おかみさんぇ、お富さんぇ、
いやさ、これ、お富、久しぶりだなぁ。
そういうお前は。
貧乏神だ。
えぇっ。
東日本の災難から早や四月
今でも体育館で寝起きしている人がいるっ ...
きらりと日差しが
部屋に溶け込んだ瞬間にあなたは溶けていきました
さらさらと崩れおちたあなたを
美しいと思うだけの私です
あれから月日は過ぎたけれども
今も日差しの中で彷 ...
戦場
君の髪の毛を揺らす風は 何処から吹いてきたのだろう
僕らの涙はきっと 誰かが堪えた成分で出来ている
君が今吸い込む空気は 誰かが吐き出したため息で
少しだけ咳き込んだ君は 今日も元気 ...
ちのながれの中の
つぶつぶをかんじると
球をおもいうかべて
みずのながれへと変わる
ちの管
と
かわの管
がにていて
ちきゅうのいちぶが
ひとなんだろう
それでも
ちのながれの中 ...
少しだけ長い旅に
あなたに声をつれていくことにしました
それはずっと思い続けていたことで
あの夜の端で聞いた音も
連れて行くことにしましょう
ここに旗を
...
川のように
網のように
体液が流れる
私はあなたという太陽の
光を浴びて
生きる力を得る
一枚の葉のようなもの
でも体液の流れは
あくまで内に秘めなければ
なりません
裸に ...
なまえをつけようね
あなたの
たましいに届くように
大声で伝えるね
きっと
忘れないでね
なまえをつけようね
しだいに
それは漢 ...
穏やかな夜
時間が砂時計
澄んだ心
無我の境地
欲を捨て
時の流れに
身をまかせて
目をつぶる
息の音
吐いて吸って
時間が止まる
万物の愛を感じる
急いでって君の手をとって
駅の階段を駆け上る
発車のベルは鳴り止まない
このままこの階段で
いつか波音を聴きながら二人で眺めた丸い月まで
登って行くことは出来ないだろうか
お別 ...
抱かれてみたい
坂の上で、月を眺めながら
貴方の腕は温かいのだろうか
想像だけで濡れる瞳は
貴方にどう映る
溢れる滴りは、貴方の指を濡らすだろうか
ああ、感 ...
しょうがをすりおろす
わざわざ金のものを用意して
細く飛び出た繊維に
寄り添いたくなりながら
ぴりっと辛いわけじゃない
ぼやけているわけでもない
ちゃんと無言の私の
代わりに橋になっ ...
公園のブランコ脇で
おさなごが泣いている
おとなとちがって
大声で泣いている
わがままだろうと けんかだろうと
そこに罪はない
公園は森影のベンチで
若者同志が ...
宇宙に開かれた水の滴の
泥の堆積
火の木っ端に
夢が沈む
雲の破片の沈殿物 また水の滴
屋敷の塀の高さに隠されていた
思い出のくす玉が
ロートルな部屋に輝く
ミラーボールの乱反射 ...
まいにちカレーがたべたいです
皆が笑って暮らせますように
マックシェイクがのめますように
雨のち晴れ
ゴーカイジャーになれますように
仕事ができますように
ゴーカイ ...
皿は 大理石
アスファルト色に咲いた
滑らかな アイスクリーム
とろり
掬い上げる 瞬間に
ぽたり
エキスが 流れ出して
勿体ない…
小さく 呟く
ソースは どうしよう ...
生温かいザリガニが
真夏の都会を歩く
いたるところから車や人や
ラッパの音が聞こえてくる
そんな暮れ方である
炭酸水を買ってくるように言われ
下働きが走る
近道のフェンスを越 ...
はたらく人の手
大きな手
油まみれの
重みのある手
その大きな
たなごころで
わたしは撫でられ
育まれ
はたらく人の手
素敵な手
物をうみだす
魔法の手
岩のよ ...
好みの映画と心から感動する映画とは違う。
見たい映画といつ見たくなってもいいように、いつまでもそばに置いておきたい映画とは違う。
けれど、ボクにとってそれらをすべて凌駕するのが「メリー・ポピンズ」 ...
窓からの容赦ない日差しを受けて
何年か前を思い出したよ
あの頃はとにかく走っていた
長い廊下を全速力で
階段をひとつ飛ばしふたつ飛ばしで駆け上がって
いつも難しいことを考えて
...
私に友達はいなかった
だけど この思いが出ていく場所を探した
ああ それは なぜなのだろう
私は いつも 流れる街並みをさ迷った
*
意図された言葉ほど
その思いは誰かに伝わるものなのだろうか
...
最近、おなじ夢をよくみる。
岩場に立っている。そこからどこへも行けない。見下ろすと深い淵がある。とても飛び降りられる高さではない。踏みだせば死ぬ。死の淵だ。そのような岩の上に立っている。
以前にも ...
神の手が、空の光りをも覆い隠す神の手が、日本の空を隠した時には誰も気がつかず、あるいは日本人特有の気質のためか、誰も神の手を口にしないうちに、その手は日本を越え、ひとつの海に浸し、海面を撫でるよう ...
友達が風を捕まえた。
見せて貰うと
風は虫かごに入れられて
崩れないように
消えないように
中へ中へと
その身を渦巻いた。
見続けて感じた時間は
ほんの数十秒、
虫かごの隙間から
...
110702
能天気ノー電気だとビラ配る
天気雨電力不足は管轄外
平日は電気が不足足擦る
子育ても介護も知らぬ放射能
危険だと ...
受精で
創造されたもの
壁のない部屋が荒れ狂う大宇宙のはるか彼方を漂っていた
巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨巨 巨巨 あ 巨巨巨
巨大なたたずまいが四億の夜を硬化 ...
貴方のいない右側に
少しは慣れたはずなのに
携帯を見るように
気になる。
僕の心は空白だ
これから絵を描くように
絵の具を出して
色を混ぜている。
手持ちの札はそろった
後は ...
大陸に境があるように
海に海域があるように
わたしにもわたしの
ボーダーがある
あなたというボーダー
超えてはならない
神の領域
超え ...
気付かないうちに朝になって
気付かないうちに夜が過ぎてた
昨日の貴方はもういなくて
今日の貴方が動き始める
貴方をもっと感じたくて
夜の境目を探しました
...
永遠の新兵の手話だけが
僕らの塹壕に響いていた。
時計以外はある世界で
タバコは内臓をさらけ出してる。
クスクスと笑いあって、弾を分けあった。
訓練でしか言えない言葉。
嘘つきだか ...
力を信じる人
仲間を信じる人
明日を信じる人
僕達は
大きな葉っぱの上に
偶然落ちてきた
震える水玉
金を信じる人
言葉を信じる人
目に見えないものを信じる人
風が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
御新造さんぇ
A-29
自由詩
1*
11/7/3 1:31
花のない部屋
ロリータ℃。
自由詩
3+
11/7/3 0:47
戦場
itukam...
自由詩
1
11/7/3 0:17
げんどうりょく
中川達矢
自由詩
3*
11/7/3 0:15
late
madyaw...
自由詩
1*
11/7/3 0:01
葉脈
三条麗菜
自由詩
3*
11/7/2 23:57
たましいのなまえ
草野春心
自由詩
5*
11/7/2 23:39
凪
ペポパンプ
自由詩
2*
11/7/2 21:58
こいし
村上 和
自由詩
3
11/7/2 21:25
坂の上で、
ala
自由詩
1*
11/7/2 21:05
素麺の友
朧月
自由詩
1
11/7/2 20:58
涸れた羽根炭(十)
信天翁
自由詩
1
11/7/2 20:03
帰郷
……とある蛙
自由詩
5*
11/7/2 19:40
願い2011
トキハ スス...
携帯写真+...
4*
11/7/2 19:08
ベジタブル・ソース
藤鈴呼
自由詩
1*
11/7/2 18:01
都会の暮れ方
たもつ
自由詩
9
11/7/2 17:45
大きな手
シホ.N
自由詩
4
11/7/2 17:07
メリー・ポピンズ
乾 加津也
散文(批評...
5+*
11/7/2 17:00
廊下は走らない
るい
自由詩
2
11/7/2 16:20
セラミックブルーの葉
番田
携帯写真+...
1
11/7/2 16:00
夢の淵
yo-yo
自由詩
5*
11/7/2 14:10
シー
長押 新
自由詩
1*
11/7/2 13:48
風追っかけ
電灯虫
自由詩
6*
11/7/2 13:47
雷雲
あおば
川柳
2*
11/7/2 12:08
創世記 (生体反応の設計)
乾 加津也
自由詩
7*
11/7/2 11:16
右腕
ペポパンプ
自由詩
1*
11/7/2 11:03
『ボーダー』
あおい満月
自由詩
4*
11/7/2 10:24
朝に
一酸化炭素
自由詩
1
11/7/2 9:34
僕らが戦争をするなら
昏(ヤッカ)
自由詩
7*
11/7/2 9:12
よろめく水玉
nonya
自由詩
12*
11/7/2 8:58
3408
3409
3410
3411
3412
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
加筆訂正:
一神教
/
三上あず
[11/7/2 22:59]
「ばかもの」さまからのご指摘で変更させていただきました。(変えがたい→代えがたい)
風追っかけ
/
電灯虫
[11/7/2 13:53]
タイトル変えました。
4.33sec.