<種類別> アイスクリーム(自称)
<体脂肪> 22.0 %以上
<内臓脂肪> そこそこ
<原材料名>
  怠惰、臆病、猫背、妄想、未練
  安定剤(貧乏ゆすり)、乳化剤(溜息)
   ...
道をしへ山の小川の調べかな










{引用=※ 「 道をしへ 」とは、「 はんみょう 」の事である。}
  母親が
  朝食を作る途中で氷になっていた
  フライパンと
  目玉焼と
  五十二歳の痩せた体が
  透明なものでひとつに包まれていた



  トイレの戸を開けると ...
ピリピリとした緊張感
ジリジリとした外気圧
タラタラと落ちる
粘度の高い汗
ズブズブ沈み込む
液状化したアスファルト
ユラユラと揺らめく
水蒸気の先の遠景は
妖怪の吐く息 蜃気楼
...
こんにちは
ウンコちゃん
私がママよ

こうんちは(ウンコだけに〜?!)
ウンコちゃん
あなたのフォルム
その威圧感
まろやかなニオイ
はじめまして
私がママよ
お願い
ウンコ ...
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ではない 言語の 視覚と聴覚 行き

走る ド ミ ソ 木を割ったように

暁の方向へ 触れながら 寄せては返す波

九字 在 でやっと  ...
映画館で私は単なる映写幕にすぎない
光と影は私の皮膚の上を交互に駆けめぐり
さまざまな色彩で躰じゅうをなめまわす 
しかしそのことによって陶酔することはない 
なぜなら光の舌先は皮膚にのみとど ...
雨は ぴーちゃんに 変えるぴーちゃんは 水に
水は からだに
からだは 木陰に 変える


ぼくは わたしに 変える
わたしは あなたに
あなたは きみに
きみは sheに変え ...
朝の熱を秤に載せ
水滴る夏の毛髪は
細い細い軌道を玄関に垂らし
陶器の騎士達は密かに出発する
天馬の透明な足跡である点々を
裸形の女の首筋にかすかに残して
朝露のさわやかな音のする火山灰に ...
未曽有の災厄のせいで

全ては灰燼に帰した

荒廃に阻まれて

再生までは長い道程が必要だろう

しかし

僕には一縷の希望が見える

新しくやり直すことが出来るんだ

...
残暑の厳しい、晩夏の午後だった。
暑さでぼんやりした頭を無理矢理働かせながら、せっせと黒板の現代語訳を書き写す。

ふと、窓の外を見た。

「――えっ?」

声に出してしまっていた。
...
夕闇の商店街は青かった

結局ぼくだけが好きな色だった

青い風景に外灯が白かった

夜の外灯よりもそれは美しかった
水で濡れたタイルに爪を立てるが、突き上げられる振動で到底姿勢など保っていられない、ずるずると崩れながら孕んだ言葉を産み落とす。バスタブは反対側だ、もう掴むものはない。後ろの人体とつながっている ... 智恵子は、東京には空がないという。

でも東京には、スカイがあるではありませんか。
あの光るのが隅田川。
あの高みで、空を指さしているのが東京スカイツリー。

ここは、あなたの生れたふるさ ...
生ハム一枚掴んで食べる
ブラックニッカで喉を潤す
聞きなれない英語の歌を子守唄代わりにして
眠れぬ夜の暇潰し

昨日は可笑しな夢を見た
俺は目撃者で彼女は人殺しだった
彼女は黒服と一緒に ...
おかあさんも
おばあちゃんも
ひいばあちゃんも

おとうさんも
おじいちゃんも
ひいじいちゃんも

命をつなぐために生まれた

まだ名もない
こどもも
まごも
ひまごも

...
手にはナイフだけ
俺の掌には何にもない
頭の中には理想があった


だけど いったい ああ どこで
死んだ自分を一人で描いたのだろう
フェザーの夜の奥底に
雷鳴が降り落ちてくる
身をよじる小動物の声
愛を交わす偽善に吹く風

誰しも時計の針の非情に
凍える気持ちを抱いているのではないか
理解されたいと願いながら
理解 ...
クリ返シ、クリ返シ
とつぶやいてみる
くり返すというわけではないのだ
名状シガタイモノ
匂い、のようなものだろうか
苦しげなうわごとだ

夏が来たのだ
夏の匂いがしたのだ
まもな ...
貴方の
書いたものに
触れると

エロティックな気持ちが
じわっとする

冷房の効いた部屋で

素肌に
猫を抱くように

太陽の匂いのする
真っ赤なトマトを
果汁が滴るのも ...
あなたの 一言で
浮かぶ 情景

風情が 有るね
夏になると 
風鈴 チリリ

虫の声と 相まって
か細く けれど
心には 強く 響く

江戸風鈴の
番組を 見ていた

職 ...
さよなら青春

さよなら独身

さよならピーナッツ

さよならタイガース

さよなら水戸泉

さよならヤングジャンプ

さよなら波動拳

さよならナディア

さよならさ ...
もし僕が今夜悲しく死んだなら
すこしぐらいは
君も笑うか


































...
不思議なくらい人通りの途絶えた
日付変更線を待つ中央道路で
鮮やかな羽のカラスたちが
産業廃棄物で空腹を満たしている
表沙汰に出来ない雨みたいな空気
ゆっくりと ...
『死ぬな!』の一語を
















吠えさせるのは人間



吠えさせられるのも人間


...
たくさんの花房よ

花房よ

たくさんのこころよ

こころよ

たくさんの花房よ


ひとりじゃないとぼくに教えた

あなたにどれだけ傷つけられても

こんどはぼくの番なのだ

ひとりじゃないと伝えて ...
あなたがはしごを外してきた

ぼくがそこから落ちずにいるのは

愛なのか意地なのか


エヘンと黄と茶と黒の顔をして

ぶっとい緑の背を見せて

おおきな葉っぱで

おいでおいでをしておいて


あな ...
楽しいのもぼくひとりきり

悲しいのもぼくひとりきり

宇宙の

太陽系の

第三惑星の

そんな炭素の塊の

土くれみたいなぼくだった

守れるのはぼくひとりきりしかいないと思った

傷つけるのもぼ ...
7年まえもそうだった

心がわりにはじかれて

ぼくは駅の構内で

ひとりぼっちになってしまった

拒否すれば現れる

注げば閉じられる

ぼくはこんなに幸福なのに

7年 ...
秋が好きだ。
それも秋と冬との境目のような、晩秋、とよばれるその季節が、好きなのだ。

とりどりに彩られた秋がおわる頃、色彩は透明へと収束してゆく。
だから、冬はあんなにも透きとおっているでは ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
僕はアイスクリームから生まれたnonya自由詩24*11/7/16 17:11
道をしへこしごえ俳句1*11/7/16 16:47
草野春心自由詩2*11/7/16 16:25
外気圧……とある蛙自由詩1111/7/16 13:51
こんにちはウンコちゃん花形新次自由詩2*11/7/16 13:41
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・益子自由詩011/7/16 13:11
映画館で私は非在の虹自由詩2*11/7/16 13:10
sheズー自由詩0*11/7/16 13:06
ぎよ自由詩011/7/16 11:39
明日を信じてジム・プリマ...自由詩3*11/7/16 10:23
夏に降る雪aria28...散文(批評...011/7/16 7:40
夕闇の商店街吉岡ペペロ自由詩211/7/16 7:10
聞こえない谷へゆきたい榊 慧散文(批評...411/7/16 6:41
東京の空yo-yo自由詩7*11/7/16 6:03
生ハム只野亜峰自由詩011/7/16 3:56
Happy Birthdayまきび自由詩111/7/16 3:14
ある日の町田で番田 自由詩111/7/16 3:11
可能性瀬崎 虎彦自由詩111/7/16 1:34
異邦人の夏シホ.N自由詩411/7/16 0:30
エロティックな森の猫自由詩9*11/7/16 0:21
風鈴チリリ藤鈴呼自由詩2*11/7/15 23:54
永訣の歌加古川少年自由詩111/7/15 23:22
デトロイト・ブルースTAT短歌3*11/7/15 23:11
なにとなににさよならを告げればいいホロウ・シカ...自由詩2*11/7/15 23:04
此の世でいちばん不幸な死に方で死んでほしいTAT自由詩1*11/7/15 22:55
たくさんの花房よ吉岡ペペロ携帯写真+...211/7/15 22:54
意地悪な向日葵携帯写真+...411/7/15 22:41
炭素の塊携帯写真+...411/7/15 22:34
冷たい夏自由詩111/7/15 22:26
うぬぼれaria28...自由詩311/7/15 22:05

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