見ながら、私は友人がこれから会いに行く人のことを考えて ...
{引用=捨て猫だった
やせっぽっちで
瞳ばかりが大きいだけの
頬ずりしたくても顔が小さすぎて
両手のひらにおさまってしまうくらいの
けれどあたたかな体温をもっていて
まるで熱のかたまりみた ...
もう少し
視野を広く持ちたくて
川の土手で写生していた
目の前を一頭の牛が通り過ぎて行く
あれを描けばよかったのに
川の土手で都会の高層ビルを描いていた
そこで暮らす自分の姿を ...
村上春樹氏の小説の意味は全然わからない。そしてなぜ、こんなに万人受けするのか、よくわからなかった。私は彼の小説は読んだことがあるのだが、私に対して何の感銘も与えられなかったし、多くの人のように、手 ...
空を自由に飛べる鳥をうらやましさで見つめる
羽ばたいても人の腕はむなしく空を切るだけ
風をつかめる羽根がこの手にもあったなら
自転車を両手放しで疾走する、コートの袖ははためいている
天を仰いで ...
はたちのころすっていた
くうきをおもいだした
そらやきのにおいがした
きみのにおいも
おいかけるために
ひつようだったのだ
すんだくうきを
おいこして
まってい ...
なくしてから気付く大切な物
薄々分かってるのに
なくすまで気付かない振りしてた
後悔する事分かってるのに
それまで何も出来ないでいた
そんなに自分を責めたら可愛そう
何もしてない事 ...
星の手触りがあるのなら
それは闇夜で繰り広げる光へのランデブー。
真昼の光線よりも恭しいから,すぐにでもできそうに
指先で感じる努力。
星の手触りがあるのなら
それは ...
声と言葉のパフォーマンス、PPWを主催している。(PPWについては僕のフォーラムのHPを参照してください)
また、同じ場所で服部剛さんが主宰しているぽえとりー劇場や、別の場所で催される詩の朗読会で、 ...
道路工夫が道を掘る
アスファルトの下の土
道路工夫は土を掘る
それは電話ケーブル施設の為
しかし垂らすのだ、埋設するのでなく
ずっと掘る
ずっと掘り進む
1年後に文明の誕生
2年後に人 ...
―――『となりのカフカ』池内 紀 (光文社新書)を読んで
カフカといえばあの、「悪い夢に出てきそう」な、虫になる男の「悪魔じみ」た「小説」、『変身』を思いおこす読者が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春風
ボトルシップ
自由詩
1
11/3/9 22:50
それでも。
電灯虫
自由詩
1*
11/3/9 22:06
のべ102人の女
はだいろ
自由詩
0
11/3/9 21:37
卒業おめでとうございます。
かぜきり
自由詩
3
11/3/9 20:13
ATの仮免許に落ちる
skc
自由詩
3
11/3/9 19:58
春ですから
subaru...
自由詩
4*
11/3/9 19:58
小春日和
桜 歩美
自由詩
1*
11/3/9 19:45
桜
@ショコラ
自由詩
1
11/3/9 19:26
にょうさん
花形新次
自由詩
2*
11/3/9 19:20
まだ春は
森の猫
自由詩
4*
11/3/9 19:17
今日の心配
光井 新
短歌
1
11/3/9 13:30
手紙
subaru...
自由詩
3*
11/3/9 12:17
人
朧月
自由詩
1
11/3/9 12:01
今を登る
服部 剛
自由詩
4
11/3/9 11:15
こだま
十二支蝶
自由詩
2
11/3/9 9:12
犬はもう誰も
花形新次
自由詩
3*
11/3/9 8:09
True Blue
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
11/3/9 6:43
天上の母へ
らぐっぱ
自由詩
0
11/3/9 5:37
失恋レストラン
会議室
11/3/9 5:26
【批評祭遅刻作品】殺し、やわらかい雨の中で(山茶花オクリ讃1 ...
渡邉建志
散文(批評...
5*
11/3/9 3:17
なかないいのち
ベンジャミン
自由詩
5
11/3/9 3:03
視野
小川 葉
自由詩
3
11/3/9 2:15
【批評祭参加作品】村上春樹の過大評価を考える
番田
散文(批評...
3
11/3/9 1:47
空樹
木屋 亞万
自由詩
2*
11/3/9 1:26
〃
小川 葉
自由詩
5*
11/3/9 0:33
会いたい…
@ショコラ
自由詩
1
11/3/9 0:20
星の手触り
電灯虫
自由詩
0*
11/3/9 0:11
【批評祭参加作品】朗読についていくつか
rabbit...
散文(批評...
9*
11/3/8 23:46
HE - LLLOW!
salco
自由詩
6*
11/3/8 23:29
【批評祭参加作品】「へんてこな作家」という親愛の情
石川敬大
散文(批評...
7*
11/3/8 23:25
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3577
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3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
5.32sec.