夢すぎて うつつ来なまし ゆうすいの
言かけらしてふ しろきすいせん
百名山の開聞岳に登った
行く途中池田湖畔の菜の花畑で
開聞岳をバックに写真を撮った
何枚も何枚も撮った
福岡から来ていた親子四人づれの写真も
頼まれてシャッターを押した
この親子とは
開 ...
戦士エイソスは戸惑っていた。クシュリーが
これほどまでにエインスベルを憎んでいるとは、思わなかったのである。
彼は、初めてその妻に対して疑念を抱いた。
あるいは、彼女こそクールラントの運命を握っ ...
クレールは、ハッジズ・ア・ラ・ガランデの嫡子だった。
ハッジズには五人の子供たちがいたが、
クレールはそのなかでも最も武勇に優れていると言われていた。
しかし、政治力については未知数である。
...
○「自分を信じる」
自分を信じることができなければ
他人を信じることもできない
○「若者たちよ」
若者たちよ
もうよそうじゃないか
横並び意識は
簾のような前髪
成人式の振り袖姿
...
もういらない
そんな歌も、言葉も、もうほしくない
私は自分を知っているはずなのに
どうして?
ただ
穏やかに眠りたいだけなのに
人差し指にささむけができた
少し当たるだけで痛 ...
甲子園 白球追いかけ 近代化
ビル建ち並び 浜風吹かず
エアポンプから、水と空気がないまぜに砕かれ、一粒一粒の静寂に溶けていく音が聞こえる。遠くに暗闇の気配がある。僕の手の届く、このせまい暗闇とはたぶん質量が違うのだろう。持ち重りのする、ゆるい輪郭 ...
冬に一度だけ訪れる夏
ぬいぐるみを窓の外に向ける
雨だったから誰も気付かない
坊主よりも優しく
木魚を食むネコ
水の出ない蛇口
庭の雪の珈琲
あなたは消える蝶々を私にくれた
...
神さま、教えてください
人間失格感想文
むげんのみらい
ひとのことしか
かけなくなった
*
夏
ドライブの帰り道
甲子園地方大会に
ブラリと立ち寄り(何処かと何処かと ...
鉄格子の月
糸に吊られた黒い繭
揺れる輪郭
鬼と子どもたちの遊び声
炎の山脈
人間の魂の悲鳴
罪人はあいつらの方だ
黒い繭が頬笑む
人差し指を噛む
血の味
父親 ...
砂が白い
音を立てていた
波の影で
震える仔犬が
静かに遠ざかっていた
あれは 何
人の 喊声
おさない指が
乾いた
甲羅を叩く
何もない空 ...
三色ボールペンの
赤は忙しいから
青になりたい
黒は寂しいから
青になりたい
必要とされる日が
少しあれば良い
赤みたいに
強くはないし
黒みたいに
怖くはないし
涙 ...
凍った湖面が反射する太陽のような兆し、隙間だらけの部屋の中で俺は、雪崩のように落ちていく古い数々の感情を見ていた、時間の仕切りというものが皆無で、そこは過去でもあり、現在でも未来でもあった、真理と ...
青空がいつもより濃く美しい仕事を楽な気持ちで出来る
紅葉が進まず気温高いまま三段峡の美しさ知る
焼き芋の甘すぎず程よく美味いあまり聞かない名前出回る
吊り橋の真ん中付近で揺らす子等谷 ...
和歌
やみもなほ ともにさまよひ あくがれて
めのひかりこそ よすがなりけれ
くすぐったいほどに会いたい
あなたはイメージそのもの
手を伸ばせばすり抜ける
あなたは実在していないから
ただ陶酔だけをくれる
眩しく形のない憧れ
酢豚にも肉を選ぶ権利ある
カレー好きにはカレー好きなりの悩みがある
ホタテを選んで何が悪い
小学生と同意見
恋だからってなめんなよ
睡眠を愛している旦那
睡眠に ...
五線がある
君はそこに音符を置く
それは仄昏いどこかからやってきて
君の感覚を通過するとき
音符のかたちをとったもの
君は識っている
その音符が
鍵盤と指とを通 ...
私は私という名の人間で
人間という役割を持っている
私がいなくなっても
世界中に人間の代わりは
たくさんいるのに
自分の代わりはどこにもいない
なんだかひとりぼっちみたいだね
代わりのい ...
●捜さないでください●現実は失敗だらけで●芸術も失敗だらけ●ちゃんと生きていく自身がありません●ハー●コリャコリャ●突然●自由なんだよって言われたってねえ●恋人没収!●だども●おらには●現実がいっ ...
基本的に味もない
白い小洒落た演出の味
夜空の星々もくだらん砂糖
甘くもないし暗い
そういう無意味を味わえない
最高にダサい感性
この夜、この時
鮮明、際立ち
あるもの
ひびくもの
それぞれ
そこここに
在る
名指される以前、
それぞれの位置に
落ち着き静まり
それぞれの
在るという
意味なき ...
タイトルだけをうわごとのようにつぶやきはじめた、ボタン穴からぬるりとでてくる朝がぼくのようになきはじめたら、折り目を熱くなるくらいにジンジンとひらいて骨格みたいにつめたいままでひらかない ...
切られた
薔薇の呪いで
母は今日も泣いていた
くらい瞳
割れた鏡を貼り合わせても
ずれた心が重ならない
みにくい 涙
崩れてしまえ
みんな一度は
消えてし ...
夜がさびしいすすき
街灯の猫はひとり
角のひとりっ児
すれ違う誰かさん
くり抜かれ ひらく月いろ
愛しか知らない
感じる痛みすこし齧る
とじない唇
みがいた歯
繋がる線を 択 ...
「さて、どうでしょう?」今やフランキスは、元のさやに戻っていた。
祭祀クーラスを今暗殺する、という考えは完全に捨て去ったのである。
しかも、彼は自信家だった。アイソニアの騎士やエインスベルなど、
...
「それでは、こうしてはどうでしょうか?」フランキスは言った。
「アースランテのハッジズに親書を送るのです。
王位継承権第九位のイリアス・ガ・ラ・ハルデンを預かっている、と」
祭祀クーラスは怪訝 ...
そのころ、エインスベルは何を思っていただろうか。
自分が誘拐を阻止したクシュリー・クリスティナが、
彼女を憎んでいる、ということは知っていた。
(クシュリーは、魔導士全てを憎んでいる……)
...
さて、押し開かれて溢れ落ちた話をしましょうか
背表紙の一つ一つは呑気にも程がある、手作りのケミカルめくるフェイクであって、
その状況を淡々とただ深窓にラグがひかれ処理して幾多のところでした。際 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
和歌 練習中
為作
伝統定型各...
0
23/1/10 17:24
鰻温泉
zenyam...
自由詩
0*
23/1/10 14:46
いくつもの運命(六)
朧月夜
自由詩
2*
23/1/10 13:22
いくつもの運命(五)
〃
自由詩
1*
23/1/10 13:21
独り言1.10
zenyam...
自由詩
0*
23/1/10 6:24
もういらない
初代ドリンク...
自由詩
0
23/1/10 0:20
野球川柳
為作
川柳
0
23/1/9 23:21
湖と瓦礫
ねことら
自由詩
0
23/1/9 22:14
ふゆあかり
mizuno...
自由詩
7
23/1/9 21:45
神さま、教えてください
足立らどみ
自由詩
2*
23/1/9 21:42
inferno
mizuno...
自由詩
0
23/1/9 21:20
洲(しま)
soft_m...
自由詩
0
23/1/9 19:22
青になりたい
ミナト 螢
自由詩
3
23/1/9 18:54
verification
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
23/1/9 14:33
青空
夏川ゆう
短歌
1
23/1/9 13:43
和歌 練習中
為作
伝統定型各...
2
23/1/9 13:13
イメージ
木葉 揺
自由詩
7*
23/1/9 11:57
自由律俳句 「睡眠イコール旦那」 2023.01.09(月)
ルルカ
俳句
2*
23/1/9 11:55
楽 譜
塔野夏子
自由詩
5*
23/1/9 11:22
代わりの人
リィ
自由詩
1*
23/1/9 5:31
Jumpin' Jack Flash。
田中宏輔
自由詩
9*
23/1/9 0:05
お洒落なカップケーキの上の夜空
えこ
自由詩
0
23/1/8 23:52
夜想8
ひだかたけし
自由詩
4
23/1/8 21:21
お母さん、麦茶持ってきて
それがあるた...
自由詩
2
23/1/8 21:02
のろい
soft_m...
自由詩
2
23/1/8 15:43
はだし
〃
自由詩
1
23/1/8 15:41
いくつもの運命(四)
朧月夜
自由詩
1*
23/1/8 14:27
いくつもの運命(三)
〃
自由詩
1*
23/1/8 14:26
いくつもの運命(二)
〃
自由詩
1*
23/1/8 14:25
占め子の兎
あらい
自由詩
1
23/1/8 13:26
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
383
384
385
386
3.23sec.