二人で買った少し大きめの傘を使う機会もすっかり無くなって
雨上がり落とした涙が水たまりの夏空に一滴の雨を降らせた
(出会い×恋)−別れ÷思い出の数
似たような式を見たことあるな
学校で習っ ...
あなたが胸に吹かせた嵐がまだおさまらないの。
羽虫が右手にとまり走り出す 深いしわの谷を一足とびで
道造の詩を追いかける羽虫と 次のページで友だちになる
外に出ず一日暇をもてあそぶ 部屋干しの服すらも笑わず
雨が降っている
君のことを想う
屋根を叩く雨粒
君は何を見てる
君への想いばかり
膨らんでいくから
分からない事は
そのままにして
君の上にも降る
雨を想っている
じなりがしないじしんが
やってきた
ああ
こういうことだったのか
じなりがしないじしんが
やってきた
ただゆれるだけで
つなみもこないじしんが
真っ黒な空
私の心の中みたい
いやな気持あふれて真っ黒になっちゃった
せめる気持ちは
なぜきえないの
自分だけが正しいなんて
間違ってるのに
ちっぽけだね
君がそう言った気がす ...
すくなくとも
おんなをかっさらっていくやつは
きらいだと
いった
商店街も夜の十時を過ぎると、
シャッターががしゃんと下りていて、
さみしすぎるこころもよく感じられないまま、
彼女を自転車のうしろに乗せて、
ゆるいのぼりざかを、
声を合わせて、
よいしょ ...
{引用=きょうの料理 8月号}
冷蔵庫からきゅうり1本を取り出し水洗いする
小鉢にマヨネーズ適量をぶりぶりと絞り
もろみ味噌小さじ1を入れる
無ければ{ルビ甜麺醤=テンメンジャン}同量に
{ ...
今日の浅草は何時にも増しての人だかり
四万六千日の法要が執り行われる
コジキもカッペもガイジンも
皆ひとえにに観音様の功徳にあやかろうとやって来る
篤い信仰ある人も
観光のつい ...
見上げた空は透き通る青で
白い雲は海を泳ぐように移動する
何処までも青いキャンバスは
何でも描けると
君は眩しく笑っていた
風が通る白い部屋で
私は小さく丸くなったまま
窓際の花瓶の ...
戸惑いで
顔を{ルビ覆=おお}った
左手が
震えていたよ
また逢えたら{ルビ好=い}い
蝶々結びをして
眠たい人は眠って
それで構わない
犬の耳を噛っても
壊れたペットボトルでは
水、そのものを
飲むことはできないのだから
交番がボンヤリと光る、今夜
月 ...
被災地に用事も無いし知り合いも特に無いから
...
...
夏の原形質が撒き散らされる
鳥たちは水晶の葉裏をもったまぶしい植物を運んでくる
虹が永遠の時を宇宙の襞に刻み付け
人はみな消え去る
寒いときはストーブのかわり
暑いときには
砂浜と風鈴のかわり
あなたがいれば
うれしいときは歌のかわり
かなしいときには
ぼくの心とから ...
茶色が包みはじめて
白い花びらが消えていく
蜜を求める蜂は
終わった
折れた風に
立ち続ける 緑
枯れていく事が結実なら
すいあげられてしまおう
{引用=夏のおもいでっていうもんが
裸足で踏みしめる畳の網の目につまっていくもんなんやと思って
お風呂上がりにちゃんと足の裏を拭いたり
できるだけ汗をかかんように制汗剤振ったりしよるわけじゃない ...
吾も老人声をかくクリスチャン彼女も老齢ニッコリして
身障者妻の勧めに近づけば一人ぽつねん笑顔にうなずく
エアロビクス妻と通う62歳なぜか愛らしき姿をおえり
白梅やふと仙人の声がする
自然との交感を俳句に読んでみました。
ブログ
http://miya-miya.at.webry.info/201107/article_2.html
暑い夜を通り抜けて
まだよわった身体を、布団に忍び込ませ
水面から引き上げられたようにぐったりとしてから
顔だけを外気へ浮かばせて息をする。
私は透けるような白い肌でもなく、
瞳はアーモ ...
空で悲しみを撃ち抜く
翻って自虐する視線を撃ち抜く
回転して引力の強い不安に突き刺さる
要領の悪さを責める言葉を抹消する
清冽なふたすじの水の流れに流す
そして冷や水を浴びせる
かつて ...
まっすぐに伸びた楡の根元に座って
視界に収まらない空を見ていた
眼球の限界―
やはり人間は限界のある生きものらしい
銀色の飛行機が頭上高くを過ぎる
遠ざかってゆく機影に憧 ...
顔に傷が出来たなら
部分仮面で隠さなければ。
抱える傷が広がったなら
部分仮面を大きくしましょう。
顔が傷しかなくなったなら
部分仮面はただの仮面。
仮面が自然になりすぎた ...
先週
友人の通夜のあと
これ幸いと
「フクシマ」
であれでしょう?部長
とかいって
一週間会社から
はやめの
「節電」夏休みをとって
で南米を
ヒッチハイクでう ...
自分とはぜんぜん似ていないものを あつめて暮らす 花とか夢とか
雨を赤く染めて、
山形から、小さな恋人たちがやってきた。
久しぶりに口づけをする。
いっときの、ほのかな甘み。
こんどは、いつ会えるかわからない。
小学校の校庭の、
熟して落ちていた、 ...
センチメートル、ミリメートル
なんでもいいから測りなさい
ああ神さま、仏さま
定規はうちに置いてきた
あたしは定規を忘れたの
あたしの隣の男の子
吾は戦国武将なり
いざセップクつかま ...
{引用= これはインド北部で採集されたというナンセンス詩の試訳です。定本には、David McCullough (1981) "The Complete Indian Folk Songs& ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
傘
Schr&a...
自由詩
0
11/7/11 0:52
恋の
こきたきせ
自由詩
1
11/7/11 0:32
10日歌
kawaus...
短歌
1
11/7/11 0:29
分からないことはそのままに
kauzak
自由詩
6*
11/7/10 23:47
遠い震源
小川 葉
自由詩
3
11/7/10 23:29
暗闇の烏
朧月
自由詩
1
11/7/10 23:07
8
6
自由詩
0
11/7/10 22:59
自転車で日暮里駅まで
はだいろ
自由詩
5
11/7/10 22:39
キッチン・ウエスタン
salco
自由詩
8*
11/7/10 21:45
四万六千日
蒲生万寿
自由詩
2*
11/7/10 21:42
青いキャンバス
ミツバチ
自由詩
3
11/7/10 21:13
流浪人
佐和
短歌
2
11/7/10 21:08
猫背
たもつ
自由詩
3
11/7/10 20:47
くたばれ学級委員
TAT
短歌
0
11/7/10 20:26
三日月に腰を掛ける大鎌
〃
自由詩
3
11/7/10 20:12
天気雨
ぎよ
自由詩
2
11/7/10 20:09
かわり
草野春心
自由詩
4
11/7/10 17:17
腐食
砂木
自由詩
11*
11/7/10 16:32
風通し
佐藤真夏
自由詩
6*
11/7/10 14:38
日曜の教会
生田 稔
短歌
3
11/7/10 13:11
伊藤園新俳句大賞佳作特別賞
宮岡絵美
俳句
3*
11/7/10 11:55
いる。
山岸美香
自由詩
3
11/7/10 11:29
決別
瀬崎 虎彦
自由詩
2
11/7/10 11:27
遠景
宮岡絵美
自由詩
5
11/7/10 11:13
飛び降りの仕組み
邦秋
自由詩
2*
11/7/10 10:17
「やっぱチョッパーっすね」
モリマサ公
自由詩
9
11/7/10 9:16
生活
はるな
短歌
6
11/7/10 8:41
小さな恋人たち
yo-yo
自由詩
3*
11/7/10 7:45
あたしは定規を忘れたの
K・フラグメ...
自由詩
3
11/7/10 7:07
とうがらしの数え歌
ああああ
自由詩
1
11/7/10 6:21
3415
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3451
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3454
3455
加筆訂正:
一言主2
/
……とある蛙
[11/7/10 8:43]
くがたま→まがたま 明らかな誤りなので訂正します。
6.16sec.