早朝、
霊前に
魂の漂う
匂い立つ骨
焼いた肉の
ただ鳴る残響
昼間、
庭先に
桜の花芽
ちらほら
開き弾け
ノンセンスな
命の歓喜
躍り始め
夕暮れ、
...
オレの青春は終わったんだ
そして人生がはじまった
でもオレの人生は磨り減るばかりではない
なぜならオレの青春がオレの胸に息づいているから
青春は呼吸し
青春は轟いている
悲しみさえオレの人 ...
{引用=
雨に
敷石が
打ちつけられて
街路を
アーケードを
抜ける
人は
皆、足ばやに
とおりすぎていく
誰も皆
コートを 被り
人は、帰りにいくね。 ...
家族みんないい気持ちで
青空 桜なんか窓の向こうで舞って
つまみ食いをして怒られて
ウイスキーの空き瓶が窓辺でキラキラ
鮭を 箸で割って
骨が嫌だなーと思いつつ
テレビの音が大きいっ ...
謹んで僅かな菫 勤務地へ
証明を正月という日に言った
悽惨な凄い妻が萋萋と棲む
木の奥の記憶 昨日の斧を置く
横書きの下書きを上書きしてる
春先に白い ...
白く
雪崩れ落ち
伝いながら
その人、包み込み
何処にも属していない
ことの
この心地ちよさよ
風は吹いて 吹きつづけ
「あるもの」から意味は脱落し
すべてすべて「我 ...
雑草のように頭から抜いて
ポイッと投げた
地中に残された根のことも
若葉に齧り付いていたアダム氏のことも
考えず
太陽は影
月は見ぬフリ
少年少女は夢の中
2階の自室の窓を通して
...
傷つけないあなたと
傷つかない私が好きだった
「ごちそうさま」
そう言って席を立つ
「ねえ、明日」
声は喉の奥に消える
触れる月は手を溶かす
美しい通路
これから起こる悲劇を知らない
反射と再合成された
細やかな現実
...
人妻はみんなお口でやってると思えば上品下品もないぜ
葉影は優しく
黄金の光彩に
濃い斑の筋を引き
森の入り口に
伸びていた
目に見えないもの、
目に見えるもの、
それぞれ同等に
照らし出す
柔らかな日差しが
彼女の瞳の奥に
不思議 ...
モクレンがいくつか咲きました
ほいっ、ほいっ、ほいっと咲きました
あたたかな青空に
花たちはとても得意げでした
でも今日はとても寒いので
蕾たちが得意げです
花は開く前から強い光で ...
静かに律動する、肉体
朝の冷気に覚醒する、意識
心はゆったり世界の像を映し出す
信号待ち、
赤ん坊を抱っこ紐で胸に支え
片手でスマホを操作する若い母親、
くっきりとした二重 ...
一つ一つを
していく
一日一日を
生きていく
気楽に ぼちぼち行こうや
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
それは
市民会館の入口
玄関前での出来事
ライブを終えた日没後
車椅子に乗った女性が
黄昏時で
段差があることに気付かず
転倒し
車椅子から転落した
ボクは慌てて駆け寄り ...
○「三寒四温」
暖かくなったり
寒くなったりしながら
春へと進んでいく
自然はまことに絶妙である
○「春分」
光は春だけど
空気は冷たい
見た目と違う美女のようだ
○「老春」 ...
今朝
東の空に羊雲がびっしりと
ヒツジたち
みんな揃ってどこへ行くのか
出勤すると社員証を提示する守衛室前に
片足を付け根から轢かれた状態で居る
路上の 蛙
目を ...
この子の子
あの子の子
その子のネコ
うちの子
隣の子
すれ違ったあの子
斜向かいの子
裏のあの子
越してきた子
坂の上のあの子
赤い屋根の家の子
橋の上の娘
...
I send the flying lasagna to you who are gazing your shoes alone in distance, with affection.
{引用=新 ...
あーなにしてたっけね。ちょっと待って、飲みすぎてわからねえからとりあえずわらっとけ、なっ。屋上から眺めた交差点で読心術をもよおした午前四時の砂嵐から読み取られたFAXは最初からげろげろにぶっ壊れてい ...
二人でいつも
放課後を探した
教室のカーテン
裏から見える世界は半透明で
人が踊るには丁度良い
誰かが食べ残した
ドーナツの穴を潜り抜けて
知らない場所まで行こう
セーター ...
この白い小部屋に
あるもの、あるもの
すべて名を失い
無意味と化し
ただ、
在る という意味実感
再び浮き彫りになる今宵、
微睡みの覚醒した意識に
感情というもの露わになり ...
底浅の透き通った水の流れが
昨日の雨で嵩を増して随分と濁っていた
川端に立ってバスを待ちながら
ぼくは水面に映った岸辺の草を見ていた
それはゆらゆらと揺れながら
黄土色の画布に黒く染みていた ...
カップにお茶を注いで
ほっと、
時間通り。
はじまるときは少し、ぎこちない。
時計の針は意外と速くて。
あと少し、
長いようで意外に速く、
規則正しく。
ああ、今日もどうか ...
靴を履かせてあげたい
最初にそう思った
雨をふんだんに吸収した
土に埋もれて
爪に菫色を灯して
関節がそんな方へ向いて
素足のままで
歯型までつけられて
三秒ほど見つめただけで
頬を ...
わたしが死んだらねわたしのお骨を砕いて毎日たべてね
とおかあさんは言った
わたしに根を下ろし生きたお墓にしたいおかあさん
でもね
わたしはあなたの土じゃないの
あなたが赤ちゃんを産んだら ...
空から何かが落ちて来る
そう思って心配して
夜も眠れない男がいた
周りの人々は男に対してそんなことはない
それは杞憂に過ぎないと言うのだが
男は相も変らず空から何かがと言って脅えるばかりだっ ...
悲しみよりも大袈裟な
涙を浮かべて泣きましょう。
頬はヒクヒク震えるし
声は掠れてしまうでしょう。
夜の帳が下りるでしょう、
月は静かに笑むでしょう。
あなた ...
凝視スル眼、
踊る人を
凝視スル眼、
叫ぶ人を
両手ひろげ おおきく大きく
躍り跳躍し 力動する脚、
凝視スル眼 蹴り上げ
すると、意味は退散し
無 ...
一時間ほど止まないかもしれない
路面に跳ねる雨しぶき
ショッピングセンター出入り口の側
売り場フロアーから流れてくる冷気で落ち着き
ふと 気付くと
丸みのあるヒップラインの高 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
余韻
ひだかたけし
自由詩
3
23/3/15 18:24
無題
渡辺亘
自由詩
3
23/3/15 16:01
雨。
ryinx
自由詩
5*
23/3/15 7:25
団欒
印あかり
自由詩
2*
23/3/14 23:33
昨日の春
水宮うみ
川柳
4*
23/3/14 20:56
月の光
ひだかたけし
自由詩
5*
23/3/14 20:06
sweetest sigh
mizuno...
自由詩
4
23/3/14 18:54
science fiction
〃
自由詩
7
23/3/14 18:35
digital twilight haru
〃
自由詩
2
23/3/14 18:26
フェラ短歌
花形新次
短歌
0
23/3/14 18:25
森(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
23/3/14 16:50
花と蕾
日朗歩野
自由詩
5
23/3/14 12:31
朝の光景(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
23/3/14 11:13
※五行歌「ぼちぼち」
こしごえ
自由詩
3*
23/3/14 11:02
二十六才の頃
板谷みきょう
自由詩
1*
23/3/14 10:32
独り言3.14
zenyam...
自由詩
2*
23/3/14 9:58
月曜日
リリー
自由詩
9*
23/3/14 8:55
数えてみようか
坂本瞳子
自由詩
0
23/3/14 0:12
鴉たち/貳
墨晶
自由詩
2*
23/3/13 22:25
俗説。我らが啼泣
あらい
自由詩
1
23/3/13 21:48
アフタースクール
ミナト 螢
自由詩
6
23/3/13 21:37
夜想34
ひだかたけし
自由詩
2
23/3/13 20:00
高野川
田中宏輔
自由詩
17*
23/3/13 19:38
日々
ねこ(ki)
自由詩
2
23/3/13 14:56
決意
坂本瞳子
自由詩
2*
23/3/12 23:58
わたしを生きたお墓にしたいおかあさん
凍湖(とおこ...
自由詩
3
23/3/12 23:20
空から何かが
岡部淳太郎
自由詩
5
23/3/12 22:14
浪漫のうた
秋葉竹
自由詩
4
23/3/12 21:12
眼(改訂)
ひだかたけし
自由詩
2
23/3/12 20:43
蛇の舌
リリー
自由詩
12*
23/3/12 18:51
320
321
322
323
324
325
326
327
328
329
330
331
332
333
334
335
336
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
3.1sec.