白昼 女である私は童貞の硬いペニス
ト なって近松の町にたつ 
すべての人に向かって存在理由を述べる すなわち 
私は恋人を待っている!のである 
ト 待たされる時間は私の頭部を透明な体液であ ...
  真昼
  一人の男がテトラポットに座り
  何か岩石のような物を
  サンドペーパーでごしごし研いでいた



  これは私のポエジーです
  問いもしないのに男は言う
...
この海
この冬の海
あの時は夏の海

友人の死を悲しむまま
私の真夜中に車が走って行った
ヤンキーと私たちだけが
盆の海の駐車場に座っていた
彼女だけは遠くを見るように
立ったま ...
そこに生きているひとがいる

ベストを尽くそうとしているひとがいる

最悪を想定しながら

未来を信じて

そこに生きているひとがいる


俺はひとつになりたいだけだ

ひと ...
仄暗し雲のわき出る泉かな オッパイの
先端から
夢の世界は
広がって
白く眩しい
Tシャツに
ポッチの影が
浮かんだら
僕のアレクサンダーも
目覚めます

オッパイの
先端から
生きる希望が
湧いて ...
僕は僕に必要なものを探して夜の帳の向こうへ旅立ったのだ。
冬山の上の祠にしゃがんでいると、尻の底から冷えてしまったが、
震えているのは僕だけではない、町にちりばめられたフォトンたちもだった。
神 ...
楽になるから
死ねばいいんだ


仕事なんて やめればいい
人は皆 死にたいんだ
きついなら休めばいい
辛いなら泣けばいい
苦しいなら立ち止まればいい
ダメな時は無理しなければいい

君には少し
自分と二人だけになる時間が
必要なんじゃあないか?
大好きなあの人のこ ...
確かめながら傷ついて
もう眠りたいって口癖
つかれきった憧れのしわを
今日ものばして額に飾る

寛大な理想
すきなようにいじってた
ちゃんとわかってるさ
だれかがみつからないだけ

...
町外れの自転車置き場で働くじいさんの
親指をなくした手が あの日人類を救ったように
謎のツールを操るその手が 近く世界の危機に歯止めをかける
右の輪と 左の輪を
ゆっくりと 近付ける

磁石のように 反発し合って
上手く 絡み合わないけど

元は 同じ 光の輪なんだ

算数の時間は 良かった
1+1=2

これに 疑問 ...
... 月がのぼっている
星がまたたいている
こんな僕らの夜に
産ぶ声が聞こえる

こんな夜に生まれる
抽象画
バラード
星座
ジンのカクテル

こんな夜に
僕らは起きてる

...
地震がおきて

心配でなんども電話した

返事がなかった

ぼくは車のなかで号泣した

あなたが死んだら

きっとそうなるように

ぼくは車のなかで号泣した

あなたは死んだのだ

あなたは死んだのだ ...
最近、言語のちがいとそれによる文化のちがい、
あるいは文化のちがいによる言語のちがい、なのかもしれないが、
そういうものに強く興味をもっている。

例えば何か作業が終わると、日本語話者は『終わ ...
じぶんの柔らかなところや

じぶんの弱いところを知ってしまったひとを

それでもいいのだと教えてくれたひとを

うしなってしまったら

僕はどんなふうになってゆくのだろう


七年まえから

六年くら ...
give your love,

take your love.
泣いてるけどさ
君もどこかで泣いてるのかな
そんな想いさえ届かない
空は配達なんかしない

願い事だけ
かけられて星は重そうに
震えているから
笑っちゃうね
同じ数だろう人びとの数
...
その部屋にはいつもオイルやら何やらの匂いが立ち込めていて、昼間でもどことなく薄暗いような感じで、
……でも、なぜだかその部屋がすごく愛しいのだ。

3階のいちばん端っこにある、私の大好きな。
...
芝生の蒸す匂い

それだけでも白ご飯三杯食べれた

なにもない場所にボールと棒をもって

なにもない世界だからゲームを続けた

愛を貫く意思を固めた

なにもない場所におまえと俺だけで

なにもない世 ...
わたしたちふたりは

この世の中で

世界中どこをさがしても

歴史上

未来もふくめて

いちばんお似合いだった

どこでボタンを掛け間違ったのか

それとも最初から
...
疲れ果ててしまった初老の男と
似たように疲れた女の
話を聞いてみることにした
それはとても
たわいのない話で
海苔せんべいをかじる間に
忘れてしまってもいい話である
それを
聞いてみた ...
いつかまっすぐな塔を建てる日の為に 
目の前に、一つの石を置いてみる 
一日という空白の舞台に 
せめて、身の丈程の石を積み上げよう 

一日々々、飾らぬ私であるように 
百日、等身大の塔 ...
初めて飛行機に乗ったあの夜 
浮かび上がる機内の窓から眺めた 
地上に{ルビ煌=きらめ}く星々 

僕はしばらく、忘れていた 
あんなにも 
不思議な場所にいたことを 

標高3500 ...
{引用=七月○日は妻の誕生日です。プレゼントはジュエリーボックスです。エナメルとビーズのちりばめられた、小さいけれどかわいらしい蛙の王子がついています。この日ばかりは、その蛙のように、妻にかしずいても ... ガタガタとトラックが通った

    スイスイと乗用車も通った

        ヨタヨタとひとかげも通った

フラフラとものかげだけは消えた
    いとおしげに・・・・・

ダイ ...
白っぽい水いろの空に

うぐいすの歌声が聞こえます

どこで鳴いているのでしょう

炎天のぼおっとした意識に

うぐいすの歌声が聞こえます


声変わりまえの

無垢のいのち ...
                 110716


ギと鳴く虫か
やりかけの画像が
ぎごちなく
振り出しに戻ると
好くない知らせが
虫の息で横たわっている
凡人には感じられない
寂 ...
<種類別> アイスクリーム(自称)
<体脂肪> 22.0 %以上
<内臓脂肪> そこそこ
<原材料名>
  怠惰、臆病、猫背、妄想、未練
  安定剤(貧乏ゆすり)、乳化剤(溜息)
   ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
近松門左衛門の町非在の虹自由詩1*11/7/17 10:07
研ぐ男草野春心自由詩2*11/7/17 9:48
二十歳の夏長押 新自由詩1*11/7/17 8:54
あしたの理由吉岡ペペロ自由詩311/7/17 8:51
こしごえ俳句011/7/17 6:59
オッパイの先端から花形新次自由詩111/7/17 3:52
括った髪の分だけ、返して掌渡邉建志自由詩3*11/7/17 2:50
夜の闇番田 自由詩011/7/17 2:03
明日になれば忘れるからさ鳴海自由詩111/7/17 1:42
言い訳佐古自由詩211/7/17 1:13
救世主とろりす自由詩011/7/17 0:32
2つの輪藤鈴呼自由詩2*11/7/17 0:01
luceatTAT自由詩2*11/7/16 23:41
こんな夜にシホ.N自由詩211/7/16 23:30
号泣した吉岡ペペロ携帯写真+...011/7/16 23:25
ことばがちがう、ということについてaria28...散文(批評...311/7/16 23:12
助けて下さい吉岡ペペロ携帯写真+...811/7/16 23:01
It's only loveペポパンプ自由詩5*11/7/16 23:00
よくよく眠れ朧月自由詩311/7/16 22:48
piacerearia28...散文(批評...011/7/16 22:46
あるくだけで愛だった吉岡ペペロ携帯写真+...011/7/16 22:43
わたしたちふたり自由詩011/7/16 22:34
それは詩かオイタル自由詩6+*11/7/16 22:33
石を置く 服部 剛自由詩211/7/16 21:51
鳥になる 自由詩211/7/16 21:39
蛙の王子の宝石箱非在の虹自由詩2*11/7/16 21:19
日に日を曇らせて(七)信天翁自由詩011/7/16 20:50
炎天吉岡ペペロ自由詩311/7/16 18:39
擬宝珠あおば自由詩6*11/7/16 17:41
僕はアイスクリームから生まれたnonya自由詩24*11/7/16 17:11

Home 戻る 最新へ 次へ
3408 3409 3410 3411 3412 3413 3414 3415 3416 3417 3418 3419 3420 3421 3422 3423 3424 3425 3426 3427 3428 3429 3430 3431 3432 3433 3434 3435 3436 3437 3438 3439 3440 3441 3442 3443 3444 3445 3446 3447 3448 
6.88sec.