だれかが死んだ
  数字に埋もれ
  僕はずっと
  血のにおいを忘れていた



  東京の蒼の下
  ふるえが止まらないよ
  明日を
  少しも疑えなくて

...
あふれるフォーティーン
光を追い越して
ただしいフォーティーン
笑顔を見せて

炉心溶融
水素爆発
避難
壊滅
弱者の視点

私たちは
文字を駆使して
文字にあらがい
文字 ...
ほんとうは
ほっとしたのである

ひさしぶりに
むすこをこうえんに
つれていった

そふとそぼがしんだときも
すきだけどきらいだった
ちちがしんだときも
ほっとしたので ...
せみのこわさは
からっぽのむね
とりわけ
大きな声で鳴く

私が
わんわん泣いているのは
私の
心がからっぽだから

あいたい
あいたい
あいたい
あいたい

私のこわさ ...
ほほえむ
ほほがふくらんで

ほっとゆるむ
おくちとめじり

ぽっとともる
こころのあかり

ほのおのように
あたたかい

ぼんやりとした
ちいさなあい

ほかのだれかの ...
政府に文句などない

最悪の事態なんて

タイムリーに通達されるわけない

四五時間後がいいとこだろう

それでも速いぐらいだろう

いま小田原の弟のところにいる

小田原から ...
私には、物事の正しさ、何かしらの真理、確信、誠を、得よう
それらに、近付こうという、考え、向上心が、ありません。
出世や裕福さ、社会的に、自らを高めようという、生活意欲が、ありません。
何一つ自 ...
人間は無力だ。

どんなに知恵を付けようと、自然には敵わない。

ただ、その代わりに人間は耐え忍ぶことを覚えた。

助け合う事を覚えた。

そして、覚えた事の上に今の生活がある。

...
青空ってさ
手の届きそうもない遠くにあるから
青空と言うのかな




何ができるのか考えてみる
誰かが
とかじゃなくて

わたし自身でできることを考えてみる



...
2日目を迎え
被災地の避難所では毛布の取り合いが始まりつつあると
世話役の青年が疲れ切った顔で
とりあえず粉ミルク、紙おむつが全く無いのだと話す
別の避難所ではミルクを溶かす湯も沸かせないと
...
何もできないと嘆くことや

不謹慎かもしれないと立ち止まることを



やめよう




いつも通りで行こう




一生懸命に働いて

できることはどんなに小さな ...
彼の手が
差し出され
その山は崩されたという

僕は君の
小指を掴んで離さなかった
小指だけが
手元に残った
そんな無力さを
誇れる気にはなれない

高慢にも
僕は彼を呪う
...
上に立つ人を選ぶなら

人に対して強く出る人よりも
人に対して愛情のある人を

計画を無理押しする人よりも
理に適った計画をする人を

選びたい

愛情があるというのは
甘いとい ...
破壊のあとの
試練は
おもい

とめどない
かなしみ

やり場のない
苦しみ

信じられるのは
生命の
回復する力

背中をさする手が
見えなくても

まっくらでも
...
僕の小さな手のひらじゃ
掴める物なんてたかが知れてるんだ
力を貸して
君の力を
手を貸して
どうかお願い
力が必要なのは
こう言うときであるが故

心を見せて
SHOW YOUR ...
梅の花の香りを嗅ごうと
背伸びする私を視ずに
君は宙を眺めてる
白いワイシャツ姿の
君の周りだけ
特別に星が飛んでる

君の傍で季節を感じたかったし
まだ知らない景色を
穏やかな気持 ...
受話器越しの声があたたかい
電話ボックスで"ふたり"

それは嘘が真実になった瞬間だった。
疑いはない。実感そのものが、どこにもないのに。

 もっと奥まで
 目が冴 ...
唯、白い光のような祈りを奉げる。

強く、穏やかで在れ
困ってる人がいたら声をかけてみます。
「アラアラ」「どうなさいました?」
なんてね。

泣いている人にはどう接していいかわかりません。
でも、やっぱり声をかけてみます。
「アラアラ」「なに ...
{引用=
鳥がなぜ飛べるか知らないように
花がなぜ咲けるか知らないように
人はなぜ生きるか知らないから歩いていける
手を繋いで不完全を積み上げ
明日へしかいけないいのちの行進

あやめる ...
わたしたちは はじめなければ いけません

これほどまでとは だれもが目を覆います

しかし いつもおそれていたことか おきました



鐘をならすのは 

だれでもな ...
生きる価値なんか無いクズが生き残ってしまった。
死ぬべきなのは誰よりも私だったのに。

目を閉じて、
目を開けて。
貴方と一緒にワルツを踊りましょう。

どうにかして私が貴方の為のヤ ...
小さなものたちが
それぞれに
自らの場所で躓いている
その中に僕も君もいて
むすうの僕と君が
それぞれに
自らの小さく見える
けれどもほんとうはもっと大きい場所で
同じように躓いている ...
 今夜のチャリティ朗読会を終えた僕は、家路に着く夜遅い電車に乗りながら、今夜Ben’sCafeに皆で集った「チャリティ朗読会」の意味を、感じていました。
 朗読会を終えて、ジュテーム北村さんがかた ...
血を吐いて
死ぬなら

勝手に
死ぬならいいか

喜びはどこにでも溢れ
悲しみは皆が隠し持っている

何も届かない
深海の炎

氷の中で
水の中で
ありとあらゆる
自 ...
魚たちは
丘に打ち上げられ
濁った空気を吸っている
けものも
けだものも
身を潜めて眠っている
鳥たちはどこか遠く
姿を見せない

灯りのない街を
明るい部屋で夢想する
シ ...
思考は
先の見えない糸のように
絡まり
歩みを阻む

出口は見えているのだ、
キレイなもの
都合の良いもの
それらだけを抽出して辿れば
絡まることなど知らずに着ける


しかし ...
私は目を閉じる
自分など描けず死なされた 
豆粒となって 生きた 暗いシェルターの中であろう 
生きた事など 私は間違いだった 


少しも私としていいことなんて無かったんだ 
私で ...
そのままのあなたを籠でさらいたいもっとそのままになればいい


抱きしめた数だけ夜が明けるなら二段飛ばしで会いにいきます


花ひらくとき凝縮し花ひらくときを待ちわび薔薇の茶をほす ...
誰かが困っている時でも
音楽家は歌を歌うしかない
芸術家は絵を描くしかない
報道陣は報道するしかない
消防士は火を消すしかない
医者は医療行為をするしかない
科学者は頭で考えるしかない ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ジンジャーエール草野春心自由詩1*11/3/15 1:13
フォーティーンuminek...自由詩1*11/3/14 23:53
信念小川 葉自由詩211/3/14 23:51
カナリア・アイランドuminek...自由詩1*11/3/14 23:25
smile-スミレ-木屋 亞万自由詩2*11/3/14 22:55
小田原城にて吉岡ペペロ自由詩311/3/14 22:08
お前が死ぬべきだったのに。小野 一縷散文(批評...4*11/3/14 21:44
空を、ala自由詩1*11/3/14 21:21
たいせつなひと恋月 ぴの自由詩20*11/3/14 20:44
断層salco自由詩2*11/3/14 20:07
いつも通りで行こう未完自由詩1*11/3/14 19:07
線と点/高慢にもOz自由詩011/3/14 17:34
都の未来眠り羊自由詩011/3/14 17:25
破壊のあと自由詩011/3/14 16:50
SHOW YOUR HEART詩月自由詩0*11/3/14 15:48
二の丸公園にてモリー自由詩6*11/3/14 15:48
夜のライト薬熊自由詩011/3/14 15:15
pray.れもん自由詩011/3/14 11:28
アラアラ、ホイホイホイトキハ スス...自由詩6*11/3/14 8:31
明日への波紋高梁サトル自由詩411/3/14 7:35
夜明けの鐘るるりら自由詩1+*11/3/14 6:51
孤独メルトダウン。菊池ナントカ自由詩2*11/3/14 4:43
小さな君への挨拶岡部淳太郎自由詩17*11/3/14 2:37
チャリティ朗読会の夜服部 剛散文(批評...311/3/14 2:16
血を吐いて竜門勇気自由詩2*11/3/14 1:43
しなやかに朝を迎えたいいとう自由詩2311/3/14 1:41
思考と歩みの先に蒼井真柚自由詩011/3/14 1:20
リッスン番田 自由詩411/3/14 1:20
まぼろしnenrik...短歌011/3/14 1:00
いつも通りと祈り木屋 亞万自由詩5*11/3/14 0:30

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