地下鉄のアナウンスを
白い波のようにやりすごして立つラインのうえ
共通語の素質なんて、
たぶん欠片もない言語でわたしたち
今もまじろうとしている
(かじりもせずに
舌先を触 ...
オレが死んだらよかった
き
言葉は足らずで
言葉は余計すぎて
伝えたい
安心して欲しい
辛いとき
目が見えなくなる
だから
き
オレ ...
薄れは 日々速さヲ増し
浮かブ言葉も崩れて逝って
思イ出ハ 欠片を残さずに
過去ハ ただ黒い壁の様デ
全テヲ選ばず飲み込ンでユく
「君ヘノ思いハ消えナイで」
...
月明かりで出来る影
自分の影ではない気がする
もし自分の影だとしたら
それはきっと昨日の自分
月明かりを浴びて
僕は明日へと
生まれ変わるのだから
き君みを立てるるく首ららられる鴨居には川わをんんん
(世(ゐ)界は下僕と君で閉じて囲る)3.141592...
芍薬を芍る薬のあるものと祟れぬ根のぬ己の身くだ(再)
口縄は口に出すと ...
井戸の底の月は孤独に光っています
街では若さを脅かす暑い夜が
続きます
金子みすずは
鰯のとむらいを
きれいに
うたいます
館山の女友達は
連絡が
とれなく
なりました ...
雨が落ちてきた
恵みの雨が落ちた
昨日の事なんて忘れて
今を楽しもう。
女神様が笑って欲しい。
泣かないで
また新しい道を
歩めばいい。
今はそっと抱きしめて
何も言わないで ...
ならなかった
なれなかった
こんなふうには
きみは
なかなかった
なけなかった
こんなふうには
ぼくが
もっと
...
青い空には
無数の
名前を与えられなかった存在が
ひしめいています
私の僻みや
貴方の哀愁
なんとも都合の悪い
ものばかりです
便箋を一通
送らせ ...
今日死体の写真をみた みてしまった
人の形をしているのにどこか違う
胃袋のあたりがぐっとなった
ひいおばあちゃんのことを思い出す
あんなに優しかったひいおばあちゃん
でも
四角い窓ご ...
雨が置いていった湿度
長気の除湿を待つことは無理そうだ。
過して失われていく途中で
雨親から離れ落とされた湿度たちが
それなりの密度で群れながらも
迷子顔して近づいてくる。
身体に ...
うちのみっちゃんのことは別として
近頃 詩に題名がつけれらない
無題#
無題#
無題#
……
前は詩の題名がぽんと思いついたのに
私の言葉は名前を失ったかのようにぽつんとしている
...
いぃねぇ
煙り雲がだるま雲になったょ
そぅだねぇ
入道雲になるかもね
やさしい 夕立だといいんだがねぇ
一円だまの竹トンボも うれしそうだょ
そうだ ...
神さまあなたは理不尽だ!
夜の国分町の道路は汚くて/ヒールを履かないと歩けない/アルコホールより/香水の匂いがしている/香水よりもタバコの匂いがしている/前を歩く人を/見失うような道ではないのに/◆/◆/◆/黒い点になって ...
願い
想い
叶わないもの
もっていると辛いもの
全部
量子のキューブに込めて
未来へと飛ばす
{引用=
一 送電線
夕立のあとは
すっかり晴れて
青と
朱とが
きれいに
混じる
送電線には
数羽のからす
もうじき
日没後には
からすの色は
...
豆腐とか厚揚げとか
鴨肉の燻製とか
オリーブの実だとか
そんなもの持ち込んで
歌うんだ村で歌うんだ
はじめての曲でも
恥ずかしがらずに歌うんだ
あなたは歌うと ...
去年の夏ちょうど今ごろ彼女の部屋を掃除した
会社まで彼女を送りそれからひとり散歩した
彼女のわだちを探してた
道すがら夕食はこのスペイン料理店にしようと決めた
喫茶店で読書しド ...
もういいかげんにしろよ
そうは思うけれど
誕生日だもんよ
今日は今日とて
生まれた日の記憶は
ないけど
後付けされた
記憶ならあって
よくない
ちっともよくない記憶
なら書きかえり ...
赤羽橋駅を降りて
ガソリンスタンドの脇の道すがら
もし時間を戻せて
やり直すことができるとしたら いつがいいなんて唐突に聞くから
少し 驚いてしまった
傘に隠れて
表情まではわからなか ...
この場所にいたから
あの場所にいなかったから
それだけのこと
ただそれだけのこと
絡まりあった糸の世界を、しんじる
わたしは一つ呼吸して、それは奇跡で、とても世界を愛 ...
しをかいている
ゆうこくの
まどべで
しをかきむしって
ちがすこし
にじんでいる
いたくはないので
うたいます
にじがでていた
ひるまの
なまぬるいくうきを
ぬぎさって
...
嬉しいときは
笑うことしかできない
わたしは凡才なので
トイレットペーパーがきれたとき
からからという音がしても
それ以上なにも感じない
悲 ...
それは 透明な砂だった
すこし おおきな石は ふたつあわせて叩くと 火花が散った
そんな 透明な砂の上に
あなたの フィンがあった
瑠璃の穴を飛ぶ鳥のように
泳いだ証の あなた ...
眩しくて照れくさくて
思わず顔を背けたくなる
輝かしい朝の陽光が
ぼくの背中に降り注ぐ
その足元には
最早自分の言葉を
紡いでいくことが出来なくなった
明後日の方角を見つめる
...
海を埋め尽くす無数の海獣
その移動に海はおののき
激しく毛羽立つ
逆巻く海鳥の交尾
海獣の胴震いに振り落とされもせず
雌鳥は厚い皮膚の皺の狭間に産卵する
そして独身ものは空中を埋め尽く ...
本当の名前なんて
一度も書いてあったことがない名刺を
感じ良く差し出す空っぽな指先
本当に行きたい場所へ
一度も連れていってくれたことがない
少しくたびれた空っぽな向う脛
どん ...
世知辛い
せちがらい
一日が 過ぎて
進んだんだか
戻ったんだか
よく分からない程の
熱風が
頬を刺す
しょうゆチュルチュルで
シュコシュコしたのは
自転車のタイヤ
空気 ...
あなたが乳首をたてるとき
乳輪と乳首が形のよい山のようだ
あなたが洪水になるとき
乳輪からか乳首からか甘い汁がにじんでいる
胡瓜のようなメロンのような
お花屋さんの冷蔵庫のような
あなた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しろい流転
あぐり
自由詩
3
11/8/20 23:03
伝える
吉岡ペペロ
自由詩
0+
11/8/20 22:42
劣化速度
徘徊メガネ
自由詩
3+
11/8/20 22:28
Moonlight Shadow
うずら豆
自由詩
3*
11/8/20 22:20
4
古月
短歌
1*
11/8/20 22:17
残酷な夏
梅昆布茶
自由詩
3+
11/8/20 22:15
壊れたテープ
ペポパンプ
自由詩
3*
11/8/20 22:02
こんなふうには
草野春心
自由詩
3*
11/8/20 21:02
薫風
雪路
自由詩
6*
11/8/20 20:52
死んだ体には
くろきた
自由詩
4
11/8/20 20:48
過失器
yuugao
自由詩
3*
11/8/20 20:41
無題#
くろきた
自由詩
2*
11/8/20 20:39
空のバックスクリーン
信天翁
自由詩
1*
11/8/20 20:35
嘔吐
もっぷ
自由詩
7
11/8/20 20:27
天の川を踏みながら
長押 新
自由詩
2*
11/8/20 19:37
因果律
雪路
自由詩
5+*
11/8/20 19:29
小詩集【流星たちの夜】
千波 一也
自由詩
3*
11/8/20 19:28
去年の夏夜
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/8/20 19:22
去年の夏日
〃
自由詩
2
11/8/20 19:14
あたしの誕生日
朧月
自由詩
1+
11/8/20 19:03
東京タワー
pansy1...
自由詩
0+*
11/8/20 18:26
呼吸
森未
自由詩
2+*
11/8/20 17:14
しいている
かんな
自由詩
7*
11/8/20 15:33
凡才
草野春心
自由詩
4+*
11/8/20 11:53
瑪瑙の島
るるりら
自由詩
18+*
11/8/20 11:53
当たりくじ
寒雪
自由詩
1
11/8/20 11:25
彼
非在の虹
自由詩
2+*
11/8/20 11:07
ペットボトル症候群
nonya
自由詩
19*
11/8/20 9:58
マイム・マイム
藤鈴呼
自由詩
1*
11/8/20 8:41
聖性
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
11/8/20 8:05
3416
3417
3418
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3425
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3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
6.91sec.