ぼくのより
きみのが多いなぁ
っていう争いは
とても大切

その争いが
大人になっても続くなら
困るけど

争いのための
はんぶんこだと
困るけど





...
似合わない靴をはいて
おもいきりはでな下着をつける
季節のかわりめには
いつもよりとおくへ行こう
「ただそれだけ」と

口に出したら

それはもう嘘
どうぞお好きに
すきなだけ

貪るあなたは
貪られている

気づかないままで
どうぞ
お好きに
髪が伸びてしまった
そばを食べるときに
邪魔で仕方ない
切ろうかと思う
髪さえ切れば
髪とそばを
一緒に啜る
こともないだろう
幸せになれるだろう
壁の向こうで
誰かが話している
税金のことらしい
難しい単語が飛び交う
やや興味があるので
耳を寄せて聞くと
どすん!と
包丁が生えてくる
身につまされる話だ
太陽直下屋上の熱風 吹き返せ吹き上げろ 空調屋外機の孤独

残されたものは何時だって 地を這う 雑草の草いきれ

古本「遠き落日」 まんが喫茶にて読む 一生の歯車の中

捨てられた ゴミ袋 ...
君は言う
あたしはじゃじゃ馬娘だから

さすがに居酒屋で四時間も下ネタは
キツいぜ
頭のネジが
飛びそうだったよ

終いに俺の連れと
危ない時は
口で済ましちゃったほうが
いいと ...
{画像=110817124651.jpg}


独りぼっちの花へ / 夜の公園にて

孤独な魂には
孤独な所作が必要だ
孤独な笑いと
孤独な涙が
顔を色分けている




...
アスファルトは
いまもなお
死後硬直
から
逃れられることが出来ず
深々と刻まれて
轍でコッカク
を保った
その下

黒い
焦土の
においを
塗りつける
コッカク標本
...
回転鮨が回ります ひさしぶりです
回遊魚が回ります ななつの海を
回転鮨が回ります なまえを呼ぶと応えます
回遊魚が回ります 親潮黒潮リマン海流対馬海流 暖流寒流に抱かれて
回転鮨が回 ...
夕べの酒が残っている
なぜあんな風に酒を飲むのか
昨日からまた新たに左上の奥歯が痛み出した
トマトジュースを一気飲みしながら四歳の息子を起こす
糞だ
真夏の下痢は最悪だ
遅刻してもいいから ...
キミは嫌いじゃないの
でもキミは
言葉を尽くしても信じないでしょう・・・
行動で示せと暗に語るキミの沈黙

嫌いなのはキミじゃないの
解って欲しい
痛いのがイヤなの
どうかそれを受け入 ...
  僕たちは、
  同情で。



  僕たちは、
  どこまでも
  青く、
  青く、
  終わっているだけな。
  ダンボール詰めの、
  ぎゅうぎゅうの果実みたい ...
おくり火や夜の静かに澄む星へ 離れている

離れている


離れていることは
また仲良くなりたいから

遠いのか
近いのか

あたしの目線で
追っている

離れてみる
離れてみよ

縁があったら
...
夏の
夏の欠片が
こぼれ落ちてた
あの日

僕は
名前も知らない
通りすがりの公園の木陰
芝生に体をあずけながら

空が青く
突くように青く
僕を包む
空に包まれていると
...
       
狩の始まりは静かだ
かさこそと通り過ぎる雑念は
思考の奥底に置いて
計算され尽した引き金の先端に
鋭利な極限を置く

そこに目標が生まれ
葛藤するものが死へのルートを
...
死ね

としか言われなかったけれども

今は

死ねよ

とよく言われる

そうですね

ぼくは答える

橋の欄干から落っこちたなら額ぐらいは割れるし
脳漿を飛び散らしな ...
  .
ひとが歩けばみちは出来る
あてどなくさまようてもみちは出来る
みちと迷いみち見分けるすべもなく
どこへ誘いゆくのか迷い人のそま
  .
みちがあるから人が往き来するのではなく
人 ...
とおくに住む
あの人はきのう
のいち、になった
十万分だか百万分だか
分からない
のいち、という
数字になった
みんながみんな
ごっちゃになって
失われてゆく
いちどきに
とおく ...
理由があって
朝まで駅で過ごした
ベンチの下に
甲虫が死んでいた
裏返っていた
始発まで眠り
目を覚ますと
甲虫が裏返ったまま
手足を動かしていた
生きていたのだ
理由 ...
私はしばしばロックギターを弾く、
私の心はあなたの言葉で傷ついています。
それで、私は昨日も今日もギターを弾きます。
顔がなぜ現在非常に悲しいか私に言ってください。
そして、理由を、
地 ...
身近な人間が全て死ぬボタンがあればたぶん押す


自分が死ぬボタンがあれば先に押す

俺に殺されるのを哀れだと思うくらいには身近な人々の日常は愛しい

ボタンじゃなくて刃物の類いな ...
うだる夏

蔓をのばし 背をのばす
巻きつく ぐるぐる
行き先はどちらですか 
天ですか それとも天国ですか はたまた地獄
 
我が家は関東と東北の血筋が強いもので
ゴーヤなんてそんな ...
新しい職場の老人ホームで 
初めて司会のマイクを持った日 
お年寄りの皆さんに 
塗り絵用の色鉛筆を渡した 

十二色の鉛筆の先っぽは 
どれもきれいに尖っていたので 
今日は鉛筆削りの ...
雨は静かに世界を
洗っていった
この僕を清めてくれたかな

罪なんてだれでも
おかしてるのに
だれより自分が許せなくなった
壊れてしまえと願う

だれかが僕の
ために流した涙が雨に ...
ありきたりの日常に頬杖をつく人が 
目玉を丸めて、飛びあがる 
手造りのびっくり箱を 
日々の暮らしに、仕掛けよう 
僕は憂鬱って言葉が大好きで
でもそのもの自体は大嫌いなんだ
孤独の仲間入りしてみたくて
それっぽいふりして
そんな風なそぶり

僕は不器用ってのに憧れてて
でも実際は極力器用に生きてるつ ...
8.6、広島。原爆犠牲者慰霊平和記念式典
同日、三里塚。天神峰現地闘争本部(通称・団結小屋)、強制撤去
同日、ロンドン。警察に射殺された男の追悼集会

8.7、お台場。反「韓流」非合法デモ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
はんぶんこ千波 一也自由詩5*11/8/17 17:43
きがえるはるな自由詩111/8/17 15:58
ほこたてD-driv...川柳111/8/17 15:53
貪るはるな自由詩111/8/17 15:46
ざるそば春日線香自由詩111/8/17 15:10
税金自由詩111/8/17 15:02
熱風佑木短歌1*11/8/17 14:49
じゃじゃ馬ならし梅昆布茶自由詩211/8/17 14:19
独りぼっちの花へ / 夜の公園にてbeebee自由詩18+*11/8/17 12:48
カブトムシ観塩崎みあき自由詩8*11/8/17 11:49
竜の匂いるるりら自由詩9*11/8/17 10:10
2011-08-17馬野ミキ自由詩311/8/17 10:04
アイノアカシ相差 遠波自由詩6*11/8/17 9:10
同情で草野春心自由詩611/8/17 8:57
おくり火こしごえ俳句1*11/8/17 8:52
離れている森の猫自由詩8*11/8/17 7:31
5cm前の記憶ぶるーびっと自由詩611/8/17 6:50
花キリン自由詩011/8/17 6:23
自分が薄汚い人間だといまさらに気付いた高濱自由詩011/8/17 3:12
みちGiton自由詩1*11/8/17 2:22
数字佐倉 潮自由詩311/8/17 1:56
理由小川 葉自由詩611/8/17 1:48
今は、あなたと離れていたい番田 自由詩011/8/17 1:34
ボタンガマパックン自由詩111/8/17 0:56
黄色い庭緋月 衣瑠香自由詩8*11/8/17 0:02
無数の手 服部 剛自由詩511/8/16 23:56
雨は静かに朧月自由詩311/8/16 23:45
箱を置く 服部 剛自由詩411/8/16 23:42
静脈は動脈よりも動脈逆鱗社長自由詩111/8/16 23:40
真夏のシュプレヒコールならぢゅん(...自由詩211/8/16 23:18

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