さあ、季節感
完全に無視しつつ
歌いましょう
サンタクロース イズ カミング トゥー タウン

ねえ、あなたには見えるでしょう
青空に降る雪が
サンタクロース イズ カミング トゥー タ ...
悲しむを一緒に感じたなら
それを足場に踏ん張れる。
その上に積む 悲しむの在り様は
枝葉末節まで合わせなくていい。
それでも
土壌になってるはずの気持ちは
一緒に探れる。
探りつつも生ま ...
小学校の卒業式の日、
担任の梶原先生が「白い花が咲いてた」という歌を歌ってくれた。
大きな顔をした恐い先生、歌の声は低くて優しかった。
ふだん怒ると顔が真っ赤になったけど、歌ってる顔も真っ赤 ...
  夏の朝の
  コインランドリー
  放りこんで座る
  わたしと
  あなた



  何だろう
  あなたは笑って話している
  わたしは
  聞いていない

...
お面屋さんを通り過ぎた

額の左側にドラえもんをつけた真っ赤な頬のアンパンマンは

ひょっとこみたいな顔で

指をくわえて林檎飴に見とれている


 +


浴衣については一言 ...
それにしても悲しみを表にださないから
日に当たって涙が乾くこともないんだ

どんよりとした空気の中
咲く一輪に癒されるような
これはその花の内面に直結している
いつもの安くて多い
路地裏の高架下にある定食屋に入る

食券を買って
店員さんに渡す
1分も経たぬうちに飯が出てくる
店に入るときも出るときも
店員さんとの会話は無い

電車が走る騒 ...
――――沈黙する夢。


限りなさを湛えた少女、その細く白い腕に鴉の黒い爪が食い込む。
笑顔の下にある宇宙、あるいは転落死。
完了の合図が鳴らないので、ここはいつまでも連 ...
しぐさやことばの切れ端を
拾いあつめてはにぎりしめた
あおく、すきとおる幸福が
ちいさく開いた距離を彩る
隙間さえ埋めようとするかのように

きっと知らなくても生きていけた
...
昨日の今頃は
熱帯魚の水槽の底で
揺れていた

赤色と紫色と肌色の
尾びれをひしゃげて
これ見よがしに泳ぎ去る魚達

置き場所に困った
僕の視線は水泡となって
溶けかけた空が浮 ...
ゴーストステップ

僕らの足跡は 馬鹿な連中が消してしまった
誰も居なくなった街で 幽霊は叫ぶ
君の形をした影は 忘れ去られたまま
本当の君が来るのを待ってる 壁にもたれて

いつでも扉 ...
  仕事をおえ
  歩む家路の安らかさ
  大切な人とともに食べる
  白米のしぜんな旨さ



  簡単に愛してよ
  行間にひそませた
  なんやかんやはいらない

...
ステンドグラスの厳かな光によって
綿埃の浮遊がみえるのに
ライブの結露は消えている

カルマの酷な風にあやつられて
エロスの逍遥があったのに
タナトスのサインは消えずにいる

いま そ ...
written by  Yakumo kisaragi.translated by Kojurou Umino.


Ah,thou,my so beloved one

Let‘s sto ...
余生のような顔してイエローテイル
捲くってみたスカートの裾は可逆なのかな
膝のひとつも痛まないならフェアリーテイル
しっぽから描けない物語は不可逆なのね

それでもわたしが
幸せに ...
僕の喜び、それは僕の嘘と悲しみでできている
指先だけじゃつかめなかったもの
君の存在はまぶしくて
手さえ伸ばすことをためらっていた

かすかな君の優しさも気付かないふりして
たっぷりと ...
              110626




首が回らない
それは緊張し過ぎたためでしょう
お金がないのはそれだけ厳しいことですから
500円不足の苦情処理途中に
1万円札 ...
人のいない道で
私は 一体 何を探している
流れる時の中で
忘れてきたものなのかもしれない


二人で 手を繋いで
これから どこに行こう
歌は 忘れた
明かりも 私は 持ってい ...
夜の空にかかる大きな河を
私はまだ肉眼で見たことが
ないのです

日常生活の光は
私に空を見ることなど
許してはくれない

私が疲れて眠っている間に
胸の奥から生まれてきた
誰にも ...
筋弛緩剤を飲み込みました
貪るような悪夢に自慰を注いで
汚れた眼球は排水口に流すのですが
ベッドの足にピンク色の縄跳びで結ばれているので
シンクまでは少し遠く
ゴミ箱に吐きました
君がなか ...
ぎつたたいよ ぎつたたいよ きみ すき すき さ

あまり叩くから 破れたらきみに毒
僕は大人しくて 傷つけたくないから
きみを好きと決めているよ
きみを好きと決めたよ今

あの子は鏡な ...
 発表者は、会議室の岩壁から円くつき出した部分を指さしながら話す。

「この部分が地球にあたります。政治家の住居をこのあたり、赤道付近に集中させることにより、化石燃料の使用量を約20%ほど、削減で ...
... なんで幸せそうに詩を綴るんだろう?













...
タイで生まれたチャンとエン
取り合い喧嘩は5つで終わり
険悪は気づまりでつまらぬし
外は様子が違うので
庇い合う事にした
14になると卵を売った
母さんと化け物遺し親父が死んで

耳目 ...
{画像=110625230338.jpg}


手を伸ばしてまさぐってみる
暖かい柔らかいものがあって
それが心地よいのだ


その中心からは光が
木洩れ日のように洩れて 揺れて
...
浅い流れの面が跳ね返す光のように
幾つもの瞬間を網膜に焼きつけて
君は僕の縄張りから消えた、終わりを隠す猫みたいに
夕暮れが最も鮮やかな季節は
いつまでも繰り返すバ ...
どろりと濁った沈黙は
息苦しい熱を孕んでいる
ぽつりぽつりと見えるのは
白々しい墓標の群れ

太陽の乱反射が突き刺さる
コンクリートがぶすぶすと音を立てる
それは悲鳴に似ていた
...
白い手袋をした
手の甲にくちづけをすると
つみが
あがなわれるという
ばあいの
あがなう
という
漢字すら
かけない
きょうようのない
おんなが

えらそうな
せんもんようご ...
{引用=
ベッドの下に散らばった
投げっ放しの言葉たちが輝き始める
午前2時
灰褐色の虹彩の奥の
中心窩に囚われた屈折した光が
ざわめき始める
それが尽きてしまわぬようにと
シーツから ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
サンタが街にやってくる 2011年夏花形新次自由詩1*11/6/26 15:12
そうしよう。電灯虫自由詩6*11/6/26 14:47
白い花yo-yo自由詩6*11/6/26 13:35
コインランドリー草野春心自由詩311/6/26 13:34
祭り囃子村上 和自由詩811/6/26 13:10
一輪と長押 新自由詩3*11/6/26 12:43
一 二自由詩611/6/26 12:11
逃げたいゆえ自由詩3*11/6/26 12:11
祈り自由詩2*11/6/26 12:09
とらわれびとnonya自由詩12*11/6/26 11:50
ゴーストステップitukam...自由詩111/6/26 10:44
かんたんに草野春心自由詩6*11/6/26 9:22
消える一齣(七)信天翁自由詩211/6/26 7:36
Let’s play with  a scarecrow ...生田 稔自由詩011/6/26 7:11
しっぽのしっぽ凪名木なぎな自由詩211/6/26 4:50
嘘つきな僕と、君ユーリ自由詩111/6/26 2:36
祭り囃子あおば自由詩4*11/6/26 2:25
案内の無い日番田 自由詩111/6/26 2:22
ミルキーウェイ三条麗菜自由詩6*11/6/26 1:54
シンセティックアンビエント否々自由詩511/6/26 1:10
ぎつたたいよもよ自由詩111/6/26 0:14
せっせああああ自由詩2*11/6/26 0:13
キスのうたTAT短歌311/6/26 0:03
なんで詩を綴るんだろう?自由詩411/6/25 23:50
ブンカー兄弟salco自由詩6*11/6/25 23:44
心地よい光を求めて / 陽だまりに眠るbeebee自由詩1011/6/25 23:02
ただ、流れてゆくものは行先を見ないホロウ・シカ...自由詩1*11/6/25 22:52
墓標ゆえ自由詩3*11/6/25 21:51
デイビッド 銅領域6自由詩111/6/25 21:32
真夜中の遊戯高梁サトル自由詩411/6/25 21:29

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