目に 遠くから 何かが 跳ね返る
ボールは目の前を通り過ぎていく
立てた音を 忘れて 認識する 僕は
目に見たことのなかった鉄球を知る


そんな風に人間は自由であると思う
アパートのベ ...
 沼の畔に立った時
 私の真下に見知らぬ女が居た
 山を 仰いでいる女が居た
 水草の花は白く咲き
 深いモスグリーンの森は夏なのか
 ひんやりと うす暗い
 私の真下にいる女は
 口角 ...
私は待つ
暗いところでひとり
ではなくて
明るく開けた田舎の畑道で

衆人環視のもと
へんてこに腕を上げたり
無理矢理に腰を伸ばしたり
おかしな具合に首を曲げたりして

私は待つ
...
待ち求め潜心し

ひたすらひたむきに

学問だけ許されて
いた時代は終わり


そんな輩は
草でも石でも喰らってろ!


呪うような声の響き
未だ問わず、
惑わされる肉体の ...
あらかたの全てを飲み込んで
吐き出す時にはもう
溶けだしてしまわないように
飲み込んでいる
六等星
花が咲く
命短く
みずながれ
波紋の月日
とどまるのみと
優しくなでる手
微笑みながら
涙が止まらない

言葉にすると壊れそうな瞬間がとても
心臓の音だけを明確にしていく

色々な事が波を連れてくる
何処にも行けないのではなく
何処にもいか ...
通り掛かる街角で
不思議な三角や五角形
浮かんでは消え浮かんでは
優しく柔らかに瞼くすぐり
遠い夢見の一時を
円かに綴り懐かしむ

清々しい外気、
澄み渡り包み込む
この青空の午後に ...
海は薄く
曇り空
祖父の白目のよう

  *

憂鬱 ぬれたシャツ
窓ガラス 溺れる目
切れた唇から飛び降りた
ことばが膝に刺さって赤く咲いている

クジラがしゃべったみたい
...
 さくらが流れていると
 ぼんやり彼を感じてしまうのは
 何故だろう なんて
 共にして
 また横に
 不意に春のふくらみを介して

 濃いかすみが
 音をあたためる傍らで
 陶然と ...
四月二日 火曜
天氣 曇
起床 六時三〇分
就床 十時二〇分

朝起きたら空が曇つて雨がしめやかに降つてゐたのでがつかりした
折角の今日だのに あゝつまんない
お雛様は明日の清潔のた ...
煌々と満月、只 白く

向かいの家、明かり消え眠りにつき
隣家の玄関、僅か灯火 薄黄に開き

煌々と満月、すべて浮き照らす超然
ネットで見かけた
ドクターペッパー
20種類のフルーツフレーバー
お婆さんが毎日飲んで長生きしたって

なんといつものスーパーにあった
飲んでみた
頭が混乱した

しばらくして
正 ...
  

『鏡よ、鏡?』

尋ねつづけたあの女は
実は
《その》衝撃の前日まで
《世界で一番美しい女性》であったし

その、

気も狂うような事実を告げられた日も
実は
《世 ...
春に雪が降るというのは
珍しいかもしれない
けれど降ることはある
そんなことが過去にあったのを
覚えている
ただ覚えているだけで
それ以上に特別なことが
あった訳ではない
春に雪が降っ ...
突き抜け
上昇し沈み込む、
限りなく際限なく

熱に貫かれ 声、
発せるということの
奇跡
歌、うたえることの
有り難さ

意味 以前に 声の言葉の響き在り、

わたしはひたす ...
じぶんの重みに
押しつぶされた日の光が
大地に一度 身を落として
あたりを囲う 同じものたちの
小さくも楽しげな 溢れかえり
そこにある岩肌の
わずかな塩味に
あいさつのように
その明 ...
静かに沸き立つ
底知れぬ欲望在り、
身震いしながら
受容する僕は
未だ生半可な途上の者

内面の旅程は外界のそれと呼応し
水晶の面を滑りながら内部を見通す

日が沈み隣家の明かりが灯 ...
強い南風だった
私は風になど飛ばされたくないから
作文を書いた
父は私が何をしても
優しい様子で褒めてくれたけれど
作文だけは
夜、眠る前に読んでいたようだった
下水道の早期敷設 ...
 
 湖のほとりで 歓送迎会が宴たけなわ
 大広間のステージ台へ背もたれ向け座る
 センターから外れる円卓、
 あなたが 椅子に割り込んできた

 別の課へ異動していくあなたとは
 正式 ...
  

むかしはびじんでそれだけで
みせもだいはんじょうして
こいびともよりどりみどりだった
ろじうらのすなっくみたいに
さみしいにぎやかさ

かなざわからきょうとへ
さんだーば ...
  

夢の街
今夜ひとりで歩くとき
潮風も吹く、桜、散る散る


天使ちゃん
そんなあだ名で呼ぶなんて
考えられない事態だよ?


夜明け前
いただきに立ちみおろせ ...
朝食を済ませ
外に出ようと野球帽を被ったが
なんだか胸騒ぎがする
こんな時にはサイコロだ
奇数は幸運、偶数は不運
どっちだ!!

クルクルクルと 転げ落ち
コロコロコロと 冷蔵庫の下
...
妖怪は作り話だ
幽霊も脳内処理で
心霊写真のほとんどは
フェイクだと揶揄される
だけど動画サイトの
モンスターは本当にいる

自戒を促すスリラーから
解放された人間は
スリルだけを求 ...
オスは血のつながっていない仔を殺す
野生ではしばしば見られる
多くの動物で観察される
おれの場合は殺したりはしなかったが、
子をどれだけ愛せたかは測りようがない
おれの遺伝的な子孫である子供 ...
詩人にはむかないと詠む
知らぬ人
詩(4)の前に
差異に(312)気づいて
I wish March 30th would last forever,
A day of dreams, where time would sever.
Golden sunbeams in ...
          - impromptu


・・そうすればこれ以上、

もう痛くない

悲しくない

迷うこともない

だから

キミから

こころを摘出してあげよう ...
音楽の中に消えていく。
海や枯れ葉や落ち葉が好きだ。
細々と、枯れた根っこのように捨てられる、
プラスチックのボールペンのような、
私が好きだ。


私たちは小さな電球に手をかざして、
...
    焦点が合わない吸い殻を浮かし酒を白湯で薄めた生活ならまだ
     一揃いの愛らしさと受け容れるとするけど、作法など空想の
     恋人にすぎず、また後ろ手にのばした傷が じくじくと痛い ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
よく晴れた日に番田 自由詩123/4/10 0:24
沼のほとりに立った時リリー自由詩4*23/4/10 0:21
待つことの、莫迦佐々宝砂自由詩1*23/4/9 22:42
夜想43ひだかたけし自由詩6*23/4/9 21:07
消えそうで消えない武下愛自由詩2*23/4/9 19:04
自由詩1*23/4/9 19:03
思い出す全てが自由詩2*23/4/9 18:45
童夢ひだかたけし自由詩4*23/4/9 17:49
影の居場所ただのみきや自由詩4*23/4/9 14:00
檸檬soft_m...自由詩6*23/4/9 13:38
女學生日記 六十三TAT散文(批評...023/4/9 2:09
今宵、満月ひだかたけし自由詩523/4/8 23:58
ドクターペッパー日朗歩野自由詩2*23/4/8 23:40
黒の女王秋葉竹自由詩223/4/8 23:20
雪降る春坂本瞳子自由詩2*23/4/8 22:43
夜想42ひだかたけし自由詩9*23/4/8 21:04
郷愁乾 加津也自由詩10*23/4/8 20:29
柔らかな硬さひだかたけし自由詩5*23/4/8 16:44
急傾斜地たもつ自由詩5*23/4/8 15:42
淋しい椅子リリー自由詩4*23/4/8 14:24
常夜灯秋葉竹自由詩123/4/8 13:09
返す、言の葉自由詩123/4/8 11:47
占いたなべ陽太郎自由詩1*23/4/8 10:32
スリラースリルイオン自由詩1*23/4/8 10:08
I got youゼッケン自由詩423/4/8 9:51
この差異を足立らどみ短歌2+*23/4/8 7:25
I wish March 30th would last f ...投稿者自由詩1*23/4/8 6:38
Medical墨晶自由詩023/4/8 5:55
夜の弱さへ由比良 倖自由詩4*23/4/8 1:28
新来あらい自由詩023/4/8 0:18

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加筆訂正:
画面夫婦/イオン[23/4/9 15:44]
推敲しなおしました。
3.47sec.