いちばんつらい、いちばんいたい
きみがいたのは、そういう場所
わたしたちにできるのは
もはや最期のひとつだけ
そしてきみは、だいすきなご主人に抱かれて、永遠の眠りについた
お ...
囁いた
耳元で
きみの
将来の
役職を
囁いた
耳元で
昨日の
言葉の
お礼を
そうして
二人で
見つめあって
どちらからともなく
笑った
いろとりどりの星をみる
どんな人もこの空の下にいるだろう
みてるだろう
そのぜんぶをゆるせるような
気持ちになる夜のとき
できるだけ優しい心で接したい
また同じ誓いと知りながら
...
ティッシュペーパーに百円ショップのサインペンで絵を書いていたよね。いちばん毒々しい色合いになるからって。僕は意味がわからなかったけど、なんとなくかなしい感じにえがかれるティッシュペーパー嫌いじゃな ...
扇風機がこわいという。
そのうち夜な夜な
耳元でしつこく「回りながら旋回」したあげく、
冷蔵庫を開けて、
冷えた発泡酒と枝豆で晩酌するという。
しかも冷蔵庫は、
扇風機に少し気があ ...
焼け跡の町に響き渡る槌音
鋼鉄の爆ぜる音 クレーンが上下する音
再開なった船渠に 巨大な 鉄の フネが
進水を待っている
小学校の青空教室をこっそり抜け出して
造船所の裏山へ毎日通 ...
ふりそそぐ ふりそそぐ
あなたはわたしを呼ぶ
ふりそそぐ ふりそそぐ
あなたがわたしを呼ぶ
そのとぎれまに
雨は 夜ふけに おとずれた
ねむりをもとめるわたしの耳に
雨は そっとふれ ...
水の吐息
水のしらべ
ながれにそって
そっとさみしさを
うちあける
きらめいて さざめいて
どこまでも すきとおるほどに
きよらかに ながれゆけ
水のうたごえ
水のはなうた
どこへ ...
動物の
...
しごく現実的な鮮やかさをもった人に憧れる
思考はとても経済的で機知にも富み
セルフイメージにズレや動揺が少ないので
他人への思いやりにさえ満ちている
あの人はとても相対的な思考をする
...
こんな部屋の空気でも
胸いっぱい吸いこんだら
涙をとめるくらいにはなったようで
あんなに泣きたかったのに
涙の な の字も出やしない
我慢しなければならないことが
次から次へとあふ ...
午後八時五十分発の
てんとう虫に乗る
潰さないように気を付けていると
言葉に疲れた兄が一人やってきて
優しい飲み水を差し入れしてくれた
ありがとうございました
そうお礼言う前に ...
OPAのアパレル勤務のジ ...
知らない内に致命傷
知らないのに致命傷
触れるな
危険
しかし治らん
悲しいかな
考えてしまう
風の音の向 ...
…久しぶりに家に帰ってくると
みっちゃんは私のことを忘れたかのようにぷいっと無視した
そして私がいない間エサ係を担当していたお母さんの後をついていく
もちろん水槽の中で、だけど
おい
...
確証が欲しい。
手放しの安心感が欲しい。
永遠の愛が欲しい。
もう疲れた
いつも味方をして欲しい。
逆らわないで欲しい。
仕事のみに生きたい。
男の勝手だけど
家事は半分やるか ...
踏切をくぐり
自転車を走らせる。
電車はすぐそこ
多くの人の愛情を受け
育ち、あきれられ
嫌われる。
ボチボチがいい
パーッと華々しくすると
後が苦しくなる。
君は僕の友達
そして理解者
一緒に助ける
君が怒った
僕も怒った
にらめっこ
僕が泣いた
君は喜んだ
癒してくれ
人の嫌がることはするな
と幼い君に言ってきたつもりだけど
君の大切な髪留めを取って逃げてしまった
君のいとこの困った赤ちゃんを捕まえて
とにかく髪留めを取り戻し
代わりの物をあげて済まそ ...
末広がりなクローバー。
支えの広がりは、図であるがゆえに必要。
日の目を見ない予測のために
はみ出しのところを、無理に曲げたのではありません。
こうやって事が二転三転する間には
はみ出し ...
なにごとか言っているようで その実なんにも言っていない
そんな言葉を目にするたびに こうはなるまいと戒めるけれど
戒めすぎて なんにも書けない そんな病気にかかることもある
書き出す ...
動物園で
きみは言った
しあわせならそれでいいと
ライオンはライオンの檻
シマウマはシマウマの柵
帽子をかぶった飼育員が
かれらに餌をやる
...
どんなにダメだと言われたって
どんなに許されないと言われたって
もう出会ってしまったから
なんにも手につかない
なんにも考えられない
アナタ以外は見えないし
アナタ以外は見 ...
黒かみさらさら いいにおい
やわらかい 白い手でいつもなでてくれるの
おねいさんは、とてもやさしいから すき!
すりむいていたいけど 大きなばんそうこう
ありがとう えがおがとてもきれいな ...
ぼくのより
きみのが多いなぁ
っていう争いは
とても大切
その争いが
大人になっても続くなら
困るけど
争いのための
はんぶんこだと
困るけど
▽
...
似合わない靴をはいて
おもいきりはでな下着をつける
季節のかわりめには
いつもよりとおくへ行こう
「ただそれだけ」と
口に出したら
それはもう嘘
どうぞお好きに
すきなだけ
貪るあなたは
貪られている
気づかないままで
どうぞ
お好きに
髪が伸びてしまった
そばを食べるときに
邪魔で仕方ない
切ろうかと思う
髪さえ切れば
髪とそばを
一緒に啜る
こともないだろう
幸せになれるだろう
壁の向こうで
誰かが話している
税金のことらしい
難しい単語が飛び交う
やや興味があるので
耳を寄せて聞くと
どすん!と
包丁が生えてくる
身につまされる話だ
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
創書日和「淋」 ありがとう、生きてるよ
逢坂桜
自由詩
3*
11/8/18 0:06
秘め事
三上あず
自由詩
2
11/8/17 23:58
流れ星を追って
朧月
自由詩
3
11/8/17 23:39
つたの洋館
はるな
自由詩
7
11/8/17 23:28
君よ。
草野大悟
自由詩
2*
11/8/17 22:54
フネ
yumeky...
自由詩
2
11/8/17 22:34
雨
佐々木青
自由詩
2*
11/8/17 22:01
水のいのち
〃
自由詩
6+*
11/8/17 21:51
PAIN
TAT
短歌
2
11/8/17 21:45
相対人間
シャドウ ウ...
自由詩
0
11/8/17 21:45
泥をぬる
blue
自由詩
4
11/8/17 21:41
月夜にカーテンを買って
たもつ
自由詩
5
11/8/17 21:39
気付いてねぇだけさ
TAT
自由詩
3
11/8/17 21:33
蝉の声
牛
自由詩
8*
11/8/17 21:09
カメのみっちゃん
くろきた
自由詩
3*
11/8/17 20:47
イッヒメヒテ
ペポパンプ
自由詩
4*
11/8/17 20:28
じわじわチョロチョロ
〃
自由詩
2*
11/8/17 20:28
君と僕は
〃
自由詩
2*
11/8/17 20:28
幼い君に教わったこと
N.K.
自由詩
4*
11/8/17 20:14
合挽きの言葉
yuugao
自由詩
4*
11/8/17 19:19
謝謝
D-driv...
自由詩
0
11/8/17 18:57
メナジェリー
草野春心
自由詩
15*
11/8/17 17:54
星合
涼深
自由詩
5
11/8/17 17:50
おねいさん
森未
自由詩
1*
11/8/17 17:48
はんぶんこ
千波 一也
自由詩
5*
11/8/17 17:43
きがえる
はるな
自由詩
1
11/8/17 15:58
ほこたて
D-driv...
川柳
1
11/8/17 15:53
貪る
はるな
自由詩
1
11/8/17 15:46
ざるそば
春日線香
自由詩
1
11/8/17 15:10
税金
〃
自由詩
1
11/8/17 15:02
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
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3431
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3434
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3437
3438
3439
3440
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3442
3443
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3445
3446
3447
3448
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3450
3451
3452
3453
3454
3455
3456
3457
3458
3459
3460
5.52sec.