神様を信じない
だけど道がふたつあったとして
救いのある方へ
ふりわけられたとき
感謝してしまう
私にも
なにかできるということかな
神様いるのなら
今日はありがとう
...
雪がこんこんと降り続いた次の日は
まだ夜が明け切らない早朝から
トラクターのエンジン音が響く
凍てついた大気では
空に昇る煙も、どこか力無い
そんな極寒の中で
現役を引退した男たちが
除 ...
メールをうつ
さみしいから
オンラインになる
さみしいから
パソコンをつける
さみしいから
死にたいという
さみしいから
オナニーする
さみしいから
君のこ ...
バースデーロウソクもなくケーキもなくひとり朝食に味噌汁すする
バースデー誰も知らないロウソクの本数見るのは我ひとりのみ
バースデー何も変わらぬ日々だけど何か変わるよな期待する日々
...
いまさらオーネットコールマン
意味不明の言葉の羅列が
たくさんの誤解を招き
バイト先の立ち食い蕎麦屋のカウンターのように
汁にまみれRu
言葉の羅列に色はないが
汁にまみれていたの ...
漂う時
曇り空、4月の空
春がいっぱい
咲く花々
一つ一つが
あでやかに笑う
乙女たち
妻と私の庭は
恋人たちで
にぎあう
ミントの束が
テーブルに ...
朝、一番最初に知ったことが同僚の死の知らせだった
自殺か他殺か事故死か病死か
自室で死体が見つかった
ペットボトルから水を飲むとき
クイっと手を添えて顔を上向けるクセのある人だった
死ぬ理由 ...
雨の降っている朝だった
雷が近くでうなっていた
ときどき地がふるえ
木がゆるゆる揺れ
小学生が嬉しそうに道をいく
わたしはゆううつだったが
彼らを真似て
ステップを踏みながら歩いてみた
...
ゆうひかとおもったら
もうあさひだ
しずかなときが
ここにある
いきている
いまもどこかで
たいようの
ゆめをみてるひとが
手術室を溶かしたような色の、底の見えない湖へ知らない女と入水する夢をみていた。泳ぐつもりだったのか溺れるためだったのかはわからないが、女は幸せそうな顔をしていて、おれはそれを見ていたくないがために、 ...
誰もいない部屋で
私ではないと… 目をこらしている
一人だった… 言葉をなくしては…
誰とも 声を 私は交わさず…
出ていこうとする… 一人ぼっちの世界だった
東京の冬
その中に小さくあった
僕たちの冬
踏切の音に
時折降った雪
「三回降ったんだっけ、雪」
人が人の思いを
お互いに舐めて
踏切の音が
消えてゆくこと
に期待して
つん ...
こんなことでドキドキして
わたしはバカですか
カバですか
高校生の時付き合っていた彼からこの番号に電話してとメールがきた
かけた
同窓会のこと ...
典型
もともとクリスタルだった
もう今じゃ
大地に還ったり
海に還ったり
無に還ったりして行った
キャッチャー・イン・ザ・ライ
グラン・ブルー
キャンドル ...
瞼を開ける行為さえ億劫な日々
輝かない陽射しは夕暮れ
死にたくなる
全てがこの指の隙間から流れてゆく
あらゆる事柄が退屈で
私の心を埋めるのは絶望と空虚
私に生きている意味を
...
言われた方はよく憶えているように
一方的に別れさせられた彼の方がよく憶えているだろう。
きっかけは何だった?
彼に問われるのが怖くて。
関節は滑らかに動いていて、立派になった彼の振る舞 ...
彼女が一生懸命話そうとしているのに
その話すべてを受け入れるほどの体力?元気?こころ?気持ち?がなかった
イラッとして自棄になり破壊したくなるのだった
破壊したらどうなるのか
借金まみれのまま ...
陽射しに微睡む君
まるで猫の様だとからかうと
小さな猫のぬいぐるみを僕に押し付けた
最近お気に入りのそれは
先日僕が気まぐれにあげたもの
眠り猫はいつも気持ちが良さそうで
日に日に ...
あの子にもらった 最初のメール
携帯電話を鞄の奥深くに沈めて
鞄を膝の上で固く抱きかかえて
午後十一時過ぎの 快速列車にもたれる
子供の頃に
家族みんなで大阪で遊んだときの ...
戸籍に書かれている誤字俗字が蒐集されて
法務省から公式文書として通知されている
とは
なんて滑稽で凄まじいことだろう
戸籍に書かれた文字
書き間違った担当官も
その間違いが何十年も ...
風
ビ ニ ル
苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗
熱 暑
苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗苗 ...
意識を下方修正する
受け止めきれない諦めを海に投げ捨てて
優しさのような白波を蹴破った
どんなに叫んでも
摘み取られたらお仕舞いね
見苦しいから、見てみぬふり決め込んで
...
君の目を見て
嘘をついた
その日の夢の中で
君が泣いていて
君も嘘をついていたことを
知った
石粉と鉄屑で青い星を飾り立て
束の間の目撃者が自己存在証明を試みる
中でも稀有な人々は、歴史を彩るアクセサリー
人類という動物の思い出に花を添える
誰もが誰かと邂逅する為に生まれて来
誰 ...
あたらしいいきもの
試験管からこぼれ落ちて
僕は生まれた
均衡のとれてた世界が
僕という形のいきもので歪んだ
鏡を覗いてみる
ふーん、これが僕なんだって
欲しがってた
羽もひれ ...
砂浜になぜか
まるのまま打ち上げられたりんご
いつからあるのか
りんごはなかば透き通っている
食べたらひどくだめそうなのに
僕はそれを舌にのせる
のを逐一 想像する ...
そこは海
きっと海。
仮分数の真下で立ち尽くしている
わたしのしらない重力
砂地は生きもののように足を奪う
サークル、
サークル。
終わりと始まりの区別が消えて
星たち
しずかに ...
懐かしい向かい合わせの座席
小旅行ってことばの似つかわしい車内の雰囲気
(偶然だったのかな、向かいの席に座った男のひととの軽い会釈)
それでも嵌め込み式のガラス窓では吹き込む風に往生する ...
{画像=110425205426.jpg}
*
あの日
とおく過ぎ去ったあの日
想い出はいまもあるのかな
あなたの胸に
*
あの日
苦しくなるくらいまで ...
{引用=はみだし題名だけの詩のスレッド、2005年から2009年の四月の分。
「元ネタは無数にあります。」
主には本を、長短軽重ここ七、八年、年に二百冊余読んでましたから。
書き手は自分が今まで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不信心
朧月
自由詩
2
11/4/26 16:53
年寄りの住む村
見崎 光
自由詩
8*
11/4/26 15:34
うつっぽくするくせがなおらない
ki
自由詩
4*
11/4/26 15:01
バースデー
由志キョウス...
短歌
0
11/4/26 14:23
何を今さらオーネット
……とある蛙
自由詩
12*
11/4/26 12:32
漂う時
生田 稔
自由詩
3
11/4/26 12:18
訃報
アキヨシ
自由詩
3
11/4/26 9:58
雨の日の朝
マフラーマン
自由詩
5*
11/4/26 7:02
太陽の夢
小川 葉
自由詩
4
11/4/26 6:48
踊り子トマト
魚屋スイソ
自由詩
9+
11/4/26 5:01
ルーム
番田
自由詩
1
11/4/26 2:35
東京の冬に点々とつくあしあとの泣き顔
植田心也
自由詩
0
11/4/26 2:31
バカかカバ
くゆら
自由詩
0
11/4/26 1:45
バブルたちの残響
藪木二郎
自由詩
1*
11/4/26 1:28
Ending
AKiHiC...
自由詩
2
11/4/26 1:20
語らい
電灯虫
自由詩
3*
11/4/26 1:03
応接室
吉岡ペペロ
自由詩
7
11/4/26 0:59
眠り猫の行方
茅野ゆき
自由詩
2
11/4/26 0:21
夜行
yumeky...
自由詩
2
11/4/26 0:05
無意味で有意義なもの
kauzak
自由詩
4*
11/4/25 23:40
苗、ビニル、暑
白昼夢
自由詩
1*
11/4/25 23:29
素肌に依拠する
笹子ゆら
自由詩
3*
11/4/25 23:23
嘘吐き
國朗
自由詩
2
11/4/25 23:06
稀有な人々
salco
自由詩
7*
11/4/25 22:42
あたらしいいきもの
itukam...
自由詩
1
11/4/25 22:08
殺伐にいたる病
フユナ
自由詩
10*
11/4/25 21:56
引き潮
アオゾラ誤爆
自由詩
2
11/4/25 21:51
滑るひと
恋月 ぴの
自由詩
13*
11/4/25 20:54
あなたを映す世界 / 木漏れ日に揺れる想い出
beebee
自由詩
16
11/4/25 20:53
卯花月生まれの題名たち04
小池房枝
散文(批評...
1*
11/4/25 20:14
3547
3548
3549
3550
3551
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3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
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3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
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3580
3581
3582
3583
3584
3585
3586
3587
5.73sec.