電気はちゃんとつけているか
テーブルは片付けてあるか
新聞はまいにち捨てているか
羽をぬらしてふるえていないか
冷蔵庫にはなにか入っているか
人間関係はうまくいっているか ...
どれほど歳を重ねたにしても
夏の終りは感傷的で
どこかしらか和太鼓を叩く音が聞こえてくる
リズムを刻んでいるようであり
生の在り様を現そうとでもしているのか
小刻みに
あえて無 ...
今回、日本エロジジー党代表選に
立候補いたしました
道玄坂源一郎です
チェリーボーイです
好きなお酒は芋焼酎です
私、道玄坂源一郎はその名の通り
茨城県は坂東市で生まれました
別名、 ...
ここは、テーマにそって詩を書くところです。
― 決まり事 ―
1.部員を募ります。
部員は勿論、現代詩フォーラムの人なら誰でも入れます。入りたい方は ...
濡れる針葉樹林
ひいて、ひいて、
灰色の空にサラ砂を流して
よせて、よせて、
濡れた針葉樹林
すべる、すべる、
シュラリモン・キン
シュラリモン・キン
キン・リ ...
押入れに入れられて
もうずいぶん長くなる
ときどき遊びに来るねずみに
爪をかじらせてやったり
みかんを潰したりしているうちに
骨の浮いた老婆になってしまった
これではいけないと思う
これ ...
そこに何があるのか
もう分かっています
見ないほうが幸せだってことも
それでも蓋を開けてしまうのは
貴方のどんな醜い姿も
この目に焼き付けておきたいからで
やはり 恋でしょうか
それ ...
お好み焼き、したいと思った。んで、さっそく朝から買物にゆくと、ジャスコもライフもイズミヤも近商もどこもみんな群馬産のキャベツだった。わざわざ手間と時間をかけて西日本の肉や野菜を関東方面へ出荷し、その後 ...
資長道灌
苦戦覚悟の
江古田の地
豊島一族との争いで
扇谷の上杉の
暗愚殿を支えながら
手薄な手勢で奮戦し
地の利時無く敗色濃厚
兵と逸(はぐ)れた資長が
巡り会えた黒猫一匹
尻尾 ...
もしかしたら自分はなにか
おっきな病気なんじゃないかって
決まる前から先のこと考えて、
あれしないとこれしないと。
今回ばっかりはきっと
テレビでゆう私に限っ ...
パンツの上から
下半身の匂いを嗅いで
一日の終わりを
ゆっくりと感じるのでした
仁王立ちの尻に押し付けられ
わざと熱くなるように
息をかけてやります
まるでケロロ軍曹のような尻は
...
走る子の背中に笑ってふと真顔 きっと見ていたわたしの{ルビ両親=おや}も
{引用=
育ててもらう子供の頃は、親に不満を持つこともあった。
いま、自分の子供を育てながら、思い出す。
...
僕の中に小さな女の子がいる
無垢な目に鋭さを湛え
頭には白い花のかんむり
僕の中に女の子がいる
僕は彼女に恋をしている
それは君じゃない
君 ...
人と人が出会うように
男と女が出会うように
心と心が
出会い
お互いに触れて
重なり
子供が生まれた
彼らはその子を心と名づけた
生まれたとき心は水のようで
差し込む光は透過しな ...
.
ここはもう揺れはしない
神々の住む丘に囲まれて
赤煉瓦と疏水の流れる大地
東からの旅人を穏やかに迎える
.
あなたのぬくもりに充たされ
た部屋ふいに目覚めるわたし
スクリー ...
林から叫び声が聞こえる
木を割いたような声である
お客は驚いて
あれは何だ
何が叫んでいるんだ
と尋ねてくる
いいえ
鶏を潰して
いるだけです
控えめに答えると
お客は安心した様子 ...
消失点眼球錯覚自らを見ることの叶わず而して虚像の鏡合せに自らを
斜門地獄マトリョシカ母達の柩
複頭の蛇キリストそが答開け放たれた幾千の剣時計
戦場の核の火花がバベルを包み最後の日われ ...
いつも自分を赦せなくて
だからせめて貴方に赦してほしくて
唯、赦されたくて
オーブンレンジが
動くときに聞こえる音に似たうねり
楕円的な渦巻きの軌道
高いところから落ちて破損した
もう聴くことのないCDとそのケースみたいな一日
テレビの ...
いいことをした人を教えてくださいと
先生はいいました
ほめるためにそれはありました
悪いことをしてはいけない
それは知ってても
自動的になる悪にはだれも抗えない
君が待ってるその場 ...
今なら変われる気がするんだ
空が青だったから
今なら変われる気がするんだ
空が青だったから
ただそれだけなんだけど
ちらっとだけ見た
ほんの一瞬優しく見えた
気のせいかな
涙なんて ...
水の
こぼれ落ちる音が、すき
みずしらず、な
はずもないのに
わたしはまったく
かなしいさかな
・
水が
なくのを
聞いたことがない
そのくせ
わたし ...
北に面した 小窓で
サーカスをみせてくれた 1翅の紋白蝶
南に開いた 大窓で
スクランブルを見せてくれた 一羽の野鳥
どちらも 一瞬だった
「生」の ...
あの温度のなかで
溶け合いたい
すなおな声出したい
それを聞き合いたい
溶け合いたい
あの温度のなかで
指が触れると濡れている
質問に頷かせて愛おしむ
...
萎んでいくゴムみたいに
消えてしまって
僕は煙草を
持て余してる
いや後輩にね
刺青させて下さい
言われてね
刺青だったら良いよ
って言ったんだ
価値など無いし
価格も無い ...
誘導された庭園で、不意の深呼吸。
どういうわけか
頂いた気分になれずにいた。
吐き出そうとすればするほど
それだけ加算されていってしまう。
吸い込み口としての宿命を捨てるための知恵が ...
慈愛に満ちた器の中で
小さな生命が動いている
朝陽浴びる日を
抱いてくれる愛の手を 求め
器の中で静かに開かれる日を待っている
慈愛に満ちた器の中で
小さな生命は逃げ回っていた
己を ...
しかし、W.K.も四回目を迎えました。
と、唐突に書き出しますか、という感じの四回目です。不評ですが、続けます。前回の「細々と」からさらに下方修正してみます。
さて、今回は少し趣向を変えまし ...
サマーウェイスティング
また 夏がめぐる
夏休みは
夏のお休み
ただ それだけ
街灯に蛾がへばりついて火をふいて
落下した
螢みたいに
蛾は脂を燃やして落ちていきながら
...
それでも星は羽ばたいて
ぼくを夜のそらへ 浮かび上がらせる
雲間からのぞく 朝のつぼみ
いずれは押し寄せる光のざんがいから
隠れているのに
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
きれいだよ
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/8/29 19:36
異心のひと
恋月 ぴの
自由詩
23
11/8/29 19:34
代表選演説
花形新次
自由詩
1+*
11/8/29 17:13
創書日和(二)
過去ログ倉庫
11/8/29 17:12
雨乞い
伊月りさ
自由詩
4*
11/8/29 17:08
帰れない
春日線香
自由詩
9
11/8/29 15:46
傷
きりはらいを...
自由詩
6
11/8/29 14:49
鏡の中にある如く
atsuch...
散文(批評...
9*
11/8/29 13:47
猫地蔵縁起
……とある蛙
自由詩
8*
11/8/29 12:54
もしもしも
サワメ
自由詩
1
11/8/29 10:59
毛の生えた尻
長押 新
自由詩
1*
11/8/29 10:44
きみの背中に
逢坂桜
短歌
2
11/8/29 8:43
箱庭の愛
草野春心
自由詩
6
11/8/29 8:08
心
rabbit...
自由詩
5
11/8/29 3:11
もう揺れはしないから☆
Giton
自由詩
3*
11/8/29 3:02
叫び声
春日線香
自由詩
4
11/8/29 2:49
無題
高濱
短歌
0
11/8/29 2:15
forgiveness.
れもん
自由詩
2
11/8/29 1:42
そしてあらゆるものが過ぎ去ったあとを
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
11/8/28 23:20
いいことをしよう
朧月
自由詩
0
11/8/28 23:12
君は死んだ
宇宙姫
自由詩
4
11/8/28 22:37
かなしいさかな
千波 一也
自由詩
6*
11/8/28 22:24
ペナルティー
信天翁
自由詩
1
11/8/28 21:48
あの温度のなかで
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/8/28 21:40
割別
ねなぎ
自由詩
1
11/8/28 21:33
ニューエイジ
yuugao
自由詩
3*
11/8/28 21:33
慈愛の器
洞野いちる
自由詩
4
11/8/28 21:18
W.K.第四回「低価格で買えるCD短評〜邦楽編第一弾」
たもつ
散文(批評...
2*
11/8/28 20:45
夏至
麦穂の海
自由詩
4*
11/8/28 20:40
ひかりのかげ
四帰
自由詩
3
11/8/28 20:38
3404
3405
3406
3407
3408
3409
3410
3411
3412
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
4.32sec.