蝉が鳴いている
経ち揺らぐ夕焼け
染み透る 何十年も前から変わらない
空の焼ける匂い
僕だけが--- などと
分かっちゃいない
彼らは時の列車に乗り
見捨てゆ ...
ゴルフ場の空に日暈が出ていた
ぼんやりとしたでっかいわっか
それが次第にはっきり虹いろになっていった
日暈に背をむけながらフェアウェイを歩いていた
だれかがオレのために祈ってい ...
{引用=みずうみを およぐ
底から数センチ上、
ひとたまりも なく
ひとは 笑うかもしれない
ぼくは無力 だと
ぼくも 知っていたから
あきれることも なく
ただ 光を 見つめる ...
この キモチ
あなたのもの
伝えることが
うまく できない
まっすぐすぎる
あたし
感じたんだ
あの時
あの日
あなたの
精一杯の
やさしさを
ボケとツッコミが ...
きみの握る絵筆の先の
色を想像する
伸びた爪の先を見捨てた
生きやすくなりたくて
だけど来月の自分すら見失ってしまう
小さくなったり大きくなったりする心臓に対して
心が
...
モグラ
言葉は今日も 張り巡らされたチューブの中
受け取ってくれる誰かを探して ぐるぐる旅をしている
暗闇の中から声がする 聞き取れずにすぐ途切れた
アンテナを伸ばして向けた 空はホンモノ ...
トモダチが欲しい
コイビトが欲しい
カゾクが欲しい
アシナガオジサンが欲しい
ヒトが欲しい
すべてが欲しい
いや、すべてはいらない
アナタが欲しい
アナタノココロが欲しい
ア ...
少し離れたところから
また宵と闇がやって来る
いつものようにそれを受け入れ
解放された熱量と
少しの眠気と混乱で
玉のような世界を産む
愛されたいと ...
【あなたの一番大切なものは何ですか?】
究極の選択を迫られたとき
人間は一つの答えを出す
それは
世界で一番
『愛するもの ...
☆金曜日
仕事のことは省略。
帰りに、職場のすぐ近くのホールで、
落語会をやっていたから、
途中からだったけれど、聞きに行く。
うわさの(?)鯉昇を見られて、
すごく良かった。
あのルッ ...
僕らの回りにモノは、過剰になければならない。
そうでなければ高すぎて、中古の2LDKでさえ買えない。
供給過剰ぎみでなければ、僕らは豊かさをあじわうことができない。
モノが過剰にあるということは ...
セックスは十七の頃雄琴で習った
セックスのやり方は十九 ...
しぜんな仕草はふつうの仕草
ふつうの仕草ってなんだろう
かっこつけたりしないって事
?
感動したりする自然はふつうじゃない自然
ふつうじゃない自然ってなんだろう
ぐ ...
惨めでも
負け戦でも人生は
続いてゆくよ
モルヒネをくれ
...
壊れた夜の片隅に身を置いて
時間の概念を分解してゆく
捨てられたまま白骨化した子猫の死骸と
使われなくなった給水ポンプの中の
身元不明の腐乱死体
道端で見た光景 ...
だあれもいない
夜
に
ゴキブリ
が出た
バカだなこんな
所にのそのそと
出て
くるなんて
殺そうか
でも
見なかったことにしたい
そんな判断で
成り立っている
...
あまい季節を夢みて
窓のちかくに立っている
腕には
うすあおい痣をもって
むかしに覚えたうたを
口もとに飾って
すこしだけ
笑っている
明日になったら
明日
もしあまい ...
つめみたいに切れたら/想い
また同じのがはえるなら
いくらでも悲しむのでしょう
しっぽをたてて 泣くのでしょう
大きくなった子犬は
セール札をはられて
メインボックスから離れて
ぽつ ...
罪深き者をどうか憐れんで下さい。
彼は何も分っていないのです。
罪深き人間に慈悲を与えて下さい。
彼は理解できないのです。
彼は惨めな人間です。
彼は自分の行いを認め
謝罪する事ができ ...
シャボン玉ふわふわ
ひまわりサンサン
アキアカネが飛んでる
虫カゴと虫取りあみ
空き地で
バッタ取り
あちらこちらで
這いずり回る
カマキリとにらめっこ
鎌を振り上げ威嚇して ...
家を出てゆけ
ああ言えば
こう言う
見本を見せろと言う。
憎んでいる人には
好意的に接する事が
できない。
罵声浴びせかける。
心の貧しい人は
不幸である。
自ら逆上せ上が ...
「悠々自適な生活、老後は江戸へ」と
街頭ビジョンに八百八町が映る
隣を見れば
「未来のテーマパークで新しい興奮を!」
と、目にうるさいホログラフの看板
現在更地のあの場所に
1 ...
西脇順三郎は「詩的な美」とは何か、について次のように言います。
{引用=
「その存在は一つの抽象的な、眼にみえない理論的な(譬えれば、原子形のようなもの)フォルムである。それは通常の経験の ...
5時限目 人の心を読む授業
鉛筆の影がノートに映る
あの子は几帳面に 鋭利な鉛筆を持って数式を解いている
僕は陽にあたりながら 丸っこくなった鉛筆を持って
πの可能性を ...
ある暑い夏の日の午後だった
座って化粧をしている君を見てた
寝たまんまのふりをして
僕はただ眺めてた
テレビドラマにはならない
つまらない結末
何の展開にもつながらない
どうしようも ...
たくさんのひとの中にいて話していると
からだがだんだんうすっぺらくなる
笑ったり怒ったりしている人たちのなかで
からだがだんだんうすっぺらくなる
頭のなかに大きな丸をえがいて
からだがだ ...
むかし男の人が死んだ公園で
山岸徹也くんと砂の城をつくった
歯ブラシが近くに落ちていて
それはとても古い感じがした
城門に番兵の人形を二体置いた
翌日、城は壊されていた
人形は ...
気付いてよ
あなたのせいよって
君がそれを願っても
僕は卑怯者なんだから
傷付いてよ
あたしのためにって
君がそれを望んても
僕は臆病者なんだから
確たるものばかりを求めていた
砂つぶてにしかすぎない自分に気がつかなかった
凡庸な日々に
埋もれ死んでいくのが怖かっただけだった
この歯を、
この腕を滅した理由を未だ知らない
診断 ...
{引用=
音源:http://youtu.be/-JXshprSPpg
}
原始、女性は太陽だったと
どっかのだれかがえらそに言った
今は女性は月なんだって
ひかりを集めてふわりと笑う ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不変の情景
甲斐シンイチ
自由詩
5
11/2/21 1:58
日暈
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/2/21 1:45
mizu.umi
ゆうと
自由詩
3
11/2/21 1:40
あなたのもの
森の猫
自由詩
6*
11/2/21 1:29
山吹色
______...
自由詩
1*
11/2/21 0:46
モグラ
itukam...
自由詩
0
11/2/20 23:26
ポーカーフェイス
シホ.N
自由詩
3
11/2/20 23:23
ヨナキ
依
自由詩
3
11/2/20 23:18
あなたはどうですか?
とわ
自由詩
0*
11/2/20 23:14
金曜日から日曜日まで
はだいろ
自由詩
1+
11/2/20 23:13
僕ら
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/2/20 22:58
強烈な下ネタ
TAT
自由詩
4*
11/2/20 22:56
自然
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/2/20 22:47
今日の短歌
TAT
短歌
3*
11/2/20 22:27
そして誰かがお終いの合図を出すのを待つ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
11/2/20 21:35
なんにもしなかった日
塩崎みあき
自由詩
4*
11/2/20 21:18
雨と靴下
はるな
自由詩
4
11/2/20 21:02
ペットショップ
朧月
自由詩
2
11/2/20 20:51
罪深い私
ペポパンプ
自由詩
4*
11/2/20 20:11
大切なもの
〃
自由詩
2*
11/2/20 20:08
人に憎まれて
〃
自由詩
2*
11/2/20 20:07
飛べない鳥
Seia
自由詩
2
11/2/20 19:26
ヒューム「ベルグソンの芸術論」(5)
藤原 実
散文(批評...
6*
11/2/20 18:03
数式のまどろみ
アヤメ
自由詩
3
11/2/20 17:41
ワンシーン
NIJIBI...
自由詩
3
11/2/20 17:31
だんだんうすっぺらくなる
はるな
自由詩
5
11/2/20 17:23
砂の城
たもつ
自由詩
3
11/2/20 16:58
等価と代償
秋助
自由詩
0
11/2/20 16:53
『沈む月』
あおい満月
自由詩
3
11/2/20 16:51
コギャル
にゃんしー
自由詩
4
11/2/20 16:44
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
3588
3589
3590
3591
3592
3593
3594
4.79sec.