青い青い空が広がった
完璧な圧倒的な青だ
コンビニの旗がはためいて
涼風が吹き抜け躍動する
歩き始めたばかりの幼子、
風によろけて道に倒れ泣いている
溢れる涙は銀に輝く陽光の糧 ...
カッパ
舟にのって
旅にでた
カッパ
舟にのって
海にでた
カッパよ
カッパよ
それは塩水ですよ
カッパよ
カッパよ
そんなに楽しそうに
ひょうたん
ひょうた ...
子が産まれる、とわかって、
しっかり喜んでみたのだが、
まだ、わからないのよ
そうか、まだわからないのだ
無事に産まれてこない胎児たちもいる
産院の、陽がよく入る待合室
お腹の大きな妊 ...
○「弓道の基本」
弓道はバランスである
上下のバランス
左右のバランス
前後のバランス
一方だけでは
いい射はできない
しかし、未熟者は
一方にこだわって
他方を忘れる
○「両 ...
わざと希釈して言いがかりを演出するなんて
そんな巧みなことを考える人がいるなんて
ちょっとショックです
形見のグラスを見て
「これ割ったら大変ですね」と
笑って言うなんて
あなたの ...
哀しみの刻印、
誰の声?
夢見がちに
辿る旋律、
病んだ苦痛の
肉の彼方の故郷
覚醒しながら
意識保ちながら
垂直の次元に
泳ぎ出す
溢れ出る力、
制御し
刻印され ...
僕の口の中は広い
めっちゃ広くて
歯たくさん並んでて
そう
ドラキュラ伯爵のお城のお庭の墓地
どんどん牛を放りこむ
不思議で不気味な森
すみずみまで歯みがきするの
ちょっと無理 ...
静かさの内懐に入り
高さの緊張、
感じ取る
燃える太陽の
中に生きて
物質へ感覚へ
傾き過ぎた
この社会で
平衡を真ん中を
取り戻す
ミッキーマウス、
相変わらず笑って ...
校庭でゼリーが息絶えていた
音も無く
オレンジ色の匂いがした
樹木の間から
整体、の看板が見えていた
看板が見えるのは校庭の高さが良いからだ
と、かつてあなた言った
それはここと ...
圧倒的な晴天に
階段を
上る
ぐんぐんぐんぐん登る
どこまでもどこまでも昇る
すると、
涼やかな風に舞い
純白透明な綿毛
無数、数知れず
飛び交って来る
階段の頂き ...
○「美を求めて」
人間は
美を
求めて生きる動物であろう
美は
身の回りに
無数にある
○「大事なこと」
テントを担いで山を縦走すると
大事なことがはっきりしてくる
それは「食 ...
誰でも苦悩や課題を抱えて
一日一日奮闘している
時には泣きたい事だってある
それでも克服しようと頑張っている
それが生きると言うことなんだ
その意味でみんな平等なんだ
「仕事中に小学3年の息子から電話が来て
お母さんが首吊ったって言うもんだから
もう、ビックリしましたよ。
でも、よく聞いてみたら
妻の首が攣ったことらしかったので
そのまま寝させてなさいって ...
花の時がすんで
雨の時が来
山の青く美しい時がすんで
薄墨にけむる時が来
それでも あなたがそばにいてくれると
私の心は
ブラインドカーテンから差し込む朝の光に
床を ...
♪ドレミ♪ドレミ♪恋にはまるで「ファ」がない。♪ドレミ♪ドレミ♪まるで向日葵のミュ
ージックフラワーみたいに♪ドレミ♪ドレミ♪レミ♪その軽快なリズムにのせて♪ドレミ♪
ドレミ♪レミ♪まるで君はガラ ...
雨音に落ち着いて
私はムツカシイコトを考える
宇宙の開闢 時の始まり 5日前の晩御飯
クレパスでロケットの絵でも描きながら
濡れた世界を窓から眺めたりする
思うに梅雨はツ ...
凪いだ砂塵の内側から煽アオれた明り
外は煤けている
誕生/流星
足早に翔ける影 追い風が地に及ばない架け橋
碑にもなれないシャッター街 今が
移っていった赤提灯ほどよく詰まりきっていて
噛 ...
灯り消え
夜闇に
鎮まる
街、家々
わたしは
独り寝の床、
整え
眠薬服し
蒲団被る
人は毎夜、
深い眠りに
恒星たちの
うた、聴く
という
やがて ...
路上に散らばった散弾銃の薬莢を拾いながら朝早くから昼過ぎまでずっと歩いていたんだ、それが本物かどうかなんてことはどうだってよかった、サバイバル・ゲームに使われるチープなものだって全然かまわなかった ...
池の湖水は、幽かの光を震えてまた映え、夕暮れは嘆息しようとしながら地に埋没しようとしていた。五月の薄いどんよりとした雲が雨を地に落とすこともなく、札幌はまだ初夏の静けさを横たえている。藤の花に熊蜂が吸 ...
夜の雨は何かを伝えようというのだろうか
泡立つように一つの感覚が芽生えてはうなだれ
いつもように日々が過ぎていくのを
僕は目を少し開けては眺めている
昨日少し生まれ変わり、風の子供の歌を聴いた ...
夕焼けが 溜息ついて 落ちてゆく
雨交じり 悔いよ残して 五月雨
忘れない 兄弟生まれて 母があり
絵具色 選ぶ思想は 勘頼り
誰もせぬ ことを求めて 生き方を
不器 ...
ひとつひとつなら、簡単なことだと思う。息をすること、湯を沸かすこと、出かけていくこと、恋をすること、帰ってくること。でも鍋を火にかけたままとりこんだ洗濯ものをたたみはじめると焦がしてしまうし、恋を ...
人と人の間に人間
人間は
まだ人になれない
人は人であることを
守り伝えなければいけない
人間に合わせて生きてはいけない
人は人であることを
人間は人となることを
もうこれ ...
幾つもの電線、
黒々絡み走る
その先に
曇天、
もっさり灰色雲
重なり
どんより動かず、
青の色彩
いよいよ濃くした
紫陽花、眼前に微か揺れる
梅雨入りの気配、
濃密に漂い出 ...
メールぐらい送ってくれと後輩に段取り良くはいかない仕事
地元の川汚れることはなく綺麗鮠は多いが鮎はいない
園児たち言いたいことは飲み込まず後悔しない生き方を見る
詐欺師等は逃げ足速く ...
輝いた肌を白シャツで包み
黒い目を持ち
広い肩を持ち
その人は今日
目の下や口の周りに軽い擦過傷があり
絆創膏を貼っていました
柔道部に所属していて黒帯なのは知っていまし ...
ニラ バニラ
ニラニラ パニーニ
トルティーヤ
リャマ。
ニ ニラ
ニ ニラ
ニラ
リャマ。
アルパカ
カポエーラ
ウン
エベレスト
ニラ
ニラリ ...
○若い頃は
やりたいことが
なかなか見つからず
年を取ったら
やりたいことが見つかっても
もう動けない
○「自賠責保険だと
対物はなし」
そういう車にぶつけられたらどうなるの?
...
異世界に召喚されたと思うだけで
君は前世の人となり
あのいじめに対する憤慨も
君と会えない淋しさも
ただの情報に過ぎなくなってきた
だけど
どうせ君のことだ
君も
この同じ異世 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青に包まれて(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
23/5/31 16:23
カッパよ
日朗歩野
自由詩
4*
23/5/31 12:40
羊水
fujisa...
自由詩
7
23/5/31 9:58
独り言5.31
zenyam...
自由詩
2*
23/5/31 8:06
誠に寄るのみ
りゅうさん
自由詩
2
23/5/31 5:53
夜想57
ひだかたけし
自由詩
4*
23/5/30 22:15
口の中
日朗歩野
自由詩
1
23/5/30 21:43
ゾーン2
ひだかたけし
自由詩
2
23/5/30 18:24
準備
たもつ
自由詩
3*
23/5/30 17:41
夢の野辺
ひだかたけし
自由詩
4*
23/5/30 16:15
独り言5.30
zenyam...
自由詩
2*
23/5/30 15:01
_
渡辺亘
自由詩
2
23/5/30 14:02
タクシードライバーの話
板谷みきょう
自由詩
2*
23/5/30 10:53
べにいろ
リリー
自由詩
3*
23/5/30 10:21
ドレミソラシド
本田憲嵩
自由詩
3
23/5/30 1:12
コケティッシュ・ツユ
短角牛
自由詩
7*
23/5/29 23:47
撚糸
あらい
自由詩
1
23/5/29 23:15
マボロシ(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
23/5/29 22:11
誰かが遠くで笑ってる
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
23/5/29 21:22
夕暮れ(改訂)
荒井 修一郎
散文(批評...
3
23/5/29 20:52
動けずにいる
山人
自由詩
8*
23/5/29 20:45
live
荒井 修一郎
俳句
0
23/5/29 20:30
鹿くん
はるな
散文(批評...
2
23/5/29 18:51
伝承
日朗歩野
自由詩
2*
23/5/29 18:12
ブルー
ひだかたけし
自由詩
4
23/5/29 17:24
地元
夏川ゆう
短歌
1
23/5/29 13:40
銀紙
リリー
自由詩
4*
23/5/29 11:40
ニラリズム
日朗歩野
自由詩
3*
23/5/29 7:41
独り言5.29
zenyam...
自由詩
3*
23/5/29 7:00
竹馬の友へ
足立らどみ
自由詩
1
23/5/29 6:36
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
加筆訂正:
コケティッシュ・ツユ
/
短角牛
[23/5/30 5:28]
誤字修正しました
3.49sec.