浅すぎて溺れられないソーダ水
溶けてゆく足元に夢 匂う飴
別れぎわ 裸足になって踏む花火
できそこないのぼく
アールグレイ、アールグレイ、
アールでグレイな気持ちだよ
薄暗くて
すこしかなしい
ここにいちゃいけないのに
ここにしかいられない
すこしかなしい が
膜を張っ ...
君達はすべてのものに、ほんとの社会の窓を
開け放つために生きている。それを抑えつけ
る、真実のない化け物たちに立ち向かい。




ふたつの気持ちが重なって消えてしまうこと
はよくある ...
○「人生」
生きている間は
自分の人生が確定しない
死んで初めて自分の人生が
どういうものであったかが確定する
だから人は
最後の最期まで
しっかり生きなければならない
しかし
人生 ...
 空っぽのランドセルに
 かなしみをカタコト鳴らしながら
 工事現場は夕暮れの渦につつまれる
 瞳が裂けた子をひとり
 ひかりの膜にとり戻す
 想像上の友だちは
 会いたい気持ちを反故にさ ...
心ない
際どい言葉
辞書を引き
優越感も
ない
辞書詩人

辞書詩人
海馬の中の棚にある
砂浜
波の
音に
埋もれて

*

Inkweaver
この二重短歌は、 ...
流れ星が消えるみたいに
僕の言葉は見えなくなった
真っ黒な人の形をした影が
こっちを振り向いたような気がした

遠くの方で爆発音
そして影はあるき出した
夕暮れの中の一瞬の出来事
...
雨は涙ににていてね
いつかこぼれるものなのよ

どんより空を見てごらん
うるむ瞳にみえるでしょ

雨は涙ににていてね
とまらなくなるものなのよ

空がわんわん泣くのなら
今はいっし ...
自称詩人になりたいから
自分の母親を殺して
バラバラにして
その一部を食べたという
女が逮捕された
別に自称詩人には
猿でもなれるのに
何を勘違いしたんだろう

自称詩人の死肉を喰ら ...
勃起しっぱなしだから
ぺニスケースが必要なんだって

だから十代の僕には
ぺニスケースが必要だったんだ

でも今の僕には要らない
もう要らないんだ

どんなにグラマラスな女性を
そ ...
一日の始まりに純白のハンカチーフ
貴女は行ってしまい置き去りの私

名付けることで世界は発見され
名付けられて世界在り当たり前に

奏でられるサウンド謎のノンセンス
なぜ空気の振動サウン ...
電気ポットの内側に、「ここまで」という表記があり、いつもそのずっと手前までしか水を入れられない。なぜきちんと水を満たさないのか、と言いながら、夫がコップから水を注ぎ、ぴたりと「ここまで」に合わせて ...  午前七時三十七分発の電車に乗りたくて
 はや足で のぼる小路
 それでも
 目の端がとらえてしまう 小さきモノ達よ


 短くなったタバコの吸い殻

 路面にひろげられたまま貼りつく ...
有名な金平牛蒡美味い店一度食べれば二度三度頼む

カップ麺三分待てば食べられる初めて食べる気持ちで食べる

散歩する時に飼い猫ついて来る毎日の日課幸せ気分

砂浜の潮の香りはやや冷たい冬の ...
 小さなグラスにウイスキーをなめなめ

 夜更けて
 
 行くのを知る


  そういえば私の影は何処へいったでしょう。

   「探しにでもいったのでしょう。」

  あら、何 ...
 
あっち向いて ホイ

ウチ見て ホイ

なんでそちらを向きはるのかしら、いけず


 
目の前に一本の道が現われた。

この道を行けば、海に出る。

ほら、かすかに波の音が聞こえる。

見えてきた。

海だ。

だれもいない。

天使の耳が落ちていた。

...
青ぞらの日の、
雑用のつみかさね、
フォークリフトに雑巾をかけ、
ゴミを拾ったり、あるいはホウキで掃いたり、
している、
どこか緩慢な、土ようびのしごと、
けれども思いのほかいそがしい、
...
吾輩は猫ニャンである
親分が
まだ目も開いていにゃい
吾輩を拾ってくれたのである

親分の手のひらよりも
まだ小さかった頃
もうすでに吾輩は
親分の枕で一緒に寝ておった

ある夜
...
すっかり夜だ
カーテン開ければ
満月輝く 白く白く生照らし
円かな輪郭保ち柔らかな光にて
どろんと赤々地平に昇るその巨大忘却させ

(それは死そのもの だった)

死は生に付き纏い
...
祈祷師になりたいがため
母親の死体バラバラ死肉を喰らう

祈祷師に亀頭剥き出しまじないを
掛けてもらうも皮はそのまま

耳たぶや鼻や唇だけでなく
ぺニスケースも着けてキャンドル
いい街だ
いろいろと建て変わったし
交通上便利だし
人は集まるし
美味しそうなお店もあるし
ファッションは溢れてるし
駐車場だけ
あと駐車場がキレイになれば
この街は完璧だ

駐車 ...
 小鬼らの足あとに少女もはだしを載せましたら
 堪えきれない心が蒼へと染まり
 瞳に映らなくなりました

 そこから見えますか
 少女の唇が呼ぶ雨と
 少年の肩を締めつける光
 そして間 ...
この七月の
光降り注ぐ
太陽の日、
路傍の石に
眼が穿たれ
見開かれる沈黙、
熱と光の充溢に
霊性貫かれ只不動。
ゴルコンダでchatGPTが即興詩の感想をかいていますが、
まだ専門家ではないのでパーフェクトとは言えないけれど
けっこう良くなってきたかなと思います。

ユーザーの私の要望を提供している ...
つらいことを
乗り越えるために
欲をこころの糧にする
けれど 大事な物事は
一つでもあれば良い


こころの深い傷と共に
生きるね
この傷の深さは
いのちの深さと
つながっている ...
○「縄文杉の祈り」(改定)

別れた勢いでやって来た
縄文杉の朝もやの中で
私は愛の祈りをささげる

宮之浦岳を越え黒潮を越えて
都会に住む君に届けとばかりに
愛の祈りをささげる

...
 かつて
 わたしの掌に
 高々と燃えていた火柱

 それは
 赤く 高く 太く 激しく
 掌で支え切れない程だった

   わたしの顔も 肩も 胸も
 
   焔に染まって輝 ...
 うごく小さなゴミの塊

 しゃがみ込んで足もとのキミを摘み上げる

 「モップスリッパみたいじゃないか!」
 と
 カナブンくんに挨拶する

 どこを
 どうあるいたら
 こんな ...
電車に乗ろうとしたら
頭の先から尾ひれの先まで
すっかり人魚になっていて
人魚は乗れません、と
電車の人に断られてしまった
取引先には遅れる旨連絡をして
しばらくホームで待つことに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
花火はるな川柳323/7/4 14:48
薄グレーゆうと自由詩123/7/4 13:45
社会の窓をAB(なかほ...自由詩523/7/4 11:22
独り言7.4zenyam...自由詩5*23/7/4 8:00
ある日soft_m...自由詩423/7/4 6:23
辞書詩人足立らどみ短歌3*23/7/4 3:37
dropin’竜門勇気自由詩023/7/4 2:40
雨について(母から子へ)TwoRiv...自由詩12*23/7/3 20:46
食人自称詩人花形新次自由詩023/7/3 19:27
グッバイ、ぺニスケース自由詩023/7/3 19:04
離郷、そして帰郷ひだかたけし自由詩3*23/7/3 19:03
メモはるな散文(批評...723/7/3 18:27
役目[まち角14]リリー自由詩3*23/7/3 13:37
砂浜夏川ゆう短歌323/7/3 12:25
夜更けリリー自由詩5*23/7/3 10:18
ホイ殿上 童自由詩2*23/7/3 0:47
陽の埋葬田中宏輔自由詩14*23/7/3 0:04
土ようび本田憲嵩自由詩823/7/2 23:30
吾輩は猫ニャンである 其壱銀薔薇自由詩1*23/7/2 21:58
夜想67ひだかたけし自由詩223/7/2 21:46
激烈!AI短歌1花形新次短歌023/7/2 19:36
駐車場がキレイになれば木葉 揺自由詩123/7/2 19:23
あやかしsoft_m...自由詩4*23/7/2 15:40
予兆ひだかたけし自由詩423/7/2 15:12
詩とは何か。chatGPTは詩のコメンテーターとしての天性が ...足立らどみ散文(批評...2*23/7/2 15:01
※五行歌 四首「どこに転んでも大丈夫」こしごえ自由詩5*23/7/2 10:18
独り言7.2zenyam...自由詩4*23/7/2 6:46
月に歩く女リリー自由詩2*23/7/2 3:02
七月のそらに[まち角13]自由詩2*23/7/2 1:45
距離たもつ自由詩10*23/7/1 23:57

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