わたしに翼はなく
抱きとめる重さもない
とどかない深部の火傷
すでにあなたの一部
癒そうと濡らしても
濡らしても
銀色の天気雨 きみは
嬉しくて泣いているのか
悲し ...
シオン、
って星の砂を
ひと握りでいい、
この胸にかけて欲しいのです
だって、
歌をうたいたいからです
歌を、
うたいたいわけがあるからです
きっと、
梅 ...
ずっとは続かない
この音楽も
あのため息も
時に染み込む
風の匂いや
夕焼けの橙
着古したパーカーに
ずっとは続かないのだ
そのいたみも
かの光も
どこにも行けない
...
僕は知らない転ばない
歩き方とか光る夜
潜った街にはトモシビが
雪が降るよに積もってる
眠れないから夜をゆく
気分は上がらずただ歩く
夜の街には堕天使や
...
こんなに長く
円安がつづくと
もし
ドル資産なんかを
持っていたら
それはまるで
ザクザクと金貨が出てくる
打ち出の小槌のようなもの
ドル資産の小槌を振れば
まるまる太っ ...
か細いベンチの上よ。ワタシは、朱に錆びて卑屈なほど風を透す。
ただそのうえで踊る枯れ草の華麗なころを想う。
永遠の晩秋を胸に点し尽くす。それだけの季節がまた現れはじめていた。
すきではない 待ち ...
焼け焦げた女性器から
こぼれる
白とか赤を
胸いっぱいに
吸い込み、
わたしの人を愛する心とか
浅はかな打算とか、
全部見透かされた気がして
とてもとても嬉しかった ...
独りの魂の
高い壁が
立ち上がる
青を含み
空は曇天
渦を巻き
唸っている、
叫んでいる、
糸杉は蒼白く戦慄き
野性の風が吹き荒れ
灼熱の太陽、消える星
...
コンサートの演目が残り少ないころにぼくは生まれた
終電の網棚にある週刊誌ほどには世間をしらずに
世の中にはどれだけの情報量が飛び交っているのだろう
量子コンピューターの時代に8ビットの
演 ...
その国が日本でも地球の反対側でも
病院でも監獄でも家が無くてもあっても
家族が殺されていても不審者の家族でも
寝たきりの家族がいても
もう生きてなくても
まだ生きてても
誕生日おめでとう
...
あらゆる場所に
あらゆる匂いがある
街を歩いている時
感じた匂い
以前何処かで感じた匂い
一気に映像化されて
その頃がリアルに蘇る
良い匂いもあれば
悪い匂いもある
思い ...
外は寒いよ
凍りつく
あなたは
大変だったろう
その命燃やし
未だ二十四
どこにいる?
何処に居る?
)オマエは七階から飛び降りて
)砂漠の棺で陶然と
)いつも夜更けに ...
あなたについて考えた
雲について考えていた
空について
青について
海はいいなあ
全部忘れて
全部覚えている
いつでも赤ん坊で
いつでも老人だ
親愛なる
深海魚たち
きみらにすべ ...
スイレンの
花びらそよぐ細い声
夜を徹してなくひとのこえ
残りゆく
季節の色にいまだけは
むらさきいろに染まれ黄昏
まっすぐに
真っ赤な薔薇を好きと云う
ほどの豪奢なこころ ...
「汝が拒絶するのであれば、それも良い。だが、
それでは、虹の魔法石を与えることはできない。絶対にだ」
「それは、困ります。わたしどもはなんとしても、
エインスベル様を救わねばならないのです… ...
町外れの、
小さな赤い屋根の家に
ひとりのうさぎ人が住むと云う。
夜には、
秋の虫たちの声に囲まれて
ちょっとだけ
うるさいくらいだ、
ちょっとだけ、
残酷な、 ...
「そして、エランドル様の目的とは?」と、ヨラン。
「すべての神々を抹殺することだ」ライディンゲルが答える。
「人一人を死に追いやっておいて、さらなる悪に身を染めよと?」
「そうだ。エインスベルに ...
「しかし、あなたはエイミノア様を殺しました」
ヨランも、少なからず怒りに駆られている。それまでヨランは、
ドラゴンたちが、これほどまでに高い知識を有しているとは、
考えていなかった。アイソニアの ...
無数、無数
猫じゃらし揺れている
街道脇の歩道の傍ら、
太陽は傾むき沈みかけ
*
過ぎた一日の夕暮れ時、
子猫と息子と遊ぶのに
一本、二本、三本と
猫じゃらし摘んだ
...
詩を表したい朝に
空は青く澄みわたり
光、溢れ 光、帯び
また再び、
この街に人に私に
降り注ぎます
いのちあるもの、いのちなきもの
そのすべて 一つ一つ 覚醒し
静かに佇みわ ...
天使になるための、Angel講座
その1.
「綺麗なものを食べて綺麗な言葉を喋る」
だからローズマリー、カモミール、ベルガモット、タイム、セージ、パ、セリ
わたし
そのうち花言葉しか喋れない ...
秋とはいっても
今年の秋は
日替わりメニューで
夏を装い冬を装う
まるでド派手な
ファッション好きの女の子
じゃじゃ馬娘の
オテンバぶりに
つきあわされる人間たちは ...
農薬がドリフトして
ばらばらと
並木通りは銀杏の雨
御殿場に
みくりやそばと
唐辛子
寝ようと思う
見るのだろう 夢を
僕は誰かのことを思う感覚で
リモコンをしまった
グラスの氷が溶けた音が聞こえる
深夜 昔 出かけたクラブ
知らない誰かに 僕は
思いを話すこともなく
...
ズッキーニ座流星群は今夜がピークだよ♪
そう言いながら目の前を横切る鰊を
とりあえず一撫でして歩き出す
何時がオススメだとか、方角はどっちだとか?
……ッどおぉぉぅでもいいよ。
空は
...
黄金
天使
薔薇
浮き上がる、一足の靴*1が、わたしを笑う
有らしめよ、在らしめよ
と、
みんな、とおいむかし、でっかいひとつの、カタマリだっだんだ*2
と、
流れ出たこの世に、
溢れ出 ...
包茎の皮剥くときの哀しみを忘れて人は年老いて行く
JKがミニスカートを押さえてる姿をちらり藤井風聴く
青だ
青一色に染まった、
世間を突き抜けた、
世界だ
この世界が在ること
それがすべてだ
青にこの街は澄む、
この街に私は住む、
此処に私は活きる
アイス ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
浸水式――擬人と踊る
ただのみきや
自由詩
1*
22/10/22 11:59
希求
秋葉竹
自由詩
1
22/10/22 11:53
ずっとは
やまうちあつ...
自由詩
2*
22/10/22 11:35
冬の夜を歩くうた
秋葉竹
自由詩
2
22/10/22 11:33
打ち出の小槌に化けたドル
st
自由詩
3
22/10/22 3:07
万障余暇
あらい
自由詩
0
22/10/22 0:24
みらくる⭐︎天使ちゃん 2分30秒バージョン
モマリサ公
自由詩
0
22/10/21 23:43
痕跡
ひだかたけし
自由詩
4*
22/10/21 19:52
ありがとう
マークアーモ...
自由詩
13
22/10/21 19:45
ハピーバースデー 20秒
モマリサ公
自由詩
1
22/10/21 18:36
匂いで思い出す
夏川ゆう
自由詩
1
22/10/21 12:10
この秋晴れの空の下
ひだかたけし
自由詩
3
22/10/21 11:14
about you
やまうちあつ...
自由詩
1
22/10/21 9:18
やさしい涙
秋葉竹
自由詩
2
22/10/21 6:27
クーゲンドルにて(十五)
朧月夜
自由詩
2*
22/10/20 22:52
月をみあげるうさぎ人
秋葉竹
自由詩
1
22/10/20 22:51
クーゲンドルにて(十四)
朧月夜
自由詩
1*
22/10/20 22:51
クーゲンドルにて(十三)
〃
自由詩
1*
22/10/20 22:50
猫じゃらし揺れている
ひだかたけし
自由詩
2
22/10/20 18:32
詩をあらわしたい朝に
〃
自由詩
2
22/10/20 10:58
天使にそっくり
ちぇりこ。
自由詩
3+
22/10/20 10:54
じゃじゃ馬娘
st
自由詩
7
22/10/20 10:37
農薬ドリフト
足立らどみ
短歌
2
22/10/20 7:44
みくりやそば
〃
俳句
1*
22/10/20 6:58
夜の船
番田
自由詩
2
22/10/20 1:23
帰路 〜ズッキーニ座流星群のあった日〜
R
自由詩
1*
22/10/19 23:06
令和4年10月19日(水)
みじんこ
自由詩
0
22/10/19 22:06
プロセス
ひだかたけし
自由詩
2
22/10/19 21:18
松たけし「自称短歌集シーズン10」
花形新次
短歌
0
22/10/19 18:21
青の瞬間
ひだかたけし
自由詩
1
22/10/19 17:55
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
3.93sec.