消えるばかりの閃きを
認め
音読する
透明な水が
トボトボと、こぼれ続け、
とぼとぼと、こぼれ続け、
見える
オトが
見える
音が
見える
見えるすべて ...
ヒトには
ふたつの種が存在する事を知った
無茶が出来るヒト
無茶が出来ないヒト
俺は
自分が無茶が出来ないヒトたることを
毎朝のように嘆き
この歳になって
後悔する ...
はしりだす
君の姿を目で追う
ぼくのみみを
覆っている伸びすぎた髪が
ひかりよりもはやく
トラックを巡る
しなやかでかろやかな
筋肉の結び合う
きみのかたちになる
きみのかたちに ...
伸びかけのあなたの髪に指を通して
これ以上の幸せはないと思った。
絶対にないと思った。
しらべ しらべ
まわり めぐりて
メビウスの知恵の輪ぐるぐるり
二丁目の角を曲がって十字路を右に行った先の小綺麗な喫茶店の階段を登っていったら
あの子が笑いながらぼくにウィンクをしていつ ...
しあわせか?
しあわせですか?
あなたいま
しあわせならば
...
あの人と、付き合いだしてから、
運が、上がったか、
下がったかといえば、
元々がひどかったため、
けっして下がったわけではないのだけれど、
やっぱり、上がったわけでもない。
今日も ...
車が停まっていた
昨日停まっていた車とは
色も形も違っていた
昨日は駅前に停まっていたのに
今日は公園の近くに停まっていた
乗っている人の容姿も性別も
まったく異なっていた
...
...
さかしま に
決壊した真昼の
いっさいの裂け目に
わたしたちの、崩落した
白い希み
が、滴り
直立した灰、の
凪いで 碧さ
のきみは 等しく
舗道に轢かれて
いる
* ...
開催期間 2011年3月4日(金)〜8日(火)
参加方法
・開催期間中に自作の批評を投稿する。
・期間中に開かれるリアルタイム会議室のイベントに参加する。
(ルール)
・題名の ...
空
高く
立ち昇る
この間は
楽しかったよ
おみやげ
喜んでくれて
本当に嬉しかった
空
半ば
薄れゆく
母さんから
あのネックレス
少し前に貰ったんだ
つけて ...
何もない夏休みが始まる
何も起こらないし
学校ももう辞めちまった
僕はニート この世の敗残者
家で一人で音楽造っている
外からは蝉の鳴き声が聞こえる
何もない夏休みが始まる
僕はニート ...
雨に降られてあきらめた頃 ぼんやり鳴き出すあまがえる
太ももを豪快に吸う蚊はいずこ せめて生んでね玉のよな子を
汗をして坂道登り妻と共伝道奉仕の文月に入りぬ
電気店扇風機をあれこれと昔に比べずいぶん安い
紫陽花の水無月去りて妻の庭夏の草花春に敵わぬ
青いカラスがスパンコールをふりまく正午
哲学的な墓標がひとつかき消される
なにものも振り向かない
なにものも帰らない
卵殻めいた夜の翼を遥か彼方に望み
ガラスの帆船は破壊される
量子論的な ...
馬鹿と呼ばれて
夫は酒瓶を叩きつけ
妻はヒステリックに叫んだ
馬鹿と呼ばれて
有名人は会見を開き
一般人は参考書を買いに走った
...
すぐに俺の性質によって打ち消されるそれを、ただひたすら肯定されてみたい。肯定されたい。ずっと肯定していてほしい。「肯定してほしい。」口に出した事はない。しかしずっとそう思っている。
肯定され ...
遠い昔の縄文の
汚物の塚を保存する
歴史保存の尊さか
ヒマラヤ杉に隠された
世界規模の気候変動
遮光土器は本当に
差し込む闇が横一線
土塊(つちくれ)の中から捻り(ひねり)出 ...
咲いてた 道のすみっこで
少しだけ みれた
ひまわり 笑っていた
わたしを わらっていた
夏がきてるよ 何してんのって
ひまわ ...
空白にかえっていた
天使のことばが
一文字が
けむりがしみる、瞼を
とじると、裏側に
引っついていた
教会にいく日曜日に
父さんからくすねて
おいた煙草に火をつけた
「ぼくはあな ...
いつかのビデオカセットテープを
君が夢で見ていた
くだらないたわいない歌を
酔っ払って陽気になった
調子っぱずれで
何これ?ww
何言ってんのかわかんねえww
おまえ、よだれwwww ...
空の横顔を
私たちはながめている
空はいそいでいるから
いつだって横顔
髪がさらさら雲になり
息がたなびく風になり
通りすぎたあとは
しっとりと夜になる
なにも言わぬ横顔の ...
133メートルの高さから毎秒1トンの水が落下する那智の滝。その天水が流れ込む海のあたりに温泉がある。
太平洋に向かって大きな口を開けた洞窟の風呂。忘帰洞という名前がついている。
目の前の岩礁で砕け ...
ホッチキスでそこかしこ、ぜんぶ
とめてしまって
空気穴だけ用意して
わたしの世界はありました
かまきりのたまごをみつけたんです
虫が嫌いなので水に沈めて
そうしてたまごは全滅してし ...
いつも生きていると
私は… 言葉もなく
ああ 良かった… 生まれてきて
そんなふうに… 私は 何故か
ぼんやりと そう思える
感謝や感動を感じる涙を、
僕は君にあげてるだろうか。
謝罪や恐怖を感じさせてる涙を、
僕は本当は見たくないんだ。
だけど、君はそっと涙を流すんだ。
僕に気付かれないように。
あ ...
ややもすれば返り血を浴びていた。返り血といったって、別段ぶっそうな話じゃなくて、たった今僕の目の前で弟が鼻血を出したのだ。鼻血にしてはなかなか見事なもので、僕の後ろの真っ白な壁が真っ赤に染まった。危う ...
減光の刹那から始まる気狂いをなだめる為の契約が必要、ショット・ガンが脳漿を撒き散らす幻想、不精の爪で肌を掻いて俺の身体は赤線だらけ、叫びを選択しない衝動は、そう、綿雪のように静 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ベートーヴェン
小脳
自由詩
2
11/7/7 0:31
無茶が出来ないヒトが叫ぶ
御笠川マコト
自由詩
1
11/7/6 23:33
風
瀬崎 虎彦
自由詩
1
11/7/6 23:05
7日
こきたきせ
自由詩
3
11/7/6 22:41
螺旋
たそがれ龍生
自由詩
3
11/7/6 21:51
オリンピア
TAT
短歌
0
11/7/6 21:17
さげまん
はだいろ
自由詩
5
11/7/6 21:15
模範回答
たもつ
自由詩
1
11/7/6 21:08
スペシャル・ナイト
TAT
自由詩
2
11/7/6 21:04
海へと
DNA
自由詩
2
11/7/6 20:53
第5回批評祭!!!!!
過去ログ倉庫
11/7/6 20:07
煙
りり
自由詩
1*
11/7/6 19:58
敗残者
yamada...
自由詩
2
11/7/6 19:26
夕雨
kawaus...
短歌
3
11/7/6 18:58
かゆい
〃
短歌
3
11/7/6 18:55
夏は来ぬ
生田 稔
短歌
1
11/7/6 18:53
自動記述
ぎよ
自由詩
1
11/7/6 18:19
馬鹿と呼ばれて
草野春心
自由詩
1*
11/7/6 18:18
ある燃料
榊 慧
散文(批評...
4
11/7/6 15:38
土塊(つちくれ)ー縄文3ー
……とある蛙
自由詩
9
11/7/6 14:01
ひまわり
ポー
自由詩
3*
11/7/6 13:39
反転
ズー
自由詩
3*
11/7/6 13:20
波
真坂木
自由詩
3*
11/7/6 11:07
空の横顔
朧月
自由詩
1
11/7/6 9:50
帰るところを忘れて
yo-yo
自由詩
3*
11/7/6 5:50
たまご
c
自由詩
3
11/7/6 4:53
人間の一人
番田
自由詩
1
11/7/6 2:42
あたたかい涙。
狠志
自由詩
1
11/7/6 1:32
散文詩_110620.txt
もしゅ
自由詩
1
11/7/6 1:27
愚劣な牙のトランジスタ
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
11/7/6 0:33
3404
3405
3406
3407
3408
3409
3410
3411
3412
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3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
加筆訂正:
ナツ男
/
電灯虫
[11/7/6 0:41]
最後の一行を修正しました。
5.18sec.