タイラップ

真珠

柿の種
リ・サイクルする私の中で足りない言葉を探し出している、家具の中の誰かの匂いと、太陽に照らした時だけ浮かび上がる魚を捕まえた、という君の言葉にワクワクしたんだ、だってそんな姿美しいじゃないか、ワタシとい ... はっさくや
植物学者の
家に有り
夜の街には、風が吹き
不幸な人を選びます。

不幸な人の吐く息は
切ないほどの甘さです。

その唇はやわらかく
そっと触れたらぷにぷにで
どんな小さな喜びも
そっと ...
あらそいばかり視えるので
瞳を閉じたこともある

平和の使者を待ちわびて
すこし寒くて震えてる

夜風が鳴いてるこの庭で
みあげているのは星月夜

横浜港のみえる丘
...
世界を変えよう
そう言う私と彼女のお尻には
ふかふかの尻尾が付いてて
鋏みたいな虫がいて
木の実みたいな蛇もいて
みんな捕まらせよう
世界を変えよう
私たちは誓い合った
草の色した服を ...
真っ暗なのは
見えないのではない
闇を見ている

無音なのは
聞こえないのではない
沈黙を聞いている

不毛なのは
生きてないのではない
死を生きている

広い視野と
...
ことばを
トントントントン
階段を上がる
内面世界不思議
を塗り固めて
とっておき
ダッシュ走る
意味を同じくしないで
ことばを
並べて選ばず
ほら掴んだ
西へ日暮れへ
終わり ...
ただの夢のような一日を
なんと呼べばよかったのか、

もしもその日が曇天で
いまにも泣きそうな空だったら、

さみしいじぶんを
ただ慰めようとしてくれる
すべての人に優しい ...
ちょい悪オヤジは
イタリアンで
レオンとかいう
雑誌の表紙を飾るが
極悪オヤジは
テカテカの頭に
薄いグラサンをして
新聞の三面を飾る
極悪オヤジのオヤジなんかは
たまに死刑になった ...
靴紐くらいしか
結べなかったあの頃

君と出会えて
絡み合ったり

僕の両手に
花束が届くような
日々だった

嬉しい顔が
出来なくても
そのリボンで
君と繋がっていると思っ ...
えと、
うんと
だらしなく
恥をさらし

今は
真ん中で、真ん中で
均衡を取りながら

ひたむきな思いを抱いて
鋭く閃く思考を鳴らして
肉の苦痛に日々耐えて

  *

...
「そうでございます、騎士様。先ほどの魔物は、エビ・グレイムと言います」
ヨランは、アイソニアの騎士から言葉を引き継いで言った。
そして、説明をする。「この本、オスファハンの手書きのメモによれば、
...
「なぜ止める、ヨラン? そのエランドルという男がまことに
 このハーレスケイドの支配者であるならば、この男を倒さねば、
 虹の魔法石は手に入らないのではないのか?」アイソニアの騎士は訊いた。
「 ...
「あなたは本当にオーマル様なのですか?」ヨランは尋ねた。
「わたしたちの『導き手』の……」と、続ける。オーマルは、
「わたしはいかにもオーマルと申す者。始めにその名を告げたはずだが……」
「承っ ...
背中



ゾエア
まだ、地域猫と言う概念のなかった遠い昔、
ぼくの住む小さな漁村にキジトラの、年老いた猫がいた、猫、と呼ぶにはあまりにも堂々とした体躯、しなやかさ、とはかけ離れたふてぶてしいcat walk、ぼくはそ ...
内部から

現れ溢れる

言葉たち

色とりどりの
増殖する円の群れ

熱を帯びている、燃えている

交わり結び
捉えられ

ひとつのおおきな詩に溶ける
ひとつにひび ...
空には星がある、ぼろい暗幕のことだ。
引き裂けぬだけで虫がついて、
大層蝕まれ穴だらけではないだろうか。

それら包まれて流されてきたばかりだった

今日は今日とて曇り空の舌で何を舐め取ろ ...
タコ

ヤゴ

この秋晴れに、階段を
一段飛びで
上る

ぐんぐんぐんぐん登る
どこまでもどこまでも昇る

すると、

涼やかな風に舞い
白々と透明な綿毛が
無数、数知れず
飛び交って来る
...
あのうそ
ばれてないかな
あのひのこと
ばれてないかな

わるぐちいってたの
おぼえてないかな
こわしちゃったの
おぼえてないかな

ど き どき、する
と き どきする
...
○「うまくいかないとき」
うまくいかないときは
ちょっと遠回りしていると思おう
遠回りだけど
やがてゴールには着くのだと

○「競争」
人と競争するのは
人に勝つためではない
自分の ...
自由を得たい
望みを持ち
嫌になるような世界で

たくさんの叫び
たくさんの悲鳴

私は聞いたんだ

だからこうして書き綴る


もう、あなた達には時間がない



あ ...
通り雨が、ぽつりぽつり
スライド硝子にコロラド
雲の切れ目にらんぱろ

ブラス らっぱらっぱ
通り雨 ぱらぱらぱら
水草と金魚 あぶく。ぷくぷく。。

ロケット、発射 延期
ティンパ ...
毎日は過ぎていく
駆けずり回った日常は
更に青く光る
鈍い太陽も笑う中

行方知らずの犬たちは
追い打ちをかけるように
吠え立てるが
知らぬ存ぜぬの不毛な輩
若輩者を気取る技工士達は ...
雨風で腐りかけたいくつもの角材、灰色に色の剝げ落ちた無数の木箱、何本もの錆びついた太い単管、に混じって土場の廃棄場にひと際目につくものがあった。
そのボーリング会社の事務所は以前は喫茶店だったらしく ...
紅葉は暁の棘を落し偽装される
共感覚を奔らせた 多くの人々の間で、
牡丹――哀愁は暗褐色の

その鍵と旋盤を前奏曲と外壁に配したように見える
河原での吹き溜まりでの、〈塒〉

――冗談で ...
この声が
君に届く頃
飛行機は
南の空を飛ぶ

窓の外を見つめたら
僕の歌が
聴こえるように
枯れ葉は揺れないで

君がいて
僕がいて
空の穴に
手を伸ばしたり

透明だ ...
「やはり、これは罠だな?」アイソニアの騎士は、オーマルを睨(=ね)め付けるように言った。
「大方、俺たちのような厄介者を、ドラゴンに食わせようというのであろう?
 その手は食わぬ。そもそも虹の魔法 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
令和4年9月30日(金)みじんこ自由詩2*22/9/30 13:41
RE:サイクルXIAO自由詩322/9/30 11:40
はっさく足立らどみ俳句4*22/9/30 7:30
甘い息秋葉竹自由詩122/9/30 7:26
星の流れた夜の庭自由詩122/9/30 7:25
変えよう妻咲邦香自由詩122/9/30 2:17
五感の深部シホ.N自由詩6*22/9/30 0:31
コラージュにあそぶかんな自由詩222/9/29 23:22
それが運の尽きだったのか、空が高くて青かった秋葉竹自由詩122/9/29 22:43
ちょい悪オヤジと極悪オヤジの間花形新次自由詩222/9/29 20:25
リボンミナト 螢自由詩322/9/29 19:05
底無しの口ひだかたけし自由詩322/9/29 18:53
世界の真実(十五)朧月夜自由詩2*22/9/29 18:02
世界の真実(十四)自由詩2*22/9/29 18:01
世界の真実(十三)自由詩2*22/9/29 18:01
令和4年9月29日(木)みじんこ自由詩1*22/9/29 13:42
宮村さんちぇりこ。自由詩522/9/29 11:23
ひとつのおおきな詩ひだかたけし自由詩822/9/29 10:37
灰汁あらい自由詩222/9/28 21:32
令和4年9月28日(水)みじんこ自由詩2*22/9/28 19:14
この秋晴れに、階段をひだかたけし自由詩622/9/28 17:19
どきどきする竜門勇気自由詩2*22/9/28 11:40
独り言9.28ホカチャン自由詩0*22/9/28 10:08
愛を求めて二宮和樹自由詩022/9/28 9:29
らんぱろらんぱら(リライト)足立らどみ自由詩222/9/28 7:49
この自由という名の檻二宮和樹自由詩122/9/27 22:47
2022:a space odessey本田憲嵩自由詩222/9/27 22:10
怎生。相生いあらい自由詩122/9/27 21:26
透明な歌ミナト 螢自由詩122/9/27 20:59
世界の真実(十二)朧月夜自由詩1*22/9/27 20:47

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