避難所の 前でボールを 追う子供
     胸に咲くのは 撫子の花
傘の中
   みなうつむいて 
          探し物
ここにあるから
          そこにあるから


縁側につるされた風鈴を
さやかに押すその御手
彼らは海峡をこえてゆく海鳥の
滑空する翼の先端に生まれ
たたみで昼寝をする私の
ほほをなでて死ぬ





二人の間 ...
傾きかけた夕日に
静かに染められていく放課後の教室
たわむれあそぶ影法師たち
その風景からひとりひとりを
輪郭にそって丁寧にきりとり
ノートに貼り付けていく

ふるえる手で
間隔が
...
歯車人間壊れて物思ふ勿れ断頭台の先の花束

屈曲刑きりきり歩け捻子の縁関節の砕けて人形人間

鶏地獄身を埋め尽くす眼球より死を賜れよ先駈けの
展示室に靴音が高く響く
自分の存在を悟られそうで

どきりとする
僕は君を愛していた
初めて出会ったときからずっと
君が好きだった

もう君しかいないと思った
君のためなら死ねると思った
君のためだけに生きようと思った

でも君にその思いを伝えること ...
平凡な服を着て、平凡な食器で食事をする、くつ下にいれる足もいたって真面目、
それらをおしこめておく革靴も、
どこにでもありそうなドアノブをまわし、いつものところに鍵を置いて、アパートのむかい、 ...
俺は偏狭な人間だ友人も恋人も本当に一人も居ない
『遊べ』と言われても遊べない遊んだ事が無いんだ
遊びは罪悪だと教えられたそれで31年生きてきた
タイムカードを打つ事はマサシク命を売る ...
あまりにも友達がおらず、周囲からも冷遇されているので、ネットの掲示板に友達募集と書いた。これで友達が100人できるから問題ない。

自己紹介欄に、愛読書は「失われた時を求めて」、好きな音楽はワーグ ...
今日もとっとと定時退社して、
寄席に行ったら、
雨だしガラガラだろうと思ったら、
どっかの団体客で満席だった。
ふだん、落語なんて、興味もない客層なのは明らかで、
なんだか居心地が悪いなあ、 ...
...              110720

            
トコロテンでごはん
辛抱おし
半時ぐらいは
保つでしょう
お母さまは
まだお帰りにはならないのです
...
ぼろぼろになったっていいよ

しあわせになったっていいよ

自然をコントロールするために

知恵があるわけではない

台風一過の夕焼け空を見つめながら

かなしくてもあたたかかった

さびしくてもつな ...
ターナーの空のいろが好きだ

白くかすんだ

すこし黄ばんだ

ターナーのみずいろの空のいろが好きだ


いろはひかりだ

対象が拒んだひかりを

ぼくらはその対象のいろだと認識している

空が拒んだ ...
おそらく
今日という一日を
まめをつぶして過ごしてしまったのが
悔しくもなくて
誰のために
血を流していたのか

自分のために
なっていたらなあ
感嘆が漏れてから
夏の湿気につつま ...
桜咲く

時を忘れて

見とれてる
言葉の中を泳いでいた。
やがて小さな言葉に行くほかなくなった。
そこに潜り込まねばならず、感覚でしかないが引き寄せられたのち、言葉は残らず去ってしまった。
目を覚ますと、それでまた言葉の海が ...
予定があるなら
是非、教えてくださいよ。
そうすれば音量も上げられますから。

もちろんそれは同意の上でです。
きっと
あなたの同意も
わたしの同意も
似たか寄ったかでしょう?
いつものように眠剤を飲んで
眠りに就く前に
もう眠ったまま
目覚めない方がいいと思うことがある
そのくせ死ぬことに
たまらない恐怖を
抱いているんだよな

朝いつものように
抗精神薬 ...
  きみの洗ってくれた
  白いシャツ
  お茶をこぼしちゃったよ



  二つの椅子が
  笑っている
  名前もしらない駅で
  通過待ちをしているような午後


...
つつましい
緑に幹を染められていく桜の木から
舞い飛ばされた便箋は
アスファルトを焦がす日光で
降り続いた雨とともに入道雲になった

反射光の
ちかり、ちかりと眩しい海岸線が
潮の香り ...
……・・「垂直歩行」E難度
(前方三回転宙返り)B難度
(後方三回転一回半ひねり)D難度 …・

空気が薄くてことばが伝わらない 。
(…ヤー !タバコ吸ってもいいかなー… アレ ...
話をしてやろうと娘に言ったら
アンタの給料言ってくれたらいいわと
跳ね返された
数学が飛び抜けて出来る長女
俺は焼酎で喉を焼きながら
昔は柳に月に古い茶碗に
怖いモノ達が潜んでた
昼間は ...
魂を置き忘れたから
無為に待つ
僕は遠い昔に生まれ
すでに死んでいてしまいたかったな
神話は失なわれ
青空はなんにもない
空虚な哀しみに
剥げ落ちてしまった
今日の空を見上げると

夜の美しい闇も
ざわめきのライト ...
  死人の眼には
  海
  それは彼が
  最後に目にしたもの



  命をかけて成し遂げたいことが僕にはあった
  今は無い


光が爆発した
扉を開けると
そこはまるで別世界だった
今まで聴こえていた
懐かしい歌も
無邪気な笑い声も無い
時間は壊れて
だけどまだ生きていて
ようやく
ひとりぼっちだっ ...
カラカラと音がする 心の中が渇いているんだ
カラカラと笑っている
干からびた気持ちで 愛嬌をふりまいてみるんだ
誰に?
自分自身に
自分の周りの酸素殿とか窒素氏とかに
カラカラと音がする
...
必要なものがあった
俺だけは きっと そうだった
黒い車の中で
自分の信念を信じて唇を噛みしめた
心のチューニングをし続けた
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
サッカーガマパックン短歌011/7/20 23:59
無題短歌011/7/20 23:45
自由詩011/7/20 23:27
卒業自由詩311/7/20 23:26
無題高濱短歌211/7/20 22:58
靴音kauzak自由詩6*11/7/20 22:40
ケツ毛占い花形新次自由詩2*11/7/20 22:35
がちゃがちゃズー自由詩3*11/7/20 22:15
百姓一揆TAT自由詩2*11/7/20 22:04
常寓祥匿鳳凰定説6自由詩111/7/20 22:04
セックスと雑感はだいろ自由詩211/7/20 21:51
すっこんでろTAT短歌1*11/7/20 21:38
心星あおば自由詩13*11/7/20 21:19
台風一過の夕焼け空吉岡ペペロ携帯写真+...911/7/20 20:41
ターナーのみずいろ携帯写真+...311/7/20 20:33
肉を刺す中川達矢自由詩6*11/7/20 20:27
メガネ俳句011/7/20 19:31
The eternity is on the stove.長押 新自由詩1*11/7/20 19:22
同意の餌付けyuugao自由詩011/7/20 18:08
ため息だけはつかないぞ渡辺亘自由詩411/7/20 17:46
午後草野春心自由詩3*11/7/20 17:23
日記ガマパックン自由詩211/7/20 17:16
連想ゲームアラガイs自由詩2*11/7/20 16:36
肝試し田園自由詩211/7/20 15:50
瞑想れもん俳句211/7/20 12:18
遠い昔に死んでいてしまいたかった。折口也自由詩511/7/20 11:53
草野春心自由詩211/7/20 9:11
itukam...自由詩311/7/20 7:55
椅子の上にも3年小藤自由詩211/7/20 4:38
いつも、好きでやっていることだから番田 自由詩111/7/20 2:25

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