標高二六〇〇のティエンブー

幸せの街、幸せの国
グロスナショナルハッピネス
GNHが世界一
何が幸せの基準なのか
GDPは156番目
民主主義には程遠い
民族衣装の着用義務
何をす ...
雀たちの会議を
傍聴しているカラス
雨の参入で流れて解散

どこいくの?
私は濡れて
またお留守番
モニターに映っている
ものいわぬ数字と
クジラが泳いでる
緑の断崖に大渦が見えた
私ははやく海に入りたくて
恥ずかしがってパーカーを脱がない
彼女のまわりで踊ってた
汗と潮の飛沫が乾いて
キラキラ落ちていく
戻ってこられないく ...
雨の日は おうち遊び

メールを待ちわびて

ひとり遊び
... {画像=080305010357.jpg}


抜きがたい自己への想いに苦しむ時、何とかして自分を客観化して、その中にある自分自身を見詰めてみたい。私が私であること、って何?

突然、文切り ...
鍋に牛乳を注ぎ
砂糖を適当に入れて
冷えた状態で
とりあえず木ヘラでかき混ぜる。
鍋底はザラザラし
固体の砂糖をすり潰してるようで
なんか悪い気がしてくる。
ザラザラ感が薄まって ...
16時から仕事のきみには
10時半は夜中の3時

まばらな髭と
からまるシーツ
ぜんぜん正しくない場所で
持たない同士で
持ち寄らず
なんにも奪わず
抱き合った

夜がくるの ...
今日が終わる前に
きっと逃がしてあげる

飼い殺した卵も
腐った根っこも
もう気にしなくていいんだよ

わたしが逃がしてあげるから
見えない遠くまで走って行ってね

いつも
...
泣きそうな夜に限って詩が書けない
...
はじまりの曜日に
いろいろなはじまりがあり
それに疲れたあなたと
お茶を飲むそんな夜

言葉がなにも
生まないことに憂いたあなたは
お茶に浮かべる
昨日からの想い

知らぬ顔で飲み ...
へやのそうじをすると
どうしても過去と決別しなければ
綺麗にはならない
空白を求めて
すきまとすきまのすきまを
すいすいと箒をおどらせ
過去の塵をはいていく
ほこりはずばり過去そのもので ...
ブラックコーヒーもタブレットも
静かな苦み、それこそ初めての煙草の味を
忠実に私に思い起こさせるのに

桜の約束も果たせなかった今年や
蟻の蠢く夏の照りつける道路や
そういう風景は い ...
{引用=


  ゆるせないものたちの
  正しい呼び方を
  毛布に{ルビ包=くる}んで
  抱いて眠る

  おやすみ、
  
  受話器の向こうの
  どこか分かりえない場 ...
ドリップしたコーヒーを
疲れた体に
一気に流し込む

深煎りの
深みのある味で
コクがある。

仲直りや
喧嘩や
失恋や
色々ある。

活躍している。
飛躍している。
勉 ...
20離れていると
いろいろと

あれで
ヘイ、ポコチン
あんまり悪く考えないで
皮かむりなんてことは
気にしないでいいからさ
もっと良くなろうよ
彼女が君を受け入れてくれることを想像してごらん
ほら、どんどん良くなっていくだろう ...
 
 
空地で少年たちが野球をしていた
打球は大きな弧を描き
空のどこかへと消えて
二度と戻ってくることはなかった
家に帰るとリビングの隅に
ボールが転がっていた
返さなければ、と思い ...
 しばしば自分の読む小説中に現れる、出所の知れない引用文。
 物騒で物々しい、どこか哀しいその言い回しが僕は少し好きだった。



 言い出したのは、誰だろう。


***
 

...
                   110620




どんなに素晴らしい内容でも、端から理解できないことをしゃべり続けられては堪りません。また、時間がないときに丁寧に詳しく話されても困 ...
 空は悠然と広く高く
 海は漠然と深く遠い
 その狭間でその松の木はひどくひしゃげて小さく見えた
 その松の小さな陰に、溶け込むように老人は腰をかけ
 いつまでもいつまでも
くるはずの無い何 ...
 たきの家には昔から、大きな柘榴の木があった。
 たきなぞより、ずっと長く生きてきたのであろうその木は、もしかしたら、この家よりも古いのかもしれない。それほどの巨木であった。
 その枝にたわわ ...
 先月の五月三日、会員の小野一縷さんがお亡くなりになられました。
慎んでご冥福をお祈りし、ここに皆さまへお知らせ致します。


 ご本人の承諾なく皆様へお知らせしてよいものか、ネットの上でも故 ...
沖縄出身らしいコンビの片割れ
何言ってるのか聞きづらいんですけど

それとは違うんだよね




前を向くってさ

結局のところ、そう言うことなんだと思う

しつこいぐらい諦 ...
責任の自覚ではなく

貶めた先に

何かを望むから
 
一人で夢の中を歩いていると
ぼんやりと 草の上に寝転がる
流れる風の中で何を見ていたのだろう
私には よく わからなかった


寂しい時が巡っている
ぼやけた自分の姿を小さな公園の中に見た
きっと  ...
  きみは一篇の詩
  ただひとつ
  この星にうまれた
  かけがえのない一篇の詩



  時間は目眩めくリズム
  若さに弾み
  老いて穏やかな
  飽きることのな ...
気付かないうちに朝になって

気付かないうちに夜が過ぎてた

なんだかすごく
もったいないなって

夜を追いかけてみた

星を目指して
月に手を伸ばして

夜を追いか ...
100日目の日記 (3) 5月

5月1日〜31日の呟きの中から,震災に関係すると思われるものを抽出,微調整したもの。
(注○)は6月20日現在での注釈。





2011年05月 ...
頭のどこか奥のほうで
水が、
ごう、
と音をたてた

やさしく響く音楽のほとんどが
ほんとうは悲鳴に由来していることを
習いに学校へ行く
聴いているふりをしたり
聴いていないふりをし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
幸せというもの……とある蛙自由詩8*11/6/21 10:28
早朝会議朧月自由詩011/6/21 9:05
two ofmizuno...自由詩111/6/21 5:36
雨の日は殿上 童自由詩16*11/6/21 1:26
悪魔に売ってでもTAT短歌1*11/6/21 1:10
なにか / 私が私であることbeebee散文(批評...8*11/6/21 1:03
ホットミルク電灯虫自由詩9*11/6/21 0:44
ぜんぜん正しくない二人はるな自由詩711/6/21 0:10
助走自由詩111/6/20 23:55
月よ美しく啼けTAT自由詩1*11/6/20 23:50
はじまりの日朧月自由詩111/6/20 23:29
へやのそうじ中川達矢自由詩5*11/6/20 22:59
香りの住処自由詩2*11/6/20 22:53
グッドナイトダイヤル山中 烏流自由詩5*11/6/20 22:47
コーヒーペポパンプ自由詩3*11/6/20 22:00
加州ナッツ6自由詩311/6/20 21:58
ヘイ ポコチン花形新次自由詩1*11/6/20 20:52
空地たもつ自由詩811/6/20 20:51
さくらぞめ亜樹散文(批評...0*11/6/20 20:31
くーるくるくる良い目眩あおば自由詩4*11/6/20 20:22
しおまち亜樹散文(批評...0*11/6/20 20:21
ざくろ散文(批評...0*11/6/20 20:14
お知らせsalco散文(批評...1+*11/6/20 19:51
しやがれのひと恋月 ぴの自由詩19*11/6/20 19:10
己を責めてしまうのは徘徊メガネ自由詩411/6/20 19:08
知らない女の子の隣で書いた詩番田 携帯写真+...011/6/20 18:38
世界はきみの歌草野春心自由詩4*11/6/20 18:32
夜に一酸化炭素自由詩011/6/20 16:31
100日目の日記 (3)縞田みやぎ散文(批評...611/6/20 16:16
月曜日、晴れときどきくもりあまね自由詩1011/6/20 13:00

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