わたしの帰る家は
スピルバーグのいない街角
宇宙人も出なけりゃ
悪いドイツ人も出ないのよ

わたしの帰る家は
コッポラの声のする街角
とりあえずマーロン・ブランドが
ちょっと怖いメイク ...
悩んでいる時
成長している時
飛躍的な成長を遂げる
使わないと脳味噌が腐る

TVを見るのを
禁止すべきだ
何も考えない
人間ばかりだ

世の中が堕落し
人々が不幸になる。
上 ...
『女は、
頭なんかどうでもいい。
おっぱいと声だぜ。』
という、C級洋画の脇役の台詞に、
ふむ、なるほど、とは思ってはみても、
それは、
若い子に限るだろ、という気もする。

彼女と、 ...
良質の音楽の
流れるラジオ
ありがちな詩集片手に
窓際座る

シュンタロウ氏は
宇宙人のようだ
リュウイチ氏は
格好いい酒呑み

マーシー氏は
詩をよむに違いない
ヒロト氏 ...
 夕暮れのとあるひとときに
 猥雑な風ふと浄化され
 街ゆけば影は晴朗に澄みわたり
 君の頬に紅の西陽染まりゆく

 かつて君は語った
 玲瓏な風佇む宵のこと
 清澄な空薄く張りつめて
...
プロ意識は 大切
物事に 明るい人が
近くに 居てこそ
安心 出来る

キッカケが 有って
通常が 通じなくて
有ったモノが 
無くなった


遠くで 
難しいことを
議論 ...
我命は
カゲロウの如き
いと儚きもの
すぐに壊れる

大切にしたい
繊細で
脆い
風の前の塵に等しい。

しかし命は
繋がっている。
だれにも
絶つことはできない。
べつだん躊躇ったりすることもなく
無造作に引きちぎった胸元のボタンを手渡してくれた

「ありがとう」

「礼なんていらないよ
こうするものらしいしさ」

恥じらいをみせれくれれば可愛い ...
しとしとと草木育む今朝の雨土のにおいや薫る緑や

雨粒の一つ一つが命かな青葉繁らす欅に寄りて

鉢植えの撫子が咲く曇り空誰かの思い知るも知らぬも
曇天の空より明(さや)か薔薇の花

五月雨や雫一つも世界かな

梅雨寒や長袖一枚はおる朝

五月雨や踏み石黒く閑(しずか)なり

外は雨燕の雛は餌を待ち

稲またぐ鷺の白さや五月晴 ...
状況は四年前とは変わってる
私はさだめの中に在り続けていて
星の位置は変わらずに
私は奥歯の隙間にはまっていたのか

始めた場所にはまた彼らがいて
終わりの場所はまだ見つけられない
あなたが
そばにいるだけで
ただそれだけでいいなんて


こんな夜はひさしぶり
  実りすぎたのだろう
  夕暮れ
  ぼたぼたと光は落下し
  夏の川に
  鈍く奏でられる



  水は鳴り
  子等も響く
  夏の川は
  ひとつなぎの譜面とな ...
ない花の
ない花言葉
曇と光に
隔てられる朝


あなたには誰もおらず
聞き耳をたて
鼓動はひとつ
あなたしか あなたにはおらず


雨の羽虫
水に映らな ...
触れていたいと願うこと
それはとても身勝手で


遠い神話の理を
踏みにじってしまおうか


交わらない視線を
僕は知っていた。


すれ違う空気は
混ざり合うの ...
僕はいつも下手くそだった
なにをやっても下手くそだった
上手くいかなかった
周りよりもずっと

昨晩おじさんが死んだ
僕の好きなおじさんだった
昨晩もう峠だって聞いた
明日見舞いに行こ ...
朝からチョークで
線を引いていた
家にチョークで
線を引いていた
夜に引いた線が
触れられたり踏まれたりして
薄く消えかかっていたからだった
ぴょんと飛び越えたり
軽く跨いだりして ...
             110704


時間はいつでもその時独自の意味を放ち、代わりなどあろうはずもないのだけど37年ぶりに「電力使用制限令」が発動され、15パーセント節電しないと罰金を ...
非常事態の対処に必要なのは
きちんとやるとか
しっかりやるとかではなく
明確な優先事項の提示と
現実的な達成手段の手配だ

それに気付こうとしない人間が
己の無能を認めたくがないために
...
歴史的モジュールの
中にある形骸化した城には
赤い血が残された

飛び散る悲惨さ

私を忘れた王が
「あなたがた・・・」
と叫ぶ

「あなたの中に何もないだろう」
...
そいつは僕の眼をじっと見つめ
/媚を売るでも無く
/何か一言言って僕の歩く先を
先回りしてしっぽを立ててステップを踏む
/石畳の路地は濡れて光っており
/黄色く彩色された建物の壁面に囲まれ、 ...
Close your eyes.
Look upon the sky.
Close your hands.
Open your mouth.

You can see the dream.
...
月一で 友遠方より 来るあり わたしのなまえは ゆきえです
わたしは夏にうまれた ゆきえです
夏にうまれたのに ゆきえなのです
幸せと言う字に 恵まれたと書きます
わたしの半分は 冬にある 
そんなことを  ...
学生のころ帰省の旅費を稼ぐため、廃材の釘抜きのアルバイトをしたことがある。
真夏の炎天下で一日中、バールやペンチを使って材木の釘を抜く。ただそれだけの単調な作業だった。

毎日、早稲田から荒川行 ...
死にたいと思う25時
小さな粒が螺旋に見えて
冷たい空気の様な何かを
強く揺らしてる

どうでも良い様な今を
凄く丈夫な何かで繋いで
逃げられないように
逃がさないように
じっと見張 ...
グレープフルーツ搾るなら
男の子つれてきたってだめよ
女の子を抱くような強さでね
って
言ってもわからないでしょう?
手こまねいて
おいでおいで
肩に蝶
縦スジ
揚羽
夜に光る

ひろげて
とじて
目で楽しむ
瞬き忘れるぐらい
凝視して
最後に
掴みたくて
君を
握ってしまう
絶頂掴 ...
すこしずつ失いかけている
じぶんのもの
だれかのもの
時間
神経
ほね

すり減らし、こそぎ落とし
さいごには糸になる
糸くずで
とんでいく
どうとでもかまわない


何 ...
意味を群青の空へ溶いていた
遮られて強くなったわけではないが
考えて足を踏み出すようになった
緑色の月が煙越しに見えている
感覚を板ガラスに這わせれば
素肌よりも重い真鍮の夜に
編上靴が雄 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ひとりジョーズ花形新次自由詩411/7/4 21:47
堕落した地球ペポパンプ自由詩2*11/7/4 21:31
女は頭かおっぱいかはだいろ自由詩511/7/4 21:27
ラジオと詩集と窓際とシホ.N自由詩7*11/7/4 21:06
夕暮れに夜雨自由詩211/7/4 20:25
遠くで藤鈴呼自由詩2*11/7/4 19:35
カゲロウペポパンプ自由詩2*11/7/4 19:35
第二ボタンのひと恋月 ぴの自由詩2011/7/4 19:12
梅雨の街蒲生万寿短歌011/7/4 18:56
梅雨俳句1*11/7/4 18:50
_真坂木自由詩211/7/4 18:13
つる自由詩011/7/4 18:12
夏の川草野春心自由詩4*11/7/4 18:03
ひとり ひびき木立 悟自由詩411/7/4 17:30
君と林檎、ナ ヲ ト自由詩211/7/4 16:02
蛍は消えた竜門勇気自由詩1*11/7/4 16:01
チョーク長押 新自由詩4*11/7/4 15:50
かけがえのない時間あおば自由詩2*11/7/4 15:33
鏡に映るもの眠り羊自由詩011/7/4 14:22
無題吉澤 未来自由詩211/7/4 12:50
野良猫その1……とある蛙自由詩8*11/7/4 11:14
hopeペポパンプ自由詩1*11/7/4 10:57
一酸化炭素川柳011/7/4 10:56
1/2るるりら自由詩12*11/7/4 9:37
釘を抜くyo-yo自由詩17*11/7/4 6:32
「僕」と言う病気逆鱗社長自由詩011/7/4 4:17
ジュースはるな自由詩011/7/4 2:44
悶々秋也自由詩011/7/4 2:42
110704唐草フウ自由詩7*11/7/4 2:17
強情瀬崎 虎彦自由詩111/7/4 0:21

Home 戻る 最新へ 次へ
3406 3407 3408 3409 3410 3411 3412 3413 3414 3415 3416 3417 3418 3419 3420 3421 3422 3423 3424 3425 3426 3427 3428 3429 3430 3431 3432 3433 3434 3435 3436 3437 3438 3439 3440 3441 3442 3443 3444 3445 3446 
4.81sec.