額縁に収まる
向日葵の絵は
無数に{ルビ煌=きらめ}く
ひかりの種子を、{ルビ孕=はら}んでいた
頬のやつれた青年よ
いのちの歓びを高らかに
空へと歌う
向日葵の絵を、 ...
選択肢が重なり合う分岐点は 一同が集える。
互いに愚痴を言い合い 励まし合い
なんでこっちを選ばなかったと からかい合う。
同じ自分なんだけど
選択しなかった向こう側の違いの分だけ
お互い ...
おかあさんも
おとうさんも
おばあちゃんも
おじいちゃんも
あたしのこと そうよぶ
どこかのエージェントみたいで
けっこう気にいってるんだ
そういえば
おかあさんも おばあち ...
痛んでて
荒んでるなら
勝負しろ
俺とお前と
どっちがそうか
こんばんわ
おはこんばんち
さようなら
ゴロッと床に
まるごと手首
ホームラン
銀河系まで
飛んでゆけ ...
だってなにしろ
どんどんと
すべてとの関わりというものが
変わってゆくので
つかもうとしてもただ宙を掻く手の
指のあいだから見えるものを
過去とでも呼ぶしかないじゃないか
なにし ...
久しぶりに夢を見たが内容がモロに俺の欲しいもんを照らしていて起きてからうんざりするそして
...
隔離病棟に強制的に入れられたい
外の世界の嫌なことを知らずに済むから
辛い現実に立ち向かわなくて済むから
「もう君は人間以下の存在だ」っていう
烙印を押されて「どうぞこちらが入り口です」
...
<愛>
ふれることで確かめる
かたちをかたちにしない
きのうでも けさでも 一秒前でもなく
いまの呼吸 いまの温度
<読>
記憶が織り込まれた生地を
虫眼鏡でみたり
埃 ...
カルヴァンクラインの
エタニティという
香水の匂いがした
夕暮れ前の下町で
前を走る
自転車の奥さんは
推定四十歳前
最近できた
あのお洒落なマンションの
住 ...
あたし、とある女です。
出ちゃったからさぁ。そう、出ちゃったんです、あたし
くらやみの中でこの膀胱の中から、じょんじょんじょんじょん
音出して
それはそれは良い香がした。
まるで焼いたお ...
理由なんて、そんなの
眩しくて
寂しくて
怖くて
切なくて
胸の奥が、握りしめられる感覚
その手を、開いて
撃ち抜けば
このめちゃくちゃな呼吸も
伝う火傷しそうな熱も
浮かんだ顔も ...
シルクの手帳
めろんのかほり
明日のあしおと
目を閉じても
まだまだとほく
呂律のまわらぬ
舌の奥
無数の言葉は身を隠す
冷たい空気の中
蝉の鳴き声と戯れ
次を捜す ...
踏み潰されても
踏み躙られても
這い上がる強い心
なにくそめげないぞ
自分のできる事をする
勉強は絶えずして
本を読んで
テレビは見ない!
最高の自分を目指し
最高の演技をす ...
ピアノの音
カスタネットの音
バイオリンの音
波の音
心を癒してくれる。
無心になれる
損得無しに溢れる感情
まだまだ頑張るぞ!
捨てる神あれば
拾う神あり
人を粗末にする ...
涙が一粒ぽろり
最期まで看取りたかった
愛するものを引き離され
人の気持ちを無視された。
多くの人が悲しみ
多くの人が傷つく
また良い事あるよ!
お上には逆らえないからね。
神 ...
春の夜 なまあたたかいベージュ色の空気がよどんでいる
デパートの遥か上空では昨日死んだキャバクラ嬢が踊り
孤独な酔っ払いは朝まで電柱と死闘をくりひろげる
なにも輝いていないしすべては腐敗していく ...
陶芸家の身(うつわ)はどうだい
いく筋も、寄せてはかえす指のとおりをつくってやった、朽ちるろくろのうえで、あたたかな心拍はいちどだけ濡れる、断層つづきの、ぬめる泥の顔で、柄でもないおかえり、兵馬 ...
だれとも一言もしゃべらない
この日の
この状況を客観的に
死と捉えるのであれば
きょう一日は
死んでいたのも同然だったかもしれない
めざめたら小人の国というのは映 ...
私の望むことは何も見えなかった
それは 夢の中なのだろう
言葉は何ひとつ私の口をついて出てこない
書きとめる詩に 終わりなどあるのだろうか
長い夢を見ていたのかもしれない
風 ...
あなたの家路に向かう最終電車は
今しがた発ってしまったのです
今の私にはもうあなたの元へ向かう術も
自分の家に帰る術も無い
一人でいる駅のホームは暗く寂しいところでした
空に浮かぶ月 ...
この不穏な砂上の王国
国は財を求め
木の精霊は逃げ出した
あまねく砂の絨毯は
緑をかき消す
兵士達の
サーベルが投げ出され
溜息の空砲が
空高く舞い上がる
跡継ぎの赤子が泣き叫ぶ ...
小さな種を
たくさん産みます
穢れた川の中で
震えながら
産み落とします
跳ね反った
光の空は
青いですか
失われた星の色は
私には
見えません
溶けた結晶で
でき ...
人の想いがみえないから
私は詩なんてわからない
風景の中に文字があり
はぁとがみしりと音をたて
言わなくちゃ
と走り出すから
とんと並べ
とんとん並べ
あいうえお
って脳が認 ...
ぽちょん、と
金魚をかたどるように
あなたは時々
ことばを
誤る
けれど
あなたの誤りかたは
どう透かしても虹だから
わたしもいまでは
すっかり晴れ好き
風船みたい ...
脳天に染み入る
青い空
鏡は今日も
ありのままを映し出す
それが真実だとは誰も言い切れないだろうが
独りの時間を愛するはずが
いつの間にか
そうではなくなっていて
肌が自室 ...
春の詩神
のびやかに超えてゆく
新しい芽吹き
誰にも汚されず
言い訳しない理由
捜さなくていいように
友もなき日常つづるケータイに親指で打つ三十一文字
窓越しに葉の色変わるつぎつぎと巡る季節の今日という色
手をひろげ腕を伸ばせば指先に小さな葉っぱ吾は木になりたい
千代紙の ...
愛が 愛が と叫ぶ連中
一途さを忘れて何処に向かうのだろう
全力を何時の間にか取り違えて
無駄に必死で笑えるね
時代に置いてきぼりの音楽のよう
君達の光は何処にあるのだろう
冷え切 ...
強い既視感
分かち難い女神との邂逅
始まりの予感
でもKさんには彼氏がいる
関係ないやと嘯いてみる
俺にも明日がある
どうなるかはまだ
これからの事
誰にもわからない
存在感が確かな ...
君の断片を見つけた
どうしてもっと早く
見つけてあげられなかったの
それは今日までの断片
始まりと終わりの約束
ああ
気付いても遅い嘘
死が羨ましかったなんて
嘘でしょう
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽の花
服部 剛
自由詩
2
11/5/7 23:53
集い
電灯虫
自由詩
4*
11/5/7 23:47
コードネームはカモメ
草野大悟
自由詩
4*
11/5/7 23:31
リオ・ランチョ
TAT
短歌
0
11/5/7 23:08
開けて閉める日常この不可解なもの
シホ.N
自由詩
3
11/5/7 23:07
ジャンピンジャッラッシッツァガスガースガー
TAT
自由詩
2*
11/5/7 22:51
精神病のブルース
SEKAI ...
自由詩
2*
11/5/7 22:31
愛読書について語る
深水遊脚
自由詩
5*
11/5/7 22:28
エタニティ
小川 葉
自由詩
7
11/5/7 22:02
事件
うんち
自由詩
4*
11/5/7 21:12
shoot
愛心
携帯写真+...
2
11/5/7 20:09
めろんのかほり
もずず
自由詩
2
11/5/7 19:53
ロック魂〜 I'm not a loser. 〜
ペポパンプ
自由詩
4*
11/5/7 19:11
貴方は言いました!
〃
自由詩
5*
11/5/7 19:10
懲罰
〃
自由詩
4*
11/5/7 19:10
ある春の夜に
ぎよ
自由詩
2
11/5/7 18:42
ぞうけい (ご利用は計画的に)
乾 加津也
自由詩
9*
11/5/7 18:31
非ガリバァー旅行記
石川敬大
自由詩
9*
11/5/7 18:04
空虚な日
番田
自由詩
0
11/5/7 17:13
最終電車
只野亜峰
自由詩
4
11/5/7 17:00
砂上の王国
subaru...
自由詩
1*
11/5/7 17:00
つみ
within
自由詩
6*
11/5/7 16:26
小さな行進
朧月
自由詩
4
11/5/7 14:10
しあわせ
千波 一也
自由詩
7*
11/5/7 13:39
流れゆく時間
もずず
自由詩
2
11/5/7 13:39
春の
sya
自由詩
0
11/5/7 10:07
雑歌
由志キョウス...
短歌
0
11/5/7 8:44
Re limited
大祐
自由詩
1*
11/5/7 7:30
Kさん
ジム・プリマ...
自由詩
1*
11/5/7 4:14
端境
杳
自由詩
1
11/5/7 2:34
3468
3469
3470
3471
3472
3473
3474
3475
3476
3477
3478
3479
3480
3481
3482
3483
3484
3485
3486
3487
3488
3489
3490
3491
3492
3493
3494
3495
3496
3497
3498
3499
3500
3501
3502
3503
3504
3505
3506
3507
3508
6.73sec.