家族とだったり
友達とだったり

キャンプ場で過ごす

日常生活を忘れる
嫌なこと忘れる

日常では感じられない
日常では味わえない
様々なこと

キャンプ場の雰囲気
賑やか ...
無常なものが花開く

それは本当に美しい
それは本当に醜い
それは本当に恐ろしい


快と不快に身を委ね
気のおもむくままに会話する
すべての鬼火の営みは
過ぎゆくその場の温かみ
...
エリザベス女王の葬送を報道するニュースで
ス────ッと流星がひとつ流れたのをみた
それまでなんの想い入れもなかったけれど
きっとあの方は正しい嘘も
いっぱいついてこられた ...
茜色の煉瓦の校舎のドアが開く

貴女がその向こうにいるのが分かる

貴女もドアを透かして認知してる

「ああ、いるね」「久しぶり」

何も謂わなくとも全てを理解している


世界 ...
キラキラおもちゃの順番が空いて
変わった模様のペットたち
中にはウィンク不可のもあって
作りかけの名もない道に
横断歩道と外国風のシンガー
今日は伴奏無しで歌うね、と
メロロンロン
...
君は座っている
石畳の上、足を投げ出して
急な階段、手摺りに凭れるようにして
座っている
座って、僕を見ている
真っ直ぐに
作りかけの猛獣のような目で
悟り切った爬虫類のような息をし ...
雨 雨 孕む雨
雨 雨 流す雨
水がしばらく水でなくなり
再び水に戻る時
雨粒の間を 越えてくる声


真夜中の光が隔てる心を
多くの花が見つめている
誰 ...
岩の集落に刺さる虹
色を失い降りる鳥
横倒しの如雨露から流れる曇
ゆうるりとゆうるりと線路を覆う


家の何処かで
茎が動いている
片方だけ 葉が幾重にも重なり ...
咲かない花もあるんだそれは知っていた


目のまえに君がいる夢、跳び起きるあつい夏の夜


向日葵が「寂しい」と首を垂れる、茜に染まり


名前を ...
500年かけてあなたが泣いている

でかい木の葉が揺れていて騒がしい

復讐ぐらいしかやりたいことない

巨大な古代と広大な兄弟

ものすごいヘアスタイルで夢語る

生きていること ...
手を握って
抱きしめて
温めて、温めて

でも、
それだけじゃ足りないんだ

  *

岩肌が凍り付いて銀に光輝く
あの雪峰の頂を目指そうよ
うねる青い海原に
我を忘れてジャン ...
馬鹿な真似はやめよう
きみの真似してのびてよう
いつ見ても酔ってる
どこで見ても酒飲んでる

あんな酒のんで
あんた長生きしねーよ
ニヤニヤ笑いながら聞いてる
喉の奥で凍りついてい ...
俳優というものは

化粧はするし
豪華な衣装も身に着けて

いつも演技という
仮面をかぶっている

観客はもちろん
俳優自身でさえ
それに気づかない事がある

そんな
仮面を ...
星の異なる空の下で

君の義理は通じぬだろう

潔癖さに救われる人もいる

けれど君はどうだろう


その夜の街は薄幸を灯して

優しい諦めが人を包んだ

誰も悪くないなんて ...
深紅の、極細の線が無数に、ありとあらゆる方向に投げ出された髪の毛のように散らばりながら作り上げた景色だった、びっしりと重ねられたその隙間を縫うように、白く、心許ない、かろうじて人のかたちであるかも ... 昨日を呼び 今日を帰すもの
砂上に残そうとした つま先が
後進する遠ざかりに沈む
星に飲まれる度に 新鮮な貝になる

奪われるものと 逃れるもの
空を螺旋に墜ちるもの
狙われていることに ...
もしももしも
月面に立てるなら
青く美しい地球が
みえるのでしょう

もしももしも
風になれるなら
遠くの無人島まで流れ着きます
そこで人目を気にせず
バカみたい ...
私だけだろうか
40過ぎると
おばさんの鼻の穴が
大きくなるような気がする
最近はコロナのおかげで
おばさんの鼻の穴を
見る機会も少なくて済むけれど

本当に鼻の穴は
おばさんになる ...
初潮に頬赤らめる十二歳 眩しい光が
僕の頬に
線を引いて
傷だらけの朝

痛くもないのに
責めたくなるのは
まだ少しだけ
眠いからだ

今起きたら
きっと醜い顔で
光の中に
隠れてしまう

化粧 ...
僕はもしかしたら
天空に輝く太陽だったかもしれない
僕はもしかしたら
通りを吹き抜ける風だったかもしれない
僕はもしかしたら
男ではなく女だったかもしれない

そう考えたらとても気が ...
未成年という人造語は
紆余曲折 あらゆる実験路を経ようが
どうしようもない退屈で

青少年という幻想など
はじめから無い
解っていても 今日も誰かに狎れる罠

思春期となれば一時も止ま ...
たれかれと
声をかけたし
秋の日と
戯れるころ
はじまっている
(流れ落ちたのは、七つの流星)

その唇に、触れて知る温かいぬめりまた甘い香り

抱きしめたかった流星の、冷たい悲しみたちすべて

すこし、甘めに味つけしている想い出補 ...
しかし、そんな憂いとは別に、アイソニアの騎士は、
ヨランの肩を軽く叩いて言った。「そんなに消沈するな、盗賊。
 お前が活躍する機会は、これからいくらでもあるぞ?」と。
そして、呵々として笑う。
...
(もっと慎重を期しておくべきだった)と、ヨランは思う。
この世界ヨースマルテにおいては、魔術とは、それが秘匿されているがゆえにこそ、
一定の理解を得られているのである、と。
(もしも魔術が暴走し ...
「敵を滅却したのであれば、それで良いではないか。
 思いのほか、あっけない敵だった」そう、アイソニアの騎士は言った。
そこには、ふてぶてしいという感じは見当たらなかった。それは、歴戦の勇士の言葉で ...
地面に落ちた配電盤は鈍器で何度も殴られたかのように、陥没の挙句にあちこちが断ち切られていた、俺はそれを見下ろしていた、もう何時間も…夏だったが湖に近いその場所は薄ら寒く、薄っすらと霧に包まれていた ... あれからもう泣かないと
決めたのが冬の夜の風が強く吹く公園で
決めたのにもう一度だけ泣きそうで
君のことなんか知らないままで
生きていきたかったと云ったりして

初めての悲し ...
暑いのか寒いのか
分からない
さっきから
エアコンをつけたり消したり
肉体が勝手に冷えたり火照ったり
荒い呼吸と激しい耳鳴りと
床から起き上がれば
肉体は痺れ振動する

夜を迎えてい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
キャンプ場で過ごす夏川ゆう自由詩122/9/16 11:27
秋晴れの詩想ひだかたけし自由詩3*22/9/16 10:37
流星女王秋葉竹自由詩122/9/16 6:16
奇跡自由詩122/9/15 22:17
ピアノ妻咲邦香自由詩122/9/15 21:58
自由詩122/9/15 21:56
水の地をすぎて Ⅱ木立 悟自由詩222/9/15 21:24
水の地をすぎて自由詩222/9/15 21:22
奇跡みたいな真実を信じて生きる秋葉竹自由詩122/9/15 21:15
本の人の木水宮うみ川柳5*22/9/15 20:02
足りないんだ、終われないんだひだかたけし自由詩3*22/9/15 18:45
音にならない振動竜門勇気自由詩2*22/9/15 13:21
仮面を愛した少女st自由詩222/9/15 4:09
星の異なる街で自由詩122/9/15 0:24
ランド・オブ・ザ・デッド(黄泉の国)ホロウ・シカ...自由詩1*22/9/14 22:51
海辺にてsoft_m...自由詩122/9/14 21:17
青い地球をみあげられる月のうえで秋葉竹自由詩122/9/14 21:08
鼻の穴花形新次自由詩122/9/14 20:12
梅竹せつ子「自称俳句集7」俳句022/9/14 19:57
朝の光ミナト 螢自由詩122/9/14 19:52
九月の夏の熱風ひだかたけし自由詩222/9/14 19:06
人造語による篩soft_m...自由詩022/9/14 16:57
一人だけの収穫祭足立らどみ短歌122/9/14 8:17
流星、セブン秋葉竹自由詩122/9/14 6:22
ハーレスケイドでの戦い(十二)朧月夜自由詩1*22/9/13 21:21
ハーレスケイドでの戦い(十一)自由詩1*22/9/13 21:20
ハーレスケイドでの戦い(十)自由詩1*22/9/13 21:20
長い漏電ホロウ・シカ...自由詩1*22/9/13 21:01
夜の破片秋葉竹自由詩122/9/13 20:32
今日の私の日常をひだかたけし自由詩3*22/9/13 19:50

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