人は誰も
すれ違う形だけが
覚えられている
心に 微かな
気持ちの悪い風がぶつかる
憎しみのファンタジー ショーケース
エナジードリンクのプルタブを
プルしたら? 甘ったるい共感性と ...
この日は
水の中
何もないことを
愛していると
言いたくても
息は吐けず
氷のように笑った
骨だけになるまで胸中を支えた
輝きを放つ
わたしの目玉
川縁で白く
太陽を受け ...
吾輩は猫ニャンである
親分はいつも二階の自室におる
階段を駆け上り
ドアに体当たりすると
中に入れてくれる
なのに
体当たりしても
飛びかかっても
ドアが開かない
何度も何度も
...
死んだ草が風になるのを待っている道の秩序を
ソールで滅茶苦茶に荒らしながら歩いた
深い湿気のもやが身体中にまとわりつく
携帯プレイヤーのバッテリーは音を上げ
音楽は記憶の中だけでコードを探 ...
日の暮れた墓の土にも青春は
もし文字を模しても指紋まで出んもん
眠い目の民 己で起きて走る
頭韻と問いの後には遠い跡
いつもの街道沿い脇に
群れ開いていた紫の花、
今朝一斉に萎み縮んで
この移り変わる命の顕
改めて感じ入る私に
どろんと地平に上がる月、
その赤々とした巨大な異様
纏わり沸き上がる感情襲い ...
神への歌を忘れ果てた犬が
夜を彷徨う
細い脚が痩せこけた腹を支えて
乾いた目をまっすぐ下に向けて
舗道を行く
俺のねぐら
俺のねぐらは何処か?
彼は思う
...
○「終活」
年をとったら
できるだけ迷惑をかけないで
生きていくことこそ
いい人生なり
○「生き比べ」
僕たち年寄りは
1日1日が
生き比べである
○「死」
同級生に僕はこ ...
日曜日の夕方
猛暑です
私がどこで何をしていても
ここは猛暑です
この世に参加して随分経ちました
参加賞を貰いましたか
まだですか
もうぼろぼろですがいつもポケットに入れています
...
「氷つけ麺始めました」
愛を込めて紡いだ麺を氷水で整え
夏の日差しを冷やしてくれる
そんな一杯が私を包む
甘い冷たい麺が心にそっと触れる
氷つけ麺、その名に込められた愛
...
みなさん
仕事はナンバーワンよりも
オンリーワンを目指しましょう
誰もが目指すものではなく
誰も追い付けないものでないと
誰かに取って代わられます
オンリーワンになれば
ナンバーワンにも ...
まつごのみずをのみませう
(アヨヨイノヨイ ソレ)
まつごのみずをのみませう
(アヨヨイノヨイ ソレ)
あけびにやあたしやもうおらぬ(アヨイショ)
あけびにやあたしやもうおらぬ(アヨ ...
地は曇天を映し
そよめきに雨の残り香
小舟に乗せられた
遺骨をひもとけば
けむりの舞踊
黒く曲がった釘の群れから
鮮血の唇が この耳に
かすかにからまって
はぐらかす
この惰性 内壁 ...
明日はなにをしようかな
そうだ、
生きよう
誰でもなくていい
幸せでなくたって
季節の風が吹いている
部屋の中に集落ができた
小さな集落だった
本家、という男の人が話にきて
畑で採れた作物を
いくつかくれた
学校が無くて困っている
というので、近所の小中学校と
市役所の場所を教え ...
死の隣の鮮やかな生を知る人達の
凄みのあるあっけらかんとした笑いをもらった
なにもお返しできずに帰る
生きている不思議と不安の中でシャワーを浴びる
当たり前に続く日々、その偶然に
心 ...
波リズミカルに打ち寄せる
浜辺 灰白にて広がり
貫く漆黒の直線、
後光帯びる弧空、
やがて訪れる
深い夜闇に
点る明澄な灯り
手を繋ぎ寝そべる二人に
対立し合う世界の響き、 ...
「70歳のきみが読んでおくべき本のリスト」を
いま、作っている
レポート用紙にたて線引いて
万年筆で
大きな文字で
書き損じたら二重線で訂正しながら
「70歳のきみが読んでおくべき本のリ ...
生きているときには生き方を考えられる
でも、死んでいるときにはもう死に方は考えられない
各地に残る神話や伝承には決まって彼らは戻ってくるというメッセージが含まれている
それが真実だと人類が知 ...
真夜中に点灯した冷蔵庫の奥であらゆる向きに齧られたチー
ズケーキが発見された\反射的にわたしもかじりつき\素早
く体温を加え咀嚼を開始\ねっとりうっとり\うまれるチー
ズケーキのかがやき ...
○「喜び」
苦しみは
喜びとともにあればいいが
喜びは
苦しみとともにある
○「厳重警戒」
テレビで
朝から晚まで
「厳重警戒」を繰り返している
もう僕たち年寄りは厳重警戒疲れだ ...
ある社会で爆発的に精神病者の数が増えたというなら
何か問われなければならない、どうか
わりといいかげんにできてるんですねぇ、診断というのは
ごめんなさいね、ごめんなさいね
魔女、マジョ ...
半月のゆらめき昇る時
哀れにも
恋の嘆きのリフレーン
がらんどうの
もはや、夢をつくり得ぬ
心
何もかもが
その中で共鳴するから
全てが 一様に化合さ ...
みじかい夜が始まったとき
どうすればいいかはわかっていた
どんな夢を見て
どこへ行けばいいかも
その先でかならず
あなたを失うことも
可愛らしい小さな花を
踏みつけそうになった
避けようとした瞬間
目の前に大きな木が現れる
よく見ると
あれ?さっきの花?
まさかと思うが
「それってさぁ!
花が大きくなったって ...
落ちている髪の毛が気になっていて
ずっとあって
ようやく集めて捨てて
清々した私の半身
切り売りされている肉の中でハラミが一番好きだから
ハラミしか食べない
ね、
切り売り量り売りのハラ ...
戦後はつづくよどこまでも
度を越え闇越え民越えて
過疎化の町までぼくたちは
占領されたまま過ごしてる
戦後はうたうよいつまでも
列車もクルマも追いついて
リスクに囲まれぼくたちは
助 ...
夏の熱風、
唸る
大地天空宇宙に
肉の苦と魂の闇、
突き刺し
抹殺の誘惑に
白くたじろぎ魅せられながら、
この世に在るもの在るもの
すべてと交わる
確かな霊性のひとひらと成る ...
自分たちの出世しか考えていない
財務省の役に立たない役人達や
学者気取りで面子第一の
愚かな有象無象や
不勉強極まりない
新聞やテレビだののマスコミや
勝ち組を気取る
知恵の足りない者た ...
裸形の闇に
潜むもの、
余白 一拍
風吹き抜け
無機呑み込む、
光の銀河
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
人ケース
野澤 尚也
自由詩
2
23/7/9 23:39
千歳の光
〃
自由詩
1
23/7/9 23:38
吾輩は猫ニャンである 其参
銀薔薇
自由詩
3*
23/7/9 22:38
夜は明けるのだという寓話
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
23/7/9 22:26
遠足の速度
水宮うみ
川柳
1*
23/7/9 20:17
紫の花
ひだかたけし
自由詩
5*
23/7/9 19:00
寝ぐら[まち角16]
リリー
自由詩
2*
23/7/9 18:17
独り言7.9
zenyam...
自由詩
5*
23/7/9 17:58
日曜日の夕方
空丸
自由詩
15
23/7/9 17:38
「氷つけ麺始めました」
足立らどみ
自由詩
2
23/7/9 17:33
ロンリーワンダフル
イオン
自由詩
1*
23/7/9 13:46
高石神音頭(末期の音頭)
TwoRiv...
自由詩
3*
23/7/9 13:09
惰性
ただのみきや
自由詩
2*
23/7/9 12:27
明るい日
やまうちあつ...
自由詩
4*
23/7/9 10:46
集落
たもつ
自由詩
22*
23/7/9 7:01
燃えかすたち
◇レキ
自由詩
4*
23/7/9 2:18
浜辺
ひだかたけし
自由詩
11*
23/7/8 20:15
70歳のきみが読んでおくべき本
松岡宮
自由詩
4*
23/7/8 20:03
でも、死んでいるときにはもう死に方は考えられない
ゼッケン
自由詩
2
23/7/8 14:39
チーズケーキとリルケ
soft_m...
自由詩
11*
23/7/8 12:44
独り言7.8
zenyam...
自由詩
3*
23/7/8 8:46
意味の節の外
りゅうさん
自由詩
1
23/7/8 7:48
半月
リリー
自由詩
3*
23/7/8 7:34
夢
はるな
自由詩
5
23/7/7 22:55
世界
銀薔薇
自由詩
4*
23/7/7 21:26
ゴミが
這 いずる
自由詩
1
23/7/7 21:17
戦後はつづくよどこまでも
イオン
自由詩
1*
23/7/7 19:53
ひとひら
ひだかたけし
自由詩
3
23/7/7 19:25
「日本の文化を破壊する野蛮人」
ジム・プリマ...
自由詩
0
23/7/7 19:22
不在の光
ひだかたけし
自由詩
3
23/7/7 15:03
337
338
339
340
341
342
343
344
345
346
347
348
349
350
351
352
353
354
355
356
357
358
359
360
361
362
363
364
365
366
367
368
369
370
371
372
373
374
375
376
377
3.52sec.