絶望をカバンに詰めて
眠れない夜を過ごした
前の日も雨
天気は荒れ模様
回復見込みはしばらくない
午前9時
空港の掲示板に
遅延情報が流れる
ネパールに行ったら
寺院を観 ...
できたことができなくなるのは悲しい
できるはずだったことができないのは悔しい
老いとはできなくなっていくこと
若いとはできるようになっていくこと
迷惑電話が異国から
その国を貶すは下 ...
るるるが死んだ
道ばたにひからびて
転がっていた
れれれとろろろは
葬式に行った
そこにはもう
るるるはいなかった
いいやつだったな
いいやつだった
やさしいやつだったな ...
向こうがわによく似合う
それは
眠るまで明日を意識させ
沈んでゆく
畦道
そこここからする鳴き声について話そうと
すっぽりと抜けた数日前の言い訳に
突き動かされ明日を生きる
今 ...
急流に傾く一途に揺れる岩 頷き
少年は片足を乗せ真っ直ぐな視線に耐えていた。
重層な雲に覆われた街の歴史的建造物
白蕗の羽織で啜る軒先茶屋の框
まるで、ピラミッドから眺めているような視 ...
あらいぐまは
ひとりぼっちで北をめざしていました
背中のリュックサックには
リンゴがふたつと
はんぶん食べかけのバナナ
角砂糖が三個
角砂糖は四個ありましたが
波打ち際で洗ったら ...
暗い朝もあるさ
明るい夜もあるさ
どっちがどっちで
どっちがいいの?
悲しい幸せもあるさ
楽しい不幸もあるさ
場合によっては
場合によっては
他人事なら、、、
痛い成功
...
成就したこの純白、
因果思考の平面航路
切り裂く垂直の力動
響きの思考の感触、
色彩のグラデーション
非論理的にして立体、
平面の静止状態打ち破り
ゆっくりうねり泡立ち
無 ...
烙印が穿たれたあとの血肉は消炭のように砕けた
枯れた谷底の川底を舐めながら、ひととき
黄色く発光する月を見上げて
撃ち落としたいと望んだ
薄い靴底は尖った岩を踏む度にそのかたちを伝え
いちい ...
わたしを
忘れたい
いんや
わたしから
わたしを
引き離してやるのさ
わたしは
わたしを
脱ぎ捨てたい
わたしという
着ぐるみをぬいで
自由を
勝ち取りたいの
た ...
思い出になった
私
あなたのこころに
住んでいるのか
ここはあなた
清らかさ汚され、
神聖と為り甦る
魔と魔の真ん真ん中、
均衡取りながら覚醒し
光滴 毒づきながら微笑み、
貴女 奔放な調べ流麗な美
わたし知らなかった、
成就したこの純白 ...
良い旅がしたくて調べまくる日々長い連休仕事で埋まる
大通り車の音が絶え間なく落ち着きのない雰囲気嫌い
街角で道を聞かれる三回目昨日は五回もっと多い日も
南国のリゾート地には人ばかり裕 ...
わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。
(ルカによる福音書五・三二)
目がさめると、アトリエの前に立っていた。
──子よ。 ...
月の工場で生産された蝸牛が
地表に降り積もっている
渡り鳥の真似が得意なのに
飛ぶことができないわたしを
鳥たちは連れて行ってはくれない
夜明けとともに
蝸牛は溶けてしまう ...
初めて見た朝が昨日も明日も
同じだなんて嘘だ
月が沈んで太陽が昇り
空が明るく全てを照らす光
これが昨日も明日も同じように
繰り返すと言うのか?
初めてだったのに…
そこにいたのは亡くした記憶
色褪せた壁に貼りついている
いつどこで出会ったのだろう
私はそこには居なかった筈だ
老人が蝋燭の火を眺めている
窓枠からは夜の空気が流れる
...
あの日足りなかった感情の
ツケをずっと払ってるよ
動かなかった足は
今日も動かないまんま
遅くはないよ
手遅れだけど
終わっちゃないよ
終わってないだけだけど
縫い続けるん ...
セプテンバー(September) 〜オフコースのI love youを聴きながら
9月から始まる凪の残酷は
冬の訪れに備えるようで
垂れ流されたニュースを
僕たちは見続け ...
近隣の住民射殺夕涼み
夕涼みシングルマザーの胸を揉む
夕涼みタンクトップの突起揉む
夕涼み股の間に風送る
夏のチンコは
ムレムレチンコ
半ズボンでも
すぐムレる
嫌だなあ
嫌だなあ
ムレたチンコの世界線
DJ SODAに訊いてみたい
ムレたチンコはマシッソヨ
ムレチンコ出してベランダ ...
私はもう、何も要らない。
ウォークマンに、遠い、遠い空を入れて、
病院の屋上でギターを弾いていたい。
空の白い魚を釣るように、
電線に永遠を見るように、
ただ嘘に塗れたこの世界で、
与えら ...
君の腕の中に横たわり
安らぎが散らないように
僕の呼吸を置いたら
君の産毛が逆立っていった
知らなかった花を見るように
君のことを観察したい
肌の光り方とか
爪の切り方とか
ど ...
荒涼としたパノラマ、
荒々しき力動に浸透し
真空の場 浮き上がる、
秘められた透明な律動
カオスから生まれ出た新芽
孤独な道の果てに待つフルサト
官能オルギア経て虐殺の大地 ...
日陰にもならない
落陽高木の側、
石のベンチに腰掛けて居ると
その 百日紅のピンクは
枝先に密生して咲き
暑さに負けることなく僅かの風も
逃さない
少し離れた所 ...
―ハーバート・ウエストに―
いまでは はっきりと 聞こえる 書物の なかの 足音を
それは まさしく 死の 忍び足
音なく しかし だからこそ 歴然と
ペー ...
ひとすぢの みのうえをすべらせる しずけさの
まぶたを縫い上げ 濡れるのをまつ
ままに、ですが、そのままでは ですけれど。
き、つつかせ るにるいに 背伸びする
と、いえもいろも ...
さざめいている
ざわめいている
わたしの内で
何かが、
輝いている
熱している
巨大な明滅凝視、、
近付いている
波打っている
揺れ廻り 廻り揺れ
気の ...
触れたくなるのは ゆき
話したくなるのは・・・
どちらもとても
きみには届かない
そんな風に伝えるとあなたはいつもの唇で
湿らせた車輪をくるり転がして
そっと忍びよる ...
まず
前を向く勇気が必要。
マイナスとプラスが、表裏一体ということを、解する賢さも必要。
自分の限界を心得ていることも大事。
何が、自分が、それほど頑張らなくても上手くこなせるもの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
荒れ模様の旅
久遠恭子
自由詩
4
23/8/29 7:10
塩梅
りゅうさん
自由詩
1+*
23/8/29 5:00
無題です。
wc
自由詩
6
23/8/28 23:46
付点
〃
自由詩
5
23/8/28 23:13
不本意な三角形の乱立
アラガイs
自由詩
9*
23/8/28 22:22
極光
大覚アキラ
自由詩
5
23/8/28 18:56
sappy
ルルカ ne...
自由詩
1
23/8/28 18:51
純白2
ひだかたけし
自由詩
3*
23/8/28 18:39
白んだ月
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
23/8/28 18:35
狂気
ルルカ ne...
自由詩
1*
23/8/28 18:15
※五行歌「思い出になった 私」
こしごえ
自由詩
3*
23/8/28 17:12
純白
ひだかたけし
自由詩
2
23/8/28 15:26
雰囲気
夏川ゆう
短歌
3
23/8/28 13:38
陽の埋葬
田中宏輔
自由詩
9*
23/8/28 9:07
渡り鳥
たもつ
自由詩
7*
23/8/28 8:15
初めての朝
リィ
自由詩
0
23/8/28 8:04
note
ryinx
自由詩
6*
23/8/28 1:56
stech mout
竜門勇気
自由詩
0
23/8/27 23:05
セプテンバー(September) 〜オフコースのI lov ...
足立らどみ
自由詩
4*
23/8/27 20:54
さわやか吐息句集
花形新次
俳句
0
23/8/27 19:49
MR.サマーチンコ
〃
自由詩
0
23/8/27 19:26
光
由比良 倖
自由詩
5*
23/8/27 19:15
人間開花
ミナト 螢
自由詩
2
23/8/27 18:48
自我のプロセス
ひだかたけし
自由詩
2
23/8/27 18:09
At The Zoo ②〜「晩夏のキリン」
リリー
自由詩
4*
23/8/27 17:56
眼鏡は明瞭 かければ 迷妄~死人がやっぱりふらついている~
菊西 夕座
自由詩
2*
23/8/27 16:17
Ebru
あらい
自由詩
1
23/8/27 15:53
内的体験
ひだかたけし
自由詩
2
23/8/27 15:41
秋
soft_m...
自由詩
2
23/8/27 15:05
わたしのてつがく
ルルカ ne...
散文(批評...
0
23/8/27 13:05
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
387
388
389
加筆訂正:
不本意な三角形の乱立
/
アラガイs
[23/8/29 5:43]
タイトルを乱立に変更。一連末響くを追加しましたです。ぺこりん
不本意な三角形の乱立
/
アラガイs
[23/8/29 5:09]
度々申し訳ない。タイトルを改訂します。
3.66sec.