すって、はく
浅く、浅く、深く
浅く、
ふり向けば
いつか化石になる
踵へ
膝から、大腿骨、骨盤へ
はらへ
心臓から動脈へ
おおきくすって
ゆきわたるそのなかを
息が
駆け抜け ...
煙の中で呼吸する人々は光を求めて彷徨い歩き
常に携帯の鳴り響く音が耳の穴で聞こえてくる
それは風が運んでくるざわめきだと知る術もない
いま、お悔やみのメールが届いたね
地球の裏側で暖をとる ...
ああ 雨 降ったんだ、
窓開き外界臨めば
仄か熱せられた水群の匂い
街道向こうに光る水溜まり
向かい家に橙の明かり変わらず灯り
車 過ぎる、次々 過ぎる、
速度ゆっくり規定 ...
微かな宙の青み、
見えますか?
(みえるときもあればみえないときもあり、
きこえるときもあればきこえないときもあり、)
微かな声の震え、
無限の波打ち際に立ち
火を放ちながら、 ...
たつまいてるぅ?
自称詩人が京急東神奈川駅の
歩道橋で自称詩を叫んでいたとき
トルネード投法で
自称詩人の頭部に
ビーンボールを投げて
腰を引かせてやろうと思ったが
思いの外回転が良 ...
白描の渦に巻かれたら
柔らかな死を死になさい
意識の一点に
柔らかな死を宿す
白い光の海の、
次第に広がり意識を呑み込み無限の波打ち
〈何処までも生ける〉意志の力動し貫かれ
...
かつて昭和記念公園でわたしは森忠明と歩いていた
夏のあじけない夜でしかなかった
わたしは師匠と話しながら
東京都市の暑さのなかで
これからの人生についてみじかい詩句をひねりだ ...
いくら親がセレブだって
二十歳そこそことかそれ以下とかで
有名ブランドのバックとかジュエリーとか身に着けるのって
どうなの?
アンバサダーだかなんだか知らないけどさ、
あなた ...
時には旅へ出よう
かわいい子には旅をさせろってほんとうだ
旅して見て改めて
自分の今の状況がよく見えてくる
旅ってまたすばらしい出会いがある
風景との出会い
人との出会い
自分との出 ...
あなたを愛することこそ
わたしの全てだから
あなたを愛せなくなったら
わたしの全ては音をたてて崩れ去る・・・
そうもあろうと
わたしは あなたを完璧にコピーした
AIを作った ...
ブサイクと美男子が大親友
男の妄想女子と現実女子の激しいズレ
盾にするために美人と仲良くしとく
ダイエットする必要ない人まで励む
欠点を美点に変える すさまじい努力
...
広島では二十歳を過ぎると自分のことを(わし)という。これは三十を過ぎても六十を過ぎても変わらない。
(わし)の僕は僕という時期を過ぎても俺という呼び方が少し足らなかったような気がする。
俺、な ...
美人の名残があると言われた
恋人たちのイタチごっこ
ホクロをゴミと間違えられる
美人がおならして気まずい空気
空気読めます!主張が強すぎる先輩
先回りも遠回りも下手く ...
聞き捨てならないその言葉
オウム返しか?喧嘩売ってんか!
去らば友よ 稲妻のような君よ・・・ ハリーポッターかい!!
見つめないで!溶けきる前に あっち向いて?
暑さが度を ...
しびれるほど愛しても
あなたは
どこ吹く風で
どうしょもない
あなた
やっぱり
ちぎれるほど拒んだから
わたしはせわしなく去ったの
もう
どうにもこうにも
ならない ...
地下鉄の代理人
話をする
針葉樹の先にある
白墨が
フェンスを越えて
生活は届く
少し痩せた体の
影踏み
わたしが書く手帳には
青い空ばかりが
広がっていて
その高さにい ...
米国経済の先行きについてを考えながら、夜道をいつものようにして、僕は歩いていた。大方の予想ではインフレは高止まりし続けるのだという。そして、でも、その先に待っているシナリオについてはわからなかった。こ ...
背の髙き草々揺れ動く
この街道沿い植生し次々
走り去る車ヘッドライトに
浮き上がる緑、鮮やか
柔らか照り映える生動
なんて懐かしいんだろう…
凝視する私の内から沸き上がる
今の昔 ...
バロック的色彩像に
グロテスクな大仰に
飛び交い穿たれた無数の眼、
アナタは何想う?
時間はわたしを変え
増殖する白髪
私を置き去りにし、
わたしは決して
時間を追えない
...
平成二十七年三月エディオンアリーナ大阪
椅子席S八千八百円のシートに
午前十時前から座っていた
切落とし牛肉と玉子焼き、コールスローサラダで作った
焼き肉弁当を黙々と食べなが ...
ゆたかな木
夏の雲みたいにわきおこる
しずかに立っているようで
たくさんの声をもつ
ゆたかな木
鳥たちの翼を夜からまもり
どんな風も受けとめ
星のひかりに運ば ...
ふるえるとき、
泣いている、がたがた、さみしくて
ふるえている。
そのとき、
なかみのまま、
外にでていけない。
なかみのとき、
いるとき、
いるように見えて、
いないとき。 ...
生きることを
どうしても
選んだ
勇気に
乾杯!
泥が多いほど
大きな大仏を作られる。
とお坊さんが
教えてくれた
迷いなければ悟りなしとも
限(きり)が無い
命 ...
優しい崩壊がはじまっていた
あまりにも優しいので
感じるべき痛みを
感じることができない
あまりにも無垢な幻想が
あまりにも無垢なまま
此処を通りすぎることはできず
幾重にも折り畳ん ...
わたしとて流血したとて
かまわぬから
さあ わたしと
勝負をおし
なぜに刀をださない?
わたしの命令ぞ
そなた
わたしへの忠誠心を忘れたか!!
ふとどきもの者めが!
成敗して ...
金ばっかチラつかせおって
まれに見る脱!いい人
昨日は昨日の約束 明日は明日よ
今日を大事に出来なくて 明日を大事に出来るか!
喧嘩売られて買わないと進まない話
待ち ...
あの人はクセになるお人だ
やっぱあなたがいないと!
これでもかと襲う熱風
東京かぶれなんだわたしは
田舎も田舎なところに来たもんだ
だいたいアイツってやつはこうも図太 ...
なぜつらいときも君は黙っていなきゃいけないの
なぜ忘れたい思い出ばかりがたまっていくの
なぜ僕らの遊園地には雨が降るの
なぜため息ばかりが簡単に人を殺すの
なぜ人間は平等だなんて言えるの
...
夜のごみ捨てへ
袋を抱えて
白い壁にヤモリ
張り付いて くねらせて 這って
電灯に抱えた半透明な袋が白く光り
しわが艶めかしく
「ゴミはその日の朝に捨てましょう」
...
僕は時々自転車で隣町に出かける。そうすることで、色々なものごとを振り切るようにして、走っている。季節を木々の色や葉の色に感じ取りながら、自分の昔そこを歩いた幻影をぼんやりと、思い出している、僕はあれか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いき
wc
自由詩
4*
23/9/20 20:59
灰神楽に売胡座
アラガイs
自由詩
6+*
23/9/20 20:49
夜想74
ひだかたけし
自由詩
3
23/9/20 19:50
詩想17〇THIN THING 予兆(改訂)
〃
自由詩
3
23/9/20 18:00
夕焼け
花形新次
自由詩
2
23/9/20 17:08
白描の渦
ひだかたけし
自由詩
3
23/9/20 15:58
夏のよるべ
中田満帆
自由詩
5
23/9/20 14:26
有名ブランドを身に着けるということ
ルルカ ne...
自由詩
4*
23/9/20 12:32
旅へ出よう
zenyam...
自由詩
3*
23/9/20 11:33
ごめんなさい
ルルカ ne...
自由詩
3*
23/9/20 9:33
ミイラっぽい
〃
俳句
3*
23/9/20 9:01
一昨日後ろの僕と
アラガイs
自由詩
4*
23/9/20 8:35
美人過ぎるのも大変
ルルカ ne...
俳句
5*
23/9/20 8:33
あっち向いて?
〃
俳句
2+*
23/9/20 8:09
貧乏くじひいてみそ?
〃
自由詩
2*
23/9/20 7:13
蒸発
たもつ
自由詩
5*
23/9/20 7:02
米国経済の分析
番田
散文(批評...
1
23/9/20 1:19
詩想16〇開く光景(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
23/9/19 19:13
詩想15
〃
自由詩
2
23/9/19 17:55
花道
リリー
自由詩
4*
23/9/19 16:30
ゆたかな木
soft_m...
自由詩
14*
23/9/19 16:21
ふるえるなかみ
はるな
自由詩
4
23/9/19 15:52
※五行歌 三首「命は原初から欠けているから」
こしごえ
自由詩
3*
23/9/19 11:23
優しい崩壊
塔野夏子
自由詩
7*
23/9/19 9:48
散れ!!
ルルカ ne...
自由詩
3*
23/9/19 7:44
脱!いい人
〃
俳句
3*
23/9/19 5:36
追うでない 十句
〃
俳句
3*
23/9/19 5:26
なぜ
由比良 倖
自由詩
3*
23/9/19 4:56
隣りの部屋のクーラーの音がうるさくて
秋也
自由詩
4
23/9/19 2:11
秋のサイクリング
番田
散文(批評...
2*
23/9/19 1:26
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
加筆訂正:
一昨日後ろの僕と
/
アラガイs
[23/9/20 17:52]
また少し付け加えました。
一昨日後ろの僕と
/
アラガイs
[23/9/20 17:26]
文章を少し手直ししました。
ムンクの星月夜
/
中田満帆
[23/9/20 14:30]
改稿
一昨日後ろの僕と
/
アラガイs
[23/9/20 10:14]
文章とタイトルを少しだけ変更しました。
3.37sec.