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ビーム ...
前回に引き続き、拙詩集『ソナタ/ソナチネ』所収の一篇『落日』を、動画クリエイターの橋本美千夫さんの編集により《映像詩》として制作していただきました。ボイス担当は印あかりさん。今回の朗読は作品への没入が ...  ログインできません

 思い出せない暗唱番号

 思い出は走馬灯のように流れてくるけど

 意味のない数字の羅列は浮かんでこない

 味気ない数字をなにげなくならべてるだけ

...
意味規定を逸脱し溢れ出る
この世界という
ノンセンス無限の深みひろがりリアル、
心の魂の自我の更なるフルサトへ
帰郷せよ と 只
この秋最初のセーターは
箪笥の匂いがまだ取れなくて
くすんだ色したカマキリが
通りの向こうをしきりに見てる

何をそんなに見ているの?
一緒に見るけどわからない
私もどうやら枯れてきた
...
 貴方の低い声に
 瞬間 止まってしまう私の心
 ポツリ と
 残った高い音

 ヒマラヤ杉が激しくゆらいで
 薄暗い講堂の辺りは
 まるで雨と風しか無く
 あの時
 何故 貴方に手 ...

だけを
私としている
魂という命よ
ありがとう
生きる
存在の
ために
命を
使う命
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません。
ただ、魂のそばに在るだけ
それしか出来ません。

ああ何故だ
何故
と今は
のっぴきならないことを
問うのは止め ...
眼球を失った蛇たちが寿命を使い果たし住宅地の外れの冗談みたいに小さな公園の砂場に積み上げられていた、冷たく絡まり合った生体のピラミッド、その頂上には神などひとりも居はしなかった、シンパシー・フォー ...  碧天に月、

在ることの異様
認め識る意志

日の翳り
降る雨に

濡れて天を
仰ぐ時

 煌々と月、

澄みわたる。
なぜでしょうか
思い出、記憶、面影、全てが鮮明に
と思った瞬間、全てが朧げに



帰りのカフェで君を思い出した
つまり 
それも かげろう



走り出すと「春ですね」っ ...


夕空と海の混じり合うそのすきまに
すべり込むうみどりの影のさみしさ
赤い包みのキャンディーをポケットから取り出すと
口に入れる間もなく
風景に溶ける




”ちかみちは ...
 冬、まじか

 ひとつ枕で あなたの脚に

 冷えた足先こすり当て

 毛布に顔埋めて 笑う暁の

 のどかさよ
太陽に視姦され
草木の血は凝固する

飛来ではなく剥離
季節は肌を散らす
バラのように 蛇のように

鳥のように音が
魚のように光が駆け抜ける
時の流れの底

目には止まって見え ...
臍帯の
とおい丘陵地を這いずる
霊魂は旅人 樹の葉の告げを
目覚めたばかりのわたしが{ルビ懐=おも}う

なにもないという天国
だれが、いますか

顕花植物というおおよそ
陰核の癖だ ...
 ほのぼのと

 開きそめし季節のすぎて

 髪洗えば抜け落ちる束 悲しきを

 湯舟浸かり両の手に 抱く乳房

 秋の晩
午後ティー淹れたティーカップ
祝日の遊園地
中も外もまわるまわり
衛星カメラを
反転させても
とどかない
銀河系のベランダに
望遠鏡を置く
砂粒をあつめたティーカップが
暮れの手前で ...
平成は無かったことに30年 わたしの跳び箱が
静置されている
とん、と
一番高いところから
何も無い水平線が見える
息を紡ぐ
手や足が湾曲した先の行方
命のようだと思い
言葉はまだ拙くても
わたしは生き ...
あなたは目を閉じて宇宙を作っている
窓に座った柔らかい虹の鉛筆
頬にふれる声のように温かい記憶を見たから

水中に存在しない音色の雨を
薄い光の底に反射するペットボトルを数える
表面だ ...
紅葉、
寒さとはうらはらに、
じんせいという、
かじつの暖色が熟成された、やまやまのジャム、
ジャンパーを羽おった、
老夫婦はなかむつまじく、
晩秋のソウゲンにつがう、
二羽のタンチョウ ...
見知らぬ誰かも愛おしい
くるってる
くるったままがいい
知らないお爺さん
今日も虚言癖愛おしい
くるってる
のは私
楽しそうだから
すごいすごいと
話に入っていった
私は明日から大 ...
いのちは膨らんだグラスの内側のなだらかなカーブだ 揚げ物にしょうゆをかけたら
変人扱いされて僕は困った

魚貝類のフライなら解るけど
コロッケとかトンカツにしょうゆは
理解できないと言われたあげく
僕がしょうゆ顔だから許すとなったが
そ ...
なにになるのかわからぬまま
船を漕ぎださなければならない

河岸を変え
肉に刃を入れ
針を刺し
名をあらため
これまでの日誌は燃やした

空は暗く北極星もない
羅針盤はくるくる回り ...
ことばのおどりおよぎ
おくふかくからふとうきあがり

 光景を綴るとき、

抽象の思考の肉体の感覚実感の向こう

見えないもの見えるもの同時に響いて居る。
耳を澄ませば年を経た森の童話。
海よりの黒い夜風に濡れて
千の天使が鳥よりもひそかな物語を囁く
打ち捨てられた古代の四月。


 (狩の女神が嘘つきな鈴を鳴らし
  箒星を見 ...
死に人 手を振る
銀の響き蠢きのさなか

 あなたは誰?と尋ねると
 わたしは誰?と優しいうねり

死に人 光の界で泳いで
金の響きの揺動のさなか

・ーー

微睡みの覚醒を小舟 ...

冴えかえる
しろがねいろの
横顔はつぶやく
「ありがとう」
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
東大寺ランジャタイ東大寺TAT自由詩223/11/5 2:26
映像詩「落日」石村おすすめリ...4*23/11/5 1:10
ログアウト佐白光自由詩2*23/11/4 23:13
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遠景妻咲邦香自由詩123/11/4 19:28
偽りリリー自由詩2*23/11/4 17:26
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※五行歌「命を 使う命」自由詩023/11/4 16:20
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The Essential Clashホロウ・シカ...自由詩1*23/11/4 15:58
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五行歌 一首「バスルーム」リリー自由詩4+*23/11/4 9:51
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午後、静物たもつ自由詩323/11/4 0:16
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みのり本田憲嵩自由詩523/11/3 23:01
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いのちはかち自由詩223/11/3 20:08
しょうゆ顔イオン自由詩1*23/11/3 19:16
越境凍湖自由詩523/11/3 18:23
詩想32〇見えないもの見えるものひだかたけし自由詩3*23/11/3 17:56
森の童話 (旧作)石村自由詩2*23/11/3 17:14
意識の光景2ひだかたけし自由詩223/11/3 16:50
※五行歌「月 冴えかえる」こしごえ自由詩4*23/11/3 14:05

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