台風か何かで風車倒された圧倒的な地球の力

赤ヘルの勢いはなく打ち込まれ打てない勝てない優勝はない

セリーグもパリーグもあり良い試合ファンの熱い応援受ける

金木犀記憶に残る香り持つ甘い ...
静かな朝だ、秋風吹く
走り過ぎる車の影が
澄んだ青空に映り透けていく
私の肉は相変わらず痛み
浮き立つ意識を押し留める

人よ、人よ、何処にゆく
時間は世界は
こんなにくっきり今此処に ...
なり損ねたものがあるなら
駅の売店でアイスでも何でも買って
座る席も無いから
しばらくは開かないドアの手前
流れる景色を見送りながら
さよならとも
うんともすんとも言わないで

ああそ ...
「こんなものがあれば、魔法など必要ないではないか!」忌々しく、アイソニアの騎士が呟く。
その傍らで、エイミノアは言葉を失ったままだ。そして、ヨラン。
「この世界には、剣や魔法のみがあるのではありま ...
ヨランたちが見たもの、それは甲虫ダルザジアの群れだった。
盗賊ヨランですら、このような大規模なダルザジアの群れを見たことはない。
「危険です、騎士様! エイミノア様、あなたにも見えますね?」
「 ...
そのころ、ドワーフたるヨランたち一行は、ハーレスケイドでの旅を続けていた。
右手には、虹が見える。ヨランたちが今登っている岩場からは、
荘厳な滝が見えていた。その高さは、何十マルテあったであろうか ...
二〇二一年九月一日 「加藤思何理さん」


 加藤思何理さんから、詩集『おだやかな洪水』を送っていただいた。おしゃれなつくりの詩集だ。さまざまな方向性をもった詩篇が並んでいる。物語性をもった詩篇 ...
一度は誰でも
通る道

ひき返せなくなる前に
誰もが一旦
つまずく道

僕らが生まれた頃には
すでに道は
できすぎていた

石ころ蹴って
道草くって
立ち止まってから ...
ペンギンカフェみたい
沈みそうな旋律で歩く
たまに目が合う女神のような街に
投げつける豪速球
勿体ない勿体ないって、全部本気だったんだから
罠にかかった小動物、逃がしたりしたら笑われるね
...
静寂を恐れているみたいに
世間は騒ぎ続けている
みんな自分のことを考えたくないのさ
小虫のようにまとわりつく真実のかけらのことを


街灯に拘束されたスピーカーからは
イージー・リス ...
翼が
溶けてゆく
悲しみに泣く天使は

今が
どれだけ大切なときなのか
わかっているのだろうか

泣いているときではないと
わかっているのだろうか

ほんとうのことを
...
朱天黒の篝火が爆ぜる

目眩の中で炙られる白昼夢の散弾を集めた
贄に均しい極熱、滾るような炎天のまばたき
吐出を嵌めた雪月花を、身に埋めたような心地で

のぼせ上がる四季を撫でてしまえない ...
二人寄り添い
昇った坂道
橙色に染まる
夕暮れに
奥まる時間を
二人して
ぐんぐんぐんぐん
遡行した

果ての果てに
開けた緑の
湧水大地に二人座す
静かに手と手を
握り合い ...
膨らんだ泡が
私の髪の毛を
包んで割れた

申し訳なくて
後ろで結んだ
髪も手も

あなたが
飛んだ後で
伸ばします

触れないように
割れないように
見つめるだけなら
...
僕らは僕らの血の話をした
指先を切った僕を見て
君はかさぶたを剥がして笑っていた
”すごい!見て!同じ色”

あの日、君が剥がしたかさぶたは
僕と遊んでいた時にできた
鉄棒に登ってほんの ...
親知らず
土に埋めても
変幻もしない
忽然と
ある日消えても
知らず時経て

水の底
どうかと祈る
若い巫女より
届きたる
吉報の印
後半読めず
会いたい、が間違いなら
会いたい、じゃなくていい
アインシュタイン、が間違いなら
愛したい、に換えていい

病気だと簡単に言われ
理論だってわかってもらえず
悔しいから面積求めた
苦し ...
労働者ってなんなんだろうと思う。

1916年の工場法施行から既に100年過ぎているのだけど
江戸よりも前、労働者なんて曖昧な位置付けの者は
いたことはいたにしても、農民や一人親方やお侍は、
...
人類の記憶の総体から
名札のない死体ばかり幾つも幾つも
バラバラにされて脈略もなく
いたるところからあふれ出して来る
机の抽斗から冷蔵庫から本の隙間から
シャワーを捻ればそこからも
一匹の ...
美少女の胸なだらかに夏衣

髪洗う後にパンティ染み洗う
○「朝立」
勃起している!
勃起している!
今朝はグッと天へ向かって
勇ましく直立している!
若い頃さんざん悩ましたものが
今は喜びとなっている

○「お天気様」
お天気様にはだれも ...
私は調和をもたらしに来たのではない
争いをもたらしに来たのだ

帰ってくれ、と
無理からぬことだった

{ルビ永遠=とわ}とは十和
十和色のハーモニィのことぞ

和すのはいいですねぇ ...
フランキス・ユーランディアは、普段から青白い顔に汗を滲ませた。
「クーラス様。わたしは命に従うでしょう。しかし、このことはあなた様の今後、
 言い換えれば、クールラントの未来にも影響を及ぼすことで ...
「別のこと? 一体それは何でありましょうか?」フランキスは強張りながら言った。
祭祀クーラスは、今では為政者の顔として、面持ちを崩さないでいる。
「お前には、ある種の間者のような役割を果たしてもら ...
「エインスベルやアイソニアの騎士はともかく、エイソスまでもですか?」
フランキスの憂慮は、当を得たものであっただろう。
しかし、祭祀クーラスは動じなかった。
世界と人間との合一、そんなことをクー ...
ぼくらは迷い子のように
ただ、佇んで
ゴダールの映画みたいに
長い長い言葉を
視線だけで話した
熱のない炎で
炙られるような
時だけが過ぎてゆき
やがて
思いは痺れてしまった
...
離婚して

ゴメンとかってゆわれても

別にええよて









...
良い緊張感を感じてる
悪いとか良いとか
あるんだろうか
自分のなかでどこか
線が引かれているのかもしれない
それだけのことなのかもしれない
要するにワクワクしてるみたいだ
良い結果につな ...
夜の軌道を涙がはしる
星のひかりを水面にうけて
まるで転がるひとつのビー玉
回転速度は地球とおなじ
うわずる瞳が坂に消え
まっさかさまの流れ星
ふるえる日輪、始発駅
手をふる窓辺に白 ...
惑星ソリラスから
地球に送られて来る信号に
我々の魂は深いところで
拘束されている
しかし、肉体の有効期限を
知らされてしまった今
我々はその束縛から解放され
残された時間を
人類への ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
地球夏川ゆう短歌222/9/5 15:06
人よ、人よひだかたけし自由詩422/9/5 11:40
フィドル妻咲邦香自由詩322/9/5 10:51
ハーレスケイド、探索(三)朧月夜自由詩1*22/9/5 3:39
ハーレスケイド、探索(二)自由詩1*22/9/5 3:38
ハーレスケイド、探索(一)自由詩1*22/9/5 3:37
詩の日めくり 二〇二一年九月一日─三十一日田中宏輔自由詩12*22/9/5 0:02
道のその先シホ.N自由詩222/9/4 23:48
ピクニック妻咲邦香自由詩122/9/4 23:24
燃えているか、リトルタウンホロウ・シカ...自由詩1*22/9/4 21:55
さみしい青さ秋葉竹自由詩222/9/4 19:28
朱天黒あらい自由詩122/9/4 19:20
坂道ひだかたけし自由詩422/9/4 18:03
シャボンミナト 螢自由詩122/9/4 17:51
子供のかけら竜門勇気自由詩3*22/9/4 14:59
若巫女の祈り(旋頭歌)足立らどみ伝統定型各...2*22/9/4 13:35
アインシュタイン妻咲邦香自由詩422/9/4 12:38
DXから学ぶべきこと足立らどみ散文(批評...222/9/4 12:05
神隠しただのみきや自由詩2*22/9/4 11:32
梅竹せつ子「自称俳句集4」花形新次俳句022/9/4 9:06
独り言9.4ホカチャン自由詩4*22/9/4 8:51
永遠とはりゅうさん自由詩222/9/4 5:12
薄明の中で(十八)朧月夜自由詩1*22/9/4 2:52
薄明の中で(十七)自由詩1*22/9/4 2:52
薄明の中で(十六)自由詩1*22/9/4 2:51
幕ぎれホロウ・シカ...自由詩2*22/9/4 2:31
片親讃歌TAT短歌2*22/9/3 23:56
緊張してる坂本瞳子自由詩022/9/3 22:45
かにのみこそのかみ菊西 夕座自由詩2*22/9/3 22:27
宇宙時間との対話花形新次自由詩022/9/3 20:22

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加筆訂正:
神隠し/ただのみきや[22/9/5 9:07]
修正
3.59sec.