右と左と、一人旅と君。
みぎとひだりと ひとりたびときみ
誰も見えてない神様さ。未開な手、笑み洩れた。
だれもみえてないかみさまさ みかいなて えみもれた
ダイブ、世界が降る。 ...
ガラスの壁に、手が触れて、彼は見る、音もなく、蠢く、群衆を。一人一人に、足音はつかない。そうして、忙しなく、いつまでも、蠢いている。真昼の、静かな都会。鳥が、空を、飛んでいる、ような気がする。駅のホー ...
友達が海辺だった。ぼんやりと暗い真昼の部屋で、どこから迷い込んできたのだろう、蟹が蠢いていた。冷たく静かなベッドの上で、蟹の群れが、友達の中へ滑り落ちていく。少しだけ話をすると、友達は用事を思い出して ...
公園の水面に睡蓮が咲いている
ウスバカゲロウがふわりふわりと飛んでいた
ときおり
魚がポチャリと水面を跳ねる
貴婦人が日傘をさして橋の上から
池の睡蓮を眺めていた
ぼくはベンチ ...
僕は昔東京で暮らしていた
春になると 桜のきれいな
近所には 川があった
そこで 僕は4月から仕事をはじめた
もう そこで今は 僕は働いてはいない
資生堂の遅くまで灯りのついていたビ ...
さくらの花びらのしわを読もうとしても
他のことばかり考えてしまう
死んだ人の顔とか間違えたこととか
風が強すぎて星が何を言っているのかわからない
唇の開閉に合わせてうなずくだけで眼がうるむ
...
ダイニングテーブルに突っ伏して眠っていたわたしを起こしたのは、携帯の着信音だった。積まれた本、レポート用紙、ボールペンたちにipadをざっと左手で、もがく様にどかして、携帯の液晶画面に触れる。布団以 ...
潜み咲く花 、朝に
朱に色付き溢れ垣根越し
女人の影 伸びゆくアスファルト、
冷風浴びる脳髄に
光の熱流 ゆるやか浸透し
やがて覚醒する思考意識のダイナミズム!
夢の時間も砂嵐のなかに消えてしまうだろう
そんなテレビジョンの懐いでのなかで
光りになれなかったひとたちと
一緒の場所で出遭ったのは
真昼の淡い幻想だった
いまだほんものの喜びが ...
ビニール被された闇が裂け
あくびの煙くささに唇が醒める
驚くほど身になじむ
布団の凹みの熱移動
ばらばらにほぐされた手足も次第に整われ
目が明けてみると
あたり一帯ふわふわしている
...
第六章 「死の砦①」
「な、見て。またやってはるわ……『松の廊下』」
「ほんまやなぁ」
午前の館内清掃へ向かう若手職員らが足を止める視線の先には、主任と
副主任の姿。 ...
かみなりだ
あれはかみなりだ
あぁ、こわい
あんなにぶ厚い藍を割れるのは
それだけで神だ
鳴っている、なって白も黒も反転し
紙の鳥が燃えくすぐられる
犬は動転し
きゃっ、という気に ...
ネット間のむくつけき影が
まるい指きどり、きらりコイン・トス
お気にいりのいち枚を
載せた型をじいっと見つめ
着地するまでどれだけ回ったか
数えてるんだと笑った
投げあげられた淡黄色の ...
「きのうのよる、ミイちゃんがかえってきたみたい。ほら、からっぽになってる」
わたしは妹に話しかけた、からっぽのミイちゃん用の銀色のお皿を持って。
「ほんとだ、ミイちゃん、かえってきてごはんたべたん ...
天に舞い上がった
ひと粒の砂よ
雨の核となりて
陸に戻れ
*
アスリートは高らかに詩を歌え
アスリートは詩を歌う
アスリートは詩を歌わない
アスリートも詩を歌え
アスリー ...
ながいこと逢えずにいたら君の死が逢えない事のつづきに想えて
死ぬのは恐ろしい
素直に恐ろしい
生死の境目を分ける
ラインあるなら
白線の内側にさがっていたい
死ぬとは
未来を絶たれる事
生きるって
現在のぬるま湯に浸るって事かな ...
きっとくる
終わりを
知らないひとなどいない
雨は降る
いつまでだって
降りつづける
こころに染みる罪も消えない
なんで
なんていう悪を
犯してしまった ...
○「5万円の矢」
買う気はまったくなかったのだが
4月から値上がりすると言われ
ちょっと安いのを見せてもらおう
と思い見たのがいけなかった
結局6本で52320円もする矢を買ってしまった
...
紙が細やかに振動している
撥水性はない
雫が落ちる
水滴は容易に染み込むが
少し弾き出される
風が吹く
枝垂れ柳よりも軽く碧い風
少しの水の重みと粘り気が
紙を飛ばさせない
まだ ...
すべてのくじらが歌うのなら
すべての露草が雨滴を抱きしめる
単純な対応関係ばかりの夢では
エンドルフィンに支持された
懊悩が硝子体を濁すばかりだ
雲のあわいから垂れる雷は
鉛直方向に空 ...
足元の小さな一段下
花が海に濡れた
昨日、きみが
わたしのために育ててくれた花
名前をつけそびれて
それっきり咲いた
木々の陰影
夜明けに私鉄が発車する時の
孤独な音のひと ...
少年は命の秘密が知りたくて
東の岬にいる賢人を訪ねた
賢人は灯台のレンズを丁寧に磨いていた
あの… ぼくは命の秘密が知りたくて参りました
ほう 命の秘密とな…
この世のすべての現 ...
かろやかに私の肌を包み込む羽毛よ
...
幾星霜
祝福の花束を作り続けるの
枯れては編んで
編んでは枯れて
まだかなあ
まだかなあ
いつになったら孵るかなあ
わたしあなたのお母さんよ
報われなくても
救われなくても
...
レタスがいのちをもっている。
わたしなんかより。
小さく千切られた彼のほうが
みずみずしく、麗しく、愛くるしく。
レタスにフォークを突き立てる。
ドレッシングの不純さが、
少しだけここ ...
寄せ来る冬波の
滔々と
、
淀み振り落とし
迎える春に
、
洗い流された骨組みのみ輝いて
弾ける蕾
生の熱源 発火し
時間を超 ...
涙の数だけ弱くなります
傷ついた分だけ狂暴になります
そうでしょう
それが人の性分
名もなき花はない
もし名前がなかったら
名前をつけてやる
大発見だ
第四章 「メモワール」④
「なんなん? あのベット」
四歳年上の先輩の木崎さんが、病室の西側の壁へピッタリ寄せて在る空
ベットに目を向けた。敷かれる古びたスプリングマット ...
失われていった
存在たちにも
ありがとう
今があるのは
みんなのおかげ
・
生きるために
生きる
私
手を
あわせる
・
ありがとうさま
体の奥にある
魂と ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
旅人族(回文)
水宮うみ
自由詩
0*
24/3/21 8:52
虫籠
鳥星
自由詩
5*
24/3/21 8:25
友達
〃
自由詩
7*
24/3/21 8:18
朝の夢
レタス
自由詩
5*
24/3/21 6:18
五反田の記憶
番田
自由詩
0
24/3/21 1:56
さくらの花びら
木屋 亞万
自由詩
3*
24/3/21 0:38
violet
パンジーの切...
散文(批評...
2
24/3/20 21:25
詩想、この朝に
ひだかたけし
自由詩
4
24/3/20 17:09
光りになれない。
中田満帆
自由詩
4
24/3/20 13:02
勇気
soft_m...
自由詩
4*
24/3/20 12:49
鏡像 【改訂】
リリー
散文(批評...
5*
24/3/20 12:32
かみなり
soft_m...
自由詩
4*
24/3/20 11:33
さらばテニス・ボーイ
〃
自由詩
5*
24/3/20 11:09
ミイちゃん
そらの珊瑚
自由詩
8*
24/3/20 11:09
(5構造詩リユース)アスリートは高らかに詩を歌え
足立らどみ
自由詩
4*
24/3/20 10:09
一瞬
原田たけし
短歌
3
24/3/20 9:31
次に生まれたら
〃
自由詩
2
24/3/20 9:24
神さまお願い
秋葉竹
自由詩
1
24/3/20 8:19
独り言3.20
zenyam...
自由詩
2*
24/3/20 7:03
夏鳥
中沢人鳥
自由詩
8*
24/3/20 0:59
くじらの歌
〃
自由詩
6*
24/3/20 0:53
季節
たもつ
自由詩
2
24/3/20 0:30
命の行方
レタス
自由詩
5*
24/3/19 22:53
やわらかにも
アラガイs
自由詩
7*
24/3/19 22:40
待望
印あかり
自由詩
2
24/3/19 20:41
レタス
〃
自由詩
10*
24/3/19 17:55
迎える春に
ひだかたけし
自由詩
2*
24/3/19 17:07
さがサーガ
りゅうさん
自由詩
2*
24/3/19 14:52
鏡像 【改訂】
リリー
散文(批評...
5*
24/3/19 14:31
※五行歌 三首「みんなのおかげ」
こしごえ
自由詩
3*
24/3/19 13:57
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
378
379
380
381
382
加筆訂正:
ミイちゃん
/
そらの珊瑚
[24/3/20 13:46]
少し修正しました
やわらかにも
/
アラガイs
[24/3/20 6:02]
外は暴風雨です。少し修正しました。
やわらかにも
/
アラガイs
[24/3/20 0:26]
タイトル及び少し修正しました。
ワラジムシ
/
本田憲嵩
[24/3/19 21:42]
最後の行、若干修正。
3.26sec.