○「クールビズ」
ワイフが暑さに堪えかねて
「パンツはかないと楽なんだけど」
と恐ろしいことをいう
ワイフが暑さに耐えかねて
「ブラジャーつけないと楽なんだけど」
と恐ろしいことをいう
...
昼にコーヒーを飲み
窓の外をぼんやりと
昼の 外に溢れ出ていた 僕は
東邦生命ビルの前
よくカラオケに行っていたものだった
よく冷えた風を受けながら
ここで 見ていた 車を
あの頃は専門 ...
 遠イ遠イ雪ノ山
 降リル事ナゾ思ハズニ
 タッタひとりデ ノボルノデス ト

 誰モ ダーレモ
 女ガひとりノボッテイルコトナゾ
 知ラナイノデス ト

 止ンデイタ雪ガマタ
 サ ...
雷鳴轟き
飛び跳ねる、
熱風に揉まれ
おっと 新生、

〈この世とあの世〉

架け渡される意志橋に
神様ほっと吐息つく
結局は、さ、
ユメに見てる日々の続きが何処にあるかなんて知ってるのが、わたしくらいしかいなくて、大きな大きな群青の空の終焉に近づく黒点に近い小さな白い雲のかたよらせが、詞を鳥に変えて白く羽ばたかせて ...
日本の若者はすげえもんだ
大谷翔平や井上尚弥みたいに
平然ととんでもないことを
やってのけやがる
一流のアメリカ黒人に日本人が
スポーツで勝つなんて
昔じゃ考えられないことだ
しかもアッ ...
こわれものでもなかった
なつかしいひびでもなかった
唯水底に漂う叩きつける雫の聲にぬかづく

夏 雲 奇 峰

熒惑星を薄群青の 
きみのひとみで僕も殺して
生成りの砂地に帰(かえ)す ...
粗くささくれだった
無数の粒子躍る感触、
ざらつきむさぼり荒れ狂う
快の感情どうしようもなく
俺はいつからか狼に育てられた

しずかな夜の闇中に
明かりはふと灯るもの、
あらゆる策略弄 ...
目も悪くはないのに、
しじみ汁をすすった。
みんなきれいに殻を開いていた。
身をすばぶっては、
殻を空の小皿に捨てる。
最後に残った貝は殻が閉じていた。
そうか、お前は先様だったの ...
なにかをさらけだすことは真実を語ることの反対側にあって、だれかのために用意したわたしを、どうか本物だと信じないでね。つくられた白さが喉を通り抜けたら鳴っていた痛みは簡単にひくのに、無害なさみしさが体内 ... 剥がれた分度器を
落ちている人のように
並べていくみたいに
拙い息継ぎが
街の柔らかいところに
終わっていくみたいに
コンビ、ニエン、スストアで
スストアで
淡い方の手を近づけ ...
運命の階段がある
駆け上がるの
転げ落ちるの
滑り台にしちゃえ

人生なんて
華麗なステップ踏んで
踊ってればいいじゃ無い

嫌なことがあったら
可愛い女の子見つけて
スカートの ...
おさなごも仔犬も猫もみな眠る
夜明けまえのしずけさのなか
辞書にのっていないことばで
この世界に祝福をあたえる

冷蔵庫の扉をひらくと
星のない夜の焚火みたいに
ささやかな光がキッチンに ...
あの日から
降り止まない雨が
心の奥底から言葉を溢れさせ
顕れる魂の穿つ隙間に
零れ落ちるような光滴たち
無数に煌めき散逸する
終わらない旅路の最中
訪れるもの一つさえ
未だ想い描けな ...
さくらんぼ拒まないでね唇をキスが下手でも君が食べたい

生首のようなスイカを風呂敷で包んで帰る夏の夕暮れ

思いきりかぶりつきたいザクロの実カニバリストになったみたいに

パイナップル缶詰 ...
 
 だれも居ない大学の構内に
 緑だけが 大空を指しておいしげる
 私はそれを見るのが好きだった

 雑踏の中に居る時には
 親しく心に顔をみせるのに
 一人になって 悲しい思いの時
...
○「ふれあいの旅」
千葉へは仲間とのふれあい
上高地へは自然とのふれあい
どちらも感謝感激の旅だった

○「ユーモア」
「どちらまで行かれたんですか」
とすれ違った山ガールが
可愛く尋 ...
詩はエレメント
生きる糧
ただようその香
打ち消した昨日

やよい
詩は月だった
暗い裏道の桜は
ノイズ無く咲いた

さつき
詩は多忙だった
梅雨の前に
やること多くて

...
微妙に丸く円形保ち
輝く白銀、月か陽か

熱のもんわり夜に流れ溢れ、

私は窓辺に響きの感触 聴き取り
眠る未来の意志に霊性 納める
白蝋病の脳下垂体が午睡の最中に揺蕩う夢は、可視光線の乱舞の中の血の華、難消化性デキストリンが渇いた腸を掻き回す、グリアジンの気紛れな呪詛、五臓六腑で踊り出す、偽造通貨が廃棄物処理場で網膜に焼き付け ... 私は最強の召喚士

DPSだって
史上最高値を叩き出し
バハムートを召喚し
大地を火の海にすれば
オーディンが
お前の首を刎ねる

エンジェルがウィンクして
フレイアが愛を語ると
...
草を刈る
草を刈る
草を憎しと
草を刈る

草を刈る
草を刈る
作物を愛しと
草を刈る

どちらでも力はでるし
同じ作業だ
でも
全然ちがう

身体に蓄積する
疲れが違 ...
ぽっかりひろがる
無限の手触り
虹の根元を逃げていき
あの世と繋がり
あの世に入って

平坦になった魂、
もわんとゆれつつむ
夏の熱気に曝され
夢見がちに目覚め
自らの輪郭整え
...
駄々をこねて
手に入れたものは
すべて行方知れず

罪の数と罰の数が
同じでないと知ったのは
ずいぶん後になってから

誰かのために摘んだ
花の毒に侵されて
薬指を枯らした
...
自作詩「これでいい」

朝は暑くて出勤するのイヤだし
仕事始まったら始まったで酷暑でキツいし
若干気持ち悪くなるし
昼休みなんかもう早退しちゃおうかと思ってた
でも簡単に逃げちゃうのもシャ ...
玉名市の「麗紅」という名の蜜柑皮は薄くて甘味が強い

老朽化の市営住宅壊される良い噂なく不人気だった

環境の整った場所大人気デザイン重視の市営住宅

春キャベツ甘く美味しく子に好評野菜嫌 ...

球と私
私は球の上に乗っている
球は宙に浮いている
浮いてぐるぐる回っている
回りながら周回している
私の顔の周りを
うるさくってしようがない

私の乗った球が私の顔の周りを回っ ...
○「人間関係」
先走り、深読み、一人考えは
空回りのもと

○「再び河童橋へ」

五年ぶりに河童橋に立つことができた
実は去年の秋4年ぶりにここに立つ計画を立てていたが
当日の朝いつも ...
夜明けのあほんだら
わたしが眠れるまで待ってほしかった
死んだものたちの魂が集まって/ひとつの声となる/わたしは神を吐き出した/神は罅割れた指先で/日割れた地面を引っ掻いた/川原の石で頭を叩き潰された小魚たち/小魚たち/シジミも/ツブも/死んだものたちの魂 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
独り言7.27zenyam...自由詩2*23/7/27 8:01
7月、東邦生命ビルのベンチで番田 自由詩023/7/27 1:03
雪女リリー自由詩8*23/7/27 1:01
意志橋ひだかたけし自由詩423/7/26 23:54
花曇り這 いずる自由詩023/7/26 22:08
自称詩人は大谷や井上にはなれない花形新次自由詩023/7/26 18:43
あらい自由詩223/7/26 17:31
ひだかたけし自由詩323/7/26 16:14
しじみ汁ナンモナイデ...自由詩4*23/7/26 14:37
頭痛薬の詩白線自由詩023/7/26 14:31
スストアでたもつ自由詩10*23/7/26 7:03
No.25 G minor,K.183銀薔薇自由詩123/7/25 20:00
羊飼いの夜大覚アキラ自由詩323/7/25 18:00
Across The Universe(新訂)ひだかたけし自由詩8*23/7/25 16:21
ふるーつせれくしょんⅡ未有花短歌3*23/7/25 14:21
雑踏リリー自由詩5*23/7/25 10:17
独り言7.25zenyam...自由詩7*23/7/25 9:07
詩はエレメント足立らどみ自由詩2*23/7/25 3:30
夜想68ひだかたけし自由詩523/7/24 22:42
銃弾はひとつだけでいいホロウ・シカ...自由詩0*23/7/24 21:36
婉麗の召喚士銀薔薇自由詩1*23/7/24 21:00
草を刈る日朗歩野自由詩11*23/7/24 18:27
無限の感触(改訂)ひだかたけし自由詩8*23/7/24 18:04
此処夏井椋也自由詩6*23/7/24 17:55
これでいいひろのふ自由詩123/7/24 16:54
甘味夏川ゆう短歌223/7/24 13:55
球 2ブッポウソウ自由詩123/7/24 11:35
独り言7.24zenyam...自由詩2*23/7/24 9:02
夜明けの印あかり自由詩423/7/24 4:04
陽の埋葬田中宏輔自由詩6*23/7/24 0:01

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加筆訂正:
惚けの呪法/ただのみきや[23/7/25 10:45]
修正
火曜日/本田憲嵩[23/7/24 21:49]
最後の行、若干変更。
3.08sec.